時は進み、私たちは曹操軍と共に呂布を討伐することになり、曹操軍と共に下邳近くに陣を構えた。下邳へ進軍するのは明日、そんな戦に向けて私と猫煌は準備を始めたが、彼女の顔に影が落ちるのを見た。
「呂布の野郎、あの時の借りを絶対に返す」
彼女の口から出た言葉は、呂布に対する怒りだった。
無理もない、彼女は呂布の斬撃を受けて怪我をしたのだから。
本来、こんな感情を表に出すことはないのだが、私も呂布に対する怒りが沸々と込み上げてきている。
呂布が猫煌を傷つけなければ、彼女はあの男……曹操に触れられることもなかった。
自分の感情、呂布に対する怒りが腹の中で渦巻いていく中、彼女への心配も大きくなっていく。
猫煌はやり返したらやり返す、昔からそうだった。
そんな彼女を幼い頃から見ているからこそ分かる。この戦でも彼女は無茶をするだろう。
「猫煌」
「ん?」
「呂布は獣のように強い。董卓暗殺の時はお前の咄嗟の判断で致命傷を避けられたが、今回は無茶をするな」
「……流石にこの前みたいな無茶はしない」
猫煌は私を真っ直ぐ見つめながら答える。
「ただ、もしお前の身に危険を感じたら……その時は許してくれ」
「なら、私はそうならないようにしないといけないな」
私は自分の剣を研ぎ終え、鞘に納めようとした時だった。
「劉備殿」
今、一番聞きたくない男の声が耳に入った。一呼吸おいて、その呼びかけに応えた。
「曹操殿、如何なされましたか?」
「少し話がある。猫煌、お前もだ」
「へ?私?」
私はともかく、曹操の突然の呼び出しに猫煌は少し驚いた様子を見せた。そんな曹操は私と猫煌を連れて、自身の天幕へと案内した。
「掛けよ」
曹操に促され、私と猫煌は椅子に腰掛けた。
「今回の討伐の策は聞いているな?」
「はい、一通りは」
「今回の策はお前たちと、猫煌、お前の力が要だ」
曹操は話しながら、茶器にゆっくりとお茶を淹れた。
「その戦の前に、三人で茶を飲みたいと思ってな」
茶を淹れた二つの茶器を私と猫煌の前に置き、自身も茶を淹れ、それを持ったまま腰掛けた。
「西の方にある国の茶だ。香りも良く、飲みやすい」
流石にこの状況で出された茶を拒むことはできず、私と猫煌はゆっくりとその茶を飲んだ。
「美味しい……あれ?」
「どうした、猫煌……っつ!?」
猫煌の方を向くと、彼女の顔が先ほどとは違い赤くなっている。
「曹操殿、これは!?……なっ!?」
猫煌の異変に対して曹操に問い詰めようとした瞬間、自分の身体の異変にも気が付いた。
そして、その原因を飲ませた曹操にもその異変がでた。
「っつ…まさかここまで効くとはな。西の国の媚薬は」
「媚薬……まさかっ!?猫煌!」
猫煌は媚薬のせいで息を荒くするものの、その姿が何故か自身の欲を刺激してくる。
それは曹操も同じようで、互いに猫煌を欲に駆られた視線を向けた。
駄目だ、今ここで欲に駆られて手を出してしまったらこの男の思うつぼ。
しかし、猫煌の姿が余計に私と曹操を興奮させ互いにたかが外れ、ついに彼女に手を伸ばした。
「な…やめっ!」
猫煌の抗議の声は、私の唇で遮られた。
自身の舌がゆっくりと猫煌の口腔を侵せば、同時に背後から曹操の指が猫煌の胸元に滑り込む。
「ふぅ……っ!んっ!やっ……」
「二人の男に抱かれてもなお、可愛らしい声で鳴く。それをお前は毎晩聞いていた……そうだろう?劉備」
「……っつ、それを聞くとは。あなたは本当に厭らしいお方だ」
「厭らしい?それはお前もだろ?媚薬の効果もあるが、こうして私と二人で猫煌を抱いている……これを厭らしいと言わずなんと言う」
曹操が私に見せつけるように猫煌の上着と下着を脱がすと、彼女の豊満な胸と白い肌が顕になった。
そして、曹操は再び彼女の胸を優しく鷲掴みしゆっくりと揉みだした。
「ん、ひゃぁ……あん。や、げ……玄徳……見ないで」
「この状態でもその可愛らしい声で、この男の名を呼ぶか…。本当にお前は私の欲を駆り立てるな」
猫煌は耳元で曹操に囁かれながらも必死に抵抗しようとするが、その声は私と曹操の欲を増させていく。
それは私も同じで、このままだと彼女がこの男に喰われてしまう、それだけは許してはならない。
「すまない猫煌」
私は再び彼女の唇を塞ぎ、右手をゆっくりと猫煌の秘部の方へと肌を伝い滑らせた。
「んっつ!」
私の指が秘部に触れた瞬間、猫煌は少し身体をビクつかせた。
媚薬の効果なのか、彼女の秘部はやけに濡れており、すんなりと私の指を受け入れた。
彼女の性感帯を探るように、膣の中をゆっくりと進めば、そこを重点的に攻めた。
「んっ♡あっ♡」
「だいぶ蕩けた表情だ……こうして後ろと前で、攻められるのが好きみたいだな。癪だが、お前が快楽に堕ちていく様子を見れるのなら、私はこの男と共にお前を抱き潰してやる」
互いの体が猫煌の両側から圧迫し、逃げ場を奪っていく。
媚薬の効果か、普段の猫煌なら簡単に跳ね除けられるはずなのに、攻め続けれれているせいか、身体はビクつかせ、徐々に快楽を受け入れるように股が少しづつ開いた。
「猫煌…愛してる」
「私もだ……猫煌」
互いの呼びかけに猫煌の身体は反応し、次第に身体をビクつかせはじめた。
「いきたいのなら、我慢せずいけばいい」
「お前をこうして抱いている男はお前を誰よりも愛している。お前の果てるところを見せてくれ」
「あっ♡やっ♡」
猫煌の声は、もはや吐息混じりの甘美な響きとなっていた。
左からは私の指が巧みに彼女の秘所を弄び、右からは曹操の掌が乳房を包み込む。
二人の男に挟まれ、彼女の肢体は媚薬と官能の熱に翻弄されていくのが分かる。
身体はイキたいのに精神的に我慢する猫煌を見れば、私も彼女の内を攻めたくなる。
「……猫煌…もう無理はするな」
私の指先が秘裂の奥深くを掻き乱す。
媚薬によって過敏になった粘膜が歓喜の震えを走らせた。
指を引き抜くたびに透明な糸が引き、それが彼女自身の羞恥心をさらに煽る。
「ほう……なかなか素質がある。劉備の躾が良いのか……それとも天賦の才か……」
曹操は頬を赤くするものの表情を崩さぬまま、猫煌の首筋を舌先で舐め上げる。
敏感な皮膚はそれだけで火照りを増し、猫煌は身を捩って逃れようとするが、左右から押さえつける腕は微動だにしない。
「っつやああ♡」
猫煌の拒絶の言葉は、もはや懇願じみて聞こえた。
そして私の指が膣壁のある一点を擦った瞬間――。
「あぁぁっ……!?」
猫煌は電流が身体を駆け巡るような反応と同時に勢いよく果ててしまった。
だがそんな猫煌を眺めることもなく、私はその隙を狙うように彼女の膝を大きく開かせた。
「や…玄徳……っ!」
「猫煌……すまない……だが……」
衣服を脱ぎ自身の硬くなったものを猫煌の入口に押し当て、彼女の膣を一気に貫いた。
「んああっ!?♡♡」
媚薬で敏感になっている膣は私の快感を倍増させる。
私の腰が前後に動き出す度、猫煌の内部は収縮と弛緩を繰り返した。
「もっと奥まで……お前がもっと感じるとこへ」
私は猫煌の腰を持ち上げると角度を変え、深い部分を抉るように抽送を続ける。
彼女の喉から溢れる甘い悲鳴は、傍らに立っていた曹操が不満そうな表情をした。
「劉備だけでは不公平というもの、この私を置いてお前たちだけ気持ちよくなるのは癪だ」
曹操も衣服を脱ぎ、自らの雄々しいものを露わにすると、猫煌の顎を掴んで無理やり仰向かせる。
「本当はもっと優しくしてやりたかったが、この男の前だと……どうもお前への気持ちが収まらなくなる」
曹操は猫煌の表情をみて満足そうな表情を見せた。
「口を開けろ」
「んぐっ!?」
強引に突き入れられた曹操の質量に猫煌は目を見開くが、次の瞬間には上下からの激しい責めに彼女の表情は蕩け始めた。
猫煌の体が弓なりにしなる。
彼女は上下から押し寄せる快楽の波に、溺れそうになりながらも必死に私と曹操を受け止める。
「あっ♡くぅっ♡んんっ♡」
「いいぞ猫煌……もっと俺を求めろ」
曹操が猫煌の頭を掴みながら腰を押し付ける。
その剛直が彼女の喉奥まで届き、窒息寸前の苦悶が却って曹操の興奮を高める。
一方で私は彼女の腰を抱え込み、容赦なく子宮口を突き上げていた。結合部から泡立つ蜜が流れ出す度蜜音と生々しい肉音が天幕に響き渡る。
「猫煌……お前の中は熱いな……ずっとこうしていたい……」
私の切なげな囁きに猫煌の膣は痙攣する。
媚薬と二人の雄の匂いに酔った彼女の理性は限界に達していた。
「んぐっ♡むごぉっお゛♡♡」
喉を塞がれる苦しさと下腹部を抉られる愉悦が混ざり合い、猫煌は再び絶頂へと昇り詰める。膣が収縮すると同時に曹操のものも膨張した瞬間。
「……っく!」
熱い精が勢いよく彼女の食道へと注ぎ込まれ、同時に私も――。
「猫煌…猫煌っ!」
大量の子種を子宮へと放ち、息を荒くし腕で自身の汗を拭うが、それでも互いに止まることはない。
「まだ足りない……」
「もう一度だ」
自身の欲で猫煌を抱き潰そうと動き出す。
果てしない交わりの中で彼女の意識は混濁していくのが分かる。
そんな彼女を見るのは初めてだが、そんな彼女の表情が余計に私と曹操のモノを興奮させ、彼女を解放することもなく。
今度は曹操が彼女の引き締まった体を後ろ向きに抱き起こし、彼女の耳元で息を整えながらも囁いた。
「猫煌、お前はまだまだ足りないだろう?」
「ひぃっ♡やめて……もうっ……」
曹操の言葉に猫煌は抵抗する間もなく曹操の雄大なものが再び背後から貫通する。
同時に私は彼女の正面に立って、彼女の頬を撫で顎を優しく掴んだ。
「猫煌……口を開けて」
「玄……んっつ!?」
有無を言わさず彼女の唇に自身を押し当て一気に彼女の口に押し込んめば、次第に腰が動きはじめる。
「んぐぅっ♡あうぅっ♡」
膣と口腔を同時に侵され、猫煌は酸欠気味になりながらも悦びの呻きを漏らす。
曹操は彼女の乳房を背後から揉みしだきながら、勢いよく打ち付ける。
「はぁ……はぁ、猫煌お前の内にあるこの男の種をかき出す度、膣が脈を打ち私を離さない」
「あっ♡んっつお゛お゛♡」
曹操は猫煌を自分のモノにしようと言わんばかりに激しく腰を打ち付け始め、その律動に合わせて私も前から彼女の口や喉を犯していく。
「はぁ、はぁ…猫煌…猫煌…」
「猫煌……猫煌」
二人の男が猫煌を挟んで激しく動く。まるで戦場で敵を圧倒するような協調性で。
「だめぇっ♡曹操……玄徳……壊れちゃうぅっ♡♡」
猫煌の叫びは快楽の産物か、それとも絶望の表れか。
曹操が彼女の耳を舐めながら、彼女に声をかける。
「安心しろ……殺しはしない。ただし……」
曹操の声色は少し低くなり、それは彼女を脅しているかのように見えた。
「お前が私の元から去るならば、私はお前を孕ませてやる」
曹操の言葉は本気で、その言葉で猫煌の表情は一瞬曇ったが、曹操の言葉を呑む暇もなく私と曹操で彼女を犯していく。
その様子はまるで猫煌を取られまいと、必死になっていると言われてもおかしくはない。
上と下、前と後ろと彼女の全てを味わうように二人で抱き続ける。
「猫煌…猫煌」
曹操に猫煌を孕まさせたくはない、彼女は私の大切な……大切な。
自身の欲と、互いの対抗心が射精衝動を高める。
「ああぁっ♡イクっ♡イッちゃうぅぅっ♡♡」
「私もだ猫煌」
「っつ……」
猫煌の全身が痙攣すれば、それに応じて互いの精が猫煌の体内で解き放たれた。
それを彼女は同時に受け止めるものの、力尽きたのが気を失ってそのまま倒れ込んだ。
「はぁ……はぁ」
「はぁ……はぁ……猫煌!」
私は自身がやったことに焦り、直ぐに猫煌を抱きかかえた。
「そのまま衣服を着させて寝かせるぞ」
私と曹操で気絶している猫煌に優しく衣服を着させた。
「曹操……今回は媚薬のせいで私もたかを外してしまった。だが、次このような事があれば……私は……」
「私はなんだ?仁の世を目指すと言ったお前が、顔に影を落とし怒りを顕にするとはな。実にこの女は佳い女だな」
曹操は満足そうに笑うが、直ぐにその表情は消え、普段の冷静な表情に戻った。
「それに、今回の媚薬は猫煌を抱く為だけではない」
「どういうことだ?」
「お前も知っているはずだ、この女はどんなに止めようが必ず無茶をする。董卓暗殺時の時も、周りにバレないようにと自身の傷を隠す程だ。今回の戦も、猫煌は呂布相手に借りを必ず返そうとする。いくら力づくや策で止めようとも、こいつの力は並みの武将では止められまい」
「……では、猫煌を傷つけずに気絶させるためにと?」
私の問いに曹操は少しだけ間を置き、ゆっくりと答えた。
「愛した女を戦に出したくはないのは私もお前も同じこと。今はお前の女かもしれないが……いずれ猫煌は私の女になるのだからな」
「……絶対に猫煌はお前には渡さない」
そう言って私は猫煌を抱えたまま、曹操の天幕を後にした。