ティナの可愛らしいお誘いにフル勃起してしまったのを目ざとく見られてしまい、「あ、もう準備万端なんですね……」と赤らめ顔で言われてしまう。
「しかし、ヤるにしてもこの地面じゃ痛いだろ。布団とかは無いのか?」
「あははは……。若いダンジョンは色々と必要になりますから、そういう生活を豊かにするものはまだまだ手に入りませんよ」
「まじか……」
ショックを受けて頭を抱えると、ワタワタとしつつティナが慰めようと声をかけてくる。
「あ、その。そうだ!この【ラブホテル】ってなんなんですか?ギミックルームなら迷宮の領域を拡張せずに増やせるので、知っておきたいんですけど」
「え、それまじ?」
「……?はい」
ここでギミックルームの仕様が分かり、思わぬところで俺の心配が晴らされたことに喜ぶ。
「よし、早速このギミックルーム【ラブホテル】を使おう!……で、どうやって使うんだ?これ」
「えっ、もう使うんですか!?」
驚きつつも、ティナは俺のウィンドウを横から覗き込みつつ、「この『設置』を使うと良いですよ」と教えてくれたので、言う通りにすると、
「……なんか、四角いのが二つあるんだが」
「えっと、この赤いピンが今ユキト様がいる位置で、緑の線で囲まれている四角が設置したいギミックルームになります。で、ギミックルームや通路はこのダンジョンコアのある部屋、マスタールームと繋がっていないといけません」
「つまり、独立して設置は……」
「出来ません」
ティナに断言されたので、取り敢えずマスタールームのすぐ横に設置すると、
「うおっ、扉が出来た」
「あれがギミックルーム【ラブホテル】……。何だか清潔感が有りますね」
マスタールームの壁の一つに、白い片開きの扉が出現していた。取り敢えず、中がどうなっているのだろうと開けてみると、
「す、凄いですよユキト様!大っきなベッドが!テーブルが!ソファがあります!」
そこには中々に広い一室が存在しており、入口の左側にクイーンサイズのベッドが存在しており、その奥には白いソファとガラス製の天板のローテーブルがあり、右の壁を見ると壁には大型のテレビが付いていた。
そして、右側の最奥にはガラス張りのバスルームがその存在感を放っていた。
「うん。まんまラブホテルだな……」
俺の呟きが聞こえたのか、部屋のあちこちを観察していたティナがテトテトと近づいてくる。
「このギミックルームは凄いですね、ユキト様!……ところで、結局ラブホテルとは何なんですか?」
「あー。連れ込み宿って言ったら、分かるか?」
「……?分かりません」
ティナはきょとんとした顔で首を横に振る。仕方がないので、少し恥ずかしく思いながらも説明をすると、
「つ、つまりここはエッチなことをする為だけの部屋……ということですか?」
「まあ、そうなるな……」
顔を真っ赤にしたティナに俺も少し顔を熱くさせながらも頷く。
「そ、そんな場所があるなんて……。でもっ、これで【ポ淫トチャージ】を使えますね!」
真っ赤な顔のまま言うティナに、本当に良いのかと最終確認をするも、「問題ありません!」と力強く頷かれてしまう。
「なら、せめてこれを使ってくれ」
「これは、【房中術】?確か先程の召喚で出てきたものですね」
「それを使えば少しは行為が楽になると思う」
俺がそう伝えると、「なら、有り難く使わせていただきますね」とティナは微笑み、水晶玉を両手で包み込む。
「……よし、【房中術】のスキルを獲得しましたよ」
「おおっ……。スキルを獲得すると水晶玉は消えるんだな」
「そう何度も使えたらありがたみがなくなっちゃいますって」
カラカラと笑うティナに「それもそうだな」と頷きつつ、俺も【ポ淫トチャージ】を獲得する。
「……それじゃあ、始めるか?」
「お、お手柔らかにお願いします……」