私は猫煌を抱えて陣に戻ると、すぐに彼女を医者に診せた。
医者は外傷は見当たらず、ただ気を失っているだけ、暫くしたら目を覚ますだろうと告げてくれた。
一緒にいた雲長と翼徳は私に気をつかって天幕から出て行き、彼女と私だけが残った。
私は彼女が目を覚ますまでそばに座り、優しく彼女の手を握りしめていた。
「猫煌…」
猫煌のことは幼い頃から知っているつもりだった。
しかし、ここに来てから彼女について知らなかったことがあまりにも多すぎる。
あの戦いで彼女自身も未知の事態に直面し、混乱していたのは間違いない。
彼女を危険な目に遭わせ、このような状態にしてしまったのは私の責任だ。
果たして私は彼女を連れて来るべきだったのだろうか?そんな思いが頭の中を駆け巡っている。
私は猫煌への罪悪感から彼女の手を強く握りしめて時だった。
「んっ…」
猫煌は一瞬苦しそうにしたが、ゆっくりと目を覚ました。
「猫煌!!」
私は目を覚ました猫煌に思わず抱きしめてしまった。
「げ、玄徳?あれ?私張角と…」
「よかった…本当によかった」
猫煌へが無事だったこと、そして彼女への感情が収まらず、私は涙を溢した。
「へ?え?ちょ、玄徳?え?とりあえず離れろよ」
猫煌はこの状況を理解できず、私を素早く引き離した。
天幕の外から彼女の声が聞こえたのか、雲長と翼徳が急いで中に駆け込んできた。
「無事だったのか、猫煌殿!」
「猫煌!」
「雲長と翼徳…一体私は…」
彼女が状況を理解しようとする中、私は先の戦で起きた出来事を説明した。
猫煌は張角によって気絶したがこと、何らかの力によって目を覚まし張角に深い傷を負わせたものの、その後再び気絶してしまった。
それを聞いた彼女は困惑し、一瞬記憶がないことに焦りを感じた。
しかし、起こったことはどうしようもないと悟ったのか、すぐに気持ちを切り替えた。
「心配をかけてすまん」
「いやぁ、心配したが……目が覚めて良かったぜ」
「同じく」
心配する二人に対して、猫煌は申し訳なさそうな表情を浮かべていた。
なんだこの違和感?彼女はいつものような表情をしているが、どこか引っかかるものがある。
私は再度彼女に尋ねてみた。
「猫煌、本当に大丈夫なのか?」
「私は大丈夫だ、玄徳」
彼女は心配はいらないと答えてくれたが、それが逆に心配を呼び起こす。
とはいえ、彼女がそう言う限り、私は余計な詮索はしないことにした。
猫煌はゆっくりと寝台から起き上がり、四人で天幕を出ると、ちょうど曹操殿たちが戻ってきた。
「目を覚ましたか」
「……まぁ」
曹操の問いかけに対し、猫煌は気まずそうな表情を浮かべた。
そんな彼女に、曹操は先の戦の結果を伝えた。
「お前の活躍のおかげで、邪術による官軍の被害も抑えられ、張角も討つことができた」
「私だけの力ではない…ここにいる劉備、関羽、張飛も戦で大いに貢献したからこそ、術も解けた。評価するなら、彼らを評価してほしい」
猫煌の視線は私たち三人に向けられ、その様子を見た曹操は少し呆れた様子を見せた。
「劉備殿もお前も、自分より仲間を重んじるとは」
「私はただの武芸者、私よりも優れたあの三人を称賛するのは当然だろう?」
「……」
猫煌は満足げに話していたが、その様子が気に障ったのか、曹操は一瞬眉を顰めた。
そして、彼女にある提案を持ちかけてきた。
「お前に一つ提案がある」
「提案?」
曹操殿の異様な雰囲気に、猫煌はわずかに警戒心を抱いた。
「猫煌、私の部下になれ」
「なっ!?」
「「!?」」
曹操殿の言葉に、猫煌を含む私たちは驚愕した。
「おまっ……!」
「待て、翼徳」
曹操殿言葉に翼徳が口を出そうとしたが、猫煌が制止した。
「曹操、お前の誘いは有難い。だが、私には見捨てられない仲間がいる。そいつらを置いてお前の部下にはなれない。それに、私はまだ誰かに仕える気はない」
「……」
「じゃ、私たちは今後の話をしたいから」
猫煌は曹操にそう伝えると、私達を連れてその場を後にした。
「どうするんだ、孟徳。お前があいつを部下にしたいのなら、攫うことも…」
「よせ、よい」
曹操は猫煌が自分の誘いを断ったことが嬉しかったのかほくそ笑んだ。
「翡翠の瞳で仲間を見据え、炎色の髪風に揺れ動く。仙人の力で戦場を照らし人々を魅了するその姿、まるで仙猫のよう」
曹操は離れていく猫煌の後ろ姿を見つめるのだった。
一方その場を離れた私たちは。
「玄徳、この後どうするんだよ」
猫煌は今後のことを尋ねてきた。
私たちは流浪の身であり、まずは身を寄せられる場所を探るのが賢明かもしれない。
「そうだな、とりあえず身を置ける場所に向かうつもりだが、どう思う?」
「俺は全然構わねぇぜ!兄者が行くところ、どこまでもついて行くぜ!!」
「拙者も同様でございます」
「で、玄徳。どこに向かうつもりなんだ?」
今いる場所から行きやすく、しばらく身を置ける場所を考えていると、猫煌が提案してきた。
「洛陽はどうだろう?」
「洛陽?何故だ?」
私が問いかけると、猫煌は嬉しそうに答えた。
「洛陽は大きな都市だ。仕事にするしろ身を置くにしろ、もってこいじゃないのか?」
「確かにそうだが。猫煌、お前何か企んでいるだろ?」
猫煌がこのように笑顔で提案をしてくるときは、何か裏があることが多い。
「企んでいるわけじゃないよ。ただ洛陽に行って、武器を調達したいだけなんだ」
「武器?今持っている武器はまだ使えるだろ?」
翼徳は猫煌の腰に下げた剣と弓を見て、疑問を投げかけた。
「確かに使えるけど、弓と剣を交互に使うのが面倒で……洛陽には腕の立つ職人がいると聞いているから、もしかしたら同時に使える武器を作ってもらえるかもしれないと思ってさ」
猫煌は弓と剣の使い手だが、ここに来てからは弓を使う姿を見かけていない。
彼女がここまで言うのなら、戦場で弓と剣を交互に使い分けるのは難しいのだろう。
私たちは猫煌の提案に乗り、洛陽を目指すことにした。
洛陽までの道のりは、馬の脚で約5日かかる。
私たちは休息を挟みながら、旅を続けた。
四人での旅は退屈することなく、楽しく過ごせた。しかし、猫煌が気を失った一件以来、私は彼女の行動に注意を払うようになっていた。
そのせいで、不思議な感情が深まっていくものの、それが一体何なのかはわからずにいた。
そんな時、雲長が私の様子を見て、心配そうに声をかけてくれた。
「兄者、そんなに悩ましい顔をして、どうしたのだ?」
「雲長…実は」
私は、猫煌への気持ちがわからないことを雲長に話した。彼は私の話を真剣に聞き、しばらく考え込んだ後、答えてくれた。
「兄者、それは恋ではないか?」
「恋?私が猫煌に?」
「兄者の話を聞く限り、猫煌殿に心を寄せているように見える。」
私が猫煌に心を寄せている……?雲長の言葉を受けて、私は考え込んだ後、再び彼に話し始めた。
「しかし雲長、私は不安なのだ。」
「何が不安なのですか?」
「猫煌にこの感情が知られたら、彼女は私を嫌ってしまうのではないかと。」
私の言葉に対し、雲長は驚き、深いため息をついた。
「兄者、猫煌殿が兄者の気持ちを知って、兄者を嫌うような人間だとは拙者は思えません。兄者も黄巾の戦いでの猫煌殿の姿を見て、感じなかったのですか?妙な力は使えど、彼女は兄者を張角から守るために全力を尽くしていた。本来なら、義兄弟である私たちが命を懸けるべきところを、彼女はためらうことなく成し遂げたのですぞ」
そうだ……猫煌とは幼少の頃から共に過ごしてきた。
喧嘩を交わすこともあったが、彼女は決して私の言葉を軽んじることはなかった。
そんな彼女を最も近くで見てきたはずなのに、なぜ私はこんなにも弱気になっているのだろう。
彼女に気持ちを伝えるか考えたが、今ではない。
「雲長、このことは翼徳にも猫煌にも内緒にしてくれないか?」
「なぜです?想いがあるのなら、猫煌殿にその気持ちを伝えるべきでは?」
私の言葉に、雲長は疑念の表情を浮かべたが、私は秘密にしてほしい理由を説明した。
「駄目だ、今猫煌にこの気持ちを告げてしまったら、私の気持ちが抑えられなくなる。私たちが安住の地を手に入れるまでは、この想いは伝えないつもりだ。」
「兄者がそこまで言うなら……」
雲長は残念そうな表情を浮かべたが、これで良いのだ。
私のこの想いは、まだ彼女に知られてはいけない。
「ありがとう、雲長。」
雲長との会話を終えると、水を汲みに行っていた猫煌と翼徳が戻ってきた。
二人とも満足げな表情で、手には大量の魚を抱えていた。
「兄者!!見てくれよ、大量に獲ってきたぜ!!」
「翼徳の奴、魚獲りの仕方教えたらすぐに覚えて、これだよ」
猫煌は翼徳の覚えに感心しながら、魚が入った革袋を置いた。
「とりあえず、飯にしよう!」
猫煌は鞄から料理道具を取り出し、熟練した手つきで魚を捌き始めた。
彼女は幼少期から、動物や魚を処理するのが得意だった。
もともと狩猟で生計を立てていたことも影響しているが、彼女が捌いたものは高値で取引されるほど、その腕前は確かだ。
彼女の作業をみていたら、あっという間に夕食ができた。
「猫煌、夕食をお前一人で準備させてすまない……」
「別に謝る必要はない!あんたら三人は私よりも動くことになるだろうし。それに…私自身料理が好きなんだよ」
猫煌はゆっくりと魚の汁物を器に入れ、私に渡してきた。
私はそれを流すかのように雲長と翼徳に渡せば、二人は食べ始めた。
「猫煌の飯は美味い!一人で旅してた時は、干し肉ばっか食べていたからよぉ、こうやって温かい飯が食えるのはありがてぇ」
「確かに、猫煌殿の料理の腕は中々のもの、猫煌殿の料理の腕を知れば、猫煌殿を欲する殿方が現れよう」
「大袈裟な!私みたいな女を好きになる男は物好きな奴だよ」
猫煌は二人の評価に照れ隠しをした。
私も二人と同じ気持ちだ。
彼女の料理は心温まるもので、旅の疲れを癒してくれる。
三人の会話を耳にしながら、私は彼女の料理を味わった。
夕食を終えた後、明日の旅に備えてすぐに休むことにした。雲長と翼徳はあっという間に眠りに落ちたが、私はなかなか眠れずにいた。猫煌はもう眠っているのだろうか?そう思った瞬間、彼女の方から声がかかった。
「玄徳、起きてる?」
「……どうした?」
「……眠れなくて。もしよかったら、この先にある川まで散歩しない?」
「!?」
猫煌の突然の誘いに、私は心臓が高鳴った。
彼女の提案を断る理由は見当たらず、私は彼女と一緒に川の方へ行くことにした。
「こうして二人で話すのは久しぶりだな」
「……」
私の問いかけに返事のない猫煌。
そのまま私たちは川辺の岩に並んで座った。
猫煌は何か言いたげそうな様子をみせるが、中々言い出せないようだ。
そんな彼女に私は、優しく声を掛けた。
「どうした?悩みでもあるのか?」
「いや、悩み……そうだな、悩みと言えば悩みか」
猫煌は少し考え込んでから、よっくりと喋りだした。
「実は玄徳、私…張角と戦っている時の事覚えているんだ。はっきりではないけど、ただ…玄徳、お前を助けたいと思って、そしたら張角が言ったんだ」
「何を言ったんだ?」
猫煌は少し躊躇ったが、意を決したのか続きを話してくれた。
「私の一族は武芸者でもなんでもなく、倭国に古くから生きている妖だと…そして、その祖が張角に術を教えたと」
「!? 」
猫煌の言葉に私は驚愕し、その様子を見た彼女の表情は次第に陰りを帯びていった。
「玄徳、私は怖いんだ。あの時、私の中に何かがいたんだ!それが私の殺意を駆り立てた!私は本当に人間なのか?」
猫煌は私の腕を掴み、震えながら涕泣する。
「猫煌…」
私は泣く彼女をゆっくりと抱きしめた。
私の腕の中で弱弱しく、泣く彼女なんて今まで見たことがなかった。
しかし私は不謹慎ながらも、この状況に胸が高鳴っている。
それはそうだ、好きな人を前にしてこの状況は思ってもいないこと。
だが、私は自分の感情をグッと堪え、涙を流す彼女に優しく声を掛けた。
「猫煌、私はお前が人間離れした力があったとしても、お前は私の大切な友人だ」
「玄徳」
私の言葉に猫煌は顔を上げた。
彼女の瞳は涙が溢れ頬伝い落ち、潤んだその桜唇が私を一心した。
「玄徳?」
「……」
あぁ……もし出来るなら彼女をこのまま抱いてしまいたい。
彼女の不安と悲しみをすべて忘れさてやりたい。
さっきまで、自分に彼女への気持ちを抑えていたはずなのに、沸々と噴き出してくる。
私はゆっくりと彼女の頬に手を伸ばし、優しく撫でた。
「お前が涙をみせるなんてらしくない。だが、私の性だろうか……こうして泣くお前を前にして私はどうにかしてやりたいと思っている」
「ふっ、本当にお前ってやつは…」
猫煌は頬を赤らめ、私に微笑みかけた。
彼女のその無邪気な表情を見ていると、私の理性は一瞬にして消え去ってしまった。
私はゆっくりと猫煌の頬を両手で包み込み、彼女の唇に近づいていった。
「!?」
私の突然の行動に猫煌は身体をビクつかせた。
私の行動に驚くのは当然だ、私も自分の大胆な行動に驚いてしまっている。
「猫煌、今の私は不謹慎だ。お前の弱みに付け込んでこんな行動をしてしまっている。嫌ならば私を拒んでくれ」
「私は……」
少し戸惑いを見せる猫煌。その彼女の桜色の唇に、自分の唇を重ねた。彼女は拒むことなく、ゆっくりと目を閉じ、私に身を委ねていた。私はそんな彼女に対する高揚感を抑えきれず、その場で何度も角度を変えながら唇を貪り続けた。
「猫煌……猫煌……」
「玄徳……私は」
猫煌の唇は柔らかく、温かかった。
彼女の唇の感触をもっと味わいたくて、私は何度も唇を重ねた。
「んっ……ふっ……んん」
「はぁ……猫煌」
「玄徳……玄徳!」
私たちはそのまま川辺の岩に倒れ込み、何度も唇を重ね合わせた。
月明かりが彼女の顔を優しく照らし、彼女の紅潮した表情が私の欲情を一層掻き立てる。
しかし、果たしてこれで良かったのだろうか?弱っている猫煌に、この沸き上がる欲をぶつけてしまっても。
「猫煌…私は……」
「んっ……玄徳、いいよ」
猫煌は思いとどまろうとする私に、両手で優しく抱きしめてた。
「私を抱いて……」
「!?」
猫煌のその言葉に、私は何かが弾けたように彼女の服に手をかけた。
彼女は恥じらいを浮かべ、顔を背けた。
私はそのままゆっくりと彼女の衣をはだけさせていくと、月明かりに照らされた彼女の肌が露わになった。
「陶器のように美しい…」
「あんまり言うな…恥ずかしい」
私は自分の欲に抗うことができず、再び彼女の桜色の唇に唇を重ねた。
「んっ……ふっ……」
猫煌の反応に応えるように、私は静かに口づけを続け、ゆっくりと口を開いた。
「玄徳、お前が私を求めてくれて……とても嬉しい」
猫煌から思いがけない言葉がこぼれた。
私は、互いに同じ気持ちでいることを知り、悦喜に包まれた。
「私もだ」
彼女の桜唇を再び奪いながら、ゆっくりと胸に手を滑らせると、彼女はくすぐったそうに声をあげた。
「ん……」
彼女の甘い声が、私の欲情を一層強くさせる。
私はそのまま彼女の豊満な両胸を優しく揉みしだいた。
「んっ……あっ……ん……」
「猫煌……気持ちいいか?」
「んっ……あん!聞くなぁ」
胸に揉んだ瞬間に猫煌は甘い声を漏らした。
やはり彼女は愛撫に敏感のようで、私の指が動く度にビクンと身体が反応した。
普段の彼女から想像もつかないほど可愛い声を漏らす彼女をもっとみたくて、片方の腕で桃色の先端を摘まんだ。
「あっ!そこ……あぁ……ふっ……んん」
恥ずかしさからか、彼女は声を抑えようとする。
「抑えなくてもいい。今のお前の可愛らしい声をもっと聴きたい」
私の愛撫に身悶える彼女をもっと味わいたくて、もう片方の胸に吸い付いた。
その瞬間、猫煌は激しく反応し身体をビクつかせた。
「ひゃっ!うぅん……あぅう……んっ……」
彼女の淫らな声に触発され、私は夢中で両方の胸を揉みしだきながら先端を吸い付き続けた。
「んっ!あっ、あん……玄徳、私もう……」
「!?」
猫煌は切なそうな声でそう言うと私の頭を優しく撫で始めた。
私は彼女のその行動が何を意味しているかすぐに理解し、愛撫を続けた。
「あぁん……あっ!……あぅう」
「猫煌……」
私はそのまま彼女の胸から顔を離すと、彼女は心地よさに頬を赤らめていた。
あぁ、なんて愛らしいのだろう…普段は男勝りな彼女が、今は女になっている。
そんな彼女が、さらに淫らな姿になることを想像すると、興奮が高まり、下半身が熱くなっていった。
まだだ、まだ彼女をもっと気持ちよくさせたい。
私は、胸だけじゃなく猫煌の下半身に手を伸ばした。
「やん、玄徳……そこは」
突然なことに彼女は身体をビクつかせ逃げようとするが、私は彼女を逃がさないように抱き寄せた。
そして、彼女の秘部を下着越しにゆっくりと撫で回した。
「ひゃあぁ!」
割れ目をの形を確認するように、ゆっくりと同じところを往復すれば、次第に彼女の下着が湿ってきた。
「湿ってきている、そんなに気持ちいか?」
「そ、そんな……」
必死に快楽に耐えて、私の問いに答えようとする猫煌に悪戯心で、彼女の秘部にある小さい突起にも触れた。
「んぅあぁ……やぁ、げ、玄徳」
突起部分は刺激的だったのか、猫煌は腰を強く跳ねた。
身体を強張らせるように緊張させ、呼吸をますます荒げていく。
「猫煌…もっと淫らなお前を私に見せてくれ」
私は耳元でそう囁いて、彼女の秘部への刺激を強めた。
「あっ!あぁ!んっ!」
猫煌は身体をビクンと跳ねさせ、腰をガクガクと震えさせた。
「あぅう……玄徳……」
どうやら彼女は絶頂を迎えたらしい。
私は彼女をギュッと抱きしめて、静かに言った。
「気持ち良かったか?」
私の問に猫煌は乱れた呼吸で答えた。
「よくわから……ない……」
猫煌の下着は愛液で濡れ、その液が下へと滴り落ちている。
「なら、もっと気持ちよくさせてあげよう」
「!?」
下着をずらし、秘部へと直接触れ、ゆっくりと膣内に指を入れた。
「っつ!ひゃぁあ……」
「指一本でこの締め付けか…」
濡れてはいるものの、彼女の膣内の締め付けが凄い。
彼女の膣内を、ゆっくりとかき回すように動かせば、水音まで聞こえてきた。
「あっ!あっ!……やぁあ、音……恥ずかしい」
「そうだな、厭らしく淫らで…そそられる」
猫煌は羞恥に顔を染め、私から逃れようとするが、私は彼女の腰を抱き寄せた。
そして、愛液でヌルヌルになった膣内に指をもう一本挿入し、バラバラと動かした。
「あぁあ!やぁあん……げ、玄徳!」
猫煌の膣内は愛液がどんどん溢れてくる。
その液が絡まるように指を動かす度に、淫らな水音も激しくなっていく。
「あっ!あぁん……おかしくなっちゃ…」
「いいぞ、乱れる姿も愛らしい」
私は、指を奥深くまで突き動かした。
「あぁあ……奥だめ……」
膣内を指で押し広げるように出し入れを続ければ猫煌は敏感に反応し、甘い声で叫びだした。
「んん!あっあん!玄徳……私……もうっ!」
私は限界に近づきつつある彼女の性感帯をさらに攻め立てた。
「ゃあぁん!あっ!ダメぇぇえ!!!イク…イク」
「あぁ、いいよ猫煌。遠慮なくイってくれ」
彼女は身体仰け反らせ体を痙攣し、絶頂の声をあげ、同時に膣内から勢いよく大量の愛液を噴き出させる。
「あっ……あぅう……」
「猫煌、大丈夫か?」
私はぐったりとする猫煌の身体を優しく抱きしめた。
「はぁはぁ、大丈夫もなにも…お前が」
猫煌は私に身を委ねながらそう答えたが、その頬はまだ紅く染まっていた。
そんな彼女に再び唇を重ね、深く彼女の口内を犯していく。
唇をゆっくり話せば、私と彼女の間に唾液が糸のように引いた。
「猫煌、私はお前と一つになりたい」
「……ここまできておいて否定はしない。ただ、その……初めてだから優しくしてほしい」
「あぁ、もちろんだ。だが、私も初めてだから上手くできるかどうか……」
私は少し不安に思いそう答えると、猫煌は優しく微笑んでくれた。
「互いに初めてなんだ、あんまり気にするな」
「ふっ……猫煌らしいな」
その一言がとても嬉しくて、私は彼女に軽く口づけをした。
「猫煌……いくぞ?」
「あぁ」
私は身に着けていた衣服を脱ぎ、猫煌の秘部へ自分のモノを当て、ゆっくりと押し入れていく。
「つぅ……」
「つっ……指で解したが、やっぱきついな」
彼女は一瞬きつそうな様子をみせたが、私の首の後ろに腕を回すように抱きつき、そのまま私のモノを膣内に受け入れていく。
「んっ……ふぁ……すごい……」
「はぁ、はぁ……一気に入れてしまったが大丈夫か?」
「だ、大丈夫。入れる瞬間痛かったけど……今こうして、好きな人と繋がって幸せだ」
結合部分に視線をみれば、膣内から血が垂れてきていた。
破瓜の血……なのだろう。
それが痛々しく思え、つい眉をひそめてしまう。
「そんな顔をするな玄徳。いつものような笑顔を見せてくれ」
「猫煌……」
「私は平気だ……はぁ…はぁ。お前の表情が曇ってしまうほうが、見ていて辛い。それに、お前が私で気持ちよくなるならもっと嬉しい」
猫煌は意識しているのだろうか?彼女は私のモノを強めに締め付けてきた。
「うっ……猫煌」
初めて異性との交わり、しかも幼い頃から思いを寄せていた者との交わり。
私は彼女の膣内の気持ちよさに、快楽に溺れ悦楽していく。
「あぅう、……ふぅ……」
「はぁ……気持ちいいよ猫煌」
彼女が痛くないように腰をゆっくり動かしながら、愛液で濡れた膣内を堪能する。
私のモノが彼女の膣内で擦れる度に、彼女は甘い声で鳴き、その声が私をさらに刺激する。
「くっ……猫煌!」
「あぁん!あっ!玄徳、そんな早くしたら!」
私は彼女の声と表情に夢中になり、腰の動きを速めた。
自身の先端が猫煌の奥に当たる度、性的快感が押し寄せてくる。
「あっ!あっ!んあぁ、激し……あぁあ!」
「はぁ、猫煌……すまない」
猫煌も気持ちいいのだろう、彼女は息を切らしながら声をあげる。
もう、私は自分を抑えられることが出来なかった。
長年友として傍にいてくれた彼女への気持ちに気づかされ、その気持ちが独占欲に変わっていく。
彼女は私のもの……誰にも渡したくはない、もちろん猫煌を欲する曹操にもだ。
私の動きに合わせるように揺れる大きな胸を掴み揉みしだき、桃色の先端に吸い付いた。
「やぁあ!あん!玄徳……またイっちゃう!」
「あぁ、いいよ猫煌。一緒にイこう」
私は彼女の膣内の一番奥を何度も突き上げた。
「あぁあ!あぁぁぁぁああん!」
猫煌は再び絶頂を迎え、私のモノを一段と強く締め上げた。
「い、イク……つっ」
その締め付けに、私も限界を迎え最奥に精を放った。
「はぁ……はぁ……猫煌……猫煌」
「玄徳」
呼吸を荒々しくしている彼女に口づけをした。
精を出した筈なのに、自身はまだ膣内の中でかたく、物足りなさを感じている。
「はぁ、まだ……猫煌、いいか?」
私は自分のモノで膣内をかき回しながら問いかけた。
「あっ……あん!聞きながら…うごか……すなぁ」
猫煌はそう答えながら私の背中に腕を回した。
そんな彼女の頬に軽く口づけし、再び腰を動かした。
「あぁん!あっ、あん!げ……玄徳」
「はぁ、はぁ……猫煌」
私はそのまま彼女を押し倒し、ひたすらに腰を振り続けた。
何度も奥に着き、猫煌の身体に私を覚えさせていった。
「あぁ!玄徳……玄徳……愛している」
「私もだ……猫煌愛している」
互いに名前を呼び合えば、猫煌の中は強く締め付け、私は彼女の最奥に精をだし、二人で果ててしまった。