「幸運をもたらすって言うけど、どんな事をしていたんだい?」
晴樹がぺガスモンに何をしていたのかを聞いた。
「そうだね、具体的に言えば相談をしていただけさ」
「相談?」
「ああ、人生の悩み、夢への挑戦、様々な話がある。私はそれに的確にアドバイスをしていただけさ」
「そうなんだ・・・」
「君達は何かあるかな?」
ぺガスモンが自分に相談する事は無いかを晴樹達に聞いた。
「俺達に?」
「何か話したい事があれば相談に乗るよ。どうする?」
「じゃあ、俺と淑乃の仲がずっと・・・」
晴樹が相談を言おうとした時だった。
「うわあ、助けてくれ~~~!」
公園に人々の悲鳴が聞こえて来た。
「人々の悲鳴が・・・」
「晴樹、行きましょう!」
「ああ、淑乃!」
「私も力を貸そう」
「君も手伝ってくれるのかい?」
「ああ、私の聖なる力が役に立つだろう」
「じゃあ、行こう!」
晴樹達は急いで声のする場所へと向かっていった。
「あれは、バケモン?」
見ると無数のバケモンが人々を襲っていた。
「晴樹、助けましょう!」
「淑乃、分かってる。ユキアグモン、キャンドモン、行くよ!」
「任せろ、晴樹!」
「はい、晴樹さん!」
「ピコデビモン、ホークモン、行くわよ!」
「ええ、主!」
「はい、淑乃さん!」
ユキアグモン達は成熟期のデジモンに進化してバケモンに向かっていった。
「氷丸投げ!」
「エキゾーストフレイム!」
ヒョーガモンとブラックグラウモンが必殺技を振るってバケモンを蹴散らしていった。
「フロストクロー!」
「サンダーストーム!」
アイスデビモンとサンダーバーモンも必殺技を振るってバケモン達を倒していった。
「やるな、君達の絆と言うべきか、では私も、シューティングスター!」
ぺガスモンも必殺技を飛ばしてバケモンを倒していった。するとバケモンのリーダー格が進化してファントモンになった。
「よし、こっちも完全体だ!」
ヒョーガモンとアイスデビモンが進化してギガドラモンとマリンデビモンに進化した。
「よくも可愛い部下達を倒してくれたな、だがそれもここまでだ!」
ファントモンが必殺技を振るって襲い掛かって来た。ギガドラモンとマリンデビモンはこれをかわしていき、反撃の機会を伺った。
「プラズマブレイド!」
「スパークウィング!」
ブラックグラウモンとサンダーバーモンが得意技を振るってファントモンを怯ませた。
「ジェノサイドギア!」
「ギルティブラック!」
ギガドラモンとマリンデビモンが必殺技を飛ばしてファントモンを攻撃した。
「く、小癪な真似を!だが、俺はあと一回進化出来るぞ!」
ファントモンは姿を変えてピエモンに進化した。
「究極体か・・・!」
「どうだ、究極体になってしまえばこっちのものだ!」
「晴樹、諦めるのは早いぜ、俺が進化してやるよ!」
「ギガドラモン?」
「行くぜ!」
ギガドラモンは姿を変えてメタルシードラモンに進化した。
「進化した!」
「晴樹、これなら・・・!」
「ああ、勝てる!」
淑乃が明るくなると晴樹も希望が湧いた気持ちになった。
「己、トランプソード!」
ピエモンが必殺技を飛ばして来た。メタルシードラモンは素早く動いてこれを交わしていった。
「諦めない気持ちが奇跡を起こしたようだな。私も力になろう・・・!」
ぺガスモンが眩い光をピエモンに放った。
「ぐああ、これは、動けない!」
ぺガスモンの眩い光にピエモンは動きを封じられた。
「さあ、今だ!」
「行け、メガシードラモン!」
「マリンデビモン、援護して!」
「ああ、アルティメットストリーム!」
「ええ、ギルティブラック!」
メタルシードラモンとマリンデビモンが必殺技を飛ばした。
「己、そんなバカな~~~~!!!」
ピエモンは敗れて消滅していった。それを見てバケモン達も一目散に逃げていった。
「やったな、晴樹!」
「ああ、ありがとう、メタルシードラモン!」
「よくやったわ、マリンデビモン」
「感謝します、我が主よ」
晴樹と淑乃に褒められてメタルシードラモンとマリンデビモンは嬉しそうにしていた。
「君達の絆、素晴らしい物だったよ」
ぺガスモンが晴樹と淑乃の絆を褒めた。
「ありがとう、君のフォローが無かったら負けていたよ」
「私は手助けをしただけさ」
「ねえ、良かったら、俺達の仲間にならない?」
「君達の仲間にか?」
「君の光の力ならこの世界を眩く照らせられるかもしれない。一緒に行こうよ」
晴樹がぺガスモンに仲間になるように言った。
「ああ、私の力が役に立つなら喜んで力になろう」
「それは良かった」
「ありがとう、感謝するわ」
晴樹と淑乃はぺガスモンが仲間になった事を喜んだ。すると子供達がやって来た。子供達は晴樹と淑乃の活躍を喜んでいた。そうして晴樹と淑乃の一日が終わるのだった。