前菜などがたくさんあるだけで……
自分の部屋で待っていたゆりの想いを受け入れ、音無は唇を重ねた。柔らかいゆりの唇の感触をゆっくりと味わう。しかし、唇を放すと『すまない』と告げた。
ゆりも『えっ!?』と絶望的な表情になる。
「あ、いや。キスしておいて抱けないってわけじゃない。ただ……今の俺が全力で抱くわけにはいかないってことだ」
「……どういうこと?」
「お前も知っている通りだが、俺は今、千歳を始めとする一部の艦娘から『補給』を受けることで精力が大きく増している。お陰で、射精量も大幅に増えているっていうのは知っているだろう?」
「え、えぇ……あっ」
ようやくゆりも音無がなにを言いたいのか気付いたようだった。
「そっか。皆は艦娘だから平気だけど……私は普通の人間だからまともに受け入れたらタダじゃ済まないかもしれないってこと……」
「あぁ。多分だけど……本気で射精した場合、お前の膣や子宮がどうなるか、保証できないレベルだと思う」
つまり、『ぶっ壊れる』かもしれないというのだ。
今まではからかうことばかりでそれほど気にしていなかったが、自分が当事者になると考えるとそれは想像するだけで恐ろしい。
ちょっと想像しただけで、自分の腹が限界ギリギリまで膨れた挙句に、筋肉が裂けて酷い激痛を伴い、膣口もガバガバになって精液が垂れ流しになる姿を思い浮かべることができてしまった。
「……それは、流石にイヤね」
「だろう?だから……お前には、今の俺のセックスをしっかり見てもらって、その上でもう一度判断して欲しいんだ。本当に俺に抱かれてもいいかどうかを」
そりゃそうだ。『女としての生命の危険』まであると言われては、流石に二の足を踏んでしまう。
だがそれだけに、自分のことをそれほどに気遣ってくれている音無の心配りをゆりは嬉しく思っていた。
「言っておくけど、今の俺はお前が思っているほど人間らしくない。体も、考え方もそうだ。でも、言うだけじゃそれはきっと分かり辛いと思う」
「音無君……」
すると、寝室の扉をノックする音が聞こえる。外から『提督』と音無を呼ぶ声が聞こえると、音無は『いいぞ』と返事をする。『失礼します』と言って入室してきたのは、音無と最初に体を交えた千歳を始めとして、その後に鹵獲改装組のうち、伊勢と日向を除いた3人とさらに数人の艦娘が入ってきた。
秘書艦として音無の傍にいることが多い軽巡洋艦の大淀はもちろんだが、妹の龍田に弄られてばかりの天龍、真面目が特徴の重巡洋艦・妙高と分かりやすいツンデレの摩耶、ノリは軽いが実はいい子の航空巡洋艦・鈴谷。
姉よりもお姉さんらしい振る舞いをする戦艦の陸奥と、音無が数少なく抱いている駆逐艦の如月もいる。
「ゆりさんがいらっしゃる可能性が予想できたので、皆に集まってもらいました」
「手際が良すぎて言葉が出ないよ、千歳。でも、ありがとう。ゆり、お前の気持ちは嬉しいけど、できれば見てから決めてほしい。俺が彼女たちにすることを見て、それでも俺と体を交えるか」
音無が艦娘たちとどれほど濃密な夜を過ごしているか、ゆりも話は聞いている。しかし、百聞は一見に如かず。音無がわざわざ見てくれと言うからには、ゆりの想像も及ばないものだと考えているからだろう。
「分かった。じゃあ……あなたのこと、しっかりと見させてもらうわ」
ゆりはゴクリと生唾を呑んでから返事をすると、邪魔にならないように部屋の脇に置いてある椅子に腰かける。
ゆりに頷くと、音無は集まってくれた艦娘たちに視線を向ける。
「悪いな、皆。もののついでみたいな流れになって」
「構いません。提督がお求めなら、我々はいつでもお相手いたします」
「そっ、気にしないでヤリたいようにやればいいんじゃない?」
妙高と鈴谷が続けて返事をすると、音無は『ありがとう』と皆に礼を述べる。音無が頭を上げると、妙高が制服のボタンに指をかけながら前に出る。
「それに、イケないのは私の方です。いつでも提督に呼んでいただけるようにと……」
妙高は中に着ていたブラウスのボタンも全て外すと、ゆっくりと上着ごと左右に開いた。妙高の体には、下着の代わりに縄が這っていた。亀甲縛りになっているが、お腹周りの縄が少し大きく開いている。
「いつも、こうして準備してしまっているのですから……」
妙高が初めて音無に抱かれてから緊縛プレイに目覚めたという話はゆりも聞いていたが、縄化粧を施された女体を見るのは初めてだったので驚いている。
「(前にチャーと話をしていたっていう、船の『繋留』に由来する性癖か……私も初めて見たけど、エロいはずなのにきれいに見えちゃう。妙高が美人だから?それとも、そういうものだって頭が把握してるから?)」
音無もふと思ったのか、疑問をぶつけてみる。
「流石に毎晩ってわけじゃないだろ?」
「はい。でも……3日おきくらいには、つい……」
「最後にお前としたの、2週間くらい前か。なんだか待たせちまってるって実感するな」
「その分、抱いていただける時はより昂ります♪」
「そう言ってもらえるなら、まだありがたいよ」
話ながら生まれたままの姿になった妙高と音無が話をしている間に、鈴谷が部屋の隅にある棚の前に立つ。音無の服をしまっている箪笥とは別に、大小五列の引き出しを四段積んだ洋風の棚がある。鈴谷はその棚を物色して麻縄の束を音無に渡す。
「はいこれ。チャチャッとやってあげて」
「気が利くな、鈴谷。じゃあ妙高。後ろ向け。久しぶりにやってやる」
「ああ……やっと、提督に身を委ねられるんですね」
妙高はうっとりとした顔で音無に背中を向け、後ろで腕を組む。音無が妙高の手首に縄を当てる中、ゆりはキョトンとしていた。
「あれ?毎回縛ってるんじゃないの?」
「たまにはやってるけど、俺が本来そういう趣味じゃないって妙高も分かってくれてるから、普段は体に縄化粧するだけでしているんだ。それに、縛るのって何気に神経使うし、時間もかかるから、な」
そんなことを言いつつも、音無は手早く妙高の手首を縛り、縄で形の整った胸を上下から挟む。かんぬきも施してから背中の上で固定して、部屋の脇に置いてある金属製の棒を取る。
「せっかく、こんなものも設置してもらったからな。使わないと悪いってもんだ」
音無はそう言って、部屋の隅のフックに掛けてあった縄の先を棒の鉤爪に引っかけ下ろす。ゆりが視線を縄の根元に移していくと、天井には滑車が付いていて、先端を結んだ状態で縄をぶら下げている。音無は棒から取った縄の先端を解きながら、ゆりに解説をする。
「いつの間にこんなモノを用意していたのよ……」
「執務室にプロジェクターいつの間にか設置させてたお前に言われたくはないけどな……元々はただの天井だったけど、妙高の趣味聞いてチャーと明石が付けてくれた。ほんっと……毎度変なこと頼んでるよなぁ、俺」
「別に拒否していないのですから、よろしいのでは?」
後ろで待機していた加賀が言うと、『そうだな』と音無も妥協する。
音無は妙高の手首の縄と背中の縄に滑車から下ろした縄を通して結び、グイッと引っ張り上げる。体全体に這っている縄の中心にある背中の縄が引っ張り上げられることで、足の付け根に這う縄が左右から締まり妙高の股間を圧迫する。
妙高は少し前屈みになる姿勢で吊るされた。足がちゃんと床に着いているのでバランスを崩すことはないが、移動の自由が利かなくなったことで昂ぶり、妙高は息を荒くする。
「ん……あぁっ……縄が喰い込んで、窮屈なのにいいっ♡」
音無が妙高を縛っている間に、他の艦娘たちも服を脱いで準備を進めている。その中で、白いニーソックスだけを履いたままの大淀が音無の前に出る。
「(確かに胸は控えめだけど、あの引き締まった腰と足は反則でしょ。モデルみたいですごくキレイ。大淀はたまに自虐することがあるけど、巨乳フェチじゃなきゃ絶対男も好きな体型じゃない)」
大淀の裸を見て、ゆりは素直にキレイだと感じた。自分も目に見える巨乳を持つガルデモのひさ子や、隠れ巨乳の遊佐と言った豊満な女性が近くにいるため、大淀のコンプレックスは分からなくもなかった。
しかし、月明かりに照らされた大淀の肢体は、間違いなく美女だと思わせるだけの空気を纏っていた。
「提督、私もお願いします」
「お前は練習台になるだけだと思っていたのに、まさか自分もはまっちまうなんてな」
「いけない、でしょうか?提督に縛っていただくと、逃がさないと言っていただいてるようで嬉しくて……」
「そうか、それは嬉しい考え方だな。それじゃあ」
音無は妙高と同じように大淀を後ろ手に縛る。妙高は後ろ手だけにする場合、胸の中央にYの字を描くように背中から縄を通すこともあるが、大淀の場合は胸の薄さを気にするのでそこまではしない。
大淀の腕を拘束してからベッドに寝かせると、2本の縄を用意する。右足の膝に結んでから足をたたませて、足の間に何回も遠し、足首と足の付け根に回してから縛った。
足をたたんだ状態で固定する、『屈脚縛り』と呼ばれる縛り方だ。左足も同じように膝から縄を通して、屈脚縛りに固定した。足に縄化粧をされていつでも足を開けますという状態になった大淀の姿は、ゆりには普段の真面目さを感じさせないほど淫靡に見えた。
「大淀は足が長くてきれいだから、こうやって強調するとさらにいいな」
「もう、提督ったらお上手なんですから」
「きつくはないか?」
「はい、むしろ少しきついくらいの方が、縛られていると実感できます。ここも、隠せない恥ずかしさで、この通りに……」
強制的に開かれた大淀の股間は、感じ始めているのか弄っていないのにジワリと湿り気を帯びていた。音無は問題なさそうだと判断し、そっと大淀の頭を撫でながら『待ってな』と言った。
大淀をベッドに寝かせると、今度は上半身ワイシャツ1枚になった天龍が詰め寄る。
「提督、今度は俺だぜ」
「言うだろうと思ったよ。今日は龍田一緒じゃないんだな」
「人数多いからって千歳に言われて今回は我慢してもらったよ。それとも、不満か?」
天龍は少し不安そうに言いながら、ゆっくりとワイシャツを脱ぐ。ゆりは流石に驚いた。シャツを脱いだ天龍の首元には鍵で施錠された首輪が着けられていたのだ。
「肉便器が俺1人じゃ、足りねぇか?」
「(音無君、そこまでできるようになっちゃったの?艦娘の期待に応えられるようにって話は聞いてたし、緊縛にも驚かされたけど、首輪なんて……そうしようと思えるくらい、彼女たちとの関係がいいってことなのかしら)」
ゆりが胸の内で考察していると、音無は天龍の頭をそっと撫でていた。
「そんな訳ねぇだろ。こんな犯し甲斐のある肉便器が来てくれて不満なもんか。ただ、お前がすごい目に遭うイベントだっていうのに、龍田が来ないのがちょっと不思議なだけだよ。もちろん、泣いても犯してやるぞ」
音無は天龍の顎に指を添えて持ち上げ、自分の顔を見させながら言った。
「俺の肉オナホ」
真っ向から言われた天龍はどきんと胸を鳴らし、だらしのない笑みを浮かべて言った。
「はい、ご主人様」
天龍は普段、提督相手でも敬語を使うことはほとんどない。その天龍が主従関係を認めるような呼び方をしている。ゆりは音無の変化に驚かされてばかりだ。
すると、千歳がゆりに耳打ちする。
「実は天龍さん、提督とセックスする時によく龍田さんに縛られて抵抗できないようしてから抱かれるってことが多かったんですよ」
「……龍田の趣味ね、どう考えても」
「えぇ。龍田さん曰く、『天龍ちゃんのアヘ顔見ながらエッチするともう最高ッ♡』とのことらしくて……いつの間にかそれが習い性となったのか、天龍さんも提督に肉便器扱いされるのを悦ぶようになっちゃったんですよ。提督もそうすると天龍さんと龍田さんが喜ぶからってちゃんとご主人様を演じるようになって♪」
「うわぁ……慣れるって怖いわぁ……」
そんなゆりたちを尻目に、音無は天龍にしっかりと命じる。
「じゃあ、腕を前で伸ばせ」
天龍がコクリと頷くと、音無は天龍の手首を縛ってから腕の付け根まで何度も縄を通して縛り上げた。完成した縄化粧が梯子のように見えることから『梯子縛り』と呼ばれている。体の前で腕を縛っているので、軽巡洋艦としては規格外の胸部がグニュッと変形する。
「へへっ、この縛り方は初めてだな」
「本人の進言通り、大淀が練習台になってくれたからな。思ったよりは上手くできた」
大人数の前で暴露されて、大淀はポッと顔を赤くする。一方で音無は天龍の腕の縄の加減を確認すると、優しい顔で天龍に言う。
「お座り、できるだろ?」
「あいよ」
天龍は即答すると、犬のお座りのような姿勢を取る。普段は我が強いというか、むしろ強気な態度を取ることの多い天龍の姿を見ていたゆりは、あっさりと音無の足元に跪く姿を見て呆けてしまった。
音無は一度振り返って千歳に歩み寄ろうとしたが、『待てよぉ』と天龍に呼び止められた。
「どうした?」
「なに言ってんだ。俺は提督の雌犬だぞ」
「だから?」
「犬はさぁ、構ってもらえないと吠えたり飼い主に寄ってったり邪魔するんだぜ。このまま放置されたら、提督のお楽しみを邪魔しちまうぞ」
天龍は順番待ちしている妙高たちを差し置いて、真っ先におねだりをしてきたのだ。天龍は腰を持ち上げて、犬のように手も床に着いて歩き、音無の足元に擦り寄る。
そして、その『おねだり』の意味が分からない音無でもない。
「全く……我がまま言うなんてイケないワンコだ、なっ!」
近寄ってきた天龍の背後に回ってい膝を着き、尻をゆっくりと撫でたと思った瞬間、音無が手を振り上げた。
――バチンッ!――
「んぎいぃっ……♡」
音無の打擲で天龍のたっぷりと肉の付いた尻が『ブルン』と弾むと、天龍が苦痛と、それによって生じた快楽に顔を歪ませる。
「しょうがない。千歳、悪いけどちょっと待っててくれ。このワンコにちょっぴりお仕置きしてからにする」
「うふふっ、はいはい」
千歳は千歳で全て分かっているからか、笑顔……それも微笑ましそうな笑顔で音無のやることを見ていた。音無が服を脱ぎ始めると、すかさず千歳が上着を、陸奥と如月がシャツとズボンを受け取り、音無が下着を脱いだ瞬間、ゆりは絶句した。
噂に聞いていた音無の腰に鎮座する巨砲は、ゆりの想像よりも大きかったからだ。
「うそ、あんなに……」
「大きいでしょう、提督の主砲」
「あの大きさ、私たちを受け入れてくれる司令官の器量、2つが合わさると他の男に抱かれる自分を想像できなくなっちゃうわぁ♪」
陸奥と如月が自分の意見をゆりに語っている中、音無はもう一度手を振り上げる。
――スパァン!――
「んぎぃっ!いてぇっ!」
「なにしてるんだ、犬らしくさっさとケツを見せろ」
四つん這いになっていた天龍は、音無に向かって尻を突き出す。正確には、両腕を縛っているので三点立ちだが、細かいことは気にしない。
「ふひゃっ……ご、ご主人様ぁ……」
天龍の眼は既に色気・艶気を帯びており、完全にスイッチが入っていた。縛られて気持ちが昂っていたところにスパンキングを受けて、天龍は股間の割れ目から粘り気のある愛液を垂らしている。
天龍は顔こそ緩んでいるが体を支える腕と足はしっかりと姿勢を保ち、音無のお仕置きを待っているようだ。
もしここに龍田がいれば、涎を垂らしてハァハァしながら姉のあられもない姿をオカズにとても楽しむに違いない。
「ったく……ワガママっ子には……こうだっ‼」
――じゅぶぶぐじゅうっ‼――
「んほおぉぉぉぉっ……♡ご主人様のチンポぉっ♡チンポがぁっ♡」
一気に一番奥まで突っ込んだと思ったら、すぐに音無は激しいピストンを開始していた。
「泣いても容赦しないからなっ‼覚悟しろ肉便器っ‼」
ズブズブと出し入れされる度に天龍の股間からは粘り気のある愛液が滴り、豊満な乳房や腹肉も『タプンタプン』と派手に揺れている。
見れば、音無の逸物が大きいのか、先端が下腹部に若干浮き出ているようにすら見える。
天龍のような豊満な艦娘でさえ、音無のモノは結構な大きさのようだ。如月や大淀だと、どんなことになってしまうのだろうと、ゆりは想像するのも難しい。
戦艦にも劣らぬ逸物で秘所を突かれ、でたらめなタイミングで弾む尻肉を叩かれながら、天龍は『あっ、んひぃっ♡』と喘ぎ声を挙げている。
「もっとぉっ、もっとぶってくれぇっ♡提督専用の雌犬マンコにぃっ、もっとチンポをぶち込んでくれぇぇっ!」
「言われるまでもねぇよ。我がまま言った分のお仕置きはするし、俺の使いたいようにお前を使う。ただそれだけだ!使われたければもっと締めやがれ!」
――バチン!バチン!――
近い場所を続けて叩くと、天龍はダラダラと涎を垂らし、快感を顔で表している。次第に、音無の腰の動きが速くなっていく。
「一発目出すぞ!皆にお前が精液袋になる瞬間を見せてやる!」
「やだぁっ!まだ止めないでくれぇ!もっとチンポで犯してくれぇっ♡まだ突いて欲しいんだぁ!」
「だ、め、だ!」
――バン!どびゅるるるるるるるるるっ!――
音無が強く腰を打ち付けた瞬間、音が聞こえるほどの勢いで精液が放出される。
「んひィぃっ♡イクうぅっ♡提督のお仕置きザーメン出されてぇ、イクうぅぅっ♡」
ビクビクとペニスが震える度に、天龍の腹が『ポコッ、ボコッ』と膨らんでいく。射精される快感が強すぎて、天龍はビクンビクンと体を震わせ、何度も股間から潮を噴いている。
「あれが……音無君の射精かぁ……普通より多いっていうのは聞いてたけど、あんなに多いの?」
しかし、驚いているゆりを尻目に、加賀や翔鶴などはその激しい光景を見ながら既に自分の股間に手を這わせていた。
「んっ……♡天龍さん、羨ましいですねぇ……♡」
「あぁっ……あんなに激しくズボズボされてぇ……♡私も早く抱いて欲しいですっ……♡」
チラリと横を見れば、陸奥と鈴谷、Saratogaや如月も顔を赤くしている。
如月に至っては、Saratogaの豊満な乳肉に顔を埋めて『ちゅーちゅー』と母乳を吸い出し始めていた。妙高も縛られながら加賀に授乳され、大淀も恨めしそうにしながらも翔鶴の乳首に吸い付いていた。
「ったく、それぞれおっぱじめたみたいだな」
ゆりはその異様な空気に思わずゴクリと唾を呑む。
すると、ゆりの頭に『ふにょん』と柔らかい感触が当たる。
「ふえっ?」
ゆりが振り返ると、千歳がゆりの後頭部に『乳歳』と称されるほどの大きな、それでいて弾力のある乳肉を乗せていたのだ。
「ち、千歳?」
「ゆりさんもいかがですか?自分で言うのもなんですけど……美味しいって皆からは結構評判なんですよ?」
「え、いや、私は……」
すると、千歳がゆりの耳に唇を近づけた。
「ゆりさん。私たち艦娘の母乳には人間の母乳にはない作用……媚薬効果に近いものがあります。ついでに言うと、補給任務を担った記録もある私や、鹵獲改装された5人の母乳には摂取した人の許容量を増やす効果も認められます。それがどういうことか、分かりますか?」
「えっ……あっ‼」
気付いたらしい表情のゆりを見て、千歳もニンマリと笑った。
「私たちの母乳を飲めば、その分提督のモノを受け入れやすくなります。あの射精を見れば、普通の人間ではどうなるか、想像に難くないでしょう。これから提督に抱かれるというのであれば、少しでも準備しておいた方がいいのでは?」
そこまでお膳立てしてくれるとは、千歳はかなり気を遣ってくれているらしい。
「(……敵わないなぁ)」
そう思いつつ、せっかくの千歳の厚意に甘えることにした。
「あむっ……」
ゆりが乳首に吸い付くと、少しずつ母乳が出てくる。
その味は結構濃厚なのだが、液体としてはむしろサラッとしており飲みやすい。
「んっ……もうちょっと強く噛んでも大丈夫ですよ……その方がお乳の出がいいので……」
ならばとゆりが少し強めに乳首を噛みながら吸い出そうとすると、先程とは比べ物にならないほどの勢いでミルクが一気に口の中に溢れ出てきた。
「(うわっ、こんなに変わるの……?あ、でも美味しい……)」
ゆりは若干目をトロンとさせながら母乳を飲み始めた。ベッドに寝転がり、千歳に授乳される姿はまるで赤ん坊のそれである。
ゆりに授乳しながら千歳はチラリと音無の方を見た。
「(提督、頑張ってくださいね。今夜はこれまでにない酒池肉林なんですから……♡)」
目で訴えてくる千歳に、音無はウインクをして感謝を伝えておいた。射精が納まっても、音無はペニスを引き抜かず陸奥に声をかける。
「陸奥、棚からボールと貞操帯出してくれ」
「はーい」
陸奥は動揺することもなく、音無の指示通り棚から玩具を取り出す。音無は口を拘束するボールギャグを受け取り、ダラリと開いた天龍の口に噛ませる。
「あむっ。ん、んふぅ……♡」
後頭部でベルトを締めると、天龍がボールに空いた穴からフウフウと息を吐く。さらに、音無は貞操帯のベルトを軽く捲ってからゆっくりとペニスを抜く。抜いた瞬間、即座に天龍の秘所に貞操帯を宛がう。
貞操帯の内側には2本のディルドが付いていて、音無は逸物が抜けてポッカリと開いた膣にディルドを挿入する。
「ふふぉぉ、おおぉっ」
アナルにもディルドを挿入すると、ベルトを回して固定、南京錠をかける。
「我がまま言った罰だ。今日はここまで、いいな?」
音無の問いかけに、天龍は首を縦に振って答えた。
「音無君、いくらハードなプレイも応えるようになったからって、そこまでするようになるとは……やるわね」
ゆりが『感心したわ』と言いたそうな顔で見ているが、音無は苦笑いをしながら言った。
「これは、俺のわがままかな」
「えっ、音無君の?」
「天龍はどれだけやっても続きをさせてくれるからな。喋れるようにしておくと俺がこいつのおねだりを何回も聞いちまう。だから、他の皆と公平にできるように、な」
「別に、提督が望むなら天龍に続けてもいいけどな」
「放置プレイの待ち時間も、最近は悪くないしね」
摩耶と鈴谷が答えると、音無は『ありがとな』と言って2人の頭を撫でる。
「ま、他の美人を味わいたいって欲が出てるのも、有るかもな」
そう言いつつ、音無は鈴谷と摩耶の尻を撫でる。2人は『あはぁっ……♡』、『んっ……♡』と艶っぽい声を上げた。
「まさか……そのまま連戦?」
「ま、そうしたいのは山々だけど……」
その言葉を合図にしたように、妙高への授乳を終えたらしい加賀が近付いてきた。
「提督、右は大分少なくなりましたが……左はまだたっぷり溜まっていますので、どうぞ」
「あぁ、いただくよ……あぐっ」
「んっ……♡」
音無が遠慮の欠片もなく加賀の体を抱き寄せ、その乳房に文字通り『噛みついた』姿を見たゆりは『うわっ』と声を上げてしまった。
「んぐっ、んぐっ、んぐっ……」
右手で加賀の乳房をかなり強めに絞り、大量の母乳を飲んでいるようだ。
それはまるで、メス牛から乳を絞り出してそのまま飲んでいるようにも見えたため、中々インパクトの強い光景である。
「す、すごい……音無君の手慣れている感がすごいわ……」
「まぁ、毎日皆のおっぱいを絞っていますからね」
「瑞鶴に飲んでもらうのも嬉しいけど、やっぱり提督に飲んでもらうのが一番幸せです♡」
「へへっ。おっぱい出なくても吸ってくれるしなぁ♪」
「そーそー」
口々に好き勝手言っているが、音無もそれを咎めようとはしない。
そしてそれと同時に、音無は空いている手で鈴谷の腰を引き寄せた。
「えへへっ、今日はどうする?お口?おマンコ?おっぱい?それともアナル?」
「そうだなぁ……んじゃ、今日はっ」
音無は鈴谷のお尻を改めて撫でた……というより尻の肉を握った。
「あんっ♡」
「鈴谷のアナル、たっぷり突っ込ませてもらうよ」
「えへへ~♡鈴谷のタンク、満タンにしていいからねっ♪」
鈴谷は腰を突き出し、お尻を『フリフリ』と振ることで音無を誘う。
ゆりが改めて音無の股間に目をやれば、先程大量射精して少し小さくなった気がしていたペニスがまたも最大仰角まで跳ね上がっていたのだ。鹵獲改装艦娘から授乳した影響を目の当たりにして、ゆりは今日何度目かもか分らぬ生唾を呑み込む。
「こ、こうして目にすると異様な光景ね……」
「これになれないと、提督との夜戦は務まりませんよ♪」
千歳の言葉に『そういうもんか~』と妙な納得を覚えるゆりだった。
そして、音無はいきなり鈴谷のアナルに己のペニスを『ずぶっ!』と突き込むと、鈴谷が既に自分で解していたらしい肛門は呆気なく音無のペニスを咥え込んだ。
「ああんんっ♡提督のオチンポぉっ♡鈴谷のお尻にズブッてぇっ♡」
「入った瞬間はにゅるって柔らかいのに、その直後にキュンキュン締め付けてきやがって……そんなの気持ちいいのか、よっ‼」
――じゅぶっ!グブブブブッ!――
「んひいぃっ!いっ、いいよぉっ♡提督のオチンポならぁっ♡おマンコでもアナルでもいいよぉっ♡もっと、もっと激しくしてぇっ♡」
「あぁ、俺だって止まらねぇ‼どんどんいくぞっ‼」
音無が先程の天龍に対してと同じか、それ以上かもしれない勢いで鈴谷に強烈なピストンを繰り出し始める。
その度に鈴谷の尻や乳房が『ぱるんぱるん』と揺れて弾む。
ゆりはそんな鈴谷を見て少し羨ましそうな顔をしていた。大淀が縛られたままの状態ではあったがゆりに問う。
「どうしましたか、ゆりさん?」
「ん、鈴谷も摩耶も、おっぱいもお尻もおっきいし、お肉しっかりでむっちりしてて女らしいなぁって思ってね……」
「あぁ……まぁ、大丈夫ですよ」
「え?」
「提督はちゃんと、私のような細身系や如月さんみたいな幼い体躯の人でも激しく抱いてくれますから♡」
「そうそう。司令官ったら、如月みたいな『ちっちゃい子』にまで反応しちゃうお猿さんだものっ♡」
「都合のいい時だけちっちゃい子ぶるなっ‼」
鈴谷にピストンしつつもツッコミは忘れない音無に一同も思わず苦笑する。
そんなことをしつつも、鈴谷は涎を口の端から垂らしながら音無のモノを受け入れている。
――じゅぶっ、ぐじゅっ、ぶじゅっ‼――
「んんんんっ♡提督ぅ、もっと鈴谷のケツマンコずぼずぼしてぇっ♡お尻で孕んじゃうくらいびゅーびゅーしてぇっ♡」
「あぁっ、今、たっぷりやるよっ……射精(で)るっ‼」
――どびゅびゅびゅびゅるるるるるるるっ‼びゅびゅびゅびゅううう‼
「んぎぃぃぃっ♡提督のじゃーめんがぁしゅじゅやのにゃかで暴れてりゅぅっ♡やぁらめぇっ、おにゃか膨れりゅぅぅぅぅっ♡」
鈴谷の腹もまるでホースで水を大量に注ぎ込まれたかのように膨れていき、あっという間に妊婦のような見た目に様変わりする。
「お、お尻でもあんなになっちゃうんだ……」
「腸内の方が膣や子宮より容量は多いと思いますよ。それに、先ほど加賀さんからたっぷり補給しましたから、断続的にではありますけど、本気を出せばあれくらいはイケるそうです」
千歳の解説にゆりは以前医務室で呼んだ体内構造についての本を思い出す。
「(確か、一般的な人間の大腸って2ℓくらいは入るって聞いたことあるけど、艦娘なら目に見えなくてもそれより許容量は多いみたい……それでもあそこまで膨れ上がるほどって……断続的にとはいってもどんだけ射精してんのよ……本人の言う通り、音無君はもう人間っていう範疇肥えているわね……)」
鈴谷が『あへぇっ……♡』と脱力してベッドに倒れ込むと、音無はゆりたちの方を見た。
「さて、次は誰かな?」
その目は普段の音無のそれとは違う、『オスの欲望』に溢れており、ギラギラと輝いているようにゆりには見えた。
しかし、そんな姿すらもどこか魅力的に映ってしまう。
「(これが、惚れた方が負け、って奴なのかしらね……)」
そんなことを考えていると、加賀が音無の前に進み出た。
「では提督。お次は私をお使いください」
音無の熱い、そしてゆりにとって初めての夜は、まだまだ続く。
まだまだ酒池肉林は続きます