貞操逆転世界でAV男優始めました〜100年に1人の逸材 現役男子大学生Debut〜 作:たんばりん
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夜の帳が下り、タクミの部屋には柔らかな間接照明だけが灯っていた。薄暗い部屋の中で、彼の視線の先には二人の女性がいた。
さやかとユイナ。
彼女たちは、彼の提案による“セクキャバごっこ”と称し、揃いのビキニ姿で並んでいた。鮮やかな布地が二人の豊かな曲線を引き立て、親しげに微笑む彼女たちの仕草は、いつものようでいて、どこか艶やかだった。
タクミはベッドの端に腰を下ろし、軽くグラスを傾ける。二人はそれぞれお酌をしながら、時折身体を寄せ合い、くすくすと笑い合っている。
「ねえ、タクミくん。こういうの、楽しい?」
さやかが、グラスに酒を注ぎながら、挑戦的な笑みを浮かべた。
「むちゃくちゃ楽しいですよ。」
タクミは笑みを返しつつ、ゆっくりと答えた。彼が口をつけたグラスの中の液体が、部屋の照明を受けてゆるやかに揺れる。
「ふふっ、タクミくん、もっと楽しんでいいんだよ?」
ユイナがいたずらっぽく微笑みながら、彼の肩に軽くもたれかかる。その仕草に、タクミはわずかに喉を鳴らした。
「じゃあお言葉に甘えて」
タクミは手にしていたグラスを机に置き、徐にユイナの胸元に手を置き優しく撫でる。ユイナが、くすぐったそうに小さく声を上げた。
「もう、タクミくんったら」
「いいじゃないですか、これはそういう設定なので」
タクミはそう言いながら、ユイナに顔を近づける。
「ん……いいよ」
ユイナはそっと目を閉じ、唇を突き出した。タクミの唇が、彼女のそれに軽く触れる。
「……んっ……」
そのまま二人は何度か口づけを交わし合い、そしてゆっくりと離れた。
「ふふっ……なんか恥ずかしいね」
ユイナは頬を赤らめながらペロリと舌を出した。
「ちょっと、2人とも私を忘れないでくれる?」
1人蚊帳の外だったさやかがそう言って手にしたグラスを口に含んでタクミの上に跨った。
「んー」
唇を突き出す姿にタクミは乾いた笑みを返してさやかと唇を重ねる。
「ん……ちゅ……んん」
さやかの口内から、タクミの口内に酒が流れ込み、そして2人の唇が離れる。
「ぷはっ、どう?」
「うん、美味しいよ」
「ふふっ」
2人は笑い合うと再び唇を重ねる。今度は先ほどよりも長く、そして濃厚に。
「んっ……」
2人の舌が絡まり合い、唾液が混ざり合う音が部屋に響く。やがてどちらからともなく唇を離すと透明な橋がかかり、そしてプツリと切れた。
「タクミくん……私もう我慢できないかも……」
2人の様子を黙ってみていたユイナが、熱っぽい声で囁く。
「俺もです」
タクミはそう答えると、今度はユイナの首筋に吸い付く。
「んっ……」
2人はそのままもつれ合うようにベッドへと倒れ込んだ。
「ねえ、タクミくん」
さやかは仰向けに寝転びながら、タクミの名を呼ぶ。その目は爛々と輝き、薄暗い部屋では月夜が反射しどこか扇状的であった。
ーーーーー
結局あの後お互いを貪り合うように違う3回の吐精の後に、全身を包む倦怠感に争いながら彼らは天井を見ながらのピロートークへと場面を映していた。
「もう…動けない…びしょびしょで気持ち悪い」
肩で息をしながらタクミの鎖骨をレロレロと舐めるさやかは苦笑いを浮かべた。
「誰のせいだか」
ふとそんなことをユイナが漏らした。
「いや、ユイナ先輩の潮も混じってますからね」
タクミのツッコミにユイナは「まあ…
そうだけど」と口籠る。
「まあ、でも楽しかったですよ。こういうのも」
タクミはそう呟くと、ユイナの頭を撫でた。その感触にユイナは目を細める。
「あ、でも責任は取って、シーツ洗うのは手伝って下さいね」
タクミの言葉にしおしおと頷くユイナ2人であった。
ーーーー
翌朝。
昨夜までの倦怠感はどこのその。
よく寝付けたのか、それとも若さ故か、
3人の男女はコーヒーを片手にモーニングへとしけこんでいた。
「学校行かなきゃ」
一年生のタクミの言葉である。
「私も単位やばいー」とはユイナ言葉にさやかは「私は別にフル単だから」と余裕をかますのはさすがは四年生である。
(いや、ユイナ先輩も四年生か)
ふとそんなことをタクミが思うのと、四年生が2人、単位のことから、就活のことへと話が進むのは当然であった。
「あ、そう言えば俺、AV男優になります」
タクミの言葉に「えっ!?」と驚天動地の如く驚きを露わにする女性2人。
「良かったらなんですけど俺のデビュー作に2人とも素人役として出ませんか?」
ふと出された提案に再度「えっ!?」という言葉が重なった。
「ごめん…ちょっと意味が分からない…」というのはさやかである。
「別に就職先をav女優としてと提案するわけではないですが、よかったら2人とも俺のデビュー作品の女優として出ませんか?」
そこで語る彼のデビュー作品のビジョン。
彼の言葉に2人の表情はまるで百面相の如く変化する。
「これまじのやつ?」
さやかの言葉に「はい。マジなやつです」と言葉を返すタクミ。
「さやか!!」
そして不意にユイナが相方の名前を叫ぶ。
暫し沈黙の後互いを抱き寄せるようにガバっと抱き合う2人の図にタクミは首を傾げた。
「念願のAV女優になるためのコネよ!!」
2人して全身で喜びを表現する姿を見てタクミは尚も首を傾げた。
「知らないの?AV女優になるのは世界共通の女性の夢なのよ?」
そう語るのはユイナである。
「元々、私たちじゃ、Dラン私大だから、学歴フィルターで落ちるだろうと諦めてたんだけどね」
さやかの談である。
そこから語られるこの世界での女性がなりたい職業ランキングについての考察。
曰く、AV女優とは、まさに男性が少なくなったこの世界では限られたSEXを仕事にできる唯一の職業であること。
曰く、AV女優には一定の教養が求められ、それこそ日本を代表する超難関国公立レベルの学歴が必要なこと。
曰く、もしAV女優として継続的に出演できなくても、就職活動においてAVに出ていたということは、それこそがステータスであること。
(ぶっ飛んでるな。この世界)
タクミが真っ先に思ったのはそんな感情である。
故に彼は、自身のデビュー作品では2人の先輩には絡みでは身体を移すも顔については身バレをしないように配慮するように考えていたが、そのことを伝えると2人して、「とんでもない」という回答が返ってくる始末である。
「親御さんの反応とかも心配しないんですか?」
タクミの言葉にシンクロするように首を激しく横に振る2人。
「むしろ、でかした!って褒められるレベルよ」
さやかの言葉にタクミは考えることを放棄する。
彼の常識ではもはや測れないのが今世なのだと。
であれば折角タイムスリップをして結んだ縁だ。
それを最大限活用すべきだろう。
そう結論付けでいまだにはしゃぐ2人の頭を撫でると、彼女達はふと彼の顔に視線を向けた。
「「良かったら記念にもう一発、中出ししてくれる?」」
タクミが思う以上にこの世界は狂っていたようだ。
次か、次の話からセックス描写入れていきます。