貞操逆転世界でAV男優始めました〜100年に1人の逸材 現役男子大学生Debut〜 作:たんばりん
第15話
### **第弐章 第1話:伝説のAV男優、誕生**
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タクミのデビュー作がリリースされた翌日(7月…タクミが初撮影を終えて3ヶ月後)、業界全体が騒然としていた。
「なにこれ…ヤバすぎるでしょ…」
「久しぶりにすごい新人が来たな…」
「男優がここまで注目されるなんて…異例すぎる…」
SNSや掲示板では、彼のデビュー作に対する絶賛の声が溢れ、配信サイトのランキングは異例の急上昇を見せていた。
通常、AV男優のデビュー作がここまで話題になることはほとんどない。男優は基本的に女優の引き立て役であり、注目されるのは主に女優のほうだ。しかし、タクミの作品は違った。
彼の自然体な魅力、女優たちとの息の合った演技、そしてまるで映画のような演出が視聴者を惹きつけた。従来のAV男優たちの硬直した演技とは一線を画す、“ナチュラルなリアリティ”が評価され、タクミのデビュー作は瞬く間に歴代最高の売上を記録する。
それは業界関係者にとっても衝撃的な出来事だった。
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### **大学の昼休み**
タクミは学食の隅の席で、昼食をとっていた。彼の前には定食とスマホが置かれている。SNSのタイムラインには、相変わらず自分のデビュー作についての話題が溢れていた。
「いや、ここまでとは思わなかったな…」
タクミが箸を動かしながらぼんやりと考えていると、不意に背後から影が差し、耳元に甘い声が囁かれた。
「ねぇ、タクミくん♡」
「うおっ!? カナか…」
振り向くと、そこにはタクミの同級生であり、水泳サークルのメンバーでもある**カナ**がいた。彼女はいつものように大胆な服装で、ピタッとした黒いタンクトップの上に羽織る白いブラウスに裾が恐ろしく短いショートパンツ。タンクトップから覗く豊満な胸がタクミの視界に自然と飛び込んできた。
「ふふっ、びっくりした? ねぇねぇ、タクミくんのデビュー作、ちゃんと見たよ~♪」
カナは満面の笑みを浮かべながら、隣の席にすとんと腰を下ろす。
「…お前も見たのかよ」
「そりゃあ見るでしょ~。うちのサークルの先輩たちが出てるんだもん! それに、タクミくんの晴れ舞台だし♡」
彼女はニヤニヤしながら、タクミの肩に寄りかかるように身を寄せる。
「それで? どうだったんだよ…?」
「ん~? そうだなぁ~……♡ すっごく良かったよ? さやか先輩もユイナ先輩もめちゃくちゃ綺麗だったし、タクミくん…♡ えっちだったなぁ~♪」
「お前な…! もうちょい言葉を選べ!」
「だって本当のことだもん♪ あのシーンとか、こっちまでドキドキしちゃったし…♡ まるでタクミくんに迫られてるみたいで…」
カナはわざとらしく頬を染めて、タクミを上目遣いで見つめる。
「…おい、そういう冗談やめろって」
「冗談じゃないかもよ~?」
カナはくすくす笑いながら、タクミの腕をツンツンとつつく。
「それにしても、タクミくん、もう業界のトップスターじゃない?」
「……やめてくれよ。俺はまだデビューしたばっかだぞ」
「ふふっ、でも、すごいんでしょ? ほら、ネットでも『AV界の革命児』とか言われてるし~。」
カナはスマホを取り出し、掲示板のスレッドをタクミに見せつける。
**【速報】タクミ、AV男優史上最速で売上記録更新!**
**【革命】新人なのにトップクラス! これは時代が変わる…**
**【悲報】ワイの彼女がタクミのAV見て大興奮してるんだが…**
「お前、いちいちこんなスレチェックしてんのか…?」
「当たり前じゃん。 だって、私、タクミくんのファンだもん♡」
カナはいたずらっぽくウインクしながら、タクミの腕にぴったりと寄り添った。
「……まぁ、お前が楽しんでくれたならいいけどさ」
「うん♡ でもね、タクミくん…」
「ん?」
「次の作品も、楽しみにしてるからね♡」
カナはいたずらっぽく微笑むと、タクミの腕をちょんと指で突きながら囁いた。
「そろそろ、サークルの練習もあるし、またタクミくんと一緒に泳ぐの楽しみだなぁ♡次はいつサークル来てくれるの?できればまたいつものようにタクミくんの水着姿、撮らせてほしいんだけど」
「……お前、そっちの方が本題じゃねぇか?」
「えへへ、バレた?」
カナは楽しそうに笑いながら立ち上がると、「じゃ、午後の講義終わったら、サークルでね♪」と手を振りながら去っていった。
タクミは彼女の後ろ姿を見送りながら、ため息をつく。
「……こっちの世界の女子は、本当に積極的すぎるんだよな…」
しかし、そんな彼の頭には、カナが言った**「次の作品も楽しみにしてる」**という言葉がこびりついて離れなかった。
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### **次なるオファー**
昼休みが終わり、タクミが講義を終えた頃、スマホにエリカからのメッセージが届いた。
**エリカ**:今すぐ事務所に来れる?
**タクミ**:何かあった?
**エリカ**:来たらわかるわ。
その短いやり取りの後、タクミはすぐにエンジェルプロダクションへと向かった。
事務所に入ると、エリカが興奮した様子で待っていた。
「タクミくん、あなた…すごいことになってるわよ」
彼女のデスクには、大手AVメーカーからのオファーが山のように積まれていた。
「このデビュー作一本で、あなたは“業界の新たなカリスマ”になったのよ」
タクミはその言葉に驚くが、まだ完全には状況を理解できていなかった。
しかし、彼の前には確かに、新たな時代の扉が開かれようとしていた——。
(第2話へ続く)