なお、サブタイは某有名ゲームから拝借を(笑)
そして、春風の作中でのセリフにもう1つネタが隠されています。
さて、なんなんでしょうねー
これは、音無が黒野提督を罠にはめた少し後のことである。
音無は諸々の報告を大本営に上げてもらうために今回世話になった汚野提督たちの元に報告書を自ら提出に行ったのだが、その際に誰が付いていくかということで一部の艦娘でそれはもう揉めたのだ。
なので、千歳の鶴の一声で全てが決まった。
「揉めるくらいならくじ引きにしましょう。ただし……全員やるとえらく時間がかかるので、まずは艦種及び艦形(つまり何々級ということ)を選ぶクジを私が引いて、その後でその艦種の皆さんに引いていただきます」
千歳が引いたくじに書かれていたのは、『艦これ』に実装されている駆逐艦では最も古い艦種である『神風型駆逐艦』であった。
神風型駆逐艦は神風、春風、松風、朝風、旗風の5人しかいないため、この5人でクジを引いた。
「誰が引いても恨みっこなしですからね?」
「春風、負けません」
「うふふ。司令官といい朝を過ごすんだからぁ」
「ボクにだって権利はあるはずだよ。負けないからね」
「あの、その……私も、頑張ります」
その結果……
「うふふ。まさか私が司令官様とご一緒できるとは思いませんでした♪」
「吹いたのは逆転の神風じゃなくて、穏やかな春風だったってわけだな。ま、いいんじゃないかな。こういうことがあっても」
音無と共にボルネオ島を訪れていたのは、3番艦の春風であった。
温和でほのぼのした雰囲気の彼女が隣にいることで、音無はいつになく穏やかな心地になっていた。
普段の音無は鹵獲改装組を始めとする艦娘たちとそれはもう情熱的に絡み合う夜を過ごしているため、頭の中もついついそういったエロボケ……ではなく色ボケ状態になりつつあった。
そのため、駆逐艦であろうともすっかり性の対象となっていることもあって暁など一部のメンツ以外はやはりそういう目で見るようになっていた。
そんな中で今回ついてきた春風は確かに可愛らしい少女だが、先程述べたようにとても温和でほのぼのとした雰囲気もあってかあまり性欲が活性化しなかったのだ。
「(うんうん。ホント、たまにはこういう穏やかのもいいじゃんか。普段は色ボケてばっかりだからなぁ……)」
日頃の艦娘たちとの絡みを思い出してつい興奮しそうになってしまうが、春風の笑顔を思い浮かべてそれを無理矢理鎮めたのだった。
そんな2人はボルネオ島に到着すると、汚野提督のいるボルネオ島西部へ車で案内されるのだった。
車で走って30分後、音無と春風は汚野提督のいる鎮守府に到着した。
「タウイタウイ泊地提督音無、入ります」
扉を開けて入るが、室内には誰もいなかった。
「あれ、誰もいない……?」
『フハハハハハ……』
すると春風が顔を引き締めたと思うと『司令官様危ないっ‼』と音無を素早く押し倒した。
直後、連続した破裂音と共に多数の弾丸が室内に飛び込んできて、音無も『でぇーっ!?』と思わず悲鳴を上げていた。
弾丸の嵐が終わったところで音無が顔を上げる。
「な、なんだぁ!?」
直後、人の背丈と同じ大きさの穴が空いた壁が倒れると、逆光と共に『フハハハハハ!』と誰かが立っていた。
思わず春風が『何奴ですか‼』と誰何の声を上げる。
「股間のモッコリ伊達じゃない。陸に事件が起きた時、海パン1つで全て解決!特殊刑事課三羽烏の1人、海パン刑事‼ただいま参上‼」
「ドアがあるんだから、わざわざ壁に穴開けて入らないでください‼」
その時、お腹に柔らかい感触を覚えた。
見れば、音無を押し倒している春風の着物に隠れたおっぱいが『ぐにゅう』と当たっていたのだった。
「(け、結構おっぱいあるんだな……はっ、それどころじゃない)」
無理矢理海パン刑事の姿で興奮を収めると、呆れた顔で立ち上がった。
「ったくぅ……相変わらず口上が長いんですよぉ……」
「ハハハ。まぁ、これが私のお約束だからな。しかしよく来たな、歓迎するぞ」
「まぁ、色々とお世話になりましたからね。まずはこちら、報告書です」
音無が差し出した書類には『黒野事変顛末書』と書かれており、まずはパラパラとめくって大雑把にだが確認する。
「うむ。これならば大本営にも十分提出できる。今回は黒野を始めとして周辺の関係者まで芋づる式に多くの人間が逮捕されたことで、周辺の勢力図にまで大きな影響が出てしまったからな。それを早期に解決するためにも、こういった現場の声は大事なのだ」
「そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます」
見た目と性格は変態だが、やはり仕事は真面目にするのが特殊刑事課の特徴でもある。なので、音無も『変態だけどいい人たち』と心の中では信頼しているのだ。
「それと、こちらも」
音無が取り出したのは、料理のレシピ本らしい本だった。ただし、手書きである。
「ウチの艦娘……特にパラドックス艦娘たちがまとめた料理に関する本です。少しでも料理のバリエーションが増えれば、そちらの艦娘たちも満足してくれると思いまして」
「おぉ、これは確かにありがたいな。せっかくだからもらっておこう。ん、複数あるということはドルフィン刑事たちにもか?」
「はい。後で渡しておいてください」
「うん、よかろう。美味しい料理は心の洗濯だからな。実に大事だ」
その後、いくつかの連絡事項を伝達してから音無と春風は汚野鎮守府を後にしようとした。
「む、もう帰るのか?少しくらいゆっくりしていけばいいものを」
「そうしたいのは山々ですが、ウチは2度も……前任提督の頃も含めれば3度も奇襲を受けてますから、あまり鎮守府を空けておくのは得策ではないんですよ。今回は報告内容の重要性からここまで来ましたが、本当なら誰か代理を寄越してもよかったくらいです」
普通に言えば失礼かもしれない発言だが、事実としてタウイタウイ泊地は3度も深海棲艦の奇襲を受けているのだ。
確かにゆりや艦娘たちが警戒を強めてくれているとはいえ、油断していい状況とは言えないのは事実だ。
本来鎮守府同士の内輪揉めなどしている場合ではないのだが、それを抜きにしても黒野のやったことはあまりに許せないことであった。
「確かに、その通りだな……うむ、早めに帰った方がいいかもしれんな。すぐに車を出させよう」
急いで外へ出ると、工廠の関係者らしい男たちが車を弄っていた。
「あ、すみません提督‼バッテリーが急に上がってしまって……」
「なんだと?……うぅむ、困ったな。他の車は今ドルフィン刑事たちの方に出てしまっているというのに……どれくらいかかる?」
「バッテリーの予備を交換したとしても各部の同調及び調整などでかなり……本日中というのは難しいです」
鎮守府から港までは車で30分ほどかかる。信号のない状態でそれだけかかったのだから、歩こうものなら1時間では着かないだろう。
「うぅむ、困ったな……」
「いいですよ、汚野提督。たまには歩きます」
「あ、歩くと言ってもかなり時間がかかると思うが……」
「腰はともかく、歩くことをあまりしてませんからね。たまにはいい運動ですよ。あ、でも春風は……」
春風は『大丈夫です』と微笑んだ。
「春風も艦娘です。こう見えて体力はありますから、2時間や3時間くらいは余裕で歩けますよ」
「だそうです。ま、もし早めに直ったら追いかけてくださいよ。道は覚えてますから、迷うこともないでしょうし」
「まぁ、君がそう言うなら問題ないとは思うが……そうだ、道中に神社がある。地元の許可を得て艦娘たちの安全を願うために建立、鹿島神宮から分け御霊をいただいたものだが、ちょうど中間地点くらいだから……多少休憩するくらいはできるはずだ。もし疲れたらそこで休むといい」
「あぁ、そういえばありましたね……分かりました。道中休ませていただくかもしれません。ありがとうございます」
「うむ。くれぐれも気を付けてな」
「はい。ではこれで失礼いたします」
音無と春風は連れ立って歩き始めた。
「春風、歩く速度は大丈夫か?」
「えぇ。こうみえて歩くのは結構早いんですよ、司令官様」
一見すると音無の方が早く歩いているように見えるが、春風も歩幅は小さいながらしっかりと音無に付いてきていた。
そこは船団護衛で足の遅い船に合わせることにも慣れている彼女だからか、見事なものであった。
見れば、ボルネオ島はのどかな島らしく現地の人たちが畑仕事に精を出していたり子供たちが楽しそうに遊んでいたりする姿が目に映る。
「子供たちも楽しそうだな……ここはあの人たちが守っているから、きっと深海棲艦の奇襲も受けたことがないんだろう」
「あの方たちの姿を深海棲艦の方も見たくなかったのではないかと思いますが……」
「それは、あり得るかもな……」
事実、最前線にまで出てきて艦娘を直接指揮する特殊刑事課のメンツを見た深海棲艦側は著しく士気が下がったという……かつて『ターミネーチャン』が彼らを見て驚いたように、理解不能な存在を恐れるのは人種・種族を問わないのかもしれない。
こうして歩いていた2人だが、歩き始めて10分ほど経ったところで急に分厚い雲が空に広がり始めた。
「あれ、一雨来るかな?」
「今日は晴れ予報のはずですけど……海辺の天気はすぐ変わると言いますから」
すると、ものの数分もしないうちに一気に土砂降りの雨が殴りつけるように降りかかってきた。
「わわわっ!急に来たなぁ‼」
「日本ならゲリラ豪雨、この辺りならスコールと言ったところでしょうか……」
「のんびりしてる場合じゃない!行くぞ‼」
音無は自分の上着を脱いで春風に被せると彼女の手を引き、一気に走り始めた。
しばらく走っていると、汚野提督から聞いた神社が目に入った。
「あっ、あそこに入るぞ‼とりあえず雨宿りだ‼」
「はい!」
ひとまず神社の屋根の下まで入ることができたが、春風はともかく音無はすっかりびしょ濡れになってしまった。
下に着ていた真っ白なシャツはすっかり肌に張り付いており、正直言って気持ち悪い。
「うえぇ……すっかりびしょ濡れだぁ」
「司令官様が私に上着を着せてくださったから……申し訳ございません」
「気にするな。春風みたいな女の子……って言って正しいかどうか分かんないけど、女性を雨に濡らすような男じゃ頼りないからな。ま、いつも砲弾爆弾の雨から守ってもらっている身としては偉そうなことは言えないけど」
ニカッと快活に笑う音無の顔を見た春風は『ドキリ』と胸を高鳴らせていた。
「(司令官様ったら、春風のことを『女の子』と言って下さるとは……嬉しいです♪)」
ひとまず雨宿りをと思って神社の軒下を借りることにしたが、雨は強くなる一方で中々やみそうにない。
「こりゃもうしばらく降りそうだな……車の修理が終わるのとどっちが早いかな」
「車のことはよく分かりませんが、恐らく汚野提督は復旧を急ごうとしてくださっているはずです。今はここで一息入れましょう」
春風の言うことももっともで、音無もその提案に乗ることにした。
しばらくボーっとしていたが、不意に春風が口を開いた。
「司令官様は……」
「ん?」
「司令官様は、神風お姉様と夜の床は共にされたのですか?」
「ぶふっ!と、突然なにを……?」
突然の発言に思わず吹き出す音無だったが、春風は真剣な顔であった。
「もし可能ならば……お答えください。神風お姉様はとても美しく魅力的な方ですから、司令官が夜這いをかけることも考えていたのです。それとも、松風と?あの子は少々男勝りではありますがいい子ですし、朝風も規則正しい生活を好むよい子です。旗風はお淑やかでしっかりしてますし……」
「待て待て待て!急にどうした?」
春風が顔を上げると、彼女の瞳が潤んでいることに気付いた。
「春風……?」
「司令官様、春風は、とてもイケナイ女です」
直後、音無は視界が一瞬で雨模様の空から神社の屋根に移り変わったことに気付いた。
「もう……自分を抑えられそうにないのです……司令官様が悪いのですよ?そのような無防備なお姿で私の横におられるのですから……」
春風は白魚のように細い指で濡れた音無の胸板を『つつっ』となぞる。その感触に音無は思わず『うぅっ』と声を漏らしてしまう。
「もしも……もしも姉妹たちが司令官様と恋仲になっていないのなら……私にも考えがあります」
この時音無はようやく気付いたが、春風の瞳の瞳孔が開ききっていたのだ。なにかを思い詰めたような、興奮が抑えられないような表情で一瞬気付くのが遅れたのだ。
「私が先に司令官様と結ばれれば……他の姉妹たちより先に……」
「は、春風さん?」
「こういうのって、早い者勝ちですよね?」
この時、音無は春風がなにをしようとしているのかようやく理解した。
「ま、待て春風!お前を抱くことに異論は無い。だけどここは神社だぞ!?分社とはいえ、神様の御前でセックスするのは流石にマズいって‼」
「問題ありません。聞けばここは鹿島神宮の分社。艦娘の鹿嶋さんもこの鹿島神宮から名を頂いた由縁を持つお方……鹿島さんといえばその艶めいたお姿から『淫魔』と称されるそうです。つまり、私たちが仲睦まじくしている姿を見せることは神に供物を捧げるも同然なのです‼」
「鹿島に対するとんでもない風評被害っ!?」
思わずツッコミを入れた音無だったが、先程味わったものと同じ美乳の感覚がお腹に触れており、股間の主砲はすっかり反応していた。
「そう。思えば天候も春風に味方して下さいました。この神社に近付いた時、雨が降り始めました。これは正に、神が与えたもうた機会だったのです。なので、ここで司令官様とまぐわうのは決して罰当たりではないのです」
春風はその小さな体に合わない膂力を発揮しており、音無の体を抑え込みつつ下を脱がせようとしていた。
「司令官様……あとでお叱りはいくらでもうけます……でも今だけは……今だけはっ……」
どうやら、春風は音無のことを思うあまり2人きりという状況につい興奮して昂ってしまったらしい。
この暴走もその想いの強さゆえ、ということのようだ。
実際、春風は神風型駆逐艦では旗風以外の姉妹より遅れて着任していた。だが、音無という人物に触れた彼女は瞬く間にその虜になっていたのだ。
少なくとも、着任して早々に抱かれたいと思うくらいには。
そこまで一生懸命な春風の姿に、つい音無も力を緩めてしまったその時、春風は素早く音無のズボンと下着を脱がせてしまった。
直後、音無のそそり立ったペニスが姿を現した。春風はそれを目の当たりにして『はぁ……』と幼い雰囲気とは全く異なる妖艶な雰囲気を醸し出していた。
「あっしまったっ」
「これが司令官様の男根ですか……なんとご立派なのでしょうか……あむっ」
春風は迷うことなく音無のペニスを咥え込み、『んむんむ』とフェラチオを開始した。
初めてとは思えないほどに手慣れた仕草で舌を絡ませ、さらに頬の肉や奥歯も駆使して音無のペニスを刺激することに集中していた。
巨大なペニスを咥え込んでいる春風の顔は一見すると醜く歪んでいるように見えるが、『ひょっとこフェラ』と言っていい顔なのでそれだけ一生懸命なのが伝わってくる。
「んむんぐっ……ふぃふぇいふぁんふぁまぁ……♡」
別の見方をすれば音無のペニスの大きさに苦しんでいるようにも見える。だが、実際には音無の方が追い詰められていた。
「(ヤバいっ……心の整理がついていないからすっかり追い詰められてるっ。まさか春風がここまでする子だったなんてっ)」
お淑やかかつ穏やかな見た目についつい妹のように可愛がっていたが、彼女とて太平洋戦争を生き延びた古強者の一角である。
船団護衛を始めとして様々な航路に身を置いていたこともあってか、戦場における緊張感や心構えはむしろ強く持っていると言えるだろう。
「うぅっ……あぁ春風っ、もうっ……」
「(いいのですよ司令官様っ。私のお口で果ててしまっても……むしろ、果ててくださいませっ♡)」
春風が勢いよく喉奥までペニスを押し込んだ瞬間、先端が一気に爆発した。
――どぶびゅうっ‼ぼびゅるるるるるるるるるっ‼――
「んんん~っ♡」
春風の喉奥に粘っこい液体がドロドロと流れ込んでくる。普通ならば吐き出しそうな勢いだが、春風は必死に精液を飲み込んでいた。
小柄な体躯ながら1ℓ近い量の精液を飲み干したことで、春風の胃袋はぽっこりと少し膨れていた。
「んぐっ……ぷはぁっ……♡」
「はぁ、はぁ……お、終わった……春風、このくらいにして……」
「なにを言っているのですか?」
「……え?」
少し俯きがちだった春風が顔を上げた時、先程まで瞳孔が開ききっていた春風の瞳にはハートマークが浮かび上がっていた。
「ここからが私の舞台でございますから」
春風は履いていた褌(!)をずらすと、そのまま音無のペニスを自分の膣に挿入した。
――ぐちゅるるっ‼――
「あはあぁっ♡司令官様の男根がっ、私のまんこの中にっ♡」
「うおぉぉっ、すげぇ締まりっ!」
やはり初めてだというのに痛がる様子もなく、すぐに腰を振り始めていた。
――ぐっちゅっ、ぐっちゅっ、ぐっちゅっ‼――
「ちょ、ちょっと待て春風っ!ちょっとタンマっ!」
「ダメ、ダメですよぉ……私、もう自分を抑えられませんからぁっ♡」
「うほぉっ、な、なんかこれヤバいっ。こんなの初めてだぁっ!」
これまでも如月に夜這いをかけられたことこそあったが、それでも最後には音無がなんとかリードを奪うことに成功した。
だが、春風に関しては最初から完全にリードを奪われ、今に至るまで奪い返すことができていない。
それもあって、自分から腰を振ることもできないほどだった。
「(マズいマズいマズいっ‼これはほんとにマズいっ‼そういや俺、今日補給受けてねぇ‼あと2発も撃てば弾切れだぞ!?)」
そして、その時は音無の想定より早く訪れた。
「春風っ……あぁ射精るっ‼」
――どぶびゅっ‼――
その感触に春風は一瞬『おふぉっ』と声を上げたものの、音無が射精した精液すら潤滑油にしてそのまま上下左右の運動を続けていたのだった。
その結果、音無の精液のほとんどは春風の胎内には収まらず、ビチャビチャと漏れ出してしまったのだった。
「ぐおおおおお……動かれながら射精してるぅっ……これも、初めてっ……」
「うふふ……司令官様の『初めて』を頂けたのであれば、春風は嬉しいです♡」
『でも』と春風は続けた。
「雨もまだやみそうにありませんし、もうちょっとだけ……もうちょっとだけ司令官様を私だけのモノに……」
「ちょ、ちょっと待てって‼俺もうあと少しでげんかおぉぉぉぉぉっ……!」
「うふふふふふふっ……あははははははっ♡」
「これは……罰当たりだろおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ……」
この後音無はもう1発完全に搾り取られ、ヘロヘロになってしまった。
不幸中の幸いだったのは、音無と春風の嬌声を聞いた神主さん(なぜか鹿嶋そっくりの女性だった)が出てきて、音無の手当てをしてくれたことであった。
神主曰く、この場所に神社を建立してからたまに艦娘と提督がここで盛った獣のようにまぐわう事例があったらしく、今や『恋愛成就』、『安全祈願』を基本にして提督と艦娘は『セックス自由』にしているとのことであった……その証拠といわんばかりに、音無が動けるようになった途端に空が晴れ渡り、1時間近くをかけて港まで戻ることができたのだった。
「……まさか春風があんなに積極的だったとはなぁ」
「はうぅ、私としたことが……なんだか妙に心が昂ってしまって……司令官様、あのような失礼をして……はしたないお姿を見せて、申し訳ありませんでした……」
「気にするな。恐らくだけど、神様が俺に皆のことで『慢心するな』って忠告してくれたんだと思う。お前たちのこと、もっとちゃんと向き合う必要があるってことを教えられたよ。その役目が、たまたま春風だったってだけのことさ。だから、泣かないでくれ、春風」
「司令官様……春風、今後も精進します。ですから、その……」
見捨てないでほしいと言わんばかりの潤んだ瞳に、音無もようやく笑って頭を撫でてあげるのだった。
「あぁ。ヤりたい時は言ってくれ。できる時とそうでない時があるかもしれないけど……なるべく相手してあげるよ」
音無としては春風の心がそこまで追い詰められていたということもあって彼女ばかりを責めるわけにはいかないというところであった。
数時間後、帰還した音無は千歳たちの出迎えを受けるのだが、げっそりと搾り取られた顔で帰ったこともあって皆大騒ぎするのだった……。
……某若返った婆さまの声が春ちゃんの姿で頭に浮かびました。
罰当たりは百も承知。
しかし、後悔はしていない(しなさい)
次回は6月14日に投稿しようと思います。