※この作品はR-18です。

世界最強の魔女、無様敗北の末に敵国に捕まって魔女裁判で有罪になる。残りの人生は苗床として一生子宮を使われ続けるようです。   作:破戒僧

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第17話 皇帝(前編)

 

 

 マリーはその日、地下牢から連れ出されて……またどこかへ移動していた。

 

 今回は裸ではなく、きちんと服を着て、靴を履いての移動。

 しかも、着替える前にきちんと身を清めて……ここ10年できなかった、しっかりした入浴を行い、まるで姫のように身綺麗に整えられた上での移動だった。

 

 着ている服も、上等な黒のドレス。マリーがかつて着ていたそれと同じようなデザインなのは……気のせいでも偶然でもないのだろう。

 

 地下道を少し歩いて階段を上ると、きらびやかな通路に出た。

 

 そこで初めてマリーは、今まで自分達がいたのが、帝国の宮殿の地下だったのだと知った。

 帝国の貴族たちが、圧政と重税によって得た財を湯水のように使い、豪華絢爛な生活を送る宮殿のすぐ下で、自分達は苦しめられていたのだと。

 

 そのままさらに……不自然なほど誰ともすれ違わない通路を歩き続けて、到着したのは、豪華ではあるがさほど大きくない部屋だった。

 テーブルやベッドなど、生活に必要そうなものが一通りそろっているそこは、豪華な座敷牢のようにも見えなくもないが……かつてクリスハート王子が入れられていたあの座敷牢とは比べ物にならないほど、何もかもが整っていてきらびやかだった。

 

 美術品として価値がありそうなものがいくつもあるのはもちろん……いくつもの魔法のアイテムがあり、その部屋での生活を便利で快適なものにし、また、侵入者などへの対策も万全に整っているとわかる。

 

 恐らくここは、身分のある者が一時的に身を隠す……あるいは、人目を忍んで密会したり、息抜きをするような『秘密の部屋』なのだろうとマリーはあたりをつけた。

 そして、宮殿内にこれだけの設備の部屋を用意できるとなれば、そんな人物は1人しかいない。

 

 その、部屋の主と思しき男は、ゆったりとした部屋着姿で、部屋の中央にあるソファに座って待ち構えていた。

 

「こうして顔を合わせるのは初めてだな……『黒の女王』」

 

「……帝国皇帝・レガリア……あぐっ!?」

 

「皇帝陛下、だろう? 何様のつもりで陛下を呼び捨てにしてんだい、雌豚が!」

 

 ぽつりと口にした瞬間、横にいたエリザベートによって腹に拳を叩き込まれるマリー。

 うずくまりそうになると、髪の毛を掴まれて無理やりまた立たされた。

 

「構わぬ、エリザベート。雌犬にいちいちうなり声をたてられた程度、俺は気にせん」

 

「はっ」

 

 声がかかると、すぐさまエリザベートは軍人らしい機敏さと姿勢の良さで後ろに下がり、同時に解放されたマリーがよろけて転びそうになる。しかしどうにか耐えて、再び皇帝・レガリアを見返した。

 

 部屋着の上からでも分かる、鍛え上げられた筋肉に覆われた、活力がみなぎっている肉体。見た目だけなら30代半ば、いやもっと若いかもしれない。

 とても80を超えている老人には見えないが……その肉体は、その若さは、夥しい数の『生贄』達の命を犠牲にして作られた秘薬によって保たれているのだ。

 

「ふむ……なるほど、絶世の美女とは聞いていたが……確かに、『魔女』でさえなければ、傍においてもいいと思えるほどの美貌であるな」

 

「それはどうも……わざわざ褒めてくださるために、私をここに呼んだのかしら?」

 

 背後でエリザベートが殺気立つ気配がしたが、皇帝が手でそれを制して続ける。

 

「もちろん違うとも。貴様が用済みになって処分される前に、一目顔を見ておくのもいいと思ったがゆえに呼んだのだ。何せ、この俺に永遠の命を与える立役者として勤めを果たすのだからな」

 

「…………っ!」

 

 始めろ、と短く命じる皇帝。

 それと同時に、エリザベートとその部下達がマリーを拘束し……せっかくの上物のドレスを破って、乳房をぶるん、と露出させる。

 

 その乳房に押し付けるように、ガラスでできた水差しのような容器をあてがい……エリザベートがマリーの乳房をぎゅっ、ぎゅっ、と絞り始める。

 

「あぁ、うっ……んっ……!」

 

「よがってるんじゃないよ。今日ばかりはあんたの変態性癖に付き合ってらんないんだ……終わるまで大人しくしてな」

 

 僅かな痛みと、それを塗り潰すような快楽に、マリーは思わず身をよじってよがるが、屈強な兵士達によって抑え込まれる。抑えられたまま、エリザベートによる搾乳は続く。

 

 びゅーっ、びゅーっ……と、マリーの母乳は水差しの半分ほどを満たした。片方の乳房だけでこれは、かなりの量である。

 それをもう片方の乳房でも同じように行い、水差しが9割方いっぱいになったところで、エリザベートは離れていった。

 

 そして、ソファに座ったまま待っていた皇帝の元へ向かうと、すぐそばのテーブルに置いてあったワイングラスにその母乳を注ぐ。

 否、これはただの母乳ではない。マリーが半年もの間、自分の体内で膨大な魔力と共に熟成させて完成した……完全なる『不老不死の秘薬』である。

 

「どうぞ、陛下……完全なる薬ゆえ、無毒化は不要であります。あのような小汚い魔女の体から出たものを、直接お口に入れるのはご不快かと思いますが、加工すると薬効に影響が……」

 

「構わんとも。良薬は口に苦いものだ。さて……」

 

 そして、皇帝はワイングラスに半分ほど注がれた『秘薬』を……一気に飲み干した。

 

 変化は、すぐに表れる。

 ワイングラスを置いた皇帝は……数秒後、カッと目を見開いて立ち上がった。

 

 そのまま、感触を確かめるように、手を握ったり開いたりしている。

 

「おぉ……おおおお! 素晴らしい、素晴らしいぞ! 力が、力が満ち溢れてくる……『若返りの秘薬』などとは比べ物にならぬ! これが……これこそが!」

 

 皇帝は、テーブルに置いてあった果物ナイフを手に取ると……自ら手を浅く切った。

 当然、傷がついて血が流れるが……その小さな傷は、一瞬でふさがってしまった。

 

 続けて皇帝は、腕をもっと深く突きさしてみるが、それも塞がる。

 

 燭台の炎で体を炙る……火傷もすぐに治った上、そもそもその火傷自体がかなり小さく、まるで体そのものが燃えにくくなったかのようだった。

 

「素晴らしい……素晴らしいぞ! よくやったエリザベート! よくやった、我が優秀な下僕達よ! これで俺は……俺が、この世界を統べるにふさわしい存在となった!」

 

 ワッと歓声が上がる。

 部屋の中にいた、マリーを除く者達全員……エリザベートが、兵士達が、侍女たちが、研究者達が……皆、皇帝が不老不死となったことを喜んでいた。

 

 人数こそ少ないが、喝采を浴びて機嫌よさそうにする皇帝は、エリザベートに続けて命じた。

 

「エリザベート、もう一杯よこせ」

 

「えっ? し。しかし陛下……陛下はもうすでに、1杯お飲みになっただけで不老不死になっておいでですが? このようなものをこれ以上飲まれずとも……」

 

「わかっておる。だが、それを飲んだ俺にはわかるのだ。この秘薬は本当に素晴らしい……不老不死を与えるだけでなく、飲めば飲むほど、飲んだ者の力を増すものだとな。試させろ」

 

「は、はい……」

 

 戸惑いつつも、エリザベートは追加の秘薬をワイングラスに注ぐ。

 それを皇帝が飲み干すと……その言葉通り、さらに皇帝の体から迸る力が増したのを、その場にいる全員が感じ取った。

 

「おぉ……素晴らしい! 一口目ほどではないが、まだ上がるのか……! さらに力がみなぎる……心地いい気分だ! エリザベート! もう一杯だ!」

 

 飲むたびに、力が増していく。

 周囲は信じられないものを見る目で、しかしその目を歓喜に染めながら……次女たちなどは顔をうっとりとさせて、それに見入っていた。

 

 注がせ、飲み干し……それを何度も繰り返し、水差しに入っていた秘薬全てを、皇帝は飲み干してしまった。

 

「陛下、恐れながら……秘薬がもうございません。もう少しお時間をいただければ、また絞れるようになるかと思いますが……」

 

「ふぅ……いや、もうよい。満足だ。飲んでもさほど、活力はともかく、俺自身の力が増す感覚はなくなったからな……薬で得られる力は打ち止めなのだろう。だが……十分だ」

 

 水差し一瓶分の秘薬を飲み干した皇帝の身には、エリザベートをも超えるのではないかと思うほどの力が漲っていた。

 

 80年以上、皇帝は無駄に長く生きてきたわけではない。体を鍛え、剣の腕を磨き、魔法を勉強して……そこらの兵士では及びもつかないほどの戦闘能力を持っていた。指南役が何人も職を辞し、その力でもって歴代の軍の将軍に、皇帝たる器を認めさせてきていたほどだ。

 それがさらに、『秘薬』によって劇的に強化された。

 皇帝が戦場に出るなど言語道断ではあるが、もし戦いになろうとも……それこそ、『魔女』や『魔法兵士』のような、いやそれ以上の圧倒的な力を発揮するのではないかと、そう思えるほどだ。

 

「慣れるまでにいささか時は必要だろうが……ゆくゆくはこの力でもって、王国をはじめ、我が帝国に仇なす者達を、俺が直々に切り捨ててくれよう!」

 

「へ、陛下、それはさすがに……お力は確かに想像を絶するものですが、御身が戦場に出るというのは……」

 

 恐る恐る兵士の1人が止めようとするが、皇帝は『ん?』とその兵士をにらみ、

 

「ああ、安心しろ。さすがに俺が戦場に出るなどということはせん……だが、捕らえた敵軍の将や、無力にも捕虜となった敵国の王に剣を持たせ、俺と一騎打ちをさせるというのはどうだ? 無力なでくの坊が必死に俺に剣を向けてかかってきて、しかし何もできずに一刀のもとに切り捨てられ、あるいは我が魔法によって燃えつきて消し炭となるのだ。帝国臣民を歓喜熱狂させ、敵国の愚か者達の心を折る、最高の『処刑』ができるとは思わんか?」

 

「な、なるほど、そのようなお考えが……さすがでございます、陛下!」

 

「ああ、その勇ましいお姿が見られる日が、今から楽しみですわ……!」

 

 重ねて起こる喝采と拍手に、さらに気分を良くする皇帝。

 しかし、ふと気づいたように……自分の下腹部に視線を下ろす。

 

「ふむ……こうなってしまうか。『若返りの秘薬』でも毎度そうだが……活力がみなぎりすぎるというのも困りものだな」

 

 部屋着の股間の部分が、内側から大きく盛り上がっていた。

 今言っていた通り、体中に活力がみなぎりすぎた結果……そこも元気になってしまったのだろう。

 

 それに気づいた侍女達の顔が赤くなり、何かを期待するような輝きが目に宿った。

 似たような光が、エリザベートの瞳にも浮かんでいた。

 

 これも今言った通り……皇帝が『こう』なるのは、普段、『若返りの秘薬』を摂取した時も同じだ。過剰に活力が供給された結果、昂り、発散したくなる。

 世話係としては過剰なほどの人数がいる侍女達は、このために置かれているといっても過言ではない。求められれば、応じるのもまた役目である。

 そしてそれはエリザベートも同様だったし、皇帝に求めてもらえるのは女として至上の喜びであるととらえている。

 

 さて、どうするかと皇帝は考えて……にやりと笑って指示を出した。

 

「これより少し運動する。侍女たちとエリザベートは部屋に残れ。兵士達と研究者達は部屋を出よ。護衛は部屋の前だけでよい。それから……」

 

 

 

「『黒の女王(そいつ)』も置いていけ」

 

 

 

 それからしばらく、皇帝は侍女たちとエリザベートを好き放題に抱き散らかした。

 

「あぁっ、あぁああんっ! 陛下、陛下……なんて、逞しくて、素敵……」

 

「すごく元気で……お腹が破れてしまいそうですぅっ! お、お手柔らかに……かひぃっ!」

 

「熱くて、硬い……こんなにも、こんなにも力強いおちんち……んあぁあひあぁっ! で、出てる……出ています……陛下のお情けが、私の子袋を焼いて……おぉぉおおっ!」

 

「はぁぁあっ……へ、陛下……私のような、女らしくもない、『魔女』くずれのことなど抱いていただけるなんて……これ以上の喜びは、あうぅっ! こ、このエリザベート……永遠の忠誠をあなたに、帝国に誓いますぅうぅぁぁあああ―――っ!」

 

 皇帝の体力と精力はまさしく底なしで、10人近くいた侍女たちを全員、何度も抱いて次々にノックダウンさせ……その合間にエリザベートも、『魔法兵士』として体力のある彼女がひぃひぃ言うほどに激しく抱いていった。

 

 何度も射精し、さすがに疲れてくると……ふぅ、と息をついてベッドを降りる。

 そして、壁際につないだるマリーのところへ歩いていくと……その乳房にむしゃぶりついた。

 

「ひゃあっ!? な、何を……ん、ぐ……くひぃっ!? そ、んな……ああぁあっ、激し……」

 

「まぁ陛下……そんな下賤な魔女の乳房から直接なんて……私が絞りますから少々お待ちください」

 

「構わぬ……ふぅ、やはり力は増さないようだが……体力は即座に回復するな。素晴らしいぞ……さあ、続きだ!」

 

 皇帝は、マリーの母乳を……秘薬を飲んでたちどころに体力を回復させ、ベッドに舞い戻る。

 再び天を突かんばかりに雄々しくそびえたっている肉棒を前に、エリザベートや侍女達は、我先に皇帝を迎え入れて奉仕するのだった。

 

 

 

「むぅ……全員へばってしまったか。まだ足りぬというのに……」

 

 数時間後。

 侍女全員とエリザベートが、体力が尽きて動けなくなってしまったのを受けて、しかしまだまだ満足していない皇帝は、不満そうにしていた。

 

 追加で侍女か、後宮から女を呼ぼうかと考えたが……ふと、いいことを思いついたというような顔になって、にやりと笑う。

 皇帝は今一度ベッドを降り……マリーの方に歩いていった。

 

「……な、何……また、母乳を……?」

 

「それもいい、が……ほんの気まぐれだ。普段であれば、『魔女』など抱く気にはならん。何十何百もの異形を産み落としたであろう雌の肉など、使いたくもないからな……だが、今の俺はとにかく、頑丈な女を欲しているのでな……せっかくだ、お前にも褒美をくれてやろう」

 

 全裸の皇帝は、胸の部分を破られた半裸のマリーの腕をつかんで無理やり立たせると、残っていた服を全て破り取って全裸にした。

 そして、壁に固定された鎖を外し……無理やり引っ張って、ベッドへ向かう。

 

 

 

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