ニュータウンに朝がやって来た。晴樹の自宅のマンションの窓に陽の光が差し込んで来た。
「ううん・・・」
陽の光に照らされて晴樹が目を覚ました。
「うふ、おはよう」
ベッドの近くには裸の淑乃が微笑んでいた。
「ああ、淑乃」
「可愛い寝顔だったわよ。昨日のエッチはそれを覆すほどワイルドに私を攻めてくれたわね♪」
そう言って淑乃は悪戯っぽく微笑んだ。
「ああ、そうだね・・・」
「晴樹、おはようのキスをしてくれるかしら?」
「ああ、もちろん・・・」
淑乃の華奢な体を抱き締めてキスをした。
「おはよう、淑乃」
「おはよう、晴樹」
時空の歪みからやって来た少女と恋人になってエッチをして仲良くなり、こうして愛を育み合う日々を送っていた。
「淑乃、朝食を作るの?」
朝起きて、淑乃がキッチンで料理を作っていた。
「ええ、貴方に世話になりっぱなしですもの。私も役に立つって所を見せてあげないと」
「ああ、ありがとう」
「貴方はそこで待ってて♪」
優しく微笑んで淑乃は鼻歌を歌いながら料理を作っていった。そうしてしばらく待っていて、料理が完成した。
「はい、出来たわよ」
皿に盛られた肉じゃがが香ばしい匂いを放っていた。
「わあ、これは美味しそうだな」
「うふふ、私が作ったんですもの、美味しいに決まってるわ」
淑乃が早く食べてと期待に満ちた顔をして待っていた。
「晴樹、ご飯出来たのか?」
スマホからユキアグモンとピコデビモンが出てきた。
「ああ、淑乃が作ってくれたよ」
「へえ、淑乃、料理が出来るのか。早く食べようぜ晴樹、俺、お腹ペコペコだよ!」
ユキアグモンがお腹を抱えて食べたそうにしていた。
「大丈夫よ、貴方達の分もあるから、安心しなさい」
「それはありがたいですね、では我が主の料理を頂きましょうか」
晴樹達は淑乃が作った料理を食べていった。
「淑乃、淑乃の料理、凄く美味しいぜ」
ユキアグモンが喜んで淑乃の料理を褒めていた。
「それはありがとう、私も食べてみようかしら?」
淑乃が橋を持ってじゃがいもを挟んだ。
「あ・・・」
「あら?」
すると晴樹の箸も淑乃が掴むじゃがいもを挟んでいた。
「ああ、淑乃、どうぞ」
「いえ、いいのよ、貴方からどうぞ」
「それは悪いよ、レディーファーストって言うし・・・」
「でも、貴方に食べさせたいし・・・」
晴樹と淑乃は頬を赤くして譲り合っていた。
「何だ、食わないなら俺がもらうぜ」
ユキアグモンが間に入って食べようとした。
「ダメよ、これは晴樹にあげるの、晴樹、遠慮しないで食べて」
「ああ、分かった。淑乃の好意を無駄に出来ないからね。じゃあ、頂くよ」
晴樹が淑乃の掴んだじゃがいもを食べた。
「どう?」
「ああ、美味しいよ」
「うふ、ありがとう」
晴樹に喜ばれて淑乃は嬉しそうに微笑んだ。
「いやあ、淑乃が料理を作ってくれて良かったよ」
「今まではカップ麺か菓子パンばかりでしたからね」
ユキアグモンとピコデビモンがご飯事情を淑乃に話した。
「あら、それはいけないわね。栄養バランスは大事だし・・・そうね、これからは私に任せて。貴方達の体を考えた料理を作ってあげるから」
「わあ、嬉しいな、毎日淑乃の温かい料理が食べれるんだ」
「ようやくカップ麺生活から解放されますね」
淑乃が料理を作ってくれる事になり、ユキアグモン達は喜んだ。
「そんなに嬉しいの、それなら作り甲斐がありそうね」
「淑乃、ありがとう」
「うふふ、これから私をよろしくね」
淑乃が晴樹の頬にキスをして微笑んだ。
「おお・・・これがキッスって奴か」
「我々の前で大胆な・・・」
淑乃のキスにユキアグモンとピコデビモンは興味津々に見ていた。こうして朝食を済ませて晴樹達は大学に出かけた。
「本当にこの世界ってデジモンが多くいるのね・・・」
街を歩いて当たり前のようにいるデジモンを見て淑乃は驚きながら見ていた。
「ああ、デジモンと共存する社会になっているからね」
「でも、いい事ばかりじゃないんでしょ」
「ああ、デジモンによる事件や犯罪も多発しているんだ」
「そうなの。まあそうなるわよね」
「俺達はその事件を解決している為に頑張っているんだ」
「そうね、私達は街の治安を守るために頑張っているのね」
「ああ、頑張らないとね」
淑乃と一緒に街を歩いていく。そうして歩いていき、大学に辿り着いた。晴樹と淑乃は慧斗に会いに行った。