寝静まったニュータウン、そこに高エネルギーが出ていた。それは大きく膨れ上がり、一瞬にして焦土にしてしまった。
『ニュータウンK地区にて一部が焦土とかす現象が起きました。ここ、ニュータウンでは街の一部が焦土とかす事件が発生しています。街の皆さんは充分気を付けて下さい』
朝のニュースを晴樹とユキアグモン達が聞いていた。
「晴樹、これってデジモンの・・・」
「ああ、もしかしたらそうかもしれない」
ニュースを見て晴樹はデジモンの仕業かもしれないと思った。
「晴樹、皆、出来たわよ」
淑乃が作った料理をテーブルに置いた。
「ありがとう、淑乃」
「晴樹、街で事件が起きてるわね・・・」
淑乃がテレビのニュースを見て言った。
「ああ、街の一部が焦土になる事件が起きているんだ」
「デジモンの仕業だとしたら、私達が止めないといけないわね」
「そうだね・・・」
「その前に腹ごしらえをしましょう。私が作ったから美味しいわよ」
「やった、淑乃の作ったご飯だ!」
「主の料理、ありがたく頂きましょう」
淑乃の作った酢豚に舌鼓を打ちながら朝の準備をしていった。
「おはようございます、先輩」
「ああ、おはよう、黒川君、淑乃さん」
大学に来て晴樹は先輩の慧斗に挨拶した。
「二人とも、ニュータウンで事件が起きているのは知っているかな?」
慧斗が街で事件が起きているのを知っているかを晴樹と淑乃に聞いた。
「はい、街の一部が焦土になる事件ですよね」
「そうなんだ、被害の様子からデジモンの仕業じゃないかと思うんだ」
「やはり先輩も・・・」
「うん、こうなる事を考えて君達のスマホにそれを探知する機能を追加したんだ」
慧斗が二人のスマホに新しい機能を設定した事を言った。
「先輩、いつからですか?」
「うん、いつかこうなる事を考えて入れておいたんだ。これで高エネルギーをすぐに反応出来るよ」
「ありがとうございます、先輩」
「で、その高エネルギーはいつ発生するのかしら?」
「それはまだ分からない、起きるまでは様子見と言う所だね・・・」
「そう、基本受けの姿勢なのね・・・」
「まあ、事件が発生するまでは何が起きるか分からないからね・・・」
「それまでは普通にしていてくれればいいよ」
「分かったわ」
慧斗に言われて晴樹と淑乃は大学でスローライフを送る事にした。
大学での講義を終えて昼、晴樹と淑乃は公園でお昼を取る事にした。
「晴樹、ニュータウンは平和そのものだよな」
「そうだね、ユキアグモン」
ニュータウンではこれと言った事件は起きず平和そのものだった。晴樹達は穏やかな空の下でカップラーメンを食べていた。
「元主、主とは仲良くやっていますか?」
ピコデビモンが晴樹に淑乃との関係を聞いて来た。
「あ、ああ、やってるよ」
「そうでしょうね、夜はお楽しみな毎日ですからね~~」
ピコデビモンがクスクス笑って言った。
「お楽しみ?何だそれ?」
「ユキアグモン、男女が夜で二人きりとなればやる事と言ったら・・・あぎゃ!!!」
淑乃がピコデビモンにげんこつをかました。
「余計な事を言わないで・・・!」
目を鋭くさせてピコデビモンを睨んだ。
「ユキアグモン、貴方は知らなくていいのよ」
「ふ~ん、分かった」
「すみません、我が主・・・」
げんこつをされたピコデビモンは淑乃に謝った。
「でも、カップラーメンでいいの、私に頼めばお昼を作ってあげるわよ?」
淑乃がお昼の弁当も作れる事を晴樹に言った。
「ありがとう、でもたまには即席めんでお昼を取るのも悪くないよね」
「そうね、お手軽な物を食べるのもいいわね」
晴樹と淑乃が食べようとしている時だった。
「あ、それってラーメンか?」
「はい?」
淑乃達が見るとそこには水色の二足歩行のドラゴンの成長期デジモンがいた。
「俺、お腹空いてるんだ。特にラーメンは大好物、なあ、俺にも食わせてくれよ?」
「はい?何で貴方にあげないといけないのよ、ご飯ぐらい自分で用意しなさいよ」
「淑乃、可哀想だしあげようよ。見た感じ悪い子じゃなさそうだし」
「晴樹、お人好しね。仕方ないわね、ほら」
淑乃が出来立てのカップラーメンをそのデジモンに与えた。
「やった、ラーメンだ。頂きます!」
そのデジモンは美味しそうにラーメンをすすっていった。