その花は、誰が為に咲く 作:寝取られでしかシコれない男ッ!!
※蜘蛛姦です。ニプルファック、堕胎(?)要素有りです。
苦手な方はご注意ください。
次はマンリョウのお仕置きだとか言っておきながら……すまない……どうしても蟲姦を書きたくなったんだ。本当にすまない……
――ぐちゅ、ぐちゅ、くちゃ、ぐちゃ
湿り濁った音が耳に響き、意識が闇の底から引き戻された。
「……っ、ん……」
瞼を開くと、冷たい糸が頬を撫でていた。
視線を巡らせる。四肢は白い糸で絡め取られ、岩肌に張りつけられている。指一本動かせない。
(……動かない……?なに……これ……)
喉が焼けるように痺れて、息すらまともにできない。声を上げようとしても、かすれた音しか漏れなかった。
「た……たひゅ、け……」
それは自分でも分かる。助けを求めていた。
だが誰に?誰に届くというのだろう。
目の前に広がる光景は、地獄だった。
夫が――。
最愛の人が、大蜘蛛の害虫に喰われている。まだ温もりを残した胸を、腹を、黒い牙が引き裂いていき、肉を貪り血を啜っている。
その傍らには、共に戦った仲間たちの姿。自らの武器で喉を掻っ切り自害した様子の彼女たちの体を、中型の蜘蛛の害虫が犯していた。さらに、一人、二人は頭のてっぺんから足のつま先まで小さな蜘蛛がうじゃうじゃと群がっている。
あまりの光景に、かすかな嗚咽が零れた。
「ひ……っ……」
なぜ、自分だけが生きているのか分からない。
夫は、仲間は、皆殺された。亡骸でさえ蹂躙されているのに。
どうして、自分だけが、まだ――。
私が起きたことに気付いた眼前の大蜘蛛がぎちぎちと顎を鳴らした。
複眼が闇の中で赤く光り、囚われた私を値踏みするように舐め回す。
蜘蛛の足が私の乳房を露出させる。
(いや……そこは……!)
夫と、これから生まれてくるはずだった子のためのもの。
その未来を、今にも踏みにじられようとしている。
恐怖と屈辱で涙が流れ落ちた。
小さな足音がぞわぞわと肌を這い上がってくる。
視線を落とせば、無数の小蜘蛛が自分の身体を埋め尽くしていた。
うぞうぞ。うぞうぞ。蜘蛛が、害虫が、皮膚の上を這い回る。
鳥肌が立つほどの生理的嫌悪が、全身を駆け抜けていく。
「ぃゃ……きも……わる……っ……!」
かすれた声が喉から漏れる。舌は痺れてうまく動かない。おそらく毒のせいだ。
全身を覆い尽くす黒い影。
(ああ……喰われる……生きたまま、喰われて……)
恐怖で涙が零れる。それでも、胸の奥にほんの僅かな安堵が芽生えてしまう。
(でも……これで……みんなのところへ……逝ける……)
夫と仲間の後を追えるなら――。
しかし、その思いは、あまりにも脆かった。
「……え?い……ッ!」
乳房に熱い痛みが走った。小蜘蛛たちが胸に群がり、乳首へと噛みついているのだ。
両の乳房に数十匹。小さな顎が先端に食らいつき、ちゅうちゅうと吸い付く。
「ひぐっ……や、やだ……っ……っぁ、ああああああ!」
混乱で頭が真っ白になる。
食われると思ったのに――なぜ乳首を……!?
歯がガチガチと鳴り、恐怖で呼吸すらできない。体を振り払おうにも、糸と毒がその全てを縛りつけている。
発狂しそうな惨状の中、洞窟に響く咆哮が空気を震わせた。
「キシャアアアアアッ!!!」
あの大蜘蛛の声だ。
その瞬間、小蜘蛛たちが一斉に散り去っていく。
「はぁっ……はぁっ……」
痛みに震えながら、私は僅かな安堵を覚えた。
(た、助かった……?)
しかし、それは更なる絶望の前触れだった。
「……っ」
糸に縛られた頭上から、影が二つ降りてくる。
彼女の胸をすっぽりと覆うほどの大きさ。
そして――股間に生えた、異様な突起。
「ま……さ、か……」
ぞっと背筋が冷えた。
嫌な予感が、確信に変わる。
この蜘蛛たちは――喰らうためではなく、交わるための存在。
「いやああああああああっ!!」
私の悲鳴が洞窟に響き渡った。
二匹の蜘蛛が乳首に覆いかぶさり、股間の突起を押し当ててきた。
「や……やめ……っ!」
ぶちゅり、と音を立て、乳首の奥に異形が侵入する。
「ひぐっ……あ……ぁぁぁ……っ!」
本来なら裂けるような痛みのはずだった。
だが、走ったのは鋭い痛みではなく、電流のような痺れだった。
「な、に……これ……っ……痛いはずなのに……ッ……!」
乳房の奥が灼けるように熱い。
管を押し広げて突き進む感触が、ぞわぞわと背骨を駆け上がり、脳を痺れさせる。
嫌悪で吐き気が込み上げるはずなのに――胸の奥が甘く痺れ、勝手に息が震えた。
「い、やっ……やだ……こんなの……っ!あぁっ……!」
反対の乳首も同じように貫かれる。
両乳を同時に犯される感覚は、痛みを越えて快楽へと変質していた。
「ちがう……ちがうのに……っ……気持ち……いい……なんでぇ……っ!」
涙を零しながら、必死に否定の声をあげる。
夫にすら触れられたことのない場所。
生まれてくるはずだった子に与えるための乳房が――蜘蛛に嬲られて、悦びを刻まれている。
「こんな……のに……っ、おっぱいで……っ……あぁぁっ!」
私の意識は、恐怖と屈辱、そして抗いようのない快楽にぐちゃぐちゃに溶かされていった。
乳首の奥深くを抉る突起が、次第に速さを増していく。
「はぁっ……あっ……や、やめ……っ……!」
灼けるような痺れが乳腺を突き破り、胸の奥を打ちつけるたびに、喉から掠れた声が漏れる。
いやだ、痛い、気持ち悪い――そう訴えたいのに、声が震えて快感に濡れてしまう。
「ま……まさか……っ、これ……っ……いやっ……いやあああっ!!」
込み上げる恐怖とともに、胸の内側で異様な脈動を感じ取った。
蜘蛛の交尾器が脈打ち、乳首を通してずるずると痙攣する。
「キキッ……キシャアアアッ!!」
二匹の蜘蛛が同時に甲高い咆哮をあげ、痙攣する身体を震わせる。
次の瞬間、熱い奔流が乳管を逆流し、乳房の奥へと吐き出された。
「いやあああああああっ!!!」
焼けつくような衝撃。
両の乳房を内側から満たす白濁が、母乳と混じり合い、どくどくと溢れ出す。
「ひっ……あ、あぁ……っ……いや……やめ……ぇぇっ……!」
乳首の先から噴き出したそれは、蜘蛛の精と母乳の混ざり合った乳白色の液体。
洞窟の冷たい空気に触れると、ほのかに甘酸っぱい臭いが立ち上った。
「うっ……おえっ……っ……!」
甘やかな乳の匂いに、害虫の精の濁臭が混ざった臭い。
それを嗅いだ瞬間、吐き気が込み上げる。
大切なはずだった母乳。
夫と子のための乳房は、今――蜘蛛の白濁を孕み、淫らな匂いを撒き散らしていた。
「ぁっ……あ、あぁぁぁぁ……っ」
乳房を蹂躙していた二匹の蜘蛛が、突如として身体を震わせながら生殖器を引き抜いた。
ぬちゅ、ぬちゅりと粘液を引きずりながら抜け落ちた乳首は、ぽっかりと異形の穴を残す。
「か、え……して……っ!私の、おっ……ぱ、い……ッ!」
母乳を与えるはずだった柔らかな乳首が、今は醜悪な交尾器の形に歪められている。
必死に叫ぶ私の願いを嘲笑うかのように、洞窟の奥からざわめきが迫る。
「……え?ひっ……い、やっ!」
暗闇から這い寄るのは、散っていたはずの無数の小蜘蛛たち。
ぞろぞろと群がり、乳首の穴に顔を押し付ける。
「や、やめっ……っ……っ、え……?まさか……のん……でるっ!?や、やめてぇぇっ!!」
乳首から滴り落ちる白濁を、小さな顎で啜り上げている。
母乳と蜘蛛の精が混じり合った濁液を、子供でもない蜘蛛の群れが、貪るように飲み込んでいる。
「いやあああああっ!!返して……返してよおおっ!!それは……赤ちゃんの……ためなのにっ……!」
全身を捩って振り払おうとするが、絡みつく糸はびくともしない。
視界の端で、乳首に群がる小蜘蛛の腹が、母乳で丸く膨れていく。
「やめっ……のまないでぇぇっ!!やめろぉぉ!!!」
蜘蛛の子らが、私の母性の象徴を、恥辱と絶望の源へと変えていく。
しかし、まだ、私はどこかで救いを求めていた。
あまりに酷い仕打ちを受けてきたけれど、さすがに――これ以上の凌辱はないだろう、と。
なぜなら、私は今、お腹に夫との愛の証を宿しているのだから。
妊娠中期。膨らみ始めた腹を抱きしめるように心で寄り添いながら、ただひとつ信じていた。
――もう、私にはこの子しかいない。
だから、せめてこの子だけは。絶対に、守り抜く。
そう固く決意したその瞬間だった。
胸に群がり、母乳と精液の混ざり物を啜っていた小蜘蛛たちが、一斉にざわめき立つ。
まるで何かを察知したかのように、ばらばらと散っていく。
「キシャアアアアア!!」
闇の奥から姿を現す、大蜘蛛。
その巨躯が私の上にのしかかり、腹の下からぶら下がる異形の器官を、ゆっくりと膣口へ押し当ててきた。
「ひっ……う、うそ……っ、でしょ……っ……わ、わたし……にん……し、して……るのに……っ!」
あまりに巨大なそれは、私の夫の腕ほどもある、恐ろしい交尾器だった。
私の悲鳴など無視して、大蜘蛛は苛烈な呼吸を吐きかけてくる。
「や……やめっ……そんなの、入らな――んぐッ!?」
叫びを遮ったのは、天井から滑り降りてきた中型の蜘蛛。
その交尾器が強引に私の口腔へ押し込まれた。
「んぐぅっ!?ごほっ……じゅぶっ、じゅるっ……!」
鼻腔にまで溢れる生臭さ。
それに混じるのは、なぜかほのかな甘さを帯びた体液。
吐き気に震えるが、それ以上に恐怖が勝った。
「んんんーーー!!んんぐぽっ、じゅっぽっ、じゅっぽっ!」
(やめてっ!!入ってこないで!!)
必死に心で叫ぶも、口腔を蹂躙する蜘蛛の腰の動きに塞がれ、声は潰される。
仮に声が届いたところで、この害虫が聞くはずなどない。
――詰んでいたのだ。最初から。
そして。
口内を容赦なく突き犯されるのと同時に、大蜘蛛の巨大な交尾器が、膣奥をこじ開けて入ってきた。
「んんっ!んぽっ、じゅるっ、じゅるるっ!」
喉奥まで突き込まれた交尾器が、口腔の奥を何度も何度も擦り上げる。
粘つく甘臭い液体が溢れては喉に流れ込み、息をするたびにむせ返った。
(やめ……っ、いやぁっ……っ!)
必死に首を振ろうとするが、髪も顔も糸に縛られ動けない。
その間にも下腹では――大蜘蛛の巨大な交尾器が、容赦なく膣奥を抉っていった。
「んぐっ……じゅっぽっ、じゅるるっ……んぶっ!」
堪えきれない声を漏らすたび、口腔を犯す蜘蛛の腰が勢いを増す。
同時に、膣内では大蜘蛛の肉塊がずるずると奥を広げ、ついに――
「キキキッ!……シャアアアアッ!」
「んんんっ!?んん゛ぐぅううっ!」
子宮口へと到達した。
その瞬間、交尾器は深く突き立てるでもなく、まるで舐めるように、子宮口をじっくりと擦り上げ始めた。
ねっとりと、じわじわと、何かを塗り込めるかのように――。
(きもち、わるっ……っ、なのに……な、なんで……っ!?)
夫では届かなかった最奥を、害虫のソレが執拗に嬲っている。
決して許されないはずなのに、そこを擦られるたび、背筋をぞくりと震わせる快感が全身を走った。
(おっ……おぉっ♥そこばっかり……やめてぇっ!!)
体感で半日。実際は二、三時間ほどだろうか。
その間ほぼずっと子宮口を弄ばれるのだ。
じゅるり、じゅるりと、奥へ毒をすり込むような粘着質な摩擦。
それが止むことはなかった。
「キッ、キキッ……キシャアアアーーッ!」
「んぶっ、んぐっ……ごぼっ……じゅるるっ!」
その間にも、口内を蹂躙する蜘蛛がびくびくと震え、濃厚な体液を喉奥へ叩きつける。
胃へ流し込まれる熱い奔流に吐き気を催すが、吐くことすら許されない。
(いやだ……もういやだ……!)
射精が終われば、その蜘蛛はあっさりと引き抜いて去る。
しかし、安堵の暇などなく、すぐに次の蜘蛛が降りてきて、同じように交尾器を口内に突っ込んでくる。
(こんな……っ……私のおっぱいも……口も……おまんこも……全部、害虫なんかにっ……!)
地面に転がる視線の先、血と肉に変わり果てた夫や仲間の骸が目に映る。
守りたかった大切な人々。
そして、お腹の奥で息づく、小さな命。
――こんな姿、見せたくない。
そう、強く思うが、子宮口を執拗に叩き潰すように、巨大な交尾器でねっとりと犯され続けている。
夫との愛しい交わりでは決して触れることのなかった場所を、汚らしい害虫に嬲られ、快楽だけが骨の髄にまで刻み込まれていく。
(おっ♥おぉ♥いやっ、違う……違うのっ!助けて、貴方!誰かっ!)
長時間の責め具に、心が削られていく。
嫌悪と快楽の境界がぐずぐずに崩れ、もう屈服寸前まで追い詰められている。
「んぐぷっ、じゅぶ、じゅる、ごぽっ、ごっぽっ!」
(ごめっ、なさっ……貴方っ!……見ないでぇぇっ!)
――ぷしゃああああっ♥
耐え切れず、潮を噴いた。
死骸と化した夫の傍らで。
私の子宮を突き上げる害虫の交尾器に、女として絶頂させられてしまったのだ。
錯覚だと分かっている。
しかし、無惨に砕けた夫の頭蓋骨、その眼窩の暗闇が、私の痴態をじっと責めているようにしか思えなかった。
(見ないで……いやぁ……どうして、こんな……)
胸が潰れるほどの絶望が押し寄せる。
そして――。
唐突に交尾器の動きが、変わった。
ねっとりと擦りつけていたのが、今度は――押し広げるように。
ぐぐっ……ぐぐぐっ……!
「んじゅぽっ、じゅるっ、じゅっぽっ……
この動き……まさか子宮を、押し開こうとしている!?
いや、そんなばかなことが……。
しかし、否応なしに現実は迫っていた。
口を犯している蜘蛛の律動が速まる。
同時に、子宮口を突き破ろうとする圧力も強まる。
押し上げられる。
速さが増す。
押し広げられる。
さらに速く――。
「キキッ……シャアアアアア!」
「キキキキキッ……!キッッシャアアアアアッ!」
「んぐっ!んじゅるるっ!ごぼっ、ぐぷっ……んんぅっ!」
喉を貫く交尾器がみるみる膨れ上がり、
吐息すら許さぬ勢いで――射精を迎えた瞬間。
――ぬぽんっ。
鮮やかな破裂音とともに、膣奥にあった境界が割れた。
交尾器が、子宮へと突き入ったのだ。
(おっ!あぁっ!そ……そんな……!本当に……入って……っ!や、やめて……!私の……赤ちゃんが……!このままじゃ……!)
「んんんんんんっっっ!!!」
毒と糸に絡め取られた身体を、それでも必死にねじり上げる。
赤ん坊を守らなければ――。
夫との唯一の証を、絶対に――!
ぎちり、と糸が悲鳴を上げ、千切れかけた。
だがその刹那、首筋に鋭い痛み。
ガチリ、と牙が食い込む。
順番を待っていた別の蜘蛛が、容赦なく首筋へ毒を流し込んだのだ。
「キッ……キキキッ!」
「ひっ……がぁ……っ!」
その瞬間、全身から力が抜け落ちる。
残っていた気力の炎を消火するように吸い尽くされ、体が糸の中に再び沈み込んでいく。
(いやっ……いやっ……っ、そんな……いやあぁあぁああっ!!)
絶望の叫びなど、吐き出せるはずもなかった。
そして――それは始まった。
――ごくり。
本当は聞こえるはずもないその音が、確かに耳の奥で響いた気がした。
しかし、錯覚ではない。
私の中の、小さな灯火が――確かに掻き消えたのだ。
(ああああああああっっっ!!!!!)
涙腺から、とめどなく涙があふれ続けた。
「じゅっぽっ、じゅるるっ、じゅぽっ!」
喉奥を犯されながら、それでも掠れた声でつぶやいてしまう。
(……わたしの……あか、ちゃん……)
胸が張り裂ける。
身体を裂かれるよりもずっと痛い。
失った悲しみは、言葉では到底追いつかないほどだった。
しかし、そんな母の慟哭など、害虫には意味がなかった。
大型蜘蛛の交尾器は、失われた胎内を確認するかのように、子宮壁を執拗になぞり、擦り付け続ける。
その間も口腔を犯す別の蜘蛛は変わらず律動を繰り返し、唾液と精液で口内を満たし続けていた。
「んぶっ、じゅるっ……!んぐ、ぐるっ、じゅるる……!」
涙と嗚咽で呼吸すら乱れる。
だが、それすら凌辱の中に組み込まれていく。
――そして。
お腹の膨らみが、消え去る間もなく。
その直後に、それは起きた。
(……え?……は……?)
最初は分からなかった。
膣奥を満たす感覚が、先ほどまでとは違っていたからだ。
ただ押し広げられているのではない。
――流し込まれている。
温かく、しかしぞっとするほど冷たい感触。
そして、膨張していくお腹の内側。
(……これ……まさか……たまご……っ!?わ、わたしに……っ!)
そう、理解した瞬間、血の気が引いていく。
我が子を失ったばかりの子宮に、今度は――蜘蛛の卵が植え付けられている。
「じゅっぽっ、んじゅるるっ!ぐぽ、らめじゅっぽっ!ごぽっ、じゅっっぽ……っ!」
(いやっ、いやあああっ!やめてっ!私のっ!)
悲鳴を上げようとしても、口内の交尾器のせいで言葉すらまともに喋れない。
反射的に抵抗しようとするが、体は糸と毒に囚われ、動くはずもない。
恐怖。絶望。嫌悪。屈辱。怒り。
感情がごちゃまぜになり、どれがどれだか分からなくなる。
(……みすみす……赤ちゃんを死なせて……っ……守れもしなかった……っ!!それだけでは飽き足らず、私の子宮にっ――こんな……こんなの……っ!)
涙はとめどなく溢れ続ける。
だが、何ひとつ変わらない。
子宮は容赦なく、蜘蛛の命で満たされていった。
子宮に押し込まれた卵塊が、まだ収まりきらずに蠢いていた。
ぐに……ぐに……と、胎内から押し広げられる感覚は、耐え難い悪夢そのものだった。
(あ……ぁ……もういやっ……いやぁぁぁっ!)
かつて夫との愛の結晶を宿した場所が、今や害虫の苗床にされている。
絶望で胸が引き裂かれそうになった、その時だった。
――どぷっ!びゅーっ!どびゅるるるっ!
害虫の交尾器から、さらに濃厚で熱い液体が噴き出す。
押し込まれた卵の隙間を満たすように、とぷ、とぷ……と流れ込んでくる。
「シャアアアッ!キシャアアアアアアッ!!」
「んぶっ、んじゅるっ、じゅぽっ、じゅるるっ!」
喉奥まで犯されているせいで、まともな声にならない。
だが分かる。分かってしまう。
(……うそ……っ、卵を……精液で……浸らせて……!)
子宮に抱かされた異形の卵が、熱に揺れながら液に覆われていく。
自分の赤ちゃんを奪った同じ場所で、蜘蛛の子を確実に生かすために。
(そんな……やめてっ……そんなことしたら……っ!)
涙が止まらない。
赤ん坊の代わりに、蜘蛛の卵が慈しまれるように精液に抱かれている。
自分の体が、そのためだけの、繁殖用の孕み袋に堕ちていくのだと突きつけられるかのように。
「……んぐっ、じゅるっ……んんんんんっ!!」
全身を震わせて必死に拒もうとするが、毒と糸に縛られた体は指の先一本動かない。
喉に突っ込まれていた交尾器がどぷっと精を吐き出すと同時に、胎内の卵もまた、どぷどぷと精液に浸されていく。
悍ましい粘液が、先ほどまでわが子がいた場所を覆っていく。
その温かさと重さに、涙は止まらない。
(わたしの……あかちゃんは……もう……いない……)
悔しい。
情けない。
守れなかった。
そして、抗えなかった。
全身が絶望で満たされ、思考すら朦朧としていく。
――最後にふと、どこかで諦めにも似た感情が浮かんだ。
(……もう……いい……もう……)
ぼやけた視界の先、のしかかる巨大な蜘蛛の影が揺れている。
その姿がじわりと滲み、涙とともに崩れ落ちる。
そして次の瞬間、意識はぷつりと暗転した。
――すべてを奪われた胎内に、害虫の卵を抱えたまま。
自分的に割とエグい蟲姦書けたなと思ってるんですが、いかがでしたか?
ところで――ミヤマヨメナ良いと思いません?
未亡人!泣き黒子!衣服の下のスケベな体!
出た時からずっと書きたいと思ってたんだけど、水着で我慢できなかったよ…。
本当はマンリョウ、ネムノキ、アネモネの三人のうち誰かを完結させてから書くつもりで、相手役も元々の団長の同期とかにする、はずだったんだよ!ホントダヨー、ワタシ、ウソツカナイネ!
……いや、まあ、単純に蟲姦書きてえ欲が溜まってきたから、なんすけど。
同期云々については、また後日ってことで。
え……?ここからどうやって同期に続くのかって?
そりゃもちろん、「伝家の宝刀」のあれよ。