「どうですかな、デジモンの世界についてある程度理解いただけましたかな?」
講義が終わってジュレイモンが感想を聞いて来た。
「そうですね、大体分かったような気がします」
「デジモンの世界も色々あるのね・・・」
「さて、貴方方の本題を聞きましょうかな?」
ジュレイモンが本題を求めて来た。
「そうでした。俺達は図書館で働いてくれるデジモンを探していたんです。それで貴方の知恵が必要なんです。良かったら一緒に来てくれませんか」
晴樹が来てほしいと言うとジュレイモンは頷いた。
「いいでしょう、私の知恵が役に立つのなら喜んでお受けしましょう」
「え、こんな簡単に受け入れていいの?」
すぐに承諾した事に淑乃は驚いていた。
「ええ、図書館が人材不足なのでしょう。私の知恵が役に立つと言うのなら是非」
「ありがとうございます、では早速行きましょう」
承諾を受けると、晴樹と淑乃はジュレイモンを連れて図書館へと向かっていった。
「ほう、この世界は機械的ですな。コンクリートで覆われていますな」
街を歩いていく中、ジュレイモンはビル群を見て近代的な様相である事に驚いていた。
「デジモンの世界には色々ありますからね」
「ええ、自然があれば機械的な街がありますからな」
「ほら、見えて来たわよ、図書館が、あら?」
淑乃が図書館に辿り着いた事を伝えたが、様子がおかしい事に気付いた。
「晴樹、何か変だわ」
「ああ、携帯にも高エネルギーの反応が感じられる・・・!」
晴樹達が図書館に来ると、スパイラルがいる事に気付いた。
「淑乃、スパイラルだ!」
「図書館でスパイラルが現れるなんて・・・」
「スパイラルですか、知っていますぞ。デジモンの不純物から生まれる存在ですな」
「ジュレイモン、力を貸してくれますか?」
晴樹がジュレイモンに力を貸してくれるかを聞いた。
「ええ、協力しましょう」
「ありがとうございます」
「はは、そう敬語を使わなくても砕けた口調でも構いませんぞ」
「ありがとう、じゃあそうするよ」
「晴樹、ジュレイモン、一緒に戦いましょう」
「ああ、淑乃!」
晴樹と淑乃がスマホからユキアグモンとピコデビモンを出した。
「晴樹、俺達の出番だな!」
「我が主、共に戦いましょう!」
「ユキアグモン、進化だ!」
「ピコデビモン、進化よ!」
晴樹と淑乃の指示でユキアグモンとピコデビモンはヒョーガモンとアイスデビモンに進化した。
「よし、行こうぜ、晴樹!」
「我が主、行きましょう!」
「ああ、行こう!」
「ええ!」
晴樹達は図書館に入っていった。図書館に入るとスパイラル達が跋扈していた。
「おお、来てくれたか」
図書館でナノモンがやって来た。
「ナノモン、スパイラルが現れたみたいだね」
「そうなんだ、突然現れて困っていたのだよ」
「客や働いている人達は?」
「安心したまえ、素早く避難させたよ。心置きなく戦ってくれ」
「分かった、ここは俺達に任せて!」
「晴樹、行きましょう!」
「ああ!」
晴樹達はスパイラルの群れに向かっていった。
「氷丸投げ!」
「フロストクロー!」
ヒョーガモンとアイスデビモンが必殺技を振るってスパイラル達を蹴散らしていった。
「ほう、やりますな、では私も、チェリーボム!」
ジュレイモンも必殺技を飛ばしてスパイラル達を倒していった。
「ジュレイモンもやるね・・・」
「晴樹殿、若い者にはまだまだ負けませぬぞ」
晴樹達はスパイラルを蹴散らしながらスパイラルの群れを蹴散らしていった。そうして奥に辿り着くと、ハグルモンの形をした巨大なスパイラルが立ち塞がった。
「こいつがボスだね」
「晴樹、こいつをさっさと倒しましょう!」
「私も力添えしますぞ!」
「ああ、行こう、ヒョーガモン、進化だ!」
「おう、晴樹!」
ヒョーガモンはギガドラモンに進化した。
「アイスデビモン、進化よ!」
「ええ、主!」
淑乃もアイスデビモンをマリンデビモンに進化させた。そしてスパイラルの親玉に向かっていった。