その花は、誰が為に咲く 作:寝取られでしかシコれない男ッ!!
よく考えるとアンケートで投票して頂いたキャラを書いた時に、この小説に書かないとせっかく投票して頂いた皆様のお手を煩わせてしまうと気づきました。
なので、全てこの小説に全て集約していきたいと思っています。
こちらの方に誘導を行うためにマンリョウの方に明日か明後日に四話目を投稿した後、こちらにも追加していく流れになります。
この話はマンリョウの一話になります。
元の話だと唐突感があった箇所を加筆修正しています。話の流れは変わっていません。
やっぱ権力者寝取られが一番興奮しない?
「んっ……っ、れろ、んぢゅっ、ぢゅるるっ……っ」
気持ち悪い。
この人の肉厚な舌が私の唇を割り、舌が絡み合う。
喉の奥からせり上がる吐き気を必死に堪え、涙腺から落ちる雫をそのままに、それでも私は舌を返していた。
なぜ、こんなことになったのか――。
*
『……お見合い、ですか?』
苦虫を噛み潰したような表情をしながら、両親がお見合い話を伝えてきた。
両親がその言葉を口にしたとき、私はすぐに察した。
――これは、ただの話ではない。私にとっての「役目」が回ってきたのだ、と。
私が団長さんと交際していることは、両親も知っていたはず。
それでも、そんな話を持ってきたということは、相手が断れない人物なのだろう。
『……分かりました』
私はそう返した。そう言った瞬間、父が顔を伏せ「すまない」と謝罪しましたが、しかし、本心では受け入れるつもりなどなかった。
家のために血を繋げ――それが私の役目だと、そう信じて生きてきた。
けれど、団長さんと出会い、私は初めて「団長さんの隣で生きたい」と思ったのだ。
結婚は義務ではなく、心で結ぶものだと、ようやく知った。
……だから、私は断るつもりだった。
相手が誰であれ、きちんと会って、礼節を持って。
あくまで「私自身の意思で断った」と、そう言えるように。
けれど――私のそんな甘さは、すぐに打ち砕かれることになる。
「ふむふむ……なるほど」
お見合いの場には高級料亭が選ばれてました。
落ち着いた和室に不釣り合いに浮いている男性。
ネトリ。それがお見合い相手の名前だった。
椅子に腰掛けているネトリは二回り……どころか、三回りは離れているかもしれないほどの年配の男。
肉付きの良い身体に皺だらけの顔、油の浮いた笑顔と、下品なほどギラついた目。
何もかも、団長さんとは正反対の人物。
一瞬、その違いに思わず比べてしまい、私はすぐに自己嫌悪に陥った。
普通、お見合いというと両親も一緒に来るイメージでしたが、この場には私とネトリの二人だけ。
私だけで来るようにと命じられたとのことでしたが、私の家は自他ともに認める名家であり、そんな私の両親に一方的にものを言える相手……。
……それを両親が認めたということは、相手がよほどの権力者だと、覚悟していたはずなのに。
ネトリは、品のない笑みを浮かべながら、頭のてっぺんからつま先まで時間をかけて舐め回すように見てきた。
その下卑た視線に宿るのは、ただの興味や好意ではない。まるで、「自分の所有物を品定めしている」かのような、ねっとりとした熱と欲。
「いやはや素晴らしいっ!儂はもうお前に決めたぞ」
その言葉は、唐突に、そして一方的に放たれた。
「……え?」
思わず、声が漏れる。
まだ自己紹介はおろか挨拶すらまともにしていない。年齢も、趣味も、何も知らないし、話すこともしていない。
そんな状態で、
「結婚相手じゃよ」
当たり前のことのように言ってのけたネトリの顔は、既に商談が成立したというような顔をしていた。
私は、何も言い返せなかった。
この人は、最初から決まっているつもりで来ている。
私は笑うこともできず、ただ姿勢を崩さぬようにしながら、膝に手を置く。
おそらく、ここから先に断る余地など存在しないのだろうと薄々感じていた。
でも、それでも、私はまだ、この時点では希望を捨てていなかった。
「ざっと資料を読んだ限りで、家柄良し、外見良し、性格良しの完璧な美少女。本当に実在するのか少しばかり疑っておったが……こうして実際に目のあたりにすると、素晴らしいとしか言えんわ」
その声音には、称賛の響きはあっても敬意は無かった。
まるで家畜の品評会で、出来のいい血統書を見せられたかのような、そんな言い回しだった。
「さあ、早速……」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
あまりに唐突で、あまりに横暴すぎる。
私は反射的に言葉を発していた。
これ以上何かを進めさせてはいけない。――そう、直感が警鐘を鳴らした。
その瞬間、ネトリの目がすっと細くなった。
「ふむ……どうやら意見の相違があるようだな」
それは明らかに怒りを含んだ声音だった。
笑顔を浮かべたまま、けれど空気が一気に冷えたような威圧感に、私は思わず背筋を正していた。
「ご、ごめんなさい。ですが……い、いきなり結婚だと言われても……」
かろうじて口にした言葉は、震えていた。
まるで、向こうの一言が引き金になれば、何か取り返しのつかないことが起きるのではないか――そんな恐怖に襲われていた。
「ふん……儂が誰か、分かるか?」
「……え?……えっと……」
思わず目を伏せ、考える。
事前に渡された資料には特筆すべきことは書かれていなかった。
ネトリという名前に聞き覚えは無かったし、家柄についても特に明記されていなかった。
……しかし、それがもし、書けなかった、とすれば。
「これは、できるだけ内密にと言われておったのだが、儂はお前を、マンリョウを妻にすると決めた。……妻になる女ならば知っていても問題なかろう」
これは、まずい。
この男は、ただの権力者なんかじゃない。
私のような立場の人間が、「お断りします」の一言で済ませられるような相手じゃない。
「……嘘、でしょう……」
唇から漏れた言葉は、誰に届くでもなく、ただ静かに消えた。
そして、名前を呼ばれたことに虫唾が走るが、それどころではない。
おそらくトップシークレットを明かされる、これを聞けば後戻りできない。そう直感した私はどうにか魔法で耳を塞ごうとしたのですが、しかしそんな私の決意すら無意味に終わる。
それは、あまりにあっさりと、あまりに無慈悲に。
魔法の展開が始まるより早くに明かされた。
「儂はな……勇者の直系じゃよ」
「なっ……ゆ、勇者……!?」
その瞬間、頭が真っ白になった。
何かが崩れ落ちる音がした気がしたのに、どこにもそんな音は存在していなかった。
――仮に魔法が間に合ったとしてもどのみち運命は変わらなかったでしょう。
切羽詰まった状況で咄嗟に思いついた方法がそれだっただけで、結局、この人がそれを話したという事実があれば良かったのだから。
勇者のことは関係者の中でも特に限られた超極秘の情報です。
それを知っている時点で、ネトリが普通の人ではないことは確定しているようなものですが、まさかここまで大それた人だとは思っていませんでした。
勇者の直系ともなれば立場で言えば国王クラスと同じであると言っても差し支えないでしょう。
そして、今の時代となってはもはやお伽噺に登場するだけの存在だと思われていた勇者が、実際にいたということまでは私の所属する騎士団が知ることが唯一の情報。
「何でも外の世界に行くらしいからの。保険を掛けておきたい――そう言っておった」
「……保険……?」
「その意味は、賢いお前なら知っておろう?」
わざとらしく口の端を吊り上げたその表情は、私が絶望するのを愉しんでいるようにしか見えなかった。
この場において、それの意味することは一つだけだろう。
――即ち、子どもを作れと。
逃げ場なんて、どこにもない。
そして、言っておったという言葉から見て、
当たり前のように放たれた一般には「外の世界」も伏せられているのだ。
それら全てが、目の前のこの男が勇者の直系であるという証左だった。
「うん、何じゃ。恋人がいるのか」
「えっ……?」
――と、その時、そう言ったネトリの目線が私の右手に向けられていた。
その先、薬指にあるのは、団長さんから贈られた誓いの指輪。それは永遠の誓いという儀式の際に贈られたもの。儀式というと少し大げさですが、結婚前の約束として交わした、大切な、大切な絆の証。
この指輪を贈られた日のことは今でも鮮明に思い出せます。
「はい……います。私には、心に決めた人がいます……!」
「くく……そうかそうか」
きっぱりと、そう答えた。
一縷の望みにすがるように。
もしかしたら、取り消してくれるかもしれない。
しかし、顔を上げた先で、ネトリは笑っていた。
いや、嗤っていた。
――淡い希望を粉々に打ち砕いてくるような、私の大事なもの全て踏みにじるような醜悪な笑みを携えて。
「では、一つ勝負といこうかの」
「しょ、勝負……?」
「うむ。一ヶ月間、儂のものになれ。その間、あらゆる手を使って儂はお前を堕とす。そして、一ヶ月後、お前が断ればきっぱり諦めるわい」
「…………!」
頭が真っ白になった。
それは慈悲でも猶予でもなかった。
――ただのゲームだ。自らの欲望を満たすためだけの、自分勝手で卑劣なゲーム。
「それは……そ、それは……っ!」
私は思わず、唇を噛みしめ、首を振った。
けれど、反論の言葉が喉の奥でつかえて出てこない。
「どうした?お前ほどの才女なら、今の立場が分かるじゃろう?」
低く、ねっとりと絡みつくような声。
それは脅しでも怒声でもない。ただ、事実を確認しているだけ。
私に選択肢など存在しないことを、丁寧に思い知らせているだけ。
「……わかって、います」
声が震える。
目の奥が熱い。
逃げたい。叫びたい。助けてほしい。
でも。
「……っ……受けます。いいえ、受けさせてください……!」
絞り出したその言葉に、自分でも悔しさで唇を噛んだ。
だが、そもそも受けなければ自動的にこの人との結婚が決まるのだ。
断ってしまえばセンリョウや両親、そして団長さんたちに危害が及ぶ可能性だってありえる。
それを向こうの方から白紙撤回する機会を与えてくれたのだ。
そう、一ヶ月耐えればいい。
たった一ヶ月だ。
その間だけは、私の心だけは守り抜いてみせる。
たとえ、身体をどう弄ばれようとも。
「うむ。ではまず、口付けでも交わしておこうか」
「え……く、くち……」
脳がその言葉の意味を理解するのに数秒かかった。
「なんじゃ。キスくらい、恋人……団長としておるじゃろう?」
くすりと笑って、ネトリが口元に指を添える。
キス。それは身体の関係の入り口。
そして何より、団長さんだけに許した行為だった。
その彼以外の男と、唇を交わす。その事実に、私は息が止まりそうになる。
(ああでも、これからセックスだってすることになるのは目に見えているんだ。キスだけで動揺してどうするの)
嫌悪感に体を動かすことができない私は必死に自分に言い聞かせる。
そう、耐えると決めたのだ。一ヶ月だ。一ヶ月私が耐えれば全てが終わる。
「どうした、拒むのか?儂との勝負、最初から破る気じゃないじゃろうな?」
ぞくりと背筋を撫でるような声音。
その言葉に私は喉が詰まるような感覚のまま、視線を下げ、静かに一歩踏み出した。
そして、意を決して、その唇に、自分の唇を――
ぶちゅっ
擬音にすれば、きっとそんな音だっただろう。
瞬間、全身に鳥肌が立つ。
嫌悪、羞恥、自己嫌悪、その全てが混ざって頭が真っ白になる。
私は反射的に唇を引いた。
せめてもの、精一杯の抵抗だった。
「団長ともこんな初々しいキスをしているわけではないじゃろう」
ネトリが、そんな私の姿を見て、いやらしくねっとりと笑った。
「付き合ってもう三年ほどか。もっと奴とするような情熱的でディープなのが欲しいのう?」
「……っ!」
その言葉に改めて衝撃を受けた気分になる。恋人が団長さんであることはまだしも交際期間まで知られているなんて。
(そうか……この人は、勇者の直系。権力も、情報も、何もかも握ってる……)
そのことに改めて恐怖する。
プライバシーなんて無い。心を覗かれているようで、全身に鳥肌が立つ。
逃げ出したい。
しかし、ここで否定的なアクションを取れば団長さんや家族に被害が及ぶ可能性が高い。
私はただ、黙って俯くしかなかった。
「おお、そうじゃそうじゃ――これからは、儂のことを旦那様と呼ぶようにな」
「……わかりました」
唇をかみしめながら、私はそう応じた。
胸の奥に、どろりとした嫌悪感が広がる。
「くく、嫌か。……まあ、一ヶ月後には儂のモノになるのじゃ。それの予行演習だと思えばええ」
ぞわぞわとした背筋を撫でるような声。
団長さんがいる私に旦那様と呼ばせ、あまつさえ予行演習だと。まるで私がこの人のものになることが決定しているかのような、そんな言葉。その悪趣味さに、思わず口を開いた。
「……私が、本当の意味で旦那様と呼ぶのは、この世にたった一人だけですから」
それは、プライド。最後の矜持。
この気持ちだけは、誰にも穢させたくなかった。
だが――
「……滾ってくるのぉ」
目の前にいる男の目が、爛々と輝く。
愉悦すら感じさせる欲情と征服欲の光。
ふと下を見ると、ズボンが内側から押し上げていて、否が応でもこの後の展開を悟ってしまう。
「ほれ、口を開けんか」
「…………ッ……あーっ……」
また顔を近づけてきて、キスさせられると思った私は咄嗟に口を閉じる。
だが、そう言われてしまえば断ることはできない。私は、覚悟を決め、ゆっくりと唇を開いた。
そして、冒頭に戻るというわけだ。
「んんんっ……んぢゅるっ、ぐちゅれろっ、ぢゅるっぢゅるるっ」
気持ち悪い。気持ち悪い。
男の舌が私の唇を割り、舌を絡め取られぐちゅぐちゅと下品な音を出す。そのまま舌を吸われた後、歯頚部を舐められ歯の一つ一つまで丁寧に舐め上げられていく。
私の唾液を吸われ、男の唾液を流し込まれ、飲み込むことを強制されます。
口を犯される、まるで唇と舌をレイプされているというのが相応しい。
団長さんは吸わないタバコの臭いが、いやでもこの人とキスしているという事実を強く印象付けてくる。
「ぐちゅぐちゅっ……えろえろ、ぢゅる、ぐぢゅるっ」
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
口内を自分勝手に動き回る舌が、粘着く唾液が喉を通っていく感触が、男の濃厚な臭いが、ただただ気持ち悪い。
そして、団長さん以外の人に唇を許しているという事実に吐き気がする。
しかし、抵抗することは許されません。
じゅぞっ、れろぉ……ぐぢゅっ、じゅるるるるっ。
どれくらい時間が経ったのだろう。もはや時間の感覚さえ曖昧になり始めた頃だった。
私の口の中に入れていた舌を引き抜いた男は、自らの唇を舐め回した後、こう続けたのだ。
「……ここの料亭は奥にそういうことをするための部屋があってな」
口を離された瞬間、粘着いた唾液が糸を引いた。喉の奥まで舐め回された舌の感触が、まだ口内にこびりついている。
私は思わず口元を手で覆ってしまう。けれど、ぬめついた舌の感触と、タバコ混じりの臭いが舌の裏に、上顎に、ねっとりと残っていた。
後ろから、もはや遠慮もなく胸をまさぐられながら、私の耳元で囁いてくる。
「本当は準備が出来てから、じっくり調教してやるつもりじゃったが……味見したくなったわい」
「…………」
どうする?と目で訴えかけてくる。
強制することもできるはずですが、あくまでも私に選択させるつもりのようです。
とはいえ、私に選択肢はない。
ああ、団長さん、私はーー。
「私は……」
前のカト◯アのゴキ姦では♥結構使ってたけど、今回のでは♥使ってません。
自分の中では♥は堕ちた合図なんで。ゴキ姦は相手が団長だと思い込まされている+規格外のチンコ突っ込まれたので例外ってことで。
……つまり、♥が出てきた後は――。