乱れるお姉さまの姿、とくとご覧あれ……
金剛は立ち上がった音無に抱き着くと、いきなりだが強烈なディープキスをお見舞いしてきた。
「んむっ……むちゅっ……テートクっ……♡」
何度も何度も、まるで小鳥がエサをついばむかのようにも見える光景だが、舌を絡めて離れる度に唾液が糸を引くほどの濃厚なキスをしているのだ。
音無は正直に言って、金剛の積極性というか『ここまでするのか』という激しさに面食らっていた。
元々金剛自身は間違いなく『提督LOVE勢』と言われる艦娘の筆頭と言っても過言ではないくらいの猛アピールをする艦娘であった。
だがそれは音無の言う通り、『色気というよりは元気な少女のそれ』に見えてしまうという一面(あくまで音無と作者の評)だった。
それは間違いなく、これまで音無に金剛を性の対象として思わせなかったと言える。
だが……
「(実際にこうして相対して、金剛と行為を始めると分かる。金剛のヤツ、物凄いアピールだっ……)」
キスしてくるのみならず、自分の秘処を音無の腰、引いてはペニスにグリグリと押し付けるようなその動きは、間違いなくオスを誘うメスのそれである。
もちろん、『ダイヤモンドバスト』と称される自身の美乳を押し付けてアピールすることも絶対に忘れない。
必死さすら感じられるという意味では、それまでとはまったく別種の『強い意志』を感じさせるほどだ。
だが、音無はある意味こんなことになるとは想定外だった。金剛は確かに積極的だが、このような性的な意味でのアピールというのが予想できなかったのだ。
先程音無自身が考えていたように『金剛の雰囲気が性的に見えなかった』というのも大きかったのかもしれないが……。
「(おぉ、おっぱいめっちゃぷるぷるだぁ……それに、乳首がかなり固い……勃起してるってことは、それだけ金剛が興奮してるってことだよなぁ……あぁっ、押し付けられる腰にもなんだか湿った感触がっ……)」
そんな濃厚な絡み合いを、2分近くは続けただろうか。
永遠にも感じられたが、どこかあっという間だったような感覚という、不思議な状態に陥っている。
人が集中すると、時間が短く感じることがあるという『あれ』に近いのかもしれない。
しかしそんなことを繰り返していれば、音無の方も先ほど射精して一度は収まりかけたはずの性欲が一気にぶり返してくる。
だから、音無も積極的な行動に出ることにした。
「Oh、テートクっ!?」
金剛を引き離してから後ろ向きにさせると、そのまま左手で形の良い乳房をグニグニと揉みしだきながら乳首をグリグリと摘んで刺激し、さらに股間に右手を伸ばして秘処に突っ込むと、『ぐちょぐちょ』と引っ掻き回し始めたのだ。
「Noっ♡テートクっ、そんなっ……激しいデースっ♡」
「でもお前のおマンコは嫌がってないぞ?ほら、こんなに濡れてるじゃないかっ‼」
秘処に潜り込んだ人差し指と中指、さらに薬指を広げると、『にちゃぁ』という音と共に愛液が糸を引く感触が分かる。
「そっ、それはぁっ♡テートクがぐちゃぐちゃにするからデェスっ♡」
「嘘つけっ。キスしてる時からずっとこんなだったじゃないかっ‼俺とキスしながらおマンコとおっぱい押し付けて……俺が鳳翔さんとエッチしてる時からこうだったんじゃないのかぁっ?」
すると、金剛が先程よりさらに顔を赤くしたのが分かった。なぜなら、耳まで真っ赤になったからである。
そして音無に弄られながら、そして徐々に増している快楽にプルプルと震えながらも金剛は白状した。
「そうデスっ‼テートクが鳳翔さんとイチャイチャしてるの見て、もうPussyびちょびちょになってたデース‼あんな激しいSexを間近で見せられたら、興奮するに決まってマース‼」
すると、音無がニヤリと笑った。
「じゃあ、遠慮はいらないよなっ」
「えっ?」
直後、金剛の腰を力任せに持ち上げると、自分のペニスの上に秘処をねじ込ませたのだ。
――ぐちゅちゅっ‼――
「んおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡テートクのPenis……っ、ワタシのPussyに突き刺さってますぅっ……♡」
どうやら突っ込まれただけで軽くイッてしまったらしく、金剛はビクンビクンと体を軽く震わせていた。
「こ、これはマズいヤツデース……こんなの……こんなの知っちゃったら……どんな艦娘も轟沈デース……♡」
前にも蒼龍に同じことを言われたが、やはり音無とのセックスは艦娘にとって強烈な快楽らしい。
その点で言うとゆりはやはり、一応普通の人間だったからか例外だったらしい。音無自身は今後ゆり以外の人間の女性を抱くことは無いだろうと考えているため、逆にゆりが特殊と言えばそこまでなのだが。
だからこそ、艦娘相手には遠慮はいらない。
「まぁ、そういうことならもっと激しくっ‼」
――ぶちゅっ!ぶちゅっ!ぶちゅっ!――
音無が激しいピストンを再開すると同時に、金剛の体がガクンガクンと揺れ、『ダイヤモンドバスト』もプルンプルンと強く弾む。
その刺激は、先程までは興奮しつつもちゃんと喋れていた金剛の呂律が回らなくなるほどのモノであった。
「んおおぉぉっ♡しょっ、しょんなれんじょくっ、だめっ、だめぇっ♡」
どうやらいつもの片言英語を出す余裕もなくなったらしく、うわ言のように『だめ』と叫んでいる。
膨れ上がったお腹を抱えて寝転がっている鳳翔も『あらあら……』と意外そうな目で金剛を見ている。
「(ワタシ、艦娘の中では一番のオネーサンなのに……テートクのケダモノセックスですっかり気持ちよくなっちゃってマース……)」
頭の中の、冷静な一部分だけがいつも通りの思考をしているが、体と言葉はもう完全にケダモノのような声を上げているだけであった。
「おっ、おっ、おぉぉんっ♡これダメデェスッ♡こんなの知ったらぁっ♡」
――ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぶちゅっ!――
「くぅっ……シャルや榛名もそうだったけど、高速戦艦……もとい巡洋戦艦ってのは皆キツキツかよっ!鳳翔さんと同じくらいキツくないかっ!?」
音無もそんなことを言ってはいるが、目に強い獣欲を宿しながら金剛へのピストンを怠らなかった。
更にここで、音無は更なる追い討ちをかけることにした。
「それと……これだっ‼」
――ぶちゅっ!――
「ひえええぇぇぇぇぇっ♡しょこおひりぃっ♡おひりじゅぼじゅぼぉっ♡」
音無は対面座位であることを利用して、金剛のアナルに指を突っ込んだのだ。いきなりの刺激に金剛は『ビクビクンッ』と痙攣していた。
どうでもいいことだが、悲鳴が妹そっくりである。
「ほら、お尻もグチュグチュしてやるから、もっと乱れちまえっ‼どうせ皆淫乱にしちまうんだからなっ‼」
「しょ、しょんなぁっ♡ワタシえっちな女の子じゃないデェスッ♡」
「嘘つけっ!」
そんな2人の絡み合いを見ている鳳翔と迅鯨は唖然としていた。
「いえ、多分提督が仰りたいのは自分とセックスしたら淫乱に『なってしまうから』ということではないかと思うのですが……」
「言い得て妙ですね……」
目の前で痴態を見せつけられているにもかかわらず、迅鯨ですら嫉妬を見せずに冷や汗を流している。
普段から笑顔を絶やさないことで明るく朗らかに見えるはずの金剛の乱れっぷりは、それほどのものであった。
「ほらっ、ほらっ、ほらっ‼」
「りゃめれすぅっ♡しょんなことしゃれたらぁっ……あっ、あっ、あっ……らめっ、でりゅうぅぅぅっ♡」
――ぷううぅぅぅ~っ!――
指でアナルを掻き回されたことで腸が刺激されたらしく、溜まっていたオナラが出てしまった。
しかも結構大きな音である。
金剛は恥ずかしいやら妙に気持ちいいやらで、もう頭の中はメチャクチャであった。
「(ヒドイデース!他の人の前でSexするのはいいデスけど……プーするのは流石に恥ずかしいデース‼)」
艦娘の中でも古参(しかも金剛はDredNootを除けば2023年の時点では建造年代で言っても最年長、その後朝日が出てきて更新された)の存在だけに、駆逐艦娘を始めとする後輩たちから尊敬されている(本人の気質もあるのでどちらかと言うと『親しまれている』と言うべきかもしれないが)。
そんな自分が、セックスすることは決めていたからまだしも、後輩の前で(比喩ではない、建造年代的にどちらも後輩である)強烈な放屁をすることになるなど、恥ずかしくて仕方なかった。
そんな奇妙な快感を味わってしまったからか、金剛の膣内はさらにグネグネと蠢いて音無の精を貪ろうとする。
しかも、恥じらいつつもその恥ずかしさを誤魔化すかのように膣を蠢かせるものだから、音無も余計に腰を動かしてしまう。
「くおぉっ、一気に締めつけがぁぁぁっ‼」
「むうぅぅぅっ♡テートクが恥ずかしいことするからデースっ♡ワタシだって負けてられませーンッ♡」
金剛と向かい合った体勢のままなので、自然と互いの視線が目に入っていく。そして、そのまま2人ともキスをし始めた。
「んんんむっ……むちゅうぅぅっ♡」
「あむぅぅぅっ……むぐぐううぅぅぅっ……」
まるで意地の張り合いだが、実際互いに引けないテンションになりつつある。
――パチュッ、パチュッ、パチュッ、パチュッ‼――
対面座位で突き合っている状態がしばらく続いているが、どちらも『相手を絶対先にイかせる』という思いで頑張っているように見える。
「意外ですね。金剛さんがあんな風に意地を張る方だったとは思いませんでした」
未だに精液でタプタプと揺れるお腹を抱えながらも座り込んだ鳳翔の言葉に、迅鯨が『うーん』と考えつつ続けた。
「恐らくなんですけど、金剛さんは『とにかく自分が提督のことを大好き』っていう思いが強いんだと思います。ある意味それは『自分の想いの方が強い』という自尊心というか自負というか……難しいですけど、そんな感じの一種の『プライド』なんじゃないかと考えてみたんですが……」
他の鎮守府の金剛がどうかは知らないが、少なくとも、この鎮守府の金剛はそういう心の持ち主なのかもしれない。
また、迅鯨が鋭い予測を立てたが実際にはそれだけではない。
金剛は『提督LOVE勢筆頭』とも言われるほど提督という存在に対して強いアプローチをかけると同時に、改二丙以降は『LOVELetterは許さない』とまで言い放つくらいに独占欲も本来は強い女性だ。
そんな思いの強い彼女だからこそ、『自分の方が先に提督を気持ちよくしてみせる』という感覚が強いのかもしれない。
ただし、この鎮守府の金剛に関して言えば妹である榛名が音無と関係を持てた時にそれを祝福してあげるなど、優しく慈しむ心を持ったお姉ちゃんであることも事実だ。
人の心とは、己自身にもままならない部分がある。
嫉妬、祝福、歓喜、憎悪。
それらが複雑に入り混じっているからこその『人間』なのだから。
「あぁ……そういうことはあるかもしれませんね……」
そう言っている間にも、音無も金剛も気持ちよくなってきたのか、目の焦点が合わなくなってきている。
そして、遂にその時が訪れる。
「(あぁ……ダメ、ダメデースっ……テートクを先に絶頂させたかったのにぃ……もう、ワタシの方が……イッ、イッ……イクうぅぅぅぅッ♡)」
キスをしたままの体勢で金剛が体を『ビクン、ビクン』と震わせていた。先程から焦点が合っていなかった視線も、遂にそのまま『ぐるん』と白目を剥いてしまった。
そして金剛が声にならない絶頂を遂げた直後、音無も勢いよく果てた。
――びゅぶるるるるるるるるるるるるっ‼びゅうううううう~~~~ぅぅっ‼――
途切れそうになった薄れゆく意識の中で、金剛のわずかに残った冷静な部分がしっかりと大量射精の感触を受け止めていた。
「(んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡テートクのオチンチンがBabyRoomで爆発してるデース♡お腹押し広げられて苦しいのにぃ……気持ちいいデース……♡)」
そのままほっそりしていたお腹が水風船のように『ぷくーっ』と膨らんでいき、臨月の妊婦並みになったところでようやく収まった。
膨らんだ金剛のお腹はそのまま音無の割れた腹筋に当たると『ぽよんっ』と少しだけ弾んだ……迅鯨にはそのように見えた。
また、2人の結合部からは隙間から『ぶぴゅっ』と漏れ出した精液が互いの結合部をしっかりと濡らしていたが、どちらもそんなことを気にする余裕はなかった。
音無はそれでも金剛への射精を止めず、吐き出せる限り吐き出してしまうとしているようだ。漏れ出た分があるとはいえ、臨月の妊婦並みの大きさに膨れ上がったというだけでも音無の人外レベルの射精量がうかがえる。
音無が金剛の唇を放すと、金剛の唇と唾液でできた糸が繋がる。だが、それも一瞬で切れてしまう。
脱力した金剛をそのままベッドに倒すと、金剛がまだ時折『ビクン、ビクン』と体を痙攣させていた。
どうやら強い意地を張って快楽を我慢しようとしていただけに、かなり強い絶頂に襲われてしまったらしい。
大きく膨れたボテ腹を隠すこともせず、痙攣以外は動く様子がないほどなのだからかなり強烈だったのだろう。
ここに来て迅鯨も、『ソロプレイはやめた方がいい』と他の面々が言っていた理由を深く理解した。
千歳だけでなく鹵獲改装組の補給を受け続けた音無の性欲は、一度火がつくとそう簡単には収まらず、しかも一度の射精で子宮がパンパンに膨れがあるほどの大量射精でありながら処女だったはずの艦娘を白目を剥くくらいにイかせるほどの快楽をもたらすのだ。
それが危険でないはずがない。
事実、鹵獲改装組の面々は改装の影響があったということを込みにしても音無に対して強い依存心と言っていいほどの執着を持つに至っており、ほぼ毎晩誰かの相手をしてやらないと彼女たち自身が暴走しかねないほどだ。
少し前にも伊勢型姉妹は音無に思う存分抱かれるために西方海域に入ってから搾乳・授乳すら我慢していた結果、音無と久しぶりに体を交えた際にはケダモノと化して一晩中絡み合い続けたことを考えれば分かる。
また、平素という意味であれば加賀がかなり強い性欲と依存心を持っている、というのが千歳の分析であった。
閑話休題。
「ふぅ……迅鯨、飲ませてもらうぞ」
音無はそんな金剛を顧みることなく、迅鯨を抱き寄せてその乳房に吸い付いた。
顧みなかったのは、単純に艦娘が頑丈なので『放っておいてもすぐ復活する』と経験から分かっているからである。
迅鯨も『やっと自分の番だ』と言わんばかりに嬉しそうな顔を見せる。
「うふふ……お願いします、提督♡」
乳首を噛むと、乳房の中に蓄えられていた母乳が一気に噴き出してくる。
「んぐっ……んぐっ……んぐっ……」
ゴクゴクと母乳を飲む度に、大量射精で失われていたはずの活力がグングンと漲ってくるのを感じる。
「(あぁ……提督におっぱい飲んでもらってるっ……♡ずっと、ずっと夢に見ていたことが……夢が叶ってるっ……)」
すると、音無が顔を離して迅鯨の瞳を見つめる。
「迅鯨。ハッキリ言っておくけど、俺はお前だけを見続けてやることはできない。何故だか分かるな?」
迅鯨はここで自分と音無の関係がハッキリするのだと悟った。
そして音無は、多少恨まれても自分の方が上で、リードする立場なのだと迅鯨に強く意識させることを望んでいた。
何故ならば……
「はい。提督は……提督はとても素敵なお方です。私だけでなく、他の皆さんも強く想いを寄せるほどに……そして、今の時点で30人を超える艦娘と肉体関係を持つ提督というのは、世界各地の提督を見渡してもほぼ、いません」
「ほぼ、ってことはわずかにはいるのか……」
自分のような『性豪』とでも言うべき煩悩の塊な輩が他にもいるのかと思うと、流石に若干呆れてしまう。
だが、迅鯨は首を横に振った。
「その方……大本営も認めるその方はまた特別です。音無提督は……伊勢さんたち鹵獲改装組の重みを受け止めながら他の艦娘たちのことにも気を配っています。それは中々……できることではないと私は思っています」
『だから』と続けた。
「私だけを見てもらうことはできません。今なら……それが分かります」
先程抱かれた鳳翔と金剛の姿を見れば、2人とも幸せだということがよく分かる。
「……私は改めて、あなたの意に従い、あなたのために働きます。だから……」
迅鯨が『フッ』と音無にキスをする。
「夜の間は、私を見てくださいね♡」
それが合図だと思ったのか、迅鯨は音無を押し倒して上にのしかかってきた。
「やっと……やっと提督に初めてを捧げられます……♡」
迅鯨は顔を真っ赤に紅潮させながら、ハァハァと息を荒げており、大変艶めかしい状態となっている。
「あぁ、今だけはお前の好きにするといいさ、迅鯨」
その言葉を待っていたと言わんばかりに迅鯨は勢いよく腰を下ろした。
――ぐちゅちゅっ‼――
「あはぁぁあぁぁっ♡」
処女喪失にもかかわらず、迅鯨は全く痛そうな素振りを見せない。いや、実際に痛くないのだろう。
音無に身も心も全て捧げることを望んでいたからか、その顔は恍惚に満ちている。
「あはぁっ♡提督のオチンチンっ……これがずっと欲しかったんですぅっ……♡もっとぉ、もっと奥までぇっ……♡」
迅鯨はウネウネと膣道を蠢かせて、音無の精を貪ろうとしている。顔も完全に淫売のそれと言ってもいい蕩けた顔になっており、それまで満たされなかったモノを得ようとしているかのような雰囲気だ。
「(そういえば、迅鯨は黒野提督の元に何か月も閉じ込められていたんだっけ……多分だけど、本人はもっと尽くしたかったんだろうな。今までの迅鯨の言動を聞いていると、そんな感じがするよ)」
自分の腰に跨って激しく腰を振る迅鯨の姿はこれまでの艦娘たちとは一味違った。というのも、騎乗位でも音無が下から突き上げることの方が多く、龍田や如月なども最終的にはそれでイかせていた。
しかし、迅鯨の激しさは彼女たちの比ではなかった。
「提督ぅ……♡提督ぅっ……♡」
少しでも動く度に『ハァハァ』と息を荒げて、光の宿っていない眼(まなこ)で腰を蠢かせるその姿は、サブカルチャーに詳しくない音無でさえ源氏物語の『六条御息所』、日本の元祖ヤンデレヒロインを思い出させるほどの闇の深さを感じさせた。
「そうですよぉ……そのままぁ……そのままでいてくださいねぇ……私がぜぇんぶ……搾り取ってあげますからぁっ……♡」
完全にセックスに没入しているらしく、音無の顔だけを見つめている。音無もペニスから徐々に伝わる快楽に顔を歪めつつあった。
恐らく迅鯨は、できる限り自分がリードするセックスをしたいのだろうと音無は気付いていた。先程『好きにするといい』と言ったことが迅鯨の最後に残っていた理性のタガを外してしまったのだ。
しかし、このままでいるわけにはいかない。
流石に『なにもしない』ということは彼女が本当に気持ちよくはなれないだろうということは当然分かっている。
迅鯨が自分のペースで交わっているなら、それを上手く崩せばこっちがリードできると思ったのだ。
信頼していないと言えばウソになるが、やはり、迅鯨に全てを委ねてしまうのは危険だと音無の本能が訴えかけていたのである。
なので、音無は迅鯨が腰を少し落とした瞬間を狙って勢いよく腰を突き上げた。
――ズンッ‼――
「んひいぃっ!?てっ、提督っ♡いきなりそんなぁっ♡」
「悪いなっ。動くの我慢してたけど、気持ち良くなってきたらそうもいかないんだっ‼」
グチュグチュと音を立てながら腰を動かし、迅鯨を突き上げていく。
見れば、音無のペニスの形が少しだが下腹部に浮き出ている。これまでも如月や霞など、小柄な駆逐艦相手の時にそのようなことがあったが、騎乗位だからか余計に反り返りが強調されているようだ。
「あぁダメェっ♡おチンチン気持ちイイトコズンズンしてるぅっ♡子宮潰れちゃうっ♡おチンチンに潰されちゃううぅぅっ♡」
先程まで音無をリードするように腰をくねらせていた迅鯨だったが、やはり経験の差だろうか、それとも2度も射精して多少余裕があったからか、いざ音無が動き始めると無力であった。
先程まで感じていた深い闇はどこにもなく、目にはハートマークが浮かび上がっているように見えた。
「提督ぅっ♡提督ぅっ♡もっとシテくださぁいっ♡迅鯨のおマンコぉ♡グチャグチャに犯してくださぁいっ♡」
音無も床に置いて体を支えていた手を迅鯨の腰に移し、ガッチリと腰を掴んでピストンを開始する。
「んひいぃぃっ♡これしゅごいっ、これしゅごいよぉっ♡ずんずん来てりゅうぅっ♡奥に突き刺さってりゅうぅぅっ♡」
リードを奪ったところで、音無も射精の準備に入る。
「よし、迅鯨。射精すからな!お前が欲しくて仕方なかったザーメン、奥の奥まで出しまくってやるからな‼全部飲み干せよっ‼」
「はっ、はひいぃっ♡飲みますうぅっ♡提督のじゃーめん、じぇんぶのみましゅうぅっ♡」
何度目になるか分からない往復の後、迅鯨の子宮口が強く音無の鈴口に吸い付いた。その瞬間、音無も限界を超えた。
「迅鯨っ……射精るっ‼」
――びゅるるるるるるるるるるるっ‼ゴボボボボボボォォォォォォォ~ッ‼――
「んおおおぉぉぉぉっ……♡でてりゅぅ……じんげいを孕ませるって、びゅーびゅーしてりゅうぅぅぅ♡イッ、イクうぅぅぅぅぅ……♡」
先程の金剛同様、あまりに強烈な快楽に神経と精神が限界を迎えたらしく、脱力して仰け反ってしまった。
しかも……
「あっ、だ、だめ。だめぇぇぇ……漏れちゃううぅぅぅ……」
――ぷしゃあぁぁぁぁぁぁ……しょわわわわわぁぁぁぁぁ……――
「えっ、これってもしかして……」
結合部のすぐ上にある小さな穴……尿道から、音無の腹の上に生暖かい液体がじわじわと染み出してくるのだった。
しかも、結構な量である。風呂場でなかったら色々面倒なことになっていただろう。
「やらああぁぁぁぁ……お漏らししゅるなんてぇぇぇ……止まってぇ、おしっこ止まってよぉぉぉぉっ……」
迅鯨はあまりの恥ずかしさに涙ぐんでおり、図らずも先程放屁で激しい羞恥心を覚えた金剛の気分を味わうことになった。
いや、相手の身体に直接、しかも水浸しどころではない状態にしてしまったという意味では金剛以上かもしれない。
ついに羞恥心も限界を迎えたらしく、先程までの激しさ、淫らさもどこへやらと言わんばかりに『えぐっ、えぐっ』と泣き出してしまった。
「ご、ごめんなさい提督……私、提督の上でお漏らししちゃって……こんな、こんなこ汚いビルジを……汚水をぉ……」
だが、音無は気にせず起き上がり、迅鯨の頭を撫でた。
「泣くなよ。どっちかと言うと俺が激しく責め立てたからお前がお漏らししちゃったんだ。むしろ、お漏らしするくらいに気持ちよかったんなら男冥利に尽きるってもんさ」
「提督……」
「ほら、迅鯨」
音無がキスをしてやると、迅鯨もしっかりと舌を絡めてくる。
おしっこの次は注ぎ込まれた精液が少し逆流してきたようで、ドロッとした感触が2人の結合部に溢れ出す。
だが、迅鯨はもう平気だった。
「(お漏らしまでしてしまったのに、それも含めて受け入れてくれたなんて……あぁ、やっぱり提督は素敵です。迅鯨、早くカッコガチして孕みたくなってしまいます……♡何人でも赤ちゃん、産みたくなってしまいますぅ……♡)」
迅鯨は将来、深海棲艦の脅威を排除したうえで音無をしっかり結ばれ、精液ボテでなく子供を孕んだことでボテ腹となる未来を創造し、『うふ、うふふふふふ……♡』と怪しげな笑みを漏らしていた。
音無も『なにかヤバいこと考えているんだろうな』と薄々気づいてはいたが、なにも言わずに迅鯨の頭を撫でてやるのだった。
すると、背中に重みを感じて振り返ってみる。そこには、『まだまだ足りない』という顔を見せている鳳翔と金剛の姿があった。
「提督。私……まだまだ夜戦できますよ?」
「ワタシだってまだまだこれからデース♪」
2人とも精液のほとんどが排出されたらしく、すっかり元のお腹に戻っていた。
つまり、本人たちの言う通り『まだまだこれから』なのであった。
「あぁ、分かってる。3人とも、今夜は寝かさないからな」
その後の絡み方も強烈だった。
鳳翔とアナルセックスをしているところで迅鯨が音無のアナルを舐める『アナル舐め』をやり、その快楽によって吐き出された精液が一気に鳳翔の臓器を昇りつめて口から逆流し、口から大量に嘔吐するザーゲロを披露することになってしまった。
そんなことをしたお仕置きということで迅鯨のアナルもズボズボ貫いているところに、金剛と鳳翔が揃って迅鯨の乳房に吸い付いて、たっぷりと母乳を吸い出すのだった。
再び大量射精をして迅鯨の腸をパンパンの腸詰めにしてやったところで、今度は母乳を飲んで油断しきっていた金剛を押し倒して強烈なイラマチオをお見舞いした。
金剛の頭をハンドル代わりに握ってズボズボと犯し、数分に渡るストローク最中に鳳翔から少し『補給』を受けた上でまたも射精、金剛の胃袋がはち切れそうになるほどに膨らませたのだった。
結局いつも通りと言うべきか、音無が就寝したのは午前3時過ぎであった。
……迅鯨さん、書いてると筆は乗るんですけど書いてから『やっぱヤベー』となりいますね(苦笑)