スーパーロボット大戦OG淫呪伝~逆襲のテンザン~ 作:真田クロ:B=Lack
神聖ラングラン王国の王女『セニア・グラニア・ビルセイア』は夢の中で、去り行く緑色のウェーブがかった長髪をした美丈夫……兄であるラングラン王国第一王子『フェイルロード・グラン・ビルセイア』に、必死に追いすがっていた。
「待って! 待って、フェイル兄さん! お願い、行かないで……!!」
周囲は草木も無い一面の荒野で、フェイルはセニアに背を向けその先にある闇……虚無へと歩いて行く。その兄に向かって必死に叫び、走り続けているが、セニアは彼へ追いつく事が一向に出来ないでいた。
「兄さん……兄さん! 私は、兄さんに……キャアッ!?」
どうする事も出来ない焦燥感にかられる中、セニアは足をもつれさせ、転んでしまう。
そのおかげと言って良いかはわからないが、地に突っ伏してしまった妹を見かねてか、フェイルはようやくセニアの呼びかけに応え彼女へと振り向いた。
「にい、さん……」
「もういいだろう、セニア。私は行かなくてはならんのだ。この先に……地獄へと。分不相応な野心に取りつかれ、ラ・ギアスを乱したという大罪を償う、その為にな」
振り向いた兄の顔も声も、かつて彼女に向けられていた優しさと意志の強さに満ちていたそれとは正反対の、固く冷たいモノであった。
「フェイル兄さん……ご、ごめんなさいっ 私が、あんなモノを作ってしまったから……!」
「そうだよセニア。お前があんなモノを……『デュラクシール』なんて代物を作ってしまったから、私は『サイバスター』に敗れ、惨めな死を迎えてしまった……
もし『デュラクシール』が無ければ、私は力に魅入られ野心に取りつかれる事もなく……もし『デュラクシール』が『サイバスター』よりも強ければ、私は力によってラ・ギアスに平定をもたらす事が出来ていただろう……しかし、それは成されなかった。『デュラクシール』は危険で強力な兵器だったが、結局は魔装機神には及ばなかった……故に、私は一人、無念と共に地獄に落ちるしかないのだ。
何もかも……そう、何もかも、お前のせいで!!」
『デュラクシール』
それはセニアが手掛けた魔装機を超えた魔装機……『超魔装機』と言える、今の彼女にとって最高傑作の人型機動兵器である。地上の技術を積極的に取り入れ、通常25~30メートルの魔装機を大きく超える50メートルという大型な、地上で言うところの『特機』に分類される機体である『デュラクシール』は、魔装機神を除くラ・ギアスの現行機を大きく凌駕する超高性能機に仕上がっていた。そしてそれほどの性能であったが故に、続く戦乱の時勢を憂いての事とはいえ、兄のフェイルロードは野心を持ってしまい、彼はその力でラ・ギアスを支配しようと目論んでしまったのだ。
「う……あぁっ!! わたし……私の、せいで……うぅううううっ!」
フェイルの言葉に、セニアの心はズタズタに引き裂かれていく。一瞬「優しい兄はそんな事を言わない」という考えが頭をよぎるが、それで彼女の心が救われる事はない。何故なら兄の責めるような心無い言葉は、セニア自身が心の底でずっとそう自責し続けていた、どうやっても消えない悔恨の念そのものなのだから。
「わ、私が……役立たずの、『出来損ない』だったから……兄さんが……っ」
「そうだ、『出来損ないの王女』セニアよ。やはりお前は周囲の言うように何もせず、ただ『正統なる王女』であるモニカの『添え物』でいればよかったのだ。なのに分をわきまえず、求められてもいないのに『錬金術師』になどなるから……」
「そうだ、出来損ないのくせに、なんでセニア王女は大人しくしていられないのか」「モニカ様とは大違いのおてんばっぷりで、我らもいい迷惑だ」「『秩序の結界』を維持する魔力を持つモニカ様こそ、我らの望む本当の王女。双子であるにも拘らず僅かな魔力しかないセニア様は、モニカ様の出がらしに過ぎんというのに、何かと出しゃばりが過ぎる」「終いには情報局にも顔を出し『デュカキス』なんて代物まで作り出して……確かに高性能なシステムだが、それで他国との軋轢が生まれたらどうするというのだ」
「ぁ……や、やめて……ッ わたし……わたしっ だって私も、モニカみたいに……みんなに、求められたくて……ッ」
気づけば周囲は荒野から一転、暗黒に満ちた空間と化し、セニアの周りには悪意の言葉の渦が真っ黒な炎となって、彼女を包み込んでしまっていた。その言葉たちは全て彼女の被害妄想ではなく、実際に王宮内で聞いてしまった陰口である。だからこそ悪意に満ちた言葉は鋭利な刃となって、セニアの心を切り刻んでいく。
『期待されたい、求められたい』と心の底で渇望していた少女の想いを踏みにじる悪意の念と、『もしかしたら兄も本当にそう思っていたかもしれない』という疑念に、セニアは心が千切れるほどに苦しみ、その美しくぱっちりとした紫紺の瞳から、ポロポロと大粒の涙をこぼしてしまっていた。
「さらばだ、セニア……愚かな我が妹よ。もはやお前に振り回されずに済む事が、地獄に落ちる私にとっての、唯一の救いだ……」
「あぁああっ!! そんな、兄さん! いや、嫌よッ!! こんなの……もう、嫌ぁああああ~~~~~~っ!!」
恨みの籠った別離の言葉を残し闇へと沈み行く兄に、セニアの心はついに限界を迎え、悲鳴を上げて泣きじゃくる彼女は一人、闇の中で打ちひしがれてしまう。
このまま孤独の中で悪意に晒され続ければ、彼女の心はもはや戻れぬほどに壊れてしまったであろう、その時。
パァアアアアアアッ!!
セニアは黒紫の禍々しい光に包まれていた。
(な、なに、この光から感じる、温かい力は……あぁ、心が、身体が、心地良さで満ちていく……♥ それに、その奥から、力強い声が……)
『ひひひ、大丈夫だっての! 優秀で美しいお前は、俺様にとって必要な女なんだからなぁ! だから安心して俺様の『求め』に応じて、俺様のモノになれ、セニア……!!』
「はぁ……貴方の、モノに……んんん~~~~~っ♥♥」
(『声』が、私を求めてくれている! な、なんでか、聞いてるととっても安心出来ちゃう、頼もしい『声』……♥ 満たされて、さっきまでの不安が、怖いのが、全部なくなっていく……♥ あぁでも、この光からは、邪悪さも感じちゃう……この『声』に身を委ねちゃ、ダメだって……何となくわかる。で、でもぉ……っ♥♥)
『セニア、俺はお前を認めてやる! これは嘘偽りない俺の本心だっての! 俺が心からお前を求めているのが、お前にも伝わってるだろう……!』
(あぁ、そう♥ その私を求める想いが本物だって、伝わって来ちゃうからぁ♥ こんな強く、激しく求められるなんて、私初めてで……はぁあんっ♥ なんて素敵な『声』なの……♥ だめ、なのに……わたしっ♥ わたしぃ……っ♥♥)
「はぁああああ~~~~~~~~んっ♥♥♥」
満たされていくセニアは僅かに抵抗を試みたものの、結局はその邪悪な光を受け入れ、甘い吐息を零しつつ危険な温かさに飲まれてしまう。
それは乙女の切なる願いが暴かれた故の、闇への堕落の始まりであり……高貴なる王女は深い深い夢の中で、響いてくるその粗野で傲慢な男の声に、自身すら知らぬ間に魅了されていくのであった。
ヴィ~~~~~~~ンッ
「う……あぁ……っ わたし、は……?」
そうして囚われの王女は目を覚まし、今ここに、新たな美しく危険な眷属を誕生させる、邪悪な儀式が始まってしまう。
「おはよ、セニアさん♥ 気分はどうかな? 割と悪くないハズなんだけど……」
「あ、あなた……プレシア? でも、なんで……」
(褐色肌に、銀髪になって……しかもオッパイが大きくなってるけど、プレシア、よね……? エッチな服まで着てるし……なんでこんな……って、そうだ! 私、この子に呼び出されて、しかもそこに罠があったから……!!)
「プレシア、あなた私をハメたわね。何だか変な姿になっているし……もしかしなくても、操られてる? うぅ、そう言えばここ、すっごく邪悪な気が充満してるし……まさか、ヴォルクルス教団!?」
「ちがうよぉ~、セニアさん♥ あたしは操られてるわけじゃないしぃ、あんな怨念の塊とソレを崇拝している連中なんかと、お兄ちゃんの素敵な『淫呪』を混同しないで欲しいなぁ~ まぁ、騙して捕まえちゃったことは、ごめんだけどね♪」
(いん、じゅ……? 呪いの一種かしら。確かに、言われてみるとこのまとわりついてくる邪念の感じは、それっぽいけど……妙に不快さが感じられないのが、逆に怖いわね。でも、確実に影響は受けてるみたい……なんだか身体が熱っぽいし、気を抜くとポ~っと惚けちゃいそうな感じだわ……)
セニアは自身の特に秀でた能力である聡明さを発揮し、冷静に自身の置かれた状況を分析していく。洗脳装置と『淫呪』の影響を多分に受け、思考力が低下しているにもかかわらずそれが出来るという事は、彼女がこの分野において唯一無二と言っていいほどの実力者である事を証明していた。
(プレシアはこの呪い……『いんじゅ』ってのにやられて、あんなふうになっちゃってるんでしょうね。やたら性的な……エッチな格好だし、って事はヤダ、『いんじゅ』ってつまり『淫らな呪い』ってこと? うぅ……そんなのに包まれちゃってるって、私もかなりヤバいんじゃ……
あと、ここは私の『ノルス・レイ』のコックピットよね? それが、私が寝てる間に改造されちゃって……拘束されてるし、そもそも身体に力が入らないし……もう、こんなの本当に、ピンチのピンチじゃない!
正直、自力じゃどうしようもなさそうだし、ここは……とにかく時間稼ぎ、かな。そのためにも……情報収集も兼ねて、とにかく色々話してみるしかないわね)
「で、プレシアの後ろにいるアンタが……私を狙った張本人、って事かしら? その格好……地上人? ヴォルクルス教団じゃないのは本当みたいだけど、なんで地上人が呪いなんかを……」
「よぉ、初めましてだなぁ、セニアちゃん♪ 俺の名はテンザン、『テンザン・ナカジマ』だっての。お前の予測通り、地上人ってヤツだ。
んでもってまぁ、その呪いに関してだが……正直俺もどういう因果かはわからねぇんだが、色々あって『淫呪』とかいうかなり使える『力』を手に入れる事が出来たんで、復讐と純粋な楽しみのために、まずは良さげな女を『仲間』にしていってるってワケよ」
「そ、そう……それで、プレシアがまず狙われたのね……で、次は私、と。プレシアってば意識もはっきりしてるようだけど、今まで見た事も無い媚びた表情をアンタに向けてるし……これは、呪いによる魅了? でも、髪色や肌の色、しかも身体つきまで変えちゃう事が出来る呪いなんて、聞いた事がないわ……
あと、復讐って事は、もしかしてマサキが対象なのかしら? 彼、地上でも大分活躍していたらしいし……」
(うぅ、分析するほどホンっとにヤバい状況だってわかっちゃう! 私、プレシアをあんなにしちゃう呪いに耐えられるかしら……うぅん、耐えるのよ!
定時連絡の時間まで耐えれば異常はすぐマサキたちにも伝わるし、機体は押さえられててもここまでの移動ログなんかは残してるから、拉致してる場所の特定も容易なハズ。だからそれまで徹底して時間を稼ぎつつ、コイツの正体とかの情報収集もして、耐えきって見せるんだから!)
「ホ! アタリだっての! よくわかったなぁ~ 囚われの身な上に、『淫呪』に晒されてもなおそこまで気丈に振る舞い、しかもしっかり状況分析も出来るたぁ、データ以上に優秀な女だなぁ、アンタ! 声も顔もむっちゃ美少女だし、ひひひ、こりゃ益々気に入っちまったっての!」
「そ、そんな、美少女だとか、気に入っただなんて……♥ 拉致してきた人に言われても、嬉しくないわよっ!」
(うわぁ、な、なんで変な反応しちゃってるの、私。このテンザンって人の声、野太くてねちっこいのに妙な力強さがあるせいか、なんだか魅力的に響いてきちゃって……もしかしてコレ、呪いの影響? 気をしっかり持たないと……)
自己分析から自分がテンザンに対し好意的な印象を持つようにされてると推察したセニアだが、本能を刺激し『そう感じてしまう』と仕向けられている洗脳に対して、気をしっかり持つという対応ではあまり効果が無い。その事を、続く悪魔からの篭絡によって、聡明な王女は思い知る事となる。
「それで、何だって私を狙ったの? 悪いけど私は名ばかりの王女で権力も人質としての価値もないし、マサキへの復讐だとしても人選ミスよ。プレシアはともかく、私はマサキの友人だけど、そんな特別な仲じゃないもの。
まさか、私があんまりに可愛いから、欲しくなっちゃったって? そんなの……」
「ああ、その通りだ。お前が実に俺様の好みの女だったからってのが、お前を選んだ理由の一つだっての。まぁ、マサキの周りの女はどれもエロくて可愛い美少女や美女だらけだから僅差ではあったが、プレシアとお前がツートップだったってのは間違いないぜ。
活発そうな艶々のショートカットの青紫髪とか、強気そうで気品のある美少女っぷりとか、マジ超俺好みだからなぁ~! ひひひひ!」
「ふぇっ!? ちょ、そんなコト真顔で言われると……その……うぅっ♥」
率直に異性として褒められ、セニアは思わず赤面してしまう。双子の妹であるモニカそっくりの『王族としての容姿』を褒められたことは多々あるが、『女』としてストレートに好感を告げられたことが無い彼女は、意外とそっち方面の免疫が無いのであった。
「んでもって、もう一つの理由はズバリ、お前が俺の求める優秀な技術者、『錬金術師』だからだっての! 俺をコケにした連中を見返す為の、あの『サイバスター』すら超える最強の機体を作る事が出来るのはお前……セニアしかありえねぇって、俺様は確信している。なぁ、だから俺の女になって、俺の機体を作ってくれっての、セニア!」
「サイバスターを超える機体を、私が……?」
どくんっ
それはセニア自身が、常に思い描いていた『夢』の一つ。
史上最高の『錬金術師』と目され、自身が一番の目標にしている絶世の美女『ウェンディ・ラスム・イクナート』に自分も追いつき、いつか彼女の最高傑作『魔装機神サイバスター』を超える機体を自らの手で作り上げてみたいと、セニアは日々想い続けていた。
そんな自身の夢、願いそのものを率直に求められ、既に『淫呪』と洗脳の影響下でテンザンに好感を持ちやすくなってしまっているセニアは、誘惑の言葉に惹かれて一瞬だけだが心がグラついてしまう。
(この人は、本気でそれを求めている……そして私があの人を超えられるとも、本気で思ってくれている♥ あ、あぁ、ヤバいッ♥ 私を篭絡するための罠だってわかってるのに、どうしてもドキドキしちゃうっ♥♥
で、でも、ダメ……だって、この人は邪悪な呪いを使ってプレシアを『あんな』にしちゃった謎の男だし、何より……ッ!!)
「だ、ダメよっ わ、私は、あなたの仲間にはならないわ……!
その、私を高く買ってくれてるのは正直嬉しく思うけど、私はラングランの王族であり、ラ・ギアス全体の秩序を守る『魔装機神隊』の一員でもあるんだから……マサキに復讐しようとしているあなたに、協力なんて出来るわけないでしょう?」
だがそれだけで、聡明さも意志の強さも併せ持つセニアを堕とす事など、出来る筈もなく。ドキドキしながらも、彼女はテンザンの要求を突っぱねてみせた。
「おいおいセニア、
「そ、そんな程度って……!」
「う~ん? テンザンお兄ちゃんの言っている事、おかしくないよね? だってマサキとか、ラングラン政府の連中も、正直セニアさんの事なんて『どうでもいい』って思ってるような薄情な人たちだよ? そんな奴らに義理立てして、セニアさんに何の意味があるのかな?」
「っ! な……何を言ってるのよ、プレシア……ッ!」
一瞬息を飲み、言葉を詰まらせてしまうセニア。それはプレシアの指摘が、本当は孤独に苛まれている王女にとって、あながち的外れではなかったからに他ならない。そして同時にプレシアはこっそりと洗脳装置を弄りっており、洗脳波によってセニアは目覚める前に散々見させられていたトラウマによる悪夢を、無意識下に想起させられていく。
それにより弱気の陰りを見せたセニアに対し、プレシアは悪魔のシモベに相応しいニヤついた笑みを浮かべながら、主に新たな供物をささげる為に囚われの王女を更に攻め立てていく。
「まぁ、マサキは頼れる仲間程度には思ってくれてるだろうけど、仲間の中ではセニアさんの事、一番気にかけてないんじゃないかな? そりゃホントのピンチになったりしたら一応、駆けつけてくれるだろうけど、セニアさんが危険なコトしようとしても止めたりはしないもんねぇ~? あたしに対してと違って♪
何せマサキが本当に、一番に大事なのは『サイバスター』の絆でがっちり結ばれている『ウェンディ』さんで、その次が家族だったあたしかな? リューネさんとかも、異性としてはともかく『戦友』として頼りにしてるし大事にもしてる感じだし。でもぉ、セニアさんはどうかなぁ~?」
「ぁっ……え……? ち、違うわ、マサキは、そんな……」
「聞いた限りじゃマサキの奴、プレシアちゃんは協力したいと言っただけで、危険だからと突っぱねてたらしいが……お前が一人で行動する事に関しちゃ、気にも留めなかったんだろ? 乗ってるのが『ノルス・レイ』なんて支援特化機で、単独で戦うなら『デモンゴーレム』なんて雑魚でも苦戦しかねないっていうのによぉ? じゃあ流石に、プレシアよりも……何より『ウェンディ』よりも、お前がマサキに『どうでもいい』奴だって思われてんのは、間違いないんじゃねぇか~?」
「やっぱそうだよねぇ~♪ セニアさん、かっわいそぉ~♥」
「ぁ……そ、それは……い、いやっ ち、違う、そんなの違うわ……ッ」
マサキが仲間であるセニアの事を大事にしていないなど、あるはずがないのは冷静に考えれば明らかであり、テンザンたちの言葉は言いがかりに近いだろう。しかし、セニアの胸の内にある闇の一つ、奥底に隠していたウェンディに対するコンプレックスが『淫呪』によって増幅されている今、そんな詭弁ですら彼女の心を大いに陰らせてしまっていた。
もはや最初に考えていた情報収集や時間稼ぎをするといった余裕はセニアに無く、そんな怯える王女に対し、テンザンはここが攻め時と容赦なく彼女の心を蹂躙していく。
「マサキですらそんな感じなのに、王族としてラングランを裏切れないなんて、セニアはちょいと殊勝すぎるぜぇ?
なんせあの国の奴らときたら、お前の事『出来損ない』として疎んでるんだろぉ? 双子なのに『モニカ』より遥かに魔力が低くて、勤めも果たせない『役立たず』だってなぁ~~っ!」
「ひぃっ……ぃ、いやっ ちがう! わ、わたし、わたしはぁ……うぅううう~~~~~~~っ」
『出来損ない』『役立たず』
この二つのキーワードがトリガーとなり、セニアの脳裏にトラウマのフラッシュバックが無数に巡っていく。
双子の妹……魔力が高く王族の務めを果たせる『完全な王女』である『モニカ・グラニア・ビルセイア』に対する、拭いきれぬ劣等感と、嫉妬と、羨望が。それを感じる事自体がどこまでも自分を惨めにさせる故に、心の奥底に厳重に封印していたそれが……地獄の釜が開いてしまったが如く、セニアの心の中にドロドロと溢れてくる。
セニアは、嫉妬する自分が嫌いだった。自分が妹より劣っていると考えるのも嫌いだった。そして大好きな妹に対して負の感情を持ってしまう事が、何よりも嫌いだった。
そんな彼女は、両親の愛情もしっかりと受け育ったお陰で、そんな負の感情はねじ伏せて自分の思うままに生きたいと思うような、強い女性に育っていた。
だからこそセニアは幼い頃から、自分自身で自分の出来る事、やりたい事を考え、それ見つけては果敢に挑戦し、自分に巣食う負の感情を一つ一つ、着実に克服していったのだ。モニカには出来ない事を出来るようになる度、救われる思いがして、ついソレらに対しのめり込み過ぎてしまう事だけが、玉に瑕ではあったが。
そうして『錬金術師』と『情報処理能力』に稀代の才能を見せ、確固たる自信をつけていったセニアは、『ウェンディ』という自身以上の天才であり越えられない壁である女性に少しだけコンプレックスを抱え込んだものの、それすらバネとしいずれ彼女を超えてやると努力する、より強い女性へと花開いていく。
だが、その過程の中で、『自分から色々出来てしまうが故に』、功績は褒められるものの周囲から彼女自身が『求められる』事は一度も無く。両親からの愛は疑いようもないが、モニカや他の兄弟と違い、自分は『魔力が低い事は気にせず、自由でいてくれればいい』と、最後まで具体的な何かを『期待』された事は無かったのである。
それは知らぬ間に、セニアの心の奥底に、大きな影を落としていた。自分ではそんな想いを抱いている事を認めたくないが故に、絶対に直視は出来ず、しかし……『モニカの様に求められたい』という想いは、ずっと彼女の中で燻り続けていたのだ。
そういったコンプレックスは誰にでもあるモノであり、セニアが特別に深い闇を抱えていた訳ではない。意志が強く多才な彼女はその闇を跳ねのける気概を既に持っているし、マサキという少しの憧れを感じる同い年の少年との日々に充実感を感じ共に過ごすうちに、いずれは消化し、自身の一部として飲み込める類の悩みでしかない……ハズであった。
「うぅ……あぁああっ わ、私、違うのっ 私はモニカの『出来損ない』じゃない……ない、のにぃ……っ」
湧き上がってくる負の感情とそれがもたらす苦しみに、ボロボロと涙を流し嗚咽を漏らしてしまうセニア。
もし、テンザンとプレシアによる洗脳が行われたのが今より少し前であったら、セニアはここまで苦しめられ、追いつめられる事はなかったであろう。マサキや『家族』との絆が力となって、救援が来るまで耐え続ける事も、もしかしたら可能だったかもしれない。
だが……数か月前に起こった『悲劇』が、彼女の精神を支えていた自信や矜持にひびを入れ、その強く繊細であった少女の心は、今だけは相当に脆くなってしまっていたのだ。
そして悪魔たちは、標的のそんな心の脆さを、見逃すはずはなく。
「マサキが選んだのは『ウェンディ』で、シュウの野郎が選んだのは『モニカ』。んでもって、お前の兄貴、フェイルロードってのがお前をかろうじて選んでいたっぽいが、でも心の底じゃお前のこと、信頼なんか全然してなかったんだよなぁ? 全く、俺様ならお前の全部を信じてやれるってのに、ひでぇ兄貴だぜ」
「え……にいさんが……わたしを、信じてなかった……?」
「そりゃそうだろう? 力が欲しかった奴はお前が作った『デュラクシール』に飛びついたはいいが、お前のこと自体は望んじゃいなかった。だからお前に黙って『デュラクシール』を野心に使う事を決め、『サイバスター』に負けちまったんだろ?
もし……お前の兄貴がお前を心から信用していれば、ともに『サイバスター』を超えたいと望んでいれば。兄貴に合わせて『デュラクシール』を完全に調整して最高の状態で当たっていれば、『サイバスター』にだって勝てたかもしれない……だろ?」
「あっ……あぁ……あぁあああああっ ち、ちがう、ちがうっ 違うわ、だって、兄さんは……うぁああああっ」
そもそもあの当時に兄に求められたとしても、力による支配を良しとしないセニアは、彼に協力は出来なかっただろう。だが、フェイルがセニアに黙って『デュラクシール』を野心に利用したのは事実であり、フェイルが『セニアを求めていなかった』と彼女に思わせるには、十分であった。
そしてテンザンは、百邪の悪魔は、健気で真っ直ぐだった王女の心を完全に握りつぶす、トドメの言葉を言い放つ。
「ホ! 違わねぇっての! それにプレシアから聞いたぜぇ? お前の兄貴、死ぬ寸前によぉ……お前の呼びかけに対して、モニカに呼びかけられたって勘違いして、無事だって喜んでたんだってなぁ!! ほんっと、薄情な兄貴だよなぁ~! 目の前で心配してるお前じゃなく、国を捨ててシュウについて行ったモニカこそを、結局は奴も一番に『求めていた』って事に他ならないんだからなぁ~~~~!!」
「うぁ…………ぁああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!」
それは、セニアが絶対に考えないようにと、無意識に封じていた記憶。実際、『セニアとモニカが共に無事だった』事を喜んだ言葉だったのかもしれないし、その可能性が一番高いだろう事は、フェイルと最も親しかったであろう自分が良くわかっているはずだった。
だが、そのフェイルの裏切りと、『デュラクシール』の罪が。そして悪魔による邪悪な洗脳が、セニアの心を闇へと引き寄せ、徹底的に負念の渦でもみくちゃにして……彼女の心はついに、限界を迎えてしまっていた。
光を失った瞳から涙を流し続け、嗚咽を流し続ける哀れな少女……彼女を『廃人』にするための行為ならば、これで成功として終わっていただろう。
しかし、悪魔たちの望みはそれではない。壊れつつある孤独な王女の心を救済し、甘美な邪悪で満たしてやる事こそ、この儀式の本当の目的なのだから。
「だが、大丈夫だっての、セニア!」
ぎゅっ
「あっ♥♥♥」
(あ……温かい、この人の手♥ なんで、さっきまで私、あんなに辛くて苦しいので一杯だったのに♥ とっても気持ちイイのが、手から広がって……♥♥ あぁ、苦しいのが、どんどん溶けていく……♥♥)
テンザンに震える手をぎゅっと握られたその瞬間、セニアは苦しみと絶望で埋め尽くされていた心と身体が一気に楽になり、安心と心地良さと、そして未知の『快感』を感じてしまっていた。
「他のザコ共がどんなにお前を『出来損ない』と軽んじても、俺様はそんな事はしないっての! 俺は心からお前が欲しいと! お前を絶対に手に入れたいと思ってるんだからなぁ!」
「はぁ……ん♥ 私を、欲しいって……そ、そんなの……んんぅっ♥♥」
(す、すごい、なんて心に直接……身体の奥まで響いてくる、逞しい『声』なの♥ そんな『声』の人が、この私を求めてくれている♥ 私が欲しいって、手をぎゅっと握ってくれている♥♥♥ あぁああ、ダメ♥ これはダメなやつだって、心のどこかで警鐘が鳴ってるの、わかるけどぉ♥ こ、こんな辛い時に、こんなに安心させられちゃうの、ヤバすぎるわよぉ♥♥ あぁあああんっ♥♥♥)
テンザンがセニアに仕込んでいた快楽洗脳の『条件付け』のトリガー……それが『手を握る』事であったのは、もうおわかりであろう。手を握られた瞬間からセニアは『トラウマ想起モード』から『快楽洗脳モード』に切り替えられ、『淫呪』も活性化し、彼女の全てがテンザンを肯定し無意識に求めるように仕向けられているのだ。
(あぁ、最初は濃くてちょっと変な顔だと思ってたけど、意思の強さを感じる太い眉毛も、ギラギラした瞳も、大きな口もぉ♥ 何だかとっても、魅力的に見えてきちゃうわぁ♥
何よりこのごつごつした大きな手♥♥ 握られてるだけでこんなに満たされるなんてぇ……♥♥ はぁん、素敵すぎるぅ~♥♥
た、多分、今私、この人に洗脳とかされてるんだって、わかるのに……そんなのどうでも良くなるほど、こうしてると心地良すぎるのぉ~~♥♥)
甘すぎる邪悪な毒に、セニアの心身は瞬く間に溶かされていく。ここまで丁寧に仕込まれた快楽洗脳に対し、心を暴かれ蹂躙され尽くされてしまった哀れな王女が対抗できる可能性など、もはやほとんどないと言っていいかもしれない。
「そ、そんな事言ってもぉ♥ でもホントは、みんなみたいにっ マサキや兄さんみたいに、アナタも……テンザンさんも本心では、ウェンディやモニカの方がいいって、思ってるんでしょ♥ 私から手に入れようとしてるのは、私が簡単に堕とせそうな女だったから、だってぇ……♥♥」
その証拠に、今こうしてテンザンへの疑問を口にするセニアだが、実はその言葉は本心ではない。『契約』の儀式により『淫呪』で繋がりつつあるセニアは、テンザンが口にしている言葉に嘘が無い事を、本能的に察してしまっているはずなのだ。だからこの言葉は、抵抗のためなどではなく……
「いいや、違うっての! モニカは顔はお前と同じでかなり良いし、オッパイが大きいのも好みだが、ちとアホっぽいのがな。俺は見た目と魔力だけのモニカなんかよりも、はるかに聡明で使える女であるセニアの方が、欲しいに決まってるだろう! 胸なんかこれから、俺様がモニカよりでっかくしてやるんだからなぁ~~~!」
むにむにむにっ
「あはぁああんっ♥♥ す、すっごぉ♥♥ オッパイ揉まれるのって、こんなに気持ち良かったんだぁ♥ く、ふぅうううぅ~~っ♥♥」
勃起した乳首がシャツに浮いてしまっている、形の良い美乳を無遠慮に揉みしだかれたにもかかわらず、セニアの口から上がるのは非難ではなく、甘ったるくエッチなメスの甘え声であり。
既に彼女の顔に媚びの滲むだらしない笑みが浮かんでしまっている事からわかる通り、先の発言は『こう言えば自分の望む言葉をテンザンが言ってくれる』と確信しての、浅ましいメスのおねだりに過ぎないのだ。
そしてそれをわかっているテンザンも、セニアを完全に堕とし切る為に、彼女の望む真実という名の甘い毒を、彼女の望むままに注ぎ込んでいく。
「そ、そう、モニカより、私の方が良いのねっ♥♥ じゃあ、ウェンディはどうなの? その……超が付くほどの美人だし、正直私よりも優秀な『錬金術師』だけどぉ……♥」
「ひひ、そっちはまぁ、俺としても悩むところではあったが……『デュラクシール』が決め手だったな!
あの機体は地上の科学技術とラ・ギアスのオカルト技術のミックス機体で、かなりの完成度だったからな。見ての通り俺様は『淫呪』というオカルトパワーを使えるが、それを機体に活用するには地上の技術じゃ足りねぇのは、お前にもわかるだろう? 加えてお前は俺と同じく、『サイバスター』を超えたいと心から願っている! 心を同じくするからこそ、一緒に『サイバスター』を倒したいと思ったからこそ、俺様がウェンディじゃなくてお前を選ぶのは、当然の事だろうっての!!」
「あ、あぁっ♥ はぁああんっ♥ う、うん、そう、わたしぃ♥ わたしも、サイバスターを超えたい♥ 貴方と……テンザンさんと一緒なら、越えられるって、そう私も思えちゃうわぁ♥♥」
(あぁ、イイっ♥ イイわぁ♥♥ 『声』も『手』も、私の望みを叶えてくれるっていう偽りのない意志も、全部ぅ♥ 素敵すぎて私ぃ、メロメロになっちゃってるぅ~~~♥♥
この人♥ このお方♥ テンザンさん……うぅん、テンザン様は、本当にカッコ良くて、素敵で♥ とっても頼りになるぅ♥ 私にとって理想のオス様なのだわぁ♥)
『淫呪』が抵抗も無くセニアの心身を侵食しているのと、事前の洗脳の効果も相まってか、今や囚われの王女の中では、ちょい太めで真四角フェイスなテンザンの人を選ぶ類の容貌すら、これ以上ないほどの『頼り甲斐のあるカッコ良さ』へと変換されていた。そうしてテンザンにメロメロになっていくセニアは、恋する乙女を超えて発情したメスの、これまで彼女が一度もしたことのないトロトロの媚び媚び笑顔を彼に向けてしまっている。
「後はまぁ、クッソ生意気で反骨心が強そうで、それでいてコンプレックス塗れの負け女っぷりが、逆に好みだったってのもあるよなぁ♥ 俺様の反抗の物語を始めるのに際し、コイツはパートナーとして最高に相応しい女だろう、ってな!
つー訳でよぉ……セニア、『契約』だ。俺様は『モニカ』よりも『ウェンディ』よりも『セニア』、お前こそを選んで、『サイバスター』を超える機体を作るためのパートナーにしてやるから……お前はこれ以上グダグダ言わず、とっととお前の全部を捧げて俺様のメスになると誓えっての!!」
ぎゅぅううううっ
(あぁああああっ♥♥ もう片方の手まで、ぎゅうって♥♥ 両手握られて、わたし♥ わたしぃっ♥ もう、こんなのぉっ♥♥)
「な……なりゅぅう~~~~~~~っ♥♥ なりゅ♥ なりましゅっ♥ わたしぃっ♥♥ テンザン様に♥ アナタにぜんぶ捧げるって誓うからぁ♥♥
アナタ様のメスに、してほしいですぅう~~~~~~~~~~っ♥♥♥」
ぷっしゅうううぅ~~~~~~~~~っ♥♥♥
「ホ! 屈服宣言で潮噴きアクメしたか! 俺様のメスになるに相応しい、大したエロメスっぷりじゃねぇかっての!
ひひひ、これで『契約』は結ばれたな! そいじゃ早速、誓いのキスもするぞぉ、セニア!」
「はぁい♥ お願いしましゅ……んっ♥ ちゅぅううっ♥♥ じゅるるるるぅ~~~~~~~っ♥♥♥」
ぷしゅっ♥ ぷしゅぷしゅぅ♥♥
(あへぇええっ♥♥ しゅごぉ♥ キスしながら私、気持ちよすぎて何度もイっちゃってるぅ♥♥
心が解放されて、テンザン様の何か……うぅん、わかるわ♥ 『淫呪』が入ってきてぇ、私の全部が満たされていっちゃうぅ~~~~~っ♥♥
ふぁああっ♥ オッパイに、熱いのがっ♥♥ こ、これはぁ……っ♥♥)
「じゅる、んんっ♥ はぁあああ~~~~~~~~んっ♥♥♥」
ばるぅうううううんっ♥♥♥
「はぁ~~~んっ♥♥ オッパイ、プレシアみたいにおっきくなっちゃったぁ♥ ふふ、すっごいわ……テンザン様好みでぇ、モニカのよりもはるかに大きくって……エッチに感じちゃうオッパイになっちゃってるぅ♥」
ぷるぅん♥
シャツを押しのけ、サスペンダーをミッチミチにしながら飛び出た爆乳を、セニアは誇らしげにたゆんと揺らす。その下腹部には、悪魔の手に堕ちた証である『淫呪の刻印』が、スカートを透かしてはっきりと輝いてしまっていた。
「ふふ、おっきくなったオッパイとぉ、テンザンお兄ちゃんとの隷属契約の締結、おめでとう、セニアさん♥
でね、さっきは勢いで言ったみたいだけど、やっぱり改めてしっかりと宣言するのが『淫呪』を取り込むコツだから、今すぐやった方がいいと思うよぉ♥」
「うん、ありがとう、プレシア♥ なら……っと、もう体は自由に動けるみたいだし、こんな格好じゃ締まらないわよね♥ なので……手を放すのは名残惜しいけど、ちょっと失礼しますね、テンザン様ぁ♥」
「おぅ、かまわないっての、セニア」
名残惜しそうにセニアはテンザンと繋がっていた手を解くと、それまで座らされていた洗脳椅子状態のコックピットシートから退き、すぐさま洗脳モードから通常のモードに変わったそのシートには改めて、テンザンがふんぞり返るように座る。
そしてテンザンの正面へと向き直り、オッパイを露出したままスカートをたくし上げたセニアは、ニンマリとした媚びた笑顔を彼に向けた。
「それじゃ、改めて聞いて下さいね、テンザン様ぁ♥
私……『セニア・グラニア・ビルセイア』はぁ、出会ったばかりですけど、貴方様が……『テンザン・ナカジマ』様こそが私の運命の人だって、全てを捧げて仕えるべき最高の殿方なんだって、確信しちゃいましたぁ♥
なのでぇ♥ 私は私を求めてくれたテンザン様に応じて……貴方様の為に史上最高の、サイバスターなんてあっさり超えちゃうほどの最強のマシンを作る『錬金術師』として、そしてメスとしても全力で仕える忠実なエロメスとして、貴方様のモノになる事をここに誓いますぅ♥♥
ですから、そう……この『淫呪』によって♥ 私をプレシアと同じ、貴方様の『眷属メス奴隷』へと、生まれ変わらせて下さいませぇ~~っ♥♥」
ぐちょ濡れの高級そうなシルクの純白パンティと、張り付いて勃起してるのが丸わかりなクリトリスを見せつけつつ、神聖王国の王女であったセニアは悪魔の王の淫らな下僕へと堕ちる宣言を、喜びと共に上げてしまったのであった。
次回!第12話『美しくも悪辣なる眷属メス奴隷たち』
眷属化セックスシーンは、またもお預け!
丁寧すぎるほどの洗脳シーンでしたけど、こういうのもやっぱりいいよね?
デモリオン開発編、どっちのチームの攻略を先に見たいか
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エクサランスチーム(フィオナ&ミズホ)
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チームTD(アイビス・ツグミ・スレイ)