オナニーをするのはいつ以来だろうか。
血管の浮いた肉幹を筒状に形作った手で上下に扱く。自らの手のひらで作った即席の穴の感触は本物には勿論のこと、
建太自身も最初はそう思っていた。最後に自ら慰めたのはもう随分と前、しっかりとは覚えていないが半年以上前のことだったような気がする。
肉棒は既に血流量が増加してパンパンに膨らんでいた。それを上から下へ、下から上へと往復し続ける子供騙しな擬似穴。女に困ることのない今の建太が自家発電するその姿はどこか侘しいものがある。
「あぁ……はぁ……はぁ……」
しかし、その自家発電で建太は喘いでいた。少しとはいえ、鈴口から透明な液が漏れ出ているのが建太が感じている証拠だ。
「はぁ、はぁ、はぁ……あぁ、あ…………フレア……!」
節くれだった指で作った筒に投影していたのは同業のライバル企業の社長の肉壺。数万人に一人しかいないという非常に稀少であり、そして並大抵の男ならば三十秒程度で射精させてしまう名器。
今の建太でも二分保つか保たないか、という類稀なる搾精能力を持つそれの感触を記憶から引き出すことで、単なる自慰であっても射精に導くことができるようになる。
「あぁ、
びゅびゅっ、と上に向かって飛び出す精液。その量ですら一般的な成人男性のそれを上回るものであるが、しかし本物に
所詮、本番行為に大きく劣る自慰行為。
そう理解していてもなお、それに手を出してしまうのは、フレアの膣の感触が衝撃的で忘れることができないモノである証左だった。
かなけんに雇ってもらった恩や、彼女らの身体とそれを何度も天秤にかけてしまうくらいには。
勿論、呼び出しさえすればフレアとの性行為は簡単にできる。あの麻薬的な肉壺の感触を味わうこと自体のハードルは低いだろう。
だが、フレアは建太を自身の建設会社へ引き抜こうと画策している。またセックスしようとすれば転籍を勧誘してくるのは明白だ。
またあの肉穴に挿入し、抽送しながら勧誘されたら次は断り切れる自信がない。快楽で塗り潰されて働かない思考のまま、なし崩し的にしらけんへズルズルと引き摺り込まれていってしまいそうだ。
今の建太はかなけんへの恩とフレアの極上マンコとの板挟みになっているのだ。
「ハァ……ハァ……」
手にべっとりとついた精液をティッシュで拭き取り、それを丸めてゴミ箱に放り込む。その中には既に十を超える数の丸まったティッシュが積み重なっていた。
経験人数が十人に迫るほどの性豪となった建太がこれだけ自慰をしていること、それがフレアの身体への渇望を如実に表している。
ペニスは全く萎える気配がない。
「明日、三人にまたヌいてもらお……」
同僚と社長の顔が浮かんでくる。
三人を裏切っているような気がして申し訳ない気持ちだが、それで性欲が鎮まるわけではない。
それに、三人だって魅力的な女達だ。特にかなたは潮噴き体質な上に三点俵締めという名器の持ち主でもある。身体つきこそフレアに遠く及ばないが、かなたも滅多にいない名器持ちである。
だから、かなたの身体で、AZKiの身体で、クロヱの身体で、このモヤモヤとしたムラムラを鎮めてもらおう。
オナニーするのはここまで。
建太はそう決心し、丸出しにしていた下半身にボクサーパンツとズボンを履かせた。
まだ勃起はしていたが、その性欲を気力で抑え込んでその日を過ごす。
明日は週の始まり月曜日、つまり出勤日だ。
◇
元気に朝勃ちする愚息を宥めすかし、落ち着いたところで自宅を出る。いつも通りの道、いつも通りの通り、いつも通りの駅、いつも通りの乗り換え、いつも通りの下車。
いつも通りの出勤路を歩く建太。片側三車線の広い通りだが、左車線だけはいつも路上駐車している車で埋まっている。単なる迷惑駐車の乗用車もあれば、どこかの企業の営業車、近くのコンビニへ弁当などの商品を納品中の小型トラックもいる。タクシーが一台、客を乗せて走り去っていった。
そんな中に一台だけ、黒いワンボックスカーが停まっていた。フロントガラスと運転席、助手席のガラス以外はスモークが貼られており後部座席の様子は外からは見えない。単なる一般車だとしても営業車だとしても、どこか不自然だ。
どことなく気にはなるものの、建太はその真横を歩いて通り過ぎていく。
スライドドアが開く音がしたのはその時だった。
建太はそれに気づくのが遅れ──
ガバっ!
「んくっ!?」
突然、視界が真っ暗になる。
辺りの景色が全て消えて狼狽える建太。次いで何人かが身体に纏わりつき、手脚の自由を奪う。手慣れているか、あるいは綿密に計画を練ったかのように無駄のない動きで強引に引き摺り込まれていく。頭に何か袋のような物を被せられていることに建太はようやく気づいた。
「お、おいっ! なんだこ──あぐっ!?」
首筋に衝撃が走り、意識が薄れていく。
「ごめんねぇ、ちょっとだけ大人しくしててなぁ」
「ナイス手刀です、ころさん」
「早く車に押し込まないと警察呼ばれちゃうよ」
「分かってますって! 急いでここからずらかりましょう!」
そういったやり取りが聞こえたのを最後に、建太の意識は途切れた。
目が覚めると、建太はどこかの室内でソファに寝かされていた。
コンクリ打ちっぱなしの無機質な部屋に、このソファの他にもテーブル、書類棚、価値があるのかないのか分からない壺などの調度品が設えてある。
「あ、起きたね〜」
どこか気の抜けるような声がした。しかしその声は建太にも聴き覚えがあった。
身体を起こし、辺りを見回す。そして、この空間にはスーツ姿の女性が三人いることに気づく。
「やっほ〜、気分はいかがかな〜?」
その気の抜ける声の主は──猫又おかゆ。
同業者でもある泥棒建設の社長だ。駅前開発プロジェクトの説明会で会って以来だが、その独特の雰囲気はよく覚えている。今日はサングラスはかけていない。
その隣にいるいかにもシゴデキ女といったスーツの女性も知っている。おかゆを補佐する有能な秘書、鷹嶺ルイだ。こちらは腕を組み、不敵な笑みを浮かべて建太を見下ろしている。
そしてもう一人の女性は初めて見る顔だった。艶やかな長い黒髪、それになかなかの膨らみを持っている。しかしそれ以上に、彼女の雰囲気からは不思議と抱擁力や母性のようなものを感じる。
「猫又社長……に、鷹嶺さん……!? てか、一体ここはどこなんですか!?」
「あ、ここはね〜、泥建の事務所だよ〜」
ニヤァっ、とした顔を見せるおかゆ。それから彼女は建太との距離を急に縮めてくる。ラベンダーのような香りが鼻腔をくすぐる。
「ちょ、近いっ……!」
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃ〜ん、まあ手荒なやり方でここに連れて来たことは謝るからさぁ〜」
言いながらおかゆは建太を再びソファに寝かせ、それから自身のスーツのボタンを一つ外す。そして現れたのはかなりのボリュームがあることを示す肌色の深い谷間だった。
「ねぇねぇ、どうかな〜? ボクのここ見て興奮してきちゃうかな〜?」
さらにもう一つ外す。そこで、おかゆはブラを着けていないことに建太は気づいた。
「の、ノーブラ……」
「あ、気づいた〜? せっかくだし、いつもより気合い入れてみたんだ〜」
スーツから半分近く露出した谷間が目の前にある。そして否応なしに血流が集まってきてしまう。
「これくらいしないと、しらけんに取られちゃうかもしれないからね〜」
「し、しらけん……?」
「ボク達知ってるよ〜? こないだ、しらけんから引き抜きにあったんでしょ? い〜っぱい、エッチな接待してもらったって、ルイから調査報告受けてるんだよね〜」
一つ、また一つ、ボタンを外していくおかゆ。やがてワイシャツ姿になると今度はスカートまでも下ろしていく。そこから現れたのは両サイドを紐で留めた、股下のデルタゾーンしか隠せていないセクシーなパンティだ。
「あ、すっごい反応してる〜。おっきなテント、張っちゃったねぇ〜」
ワイシャツとパンティの組み合わせ。
急な雨に降られた上司と部下が駆け込んだ先のホテルで朝までハメまくる、そんなAV作品を連想させるあまりにも背徳的な姿のおかゆに勃起がコントロールできない。
立派なテントにうっとりとするおかゆ。それに対してルイと黒髪の女性は顔を赤くし、しかし興味からか視線を外すことができずにいる。
「キツそうだし、楽にしてあげるね〜」
「ちょ、待っ……!」
ベルトを緩められ、ホックを外され、スラックスはボクサーパンツごと強引に引き下ろされる。
「あっ……おっ、きいねぇ…………バッキバキの、ビッキビキ……」
露出させられた屹立におかゆは唇を近づけ、ふぅ〜っ、と息を吹きかける。その感触に反応して肉棒は過剰なほど前後左右に揺れてしまう。
「いい反応するねぇ〜……これ、ボクだけが独り占めしちゃうのも勿体無い気がするなぁ……」
おかゆは顔を上げる。それから傍らでこれを見せられていた二人に声をかける。
「ルイ〜、ミオちゃん〜、二人も相手してもらいなよ〜」
「ハァ? 何言ってんですか社長」
「ウチは別にそういうの興味ないって〜」
露骨に嫌悪感や拒否感を示す彼女達。しかしおかゆは引き下がらない。
「ボク一人だけじゃ建太くん、しらけんに取られちゃうよ〜? こんな優秀な人材をエッチしてあげるだけで手に入れられるんなら安いもんだと思わない〜?」
「だからといって、社長……」
「それに、ボクだけじゃフレアには勝てないよ〜。しかもあっちにはノエルもいるんだからボクの身体だけじゃ勝ち目ないって〜」
「それは……そうですが……けど……」
「ウチ、そういうことしたことないし……」
大丈夫だよ〜、とおかゆは言う。
「金屋くんはとっても正直な身体を持ってるからねぇ〜。おっぱい触らせてお股を開いて誘ってあげればあとは任せちゃえばいいって、だってヤリチンくんだもん〜」
「ヤリチンって……」
以前かなた達にも言われたことだ。その時は否定した建太だったが──今は、否定できない。
クロヱから誘惑されたのをきっかけに関係を持って以降、気づけばもう八人もの女性と肉体関係を結んでしまっている。精液にも媚薬効果を付与され、女を以前よりも簡単に言いなりにできるようになったことで建太も気が大きくなっていた。
既に言い訳できないほどのヤリチンと化しているのだ。
そして、現在も肉棒は限界まで膨張してしまい、鈴口も先走りが微かに垂れている。この三人とヤれることを期待してしまっている。
「ねぇ〜、ルイ〜、ミオちゃん〜。このままボク一人だけだと、金屋くんをかなけんから引き抜けないし、しらけんに横取りされちゃうって〜……い〜っぱい接待して、泥建に来てもらわないと、会社が前途多難になっちゃうよぉ〜」
建太をひたすら焦らし、自社の置かれている状況を盾に二人を引き込もうとするおかゆ。
最近の泥建が以前ほどの勢いはないのは同じ業界にいる建太ですら知っている。駅前再開発の案件獲得に失敗して以降はその勢いが鈍化し、かなけんが既に肉薄している状態だ。おかゆはこの閉塞感を打ち破ろうと躍起になっているようである。
そしてそれは、社員であるこの二人もよく分かっている。このまま停滞を続ければやがて緩やかな衰退が始まっていくであろうことも。
「…………分かり、ました」
不本意ながらもそう答え、スーツに手をかけたのはルイだった。
「えええええっ!?!? ルイ!?」
「仕方ないでしょう、社長が言ってることは事実なんですから……ミオ先輩、
その手つきの鈍さから気乗りしていないのはよく分かるものの、ルイはかっちりと着込んだモノを自ら剥いていき、肌面積を増やしていく。
そして、彼女を包むのが黒と赤を基調としたブラとパンティのみになった。羞恥心に顔を赤くし、建太のことを恨めしそうに睨む。
「うぅ〜……ウチも、やっぱり脱がなきゃ……ダメ……?」
ミオと呼ばれている女性も涙目になりながら言う。周囲に目配せすると、おかゆはまるで「脱げ脱げ〜」と言っているかのような期待の目線を送っている。
「うぅ、絶対おかゆんが見たいだけだよねぇ…………あー、もうっ!」
決心したか、あるいはヤケクソになったか、ミオもスーツを脱ぎ出した。乱暴な手つきでその辺に放り投げていき、紅葉の刺繍が施されたオレンジの下着姿になった。
「ほ……ほら、さっさも抱けばいいじゃないですか」
「早く、終わらせてぇ……」
この辱めから一刻も早く解放されたい二人は急かすように言うが、
「ダメダメ〜、まずはちゃ〜んと自己紹介しないと。じゃなきゃ愉しめないよ〜?」
「この変態社長っ……!」
わなわなと肩を震わせるルイだったが、だからといって暴力に走ったところで何も解決しないことは分かっている。その怒りを理性でどうにか宥め、赤面し続けたまま自己紹介した。
「ど、泥棒建設の社長秘書……鷹嶺、ルイと申します……」
「ほら、ミオちゃんも」
「うぅ…………営業部長の、大神ミオですぅ……」
「金屋くんの紹介は……まあ、しなくていっか。もう我慢できないでしょ?」
ツンツン、とおかゆの指がつついてくる。それだけでカウパーがまた垂れてきてしまう。
「それじゃあ、ルイとミオちゃんにたっぷりお相手してもらってね〜。ボクはその様子を愉しませてもらうから〜」
建太はもう抑えられなかった。
しらけんだけでなく、泥建の関係者達とも肉体関係を持ってしまえばますますややこしいことになってしまう。
けれども、警鐘を鳴らす理性よりも、身体の奥で煮え滾る本能の方が勝ってしまう。
建太はルイとミオの背中に回り込み、二人の肩を抱くようにしてブラの上から乳房を揉み始める。その柔らかさが理性をより一層溶かしていく。
「くぅっ……」
「んんぅっ……」
嫌がる顔をする二人。だが、その声には微かに甘い響きが混ざっている。
経験を積み、どのように触れば女がいかに悦ぶかを身体で理解している建太。それが遺憾なく発揮され、ルイとミオに嫌悪感と同等の快感を与えていた。
乳房の下側辺りを持ち上げて揺すったり、円を描くように捏ね回したりしているうちに、二人それぞれの布地の下では乳首が勃っていく。触ればすぐ分かるほど膨らんだそれを、まずはブラジャー越しに弄り回す。
「んあぁっ……そんな、触り方しないでっ……!」
「やっ、やんっ……やだっ、感じたくないのにっ……!」
表情に朱が差し、艶やかな声色がだんだんと表に現れてくる。身体が悦びを覚え始めているのだ。
そろそろ二人の下半身も熱くなり始めてもおかしくないだろう。
建太はいかにしてこの女達を手篭めにするかを考えていた。人間関係が余計にややこしいことになる、という危惧はとめどなく湧き上がる肉欲によって何処かへと押し流されてしまっていた。
そして建太はミオの身体から手を離す。その空いた手をルイに回し、まずはパンティへと潜り込ませる。
「やっ、そこっ……んんっ!」
ルイの秘裂は既にじんわりと濡れていた。指でなぞってやれば滲み出るように愛液が分泌され、建太の指にも纏わりついていく。
その割れ目の上端でぷっくりと充血した肉芽を指の腹で押し込み、捏ね回す。
「あぁっ、それっ、やめてぇっ……こんなのでっ、感じたりっ、したくないのにぃっ……!」
嫌がるその表情も大分蕩けており、口が閉じられなくなっているルイ。そこから漏れ出す熱い息を止められない。
その半開きの唇を見逃さず、建太は顔を急接近させて接吻。舌を捩じ込み、唾液を纏わせ、それをルイの舌に絡みつかせる。
「んんっ、んふぅっ、んっ、ちゅっ、ぢゅるるっ」
抵抗する素振りを見せるものの、建太の腕での拘束から逃れることができず、ルイはディープキスをされ続け、秘裂を嬲られ続ける。
「んちゅっ、ちゅっ、んあぁっ……イヤっ、あぁっ、あんっ、ちゅうぅっ。うぐぅっ、ぢゅううぅぅぅぅぅっ……」
嫌がってはいるものの、指先で弄ばれる割れ目は最初と比べて明らかに愛液の量が増えていた。乳房も血の流れが速まって平熱以上の温かさになり、乳首もカチカチに勃ち上がっていた。
そして、感度も上昇して敏感な身体になっていく。
建太はそれを見逃さず、汁で塗れた割れ目に中指を挿し込んでいく。その
それは、もっと積極的に彼女を責めることができる、ということでもあった。
中指を抜き差しし、前後に動かし、指を曲げて膣壁を引っ掻く。愛液の漏出量は目に見えて増えていき、その淫らな水音もはっきりと聞こえてくるほどだ。
「あぁっ、やめっ……そんなっ、あぁっ、あぁぁっ!」
余裕がなく、切羽詰まったルイの悲鳴のような嬌声。腰が前後左右に揺れているのは自らの意思ではなく、勝手に動いてしまっているのだろう。
「もっ、無理ぃっ! これ以上っ、はっ、ダメっ……あっ、あっ、あっあっあっあっ────」
その悩ましい腰はみるみる動きが激しくなっていき、そして、
「あぁっ、あああぁぁぁぁぁっ!!」
それを前方へ思いっきり突き出すようにして絶頂した。
きゅうぅぅっ! と締まる膣肉の穴から指を引き抜いた途端、ルイはたまらず透明な女潮を、じょろろろろぉっ、と放出。パンティ一枚だけで押し留めることなど出来るはずもなく、失禁するかのように床へと垂れ流してしまう。
「やだっ、見ないでっ、こんなのっ、見ないでぇっ……!」
両手で自らの顔を覆い隠すルイ。しかしそんなことをしたところでそれが止まるはずがない。オーガズムで緩んだ膣の管はその中身がなくなるまで恥ずかしいお漏らしをし続けた。
「ル、ルイ……」
目の前で同僚の痴態を見てしまったミオ。普段の優秀なキャリアウーマンの姿からは想像もつかない様相に戸惑うしかなかった。
「あ、あああああぁぁぁぁぁ…………」
ルイは膝から崩れ落ちる。潮を噴かされた恥ずかしさと、潮を噴き終わった時の脱力感で身体を支えられなくなったからだ。
両手を突き、両膝を突いた、まるで四足歩行の獣のような姿勢。ぐっしょりと濡れた下着は肌に張りつき、縦筋がくっきりと浮かび上がっている。
それを見た建太が──おかゆに焦らされて肉棒をギンギンに勃たせた今の建太が、何の行動も起こさないわけがなかった。
セクシーな濡れ濡れパンティを引き下げ、尻たぶと割れ目を露わにする。粘ついた愛液が何本もの糸を引いては切れていく。
「え、何して……」
ルイが気づいた時にはもう遅かった。
血流が集中して熱を帯びた肉棒が、彼女の陰唇を割って押し入っていった。
「あっ、あぁっ、やめてっ! それだけはダメっ!!
「俺だって無理ですっ、もう我慢できないっ……!」
ルイの必死の訴えも聞き入れず、建太は根元までそれを押し込んでいった。ほどなくして僅かな隙間から少量の血が滲み出てくる。
「猫又社長に散々焦らされたんだ、これ以上我慢なんてできるわけないでしょうっ! ああぁっ、鷹嶺さんの処女マンコっ、よく締まって気持ちいいっ……!」
「やだっ、抜いてっ、抜いてぇっ……!」
「勿論、ヌかせてもらいますよっ……! ザーメン、たっぷり注いであげますからっ……!」
「違うっ、そういうことじゃなくっ……あっ、動いてるっ、やっ、動かないでぇっ……んっ、あっ、うぅっ!」
破瓜の痛みが引いてきたであろうタイミングでゆっくりと、馴染ませるように抽送を開始する。濡れているとはいえ、肉棒の味と感触を知らないルイの膣肉は摩擦抵抗が強い。最初はそれを解すようにゆっくりと抜き差ししていく。
「やめっ、やだっ、いやぁっ……! こんなのっ、気持ちよくなんかないぃぃっ……!」
「大丈夫ですよ、そのうち俺のチンポのことが好きで好きでたまらなくなりますから」
「そんなわけぇっ……! ないっ、ないのよぉっ……!」
こんな下卑た行為で快感を覚えるはずなどない、とばかりにとにかく否定するルイ。だが、彼女の身体は建太のことを受け入れ始めていた。その証拠に、ルイの膣肉による抵抗が弱まって抽送がだんだんとスムーズになっていく。異物に対する緊張が緩み、その異物が遺伝子に刻み込まれた原始的欲求を満たすのに最適なモノだと気づいたからだ。
口では必死に否定し、抵抗しているが、ルイの脳もその摩擦を快感と認識し、身体を発情させていく。
「こんなっ、こんなのぉっ……おっ、おぉっ、おほぉぉぉっ!」
獣のような声と共に、温かい液体が肉棒にかかるのを感じる。建太が肉棒を引き抜いてみるのと同時に、ルイの膣からは床めがけて勢いよく女潮が噴き出した。
「おほぉっ、おほぉーっ、はぁっ、はぁぁぁぁ……」
放潮し終わって再度脱力するルイ。それを建太が再び肉棒で犯していく。
「あっ、イヤぁっ! 待って、やめてぇっ!」
「こんなに潮噴いておいてイヤなわけないでしょう? もっと気持ちいい思いさせてあげますよっ……!」
「やっ、あぁっ、あぁっ! うご、かっ、ないでぇっ……!」
その懇願とは裏腹にルイの膣は蠢き、粘りつく愛液を次々に分泌して滑りをよくしていく。それは彼女の身体がペニスをすっかり受け入れていることに他ならなかった。
纏わりつく媚肉を使って扱き続け、いよいよ尿道に精液が上がってくる。キンタマで作られ続ける精液が下から押し上げられていく。
「ルイさん、もう
「やめてっ! それだけはダメっ!! せめてっ、外にぃっ……!」
「無理です、そんなの……
「イヤっ、イヤあぁぁぁぁっ……!!」
悲痛なルイの叫び。しかし建太は無尽蔵に湧き上がる性欲に後押しされ、鼓膜を震わせるその声が脳に届く前に無意識に遮断する。
そして、ついさっきまで未使用だったその肉壺に濁った精液を吐き出していった。
「あぁぁぁ、そんなぁ…………!」
絶望的な声を発するルイ。無情に吐き出され続ける精液は肉壺を満たし、肉棒が引き抜かれると、ごぽっ、という音と共にそのいくらかが逆流していった。
全てが終わったかのような表情を浮かべているが、しかし肉穴に人差し指を挿し込んでかき混ぜてやると途端に悩ましい表情になり、艶やかでいやらしい響きを孕んだ喘ぎ声を上げる。親指の腹で肉芽を捏ね、空いているもう片方の手でやや乱暴に乳房を鷲掴みにし、乳首を弄ってやる。
ほどなくして、ぷしゅっ、という音と共に透明な潮が溢れる。指を引き抜くと同時にそれは一本の筋となって床の一部をびちゃびちゃに濡らしていった。
ルイを犯した建太は未だ滾り続ける肉棒をぶらんぶらんさせ、今度はミオの方に身体を向けた。
「ひぃっ」
短い悲鳴を上げるミオ。しかしそれで建太が止まるわけがない。真正面からミオを抱き寄せると、後頭部に手を回してキスを強要する。
「んんっ! んっ、ちゅっ、んっんっ、ふぅぅっ、ちゅっ、ぢゅるっ……!」
明確に嫌がり、抵抗するミオ。目をぎゅっと閉じて建太の顔を見ようともしない。
その強情さがどこまで保つのか、と思った。数々の成功体験を積み重ねて自信をつけた建太は全く怯まず、むしろブラに手を潜り込ませたり、糸を引く先端をデルタゾーンに押しつけて翻弄する。
「ぐっ、うぅんっ……ちゅっ、ぴちゃっ、んっ、ふうぅぅん……あんっ、あっ……んっぐうぅぅぅ……」
ミオも抵抗を続けてはいるが、漏れ出る声からは小さいながらも快感を帯びた響きがある。揉むだけでなく乳首を摘んだり弾いたりしてみると、少しではあるが声が高くなって余裕もやや失われたように感じた。
建太はゆっくり、時間をかけて、たっぷり三十分以上を費やして淫らなキスを続けた。これまでの性行為で磨かれたテクニックと洞察力を駆使してミオが最も感じる場所や力加減を探り、見つけた後は徹底的にそこを責め立てていった。
その結果、ミオから嫌がったり抵抗する意思こそ消せはしなかったものの、その身体を完全に発情させることに成功した。肌は全体的に火照り、乳首はピンピンに勃ち上がり、秘裂は愛液でグズグズになっている。嫌悪感を滲ませる表情にも朱が差しており、漏れる息も生暖かい。
ようやく口を離した建太。その舌先から伸びる唾液の糸はミオのそれと繋がっていた。
「はぁっ、はぁっ……」
酸素を求めて喘ぐミオ。その表情すらも色気を帯びており、男の本能を掻き立てるものとなっていた。
ぐいぐいとミオの下腹部を押す剛直。先端は先走りですっかりベタベタになっている。
もう、我慢の限界だった。
そして次の瞬間、建太はミオをソファに押し倒していた。
「きゃっ……!」
可愛らしい悲鳴を上げる彼女に覆い被さる。剛直を掴んで濡れた先端を別の体液で濡れた穴に当て、それを上から押し込んでいく。
「やめっ、あぁっ! イヤぁっ!! 痛っ、いぃっ……!」
ルイと同じく破瓜の血が滲むミオとの結合部。みちみちっ、と硬いモノを咥え込むそれは未使用なだけあってやはりキツい。それでも愛液でしとどになっているおかげで思っていたよりスムーズに挿入することができた。
「奥まで、
「痛いっ、こんなのっ、やだぁっ……抜いてっ、こんな気持ち悪いのっ……!」
「こんなに濡らして何を今更」
建太はむしろ、嫌がるミオの身体に覆い被さる。胸板にミオのバストが押しつけられ、ふよんっ、と変形する。剛直は根元まで刺さり、重石のようにキンタマが結合部に乗る。
「じゃあ、ちょっとずつ動きますよっ……おぉっ、大神さんの処女マンコもイイっ……! やっぱり初モノは特別感があって興奮するっ……!」
ゆっくりと慣らすように抜き差ししていく。抽送一往復の度にたっぷりと分泌された愛液で表面がコーティングされていき、穴の周りにも溢れて広がっていく。
「やだぁ……こんなっ、いやぁっ、こんなのでっ、犯されたくないぃ……!」
身体はオスを受け入れることを許容しているのに、ミオの意識の方は頑なにそれを拒んでいる。今まで相手してきた女達のなかでも彼女はそれが最も顕著だ。
その理由をさりげなく口にしたのはおかゆだった。
「ミオちゃんもいい機会だしその男嫌い直してもらいなよ〜、勿体ないよ〜?」
どうやら元々彼女は男性に苦手意識があるらしい。
「そんなっ、ニヤニヤしてないで助けてっ、おかゆっ……!」
「いや〜、ボクもミオちゃんが男の人を克服してアンアン喘ぐの見てみたいからさ〜。ミオちゃん、結構イイ身体してるもんねぇ〜」
「おかゆっ……! あんっ!
「そんなの無理ですよ、処女喪失したてのマンコで動くな、なんて」
ミオを犯すことを認めているかのようなおかゆの発言に後押しされ、建太は責め手をだんだんと強めていく。無理矢理なディープキスを再び行い、ミオのメス穴に杭を打ち込むように何度も何度も剛直を突き刺す。肉エラによって愛液が掻き出され、
「チンポが結構馴染んできましたよ、ミオさんのマンコ。あれだけ嫌がっててもやっぱり身体は本能的に男を求めちゃうんですね……俺も、興奮してきましたっ」
色んな表情が混ざってグズグズになったミオからようやく口を離し、建太は重ねていた身体を起こす。脚をいっぱいまで開かせ、まるでガニ股のようにさせ、最後の仕上げとばかりに正常位で責め立てていく。
「あぁっ! ああぁぁっ!! やだっ、こんなっ、あぁっ!!」
指先で勃起乳首も苛めていく。まだ拒絶の意志を見せるものの、盛大な喘ぎ声を上げて表情を蕩けさせるミオの背中は反り返っていた。
「おぉぉ、その表情もたまんねぇ……すっげぇチンポにきてっ、ザーメン上がってくるっ……キンタマがギュルギュルしてっ、大神さんに
「やだぁっ!! やめてぇ!!」
「おっ、おぉっ……そろそろ
「やめてっ、それだけは絶対ダメっ! 嫌っ、イヤっ、あぁっ!!」
「もう諦めて下さいよっ……! 上がって、くるぅっ! ザーメン、すっげぇ濃そうだっ……!!」
「やだっ、嫌っ、イヤっ、イヤあぁぁぁぁぁっ!!」
悲痛な絶叫を上がるも、それで状況が変わることはない。
深々と挿し込まれた肉棒の先端から白濁が次々に飛び出し、ミオの肉壺がいっぱいになるまで注ぎ込まれる。
「あぁ……処女マンコ気持ちいい……思ったよりたくさん
初めてのチンポとなって建太は満足気に呟く。それとは対照的に絶望的な表情で涙を流すミオ。
肉棒を引き抜いてもやや残尿感ならぬ残精感があった。ふと、ミオの半開きの口が目についた。ちょうど肉棒の径と同じくらいの大きさだった。
「んぐっ!?」
気がつけばそこに肉棒を突っ込んでいた建太。間もなく残っていた精液がぴゅっ、ぴゅうぅっ、口の中へと放たれる。奥の方まで呑み込ませていたためミオの喉に直接精液を流し込むような形になった。
そのえも言われぬ征服感を暫く堪能してから肉棒を口から引き抜く。ミオは呆然として脱力し、まるで死んだように動かなくなった。
「わ〜お、鬼畜〜」
そう口走るおかゆだが非難しているわけではなく、むしろ面白がっているようだった。
「こんなに強引なところもあるなんて思わなかったよ〜。ボクもこうされちゃうんだ、って思ったら……濡れてきちゃうなぁ〜」
パンティのクロッチ部は変色し、はっきりと割れ目が浮かんでいる。そこを建太に見せつけるようになぞってみせるおかゆ。
当然、建太がそれに反応しないわけがない。肉棒が涎を垂らしながらおかゆの方を向いている。
「ボクもその気になってきちゃったなぁ〜……けど建太くん、その前にもっと他の子のことを食べちゃいたいと思わな〜い?」
そう言っておかゆは事務所の出入り口に目配せする。その扉はほんの僅か、開いていた。
「覗き見してるのは分かってるよ。出ておいで……フブにゃ、ころさん」