※この作品はR-18です。

阿笠博士に転生していたから   作:銀猫

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今回もR18要素と挿絵はないです。


実は公安協力者になっていた。

ご都合主義という言葉を知っておるか?

 

例えば偶然、自分が追ってる組織の人間が依頼人として現れたり、あるいは行った先々で事件があったり。

ワシ、阿笠博士の前世でこの世界の元になっている『名探偵コナン』ではそういった展開が多かった。

むしろそうでないと物語が成り立たない。

 

しかし、ワシにとってのこの世界は現実だ。そんなコトが早々あるとは考えてない。

それこそ『偶然に町中を散歩していたらまだ赤井務武と出会う前のメアリーがいて親しくなった』とか出来すぎることなんてないと思っている。

鈴木朋子も興味が出るような美容サロンを作ったし、越水七槻はそういった名前の探偵のことを調べて偶然を装って依頼しに行って、世紀末が起こる前に香坂夏美に会いにパリにも出向いた。

 

 

「――というわけなんです」

 

「はぁ、なるほど…」

 

 

だから眼の前に、ワシの家でスーツ姿の安室透ーーいや、降谷零と諸伏景光がいるのなんて誰が予想できる??

 

 

 

なぜこうなったかと言うと、ワシは発明家としていろんな技術や原理を作った。

それはハードだけでなくソフト、つまりプログラムもそう。

 

原作の阿笠博士が発信機の位置や赤外線望遠機能などが実装された【犯人追跡眼鏡】なんかの小型でありながら高性能の道具を作れたのは内蔵してる機械に組み込んだプログラムも影響している。

それに劇場版では完全に反応しないキュラソーの携帯を解析したり、ドローンで映像を合成したりとプログラマーとして優秀なところがあった。

 

 

「かの有名なWIRE(ワイヤー)を作った貴方ならできると考えての依頼です」

 

 

WIREとはつまり前世でよく使った多人数通話のアプリのことだ。電話といえば1対1が基本だったがそれは通信システムの問題でそれ以上と繋ぐことが出来なかったからだ。

それを多人数で一斉に通話ができるものを作ったことで遠距離での会議や取引などができるようになり、今ではスマートフォンに標準搭載されるほどだ。

 

 

二人はその技術で専用の秘匿回線を作ってほしいと頼んできた。

 

 

諸伏が生きているし、先日あるマンションで爆弾が爆発したという事件があったため時間軸を考えれば警察学校を卒業してまもなく――つまり、公安として引き抜かれた直後だ。

おそらく、あの組織に潜入するにあたって安全な連絡手段を欲して来たというところだろう。

 

 

「…しかしの、専用の秘匿回線と言っても電波法の問題や回線を管理する企業も関わってくる。一個人で出来ることなんて精々既存回線の信号を暗号化して相手に届けて解読する、なんて戦時中の暗号通信をデジタル化したものぐらいじゃぞ」

 

 

多少の電波法を無視してなら作ることは可能だ。

 

原作でも探偵バッジなんて超小型無線機を作れる博士の技術力なら大掛かりにすれば秘匿回線もできる。

だが、ここはあえてワシ一人だけの力では無理だという。

 

もしこれが一般的な企業からの依頼なら食い下がるか、あるいは諦めるか。

だが、この二人はこれから危険な組織への潜入を目的としている。その準備のためなら少しでも安全を確保するために――

 

 

「…阿笠さん、これは内密にしてほしいのですが、我々は公安警察です」

 

「おい、ゼロ…!」

 

「なんじゃと…?」

 

 

身元を明かす降谷に諸伏は慌てる。公安がそう簡単に身元を明かすことはない。しかもこの二人はこれから組織への潜入を目的としている。

そのために事情を知る人間は多く増やすことは危険を増やすことになるからだ。

だが、それを差し引いても安全な通信手段が欲しい、そのためにここに来たのだ。

 

 

確かにただ巻き込まれたであろうワシは一般人だろう。だが、ワシとしてはこれは大収穫でもある。

 

 

 

「…ワシは公安については詳しくはない。じゃが、電波法や回線を維持するサーバーの管理なんかはどうにかできるんか?」

 

「ええ、できます」

 

「もう一つ。万が一断ったり、逆に受けたら、ワシになにか制限や強制があるのか?例えば今後公安からの命令には従事しなければならない、とか。あるいは自由に人に会ってはならんとか、それと作ったことで犯罪者として手配されるなんてことも…」

 

「阿笠さんの腕前なら今後、多少の技術提供の依頼はあるとは思いますが、個人での交流などには関与はしません。もちろん、公安に関わる全ては重要機密として家族にも伏せてもらいます。それとこれはあくまで公安…日本政府からの依頼のため、阿笠さんが作った、という事実自体記録に残りません」

 

 

その程度ならむしろ安いほどだ。

ワシとしては公安との接点を欲していたところ、少し考えて「わかった、引き受ける」と返事をした。

もちろん、文章として協力するに当たりのちゃんとした誓約書も用意して必要以上にこちらに関与しないということを明確にしたうえで。

 

 

 

 

 

 

 

さて、なぜこんな話をするのか。

秘匿回線を構築して7年。

 

その間もセキュリティの更新としてサーバーのアップデートをしに公安に出向くことが何回かあった。

無論、事前に連絡をしてだが、今回はそれとは別で電話をかけた。

 

 

『はい、風見。どうかしましたか?』

 

「ちょっと相談があるんじゃよ」

 

 

ちなみに公安の窓口は風見が受け持つことになった。うん、なんかそんな気はした。

運命の修正力というべきか、どうもネームドキャラが関わるような雰囲気はあった。

 

前回のメンテから間もないためか、風見は不思議そうに電話を受け取っていた。

 

 

「実はの、近所の子がトロピカルランドで妙な連中に襲われたらしくて…」

 

『はあ…でしたら警察に相談をしては…?』

 

「ワシもそうしたい。じゃがな、話を聞くにそこで全身が真っ黒の男が何かしらの裏取引をしていたみたいでな、まさかと思っての…」

 

 

ただの傷害事件なら公安は動かないが、反社や犯罪組織による取引となれば話が変わる。

風見は心当たりがあるように『警察にはまだ届けず、少し待って下さい』と電話を切った。

 

おそらくは降谷零に連絡をして裏をとるつもりだろう。

 

 

「さて、新一。連絡を待つ間にもう一度、話を聞くぞ」

 

「…ああ」

 

 

ワシの言葉に、太々しく返事をする小さくなって幼い頃の服を着る新一。

 

そう、何を隠そう今日はジェットコースター殺人事件がある日だ。

原作と同じく推理ショーをして、その後怪しげなウォッカを追いかけて薬を飲まされる。

 

ここまでが同じだ。

 

 

「ほんと、なんでこうなるのよ…」

 

 

呆れる有希子。優作と海外に行かないため、もちろん遭遇する。

ちなみにここは阿笠邸であり、新士は自宅で眠っている。

 

 

「まったく、七槻君に散々言われたのに全く理解してないからそうなるんじゃよ」

 

「…わーってるよ」

 

 

親友が探偵の推理力の誇示の犠牲になった七槻は大々的な推理ショーや自意識過剰な行動は控えるように何度も言っていた。

新一を調査に同行させていたのもそれを教えるためだったが、自分の力を過信していた新一はそれを聞き流していた。

 

 

「ところで博士、これから新一は…」

 

「とりあえず、向こうの連絡待ちじゃが…おっ、もしもし、安室君かの?」

 

『阿笠さん。風見から連絡をもらいましたが、もう一度状況を教えてくれませんか?』

 

 

電話の相手は降谷だった。阿笠は先程新一からもう一度聞いた話――とくにその二人組の特徴を言った。

やはり長い銀髪の男で『僕達が追っている組織の幹部でしょう』とジンに思い当たったようだ。

それから毒らしきものを飲まされ、体が小学生ぐらいに縮んだことを説明した。

 

 

『…は?』

 

「事実じゃよ。とにかく電話での相談より直接会いたいのじゃが、指紋の照合準備をしてくれたら証明になると思うぞ。確か以前に事件の捜査協力でデータベースに指紋が登録されておるはずじゃから」

 

 

流石に毒を飲まされて死にかけたということはわかったが、それで体が縮んだということはよくわからなかったようだ。

だが、勢いと流れで降谷も『あ、わかりました。…えっ、縮んだ?』と理解はしてないようだが了承した。

 

ひとまずそれで電話を切ると博士の言葉を聞いていた新一は「公安警察と会える」ということにどこかワクワクしてるようだった。

 

 

それから寝ている新士をすでに家に帰ってきていた蘭と今日は休日だった英理にお願いしてビートルでとあるビルにやってきた。

パッと見では普通のビルだが、受付で「アポを獲っている阿笠じゃ」といえばエレベーターへと案内された。

 

 

「博士、ここは…?」

 

「詳しいことは機密じゃから教えれんが、このビルにとある設備の設置と整備を受け持ったんじゃよ」

 

 

博士の技術力については知っている新一は、何かしらの技術提供が公安との繋がりなのだと理解した。

やがてエレベーターの表示階が消えて上昇と下降を繰り返してエレベーターは0という数字で止まった。

 

 

「ここが何階かはワシも知らん。じゃが普通の人間では入ることも許されない場所じゃよ」

 

「まるでスパイ映画ね」

 

 

「ええ、そしてここに来る公安の関係者以外の人間はあなた達が初めて…できればそれ以上は増えないでほしいですね」

 

 

非現実的な空間に有希子もワクワクした様子に冷たく、それでいて呆れた様子で出迎えるのは風見だった。

流石に潜入捜査官である降谷が簡単に来るわけはないと思っていたが、それとは別に一人予想外の人も居た。

 

 

「おや、諸伏君もいたのか」

 

「ええ、今となっては裏方しかできませんから」

 

 

諸伏景光。降谷零ともに例の組織に潜入していたが身元がバレてしまい、自殺したはずの捜査官――だったのだが、この世界では彼は死ぬことはなかった。いや、死ねなかったと言うべきか。

 

 

「それに、阿笠さんのおかげで生きてますから。なにか困ってるなら力になりたいんです」

 

「偶然じゃよ。まさかワシのおせっかいがそうなるとは思わんかったしの…けど、それならありがたいの」

 

「…話はこちらで」

 

 

このまま立ち話でもしそうな流れだったため、風見が会議室に使われる部屋へと案内する。

 

 

 

「一致…まさか本当に…」

 

 

指紋を採取し、かつて事件に遭遇した際に採取した指紋を照合した結果を見て降谷も納得するしかなかった。

それから、新一が本日3回目となる経緯の説明をすれば降谷は呆れたように眉間を揉む。

 

 

「自信過剰な行動の結果ともなれば自業自得としか言えないな」

 

「まったくじゃ。知り合いの探偵も慎重に行動するようにと教えておったんじゃがな、右から左に流してたようじゃの」

 

「……」

 

 

まだ出会って間もない降谷だけではなく、知古の仲である阿笠にもそういわれてムスッとする新一。

しかし、七槻の忠告を無視したというのは事実のため、言い返すこともできない。

 

 

「組織被害者、となれば公安である程度の保護は約束します。生きてるのがバレた場合、その周囲の人間にも危険が及ぶ可能性がある」

 

「なっ、待てよ!俺はあいつらを捕まえ」

 

「どうやってだ?」

 

 

公安の保護、つまり遠回しで言えば軽い軟禁されるということだ。

納得いかず文句を言う新一に冷たく言い返すのは諸伏だった。

 

 

「今の君はどう見ても小学生低学年。体格的にも武術や逮捕術ができるとは思えない。多少、推理ができたとしても組織の連中がそれで大人しく捕まることもありえない。『お前が組織の人間だ』と言って無抵抗で拘束されるような連中だったら君はそうはなってない」

 

「…ッ…けど!」

 

「それに、ゼロが言ったことをちゃんと聞いたか?生きてるときに命の危険が及ぶのは君だけでじゃない」

 

 

そう言って、新一は押し黙った。確かに捕まえるすべなんて一つもない。今までに推理して逆上した犯人が暴れるところを何度も見てきた。

それを取り押さえるすべがない以上、対抗手段を持たずに生存を知らせるだけになる。

 

 

「こういう場合、新一の身柄は公安で預かってもらえるのかの?」

 

「ええ、万が一、工藤新一の死体が見つからないことを組織が気付いたときに工藤家を調べる可能性はある。そこに、出生記録がない子供がいれば不審に思われて我々と同じように指紋や血液検査から正体が知られる可能性はあります。ですので有希子さんには新一君の行方不明届を出してもらって」

 

 

「そんな、嫌だ!!俺の家は」

「分かったわ」

 

 

新一として生きていられないだけでなく、家からも離れる。そうなれば蘭や新士とも離れ離れとなってしまう。

それを嫌がった新一が激しく拒否をするが、有希子はその新一の訴えを遮って同意をした。

 

 

「かあ、さん…?なん、で…そんなことしたら、俺…」

 

「新一…さっきの安室さんの話、ちゃんと聞いてたの?もし、その組織にバレたら…殺されるの、蘭ちゃんや新ちゃんなのよ?」

 

「…あ…」

 

 

そう、駄々を捏ねて危険が及ぶのは自分だけでなく蘭と新士。とくに3歳の新士は自分の身を守るすべすらない。

母親として、有希子が優先するのはどちらかは明白だ。可愛い弟のことを思えば、新一も反論が浮かばなかった。

 

 

「あの、せめて優作…夫だけには事情を説明したいのですけど…」

 

「ええ、それは構いません。むしろ息子が行方不明となってるのに連絡がない方が不自然ですから。ただ、それ以外…特にご家族である新士君にも黙ってもらいたい。3歳の子が状況を理解できるとは思えない」

 

「…あの子には、新一はしばらく遠くにいるって言うわ」

 

 

善悪の区別が付きにくい3歳の子では兄の生存を知らせて「危ない人から逃げている」とでも言っても誰かに話す可能性がある。

それなら最初から生存を伝えないで置いた方が安全だった。

 

 

「あと、英理…うちと家族ぐるみの付き合いのある友人とその娘には【新一が何かに巻き込まれて帰ってこれない】ってことだけは言ってもいいかしら?二人ともこれぐらいの時の新一を知ってるから、娘の蘭ちゃんはともかく、英理は覚えてるかもしれないし…」

 

 

「…分かりました。例外的に認めましょう。では、早急に手配します」

 

 

その後、新一は諸伏が面倒を見ることになった。

彼はとある事情で組織に潜入していたことがバレたために表に出られないため、公安から離れて裏方として身を隠している。

そこで、有希子が軽い変装を施すことで諸伏景光ではない別の人間に成り代わってコナンの保護者ないし父親として立ち回ることができるようになった。

交換としても、優秀な職員である諸伏が表立って動けるようになるという利点があるためその提案を受け入れた。

 

 

「偽名としては行方不明者の戸籍を使わせてもらおう」

 

 

例の組織がどこまでの調査力があるのか分からないが戸籍を調べれるような力があるのなら完全に存在しない人間ではなく行方不明者として名前だけが存在している戸籍を使う方がバレにくいという提案だった。

もちろん、その行方不明者に家族がいたらいけないため身寄りがないモノを選んで――

 

 

「じゃあ、この江戸川でいいんじゃないかな?渋いし」

 

「江戸川と言えば江戸川乱歩ね。確か優作の書斎でコナンドイルの隣に並んでいたわ」

 

 

――……分かると思うが、諸伏が選んだ戸籍とふと有紀子が口にした言葉がどういうわけか巡り巡って新一が『江戸川コナン』となった。

物語の修正力ってのは本当にあるんだな、と阿笠はコーヒーを飲んで遠い目をしていた。

 

 

ちなみに本当は米花を離れて暮らす方がいいのだが、工藤新一=江戸川コナンというのが一般的にバレにくいと判断したため、なぜか木馬荘の一室を借りて住むことになってた。

こういう場合は公安の管理する建物とかではなのか?と安室に聞いた。

 

 

「むしろ変に調べにくいようにしたほうが何かあると思わせてしまいます。有紀子さんのおかげでヒロが別人に見えますし安全を考えたらそっちの方が都合がいいでしょう」

 

 

確かにセキュリティが低い方が逆に重要性が低いように思われるだろう。

捜索願やもろもろの処理、それとお互いに情報のすり合わせを終えてビルを出る。

 

 

「それじゃあ、元気でね。新一…ううん、コナンちゃん」

 

 

少し震えながら小さくなった長男の体を抱き寄せる有希子。

いつもなら恥ずかしがって嫌がる新一も、そんな母親の背中を抱きしめた。

これからは、組織が壊滅するまで彼は江戸川コナンとして過ごす。もしかしたら、もう戻れる保証がないかもしれない。

母親である有希子は、その恐怖に堪えているのだろう―――

 

 

 

 

「はぁー、やっと邪魔な子がいなくなってくれた❤」

 

「これこれ、仮にも自分の子じゃろ」

 

 

帰りのビートルの中で嬉しそうに話す有希子。

先ほどまでの見事な『演技』を終えて、これからの生活に期待してる様子が隠しきれてない。

 

 

「えー、だってさ、これからコソコソしなくてもいいじゃない❤あ、そうだ、いっそのこと『危険だから博士の家に寝泊まりしてる』ってことで転がり込もうかしら❤」

 

 

親子で手籠めにした英理と違い、新一に博士との関係を隠している有希子は表立って会いに来ることができないし何かしらの言い訳や隙を窺って体を重ねていた。

その反動だろうか、有希子の欲望が表立って行動できると知って止まらなくなっていた。

 

 

「ねえ、博士♥早く私に二人目、仕込んでね♥」

 

 

もう彼女の中で長男である新一のことはいない者としてるのだろう。

新士の弟妹を欲する母の顔は、新一の知る有希子とはかけ離れていた。




さて、原作の第一話(というより第二話の序盤)の話となりました。


ここまで紅葉や七槻といったキャラと「偶然接触する」という可能性を否定して行動していた博士も、まさか公安から接触があるとは思ってなかった。


実のところ、作者自身が「偶然町で偶然旅行に来ていた偶然素顔のベルモットと偶然、偶然、偶然」みたいなご都合展開を何度もやりたくないから排除してましたが、さすがに今回は公安が動くとなるとそうさせるを得なかった。

ちなみに作中の多人数会話アプリは名前が違うけど皆さん持ってる奴と同じです。


そして公安に引き取られるコナン。
まあ、有希子からしたら厄介払いできて万々歳、という感じです。
優作と新一に愛情がないから「犯罪組織?関わりたくないわ、そんなのと!」って感じで新一からの要請とかあっても拒否するかな。


実を言うと蘭が英理に引き取られて探偵事務所にいない理由は有希子がいたから。
その時まだ新士の設定を作ってなかったのですが、優作についていかない有希子が家にいるのに蘭が引き取るのはおかしいな…となり、なら蘭を英理が連れて行ってコナンは公安に押し付けよう、という感じになったのが今回の話。
最初は博士からコナンを協力者として売り込んで押し付ける方向でしたが新士を出したら厄介払いの体になった…


それと新一については一応英理に話して、「事情は言えないけど新一はしばらく米花を離れるわ」と蘭、あとは蘭経由で園子だけには事情の説明はあるかな?
原作と違って新一の「いいか、誰にも言うなよ!」というフリ的なアレではなく有希子と英理からの「誰にも喋らない」という箝口令だから原作以上に口を閉ざしてます。


ちなみに諸伏が生きてるのは「通信用にアプリを入れた際に画面を防弾ガラス(世紀末のコナンの眼鏡と同じ材質)にしたから」ということで。
本当は原作通りでもよかったのですが、コナンの引き取り先を公安に押し付けるのなら降谷は無理だろうし、風見になるか、諸伏にさせるということも考えて救済しました。

ほかの警察学校組は救ってないです。正直救ったところでメリットが…なんなら松田が生きてたら佐藤を堕とす障害にもなりえる…

さて、次回からは本編開始後の世界となりますが一つお願い。
ここら先の展開についてなのですが、作者のストックや話の流れ、投稿していただいたネタのタイミングなどで原作と違うキャラの登場順番や事件発生の順番とかになる可能性があります。
流石に『強盗したお金を渡そうとしない宮野明美がジンに殺されそうになっているところに【幼児化した灰原】と助けに向かう』と言った前提条件から滅茶苦茶な展開や『世良が駅で赤井と遭遇したのは6年前ではなく4年前』という間違いならともかく、「原作だと今回の話は前々回よりも前の話だぞ」や「14番目の標的は灰原が出てくる前だぞ」というような指摘はしないでください。(順番も合わせようとするとどこかで破綻すると思うので)


また、この作品がいつまで連載してるのかは不明ですが、原作同様にサザエさん時空となって、季節ネタとしてクリスマス回でコナンが登場してプレゼントされたアクセサリーを翌年の夏のプールでつけてくる、と言った矛盾があると思います。

……これに関しては原作もそうなんですけどね。何回季節が回ってるのか…
ただ、この矛盾に関して「これこれこうだから」みたいな理由はどうしても作れないので、「去年のクリスマスにコナン君からプレゼントされた」と発言してるかもしれないですが、今作主人公含めて誰も違和感を持ってないことにしてください。




次回からはR18に戻って12日に投稿します
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