バレンタイン
一言で言えば『恋人同士の祭典』ともいえるイベント。
この日のために女性は愛情をチョコレートという形にして、男性はそれをもらうために日々女性に対してアプローチを繰り返すと言っても過言ではない。
「ちょっこれーと!ちょっこれーと!」
しかしながら、異性への恋愛感情が希薄な小学生にとっては「チョコが貰える日」という印象の方が強いだろう。
妙なイントネーションでウキウキなのは帝丹小学校1年のガキ大将こと小嶋元太。
その様子を友人で仲間であるコナンと光彦が呆れた様子で見ていた。
「おい元太。バレンタインデーだからと言ってチョコをねだるなんてみっともないぞ」
「いいじゃねぇか~。今日作るんだろ?理博や歩美、それに灰原からもチョコ貰おうぜ!」
「は、灰原さんからの…」
もうすでに元太の中でチョコを貰うことは確定しているのだろう。
それに気になる異性である灰原からのチョコと聞いて光彦も顔を赤くする。
それを聞いてコナンは呆れてため息をつく。
「(…そーいや、あの時の蘭のチョコ、少し大きかったなぁ…)
当たり前だがお菓子の持ち込みが禁止な帝丹小学校だが、2月の第2土曜日は卒業式に向けての大規模な校内清掃が行われる。
女子がチョコレートを作り(その間の男子は校内清掃)、男子と共に食べるという午前授業の行事だ。
近いこともあり、今年なんかはバレンタイン当日に行われる学校行事だ。
高学年ともなれば意中の相手に特別なのを渡す、と言うこともあるだろうがさすがに1年でそれをやりそうな生徒は――
「は~い❤みんなぁ、チョコだよ~❤」
「「「おぉぉ~!!」」」
「ハハハ…いたよ…」
掃除を終えていよいよご褒美のチョコタイムにキャピキャピとチョコを持ってくる理博。
小悪魔な理博に歓声を上げる男子はさながらアイドル的でもあるが、その本質を知らないというべきかとても憐れであった。
「灰原さ~ん!」
「はいはい」
「い~~~~っぱいあるからね!」
とはいえ、ひそかな人気がある灰原やもともと注目の的でもあった歩美に集まる男子も少なくはない。
もてはやされる3人に嫉妬の目が向きそうなものだが、基本的に友好的かつどちらかというと(理博はノリノリだが)言い寄られてる側のために「これだから男子は…」と白い目は
「はい、コナン君」
「あ、えーと…ありがとう」
精神年齢は高校生のコナンはそんな白い目を向けられている男子に交じって友好度は高いとはいえ、理博達からチョコを貰って女子に白い目で見られたくないためにまごついていたらそれに気づいた女子がチョコを渡す。
その時に「みんなコナン君みたいに大人ならねぇ~」と毒付かれて「は、ははは…」と乾いた笑みを浮かべるしかできなかった。
「あ、コナンく~ん❤」
「へ?」
チョコをすでに食べ始める男子もいる中で理博がコナンへと近づく。
残念ながら理博からチョコを貰いたかった男子も品切れに泣いて、きつい視線を受けながら受け取りながら理博を目で追ってさらに睨まれているのには気づいていなかった。
「はい❤チョコ❤」
「へ?」
「コナン君にはと・く・べ・つ❤きゃ~❤」
理博が隠し持っていたチョコレートを渡すと男子の視線が一気にコナンに向けられる。
どこで用意したのかラッピングもされているチョコに【ゴゴゴゴゴ】となんか低い音も聞こえてきそうだった。
「コナ~ン?」
「お前、理博から…」
「うぅ~!うらぎりもの~!」
「さ、食べて❤食べて❤」
ニコニコと笑みを浮かべる理博の背後から殺人犯の殺気と謙遜無い視線、さらにそんな男子に今現在チョコを渡している女子が「なにこっちを無視してんだオラァ」と言わんばかりに怒りを向ける。
うん、カオスだ。
「い、いただきます…え゛…」
スルスルとラッピングリボンを解けばややいびつなハート型のチョコ。
更にはどうやったのか表面には『I Love You』と文字まで書かれていた。
もしや学校で作ったものではなく家から隠し持ってきたのではと邪推もする。
いや、理博のいつもの悪ふざけなのはわかるがこれを今の男子に見せたら間違いなく血の雨が降ると急いで口にする。
「や~ん❤そんなガッついて、理博うれし~❤」
「(コイツ、本当に…将来絶対泣かす…!)」
男子からの嫉妬に学校へチョコを持ち込んだことの証拠も自ら隠滅するハメになったのにメスガキムーブを繰り広げるコナンは心に誓った。
―園芸倉庫―
「ほんと、さいってー!」
「ご、ごめん…」
性春袒体団の活動拠点として使っている園芸倉庫。
先ほどの理博達に群がる男子に対して女子たちがプリプリと怒っていた。
「んひっ❤!?」
「にゃはは❤由香ちゃんも怒っちゃやーよ❤ほら、ほら❤」
「りひっ❤クリちゃん虐めちゃ❤ひぅ❤」
流石というべきか、リーダーである理博はケアもちゃんとしており、怒りが収まらないメンバーのクリトリスを弄ってイカせる。
男でも女でも理博とヤるのはこの活動の中ではご褒美でもあるため、怒られていた男子たちも「羨ましい…」と嫉妬するほどだった。
「ほらほら❤それより『本当の』バレンタイン始めるよ❤」
今更ながら、バレンタインというベントに対して理博が何も準備しないわけがない。
過去にもハロウィンやクリスマスなどでは率先してイベントを開催してみんなが楽しんでいたし、普段よりも2割り増しぐらいではしゃいでいた。
「さあ脱いで並んで並んで❤」
「「「は~い❤」」」
もちろん、性的なイベントだが。
理博の指示で服を脱ぎながら壁に並ぶ女子。最後に歩美と綾乃に着替えを手伝ってもらった灰原が入って一列となった。
「ねえ、理博ちゃん。今日はどんなことするの?」
ちなみにイベントの詳細は女子にしか伝わっておらず、男子メンバーには「バレンタインイベントをする」としか聞いてない。
壁に手を着いてお尻を向けたポーズで男子たちは「なにが始まるんだろう」と不思議そうに見ていた。
「みんなぁ~❤もっとチョコ、欲しい❤?」
「え、そりゃ…」
「でもオヤツは全部没収されたよ」
バレンタインに浮かれてお菓子を持ってくる生徒が少なくないため持ち物検査が実施されて先生たちに没収されていた。
ちなみに女子が意中の男子のために、と言ったものは放課後に説教の後に返却されていた。
「女の子ってね、男の子に無いポケットがあるんだよ❤それじゃあ…ハッピーバレンタイン❤!」
理博の合図とともに女子たちが下腹部へと力を籠める。
ミチミチと音が鳴るから「え、もしかしてうんち?」「お尻の穴に入れてる…!?」と困惑するが――まっさきに出てきたのは歩美だった。
「んぁぁ❤」
「えっ!?」
「歩美ちゃんがチョコ産んだ!?」
肛門ではなく膣、つまり子宮から固形のチョコが出てきた。
「おほぉ❤」
「でりゅぅ❤」
それを皮切りに次々と女の子がチョコを産む。遠目から見ればそこそこの大きさの男性器がぶら下がっているようにも見えるが、その実はチョコだ。
肥料の匂いがする倉庫の中にかすかに甘い匂いも漂っている。
「チョコレートって暑くても固まるモノがあるんだよ❤だ・か・ら、皆で朝におマンコにチョコを入れてきたんだぁ❤」
「今日ずっと!?」
「そーそー❤女の子のエッチなお汁にどっぷりとつかったチョコレートだよ❤今度は喧嘩しちゃメッ❤ほら、チョコをパクパクして女の子ごと食べちゃお❤」
理博に促されて、各々が女子の前に跪付くようにして股から生えるチョコレートに顔を近づける。
完全に固まってるわけではないが、初めて外に出てる女性器の形に少なからず興奮して、中には軽く絶頂してるメンバーもいる。
「それじゃあ❤いただきま~す❤」
「お゛お゛ぉ゛❤❤」
「すい❤つきがぁ❤❤」
「あぁぁ❤ダメなのに❤気持ちよく❤んぉ❤」
号令と共に男子が一斉に女子のチョコマンコへと襲い掛かる。
舌で舐めたたり口で咥えたりとチョコを堪能しながらも女子たちへと快感を与えていく。
「あは❤みんなたのしそ~❤…あれ?」
チョコを貪ることで自動的にクンニになり、すでにいくつかのペアは高ぶった気持ちからセックスにまで移行していた。
だが、よく見たら端っこにいた九条姉妹の千鶴が一人でチョコで自慰をしていた。
「チーちゃん?なにしてるの?」
「あ、理博ちゃん…その、一人だけあぶれて…」
よく見れば今日の参加は自由だったためか今ここにいる女子の方が多い。
さすがに男同士で一人の女子のチョコを貪るのは絵面的にも萎えてしまうだろう。
「じゃあさ、そのチョコ理博にちょ~だい❤」
「えっ」
「だめ?」
キュルルンと猫を被って甘えれば千鶴は顔を赤くして「ううん!とっても嬉しい!」と答える。
同性であっても小悪魔スマイルの理博には逆らえないようだ。
「ありがとう❤それじゃあ、食べるから寝転んで❤」
「う、うん!」
その場に寝転ぶ千鶴に理博が下半身を掴んで持ち上げる。
良く男子とのプレイの時のまんぐり返しのようなポーズに千鶴は「は、恥ずかしいよぉ…❤」と真っ赤になっていた。
「いただきまぁーす❤」
「んひぃ❤」
理博の口がマンコに張り付き、ジュルルルと音を立てて半固形のチョコを吸い出す。
粘液まみれで口の中に暖かいチョコと濃厚な彼女の味を感じつつ、舌を使って千鶴の味を堪能する。
「あは、クリちゃん舐めちゃお❤」
「ちょ❤それはぁぁ❤」
あっという間にチョコを食してクリを責め立てる。
先ほど自慰をしてたとはいえ、それとは比べ物にならない快楽に千鶴は絶頂を迎える。
「んちゅ❤ナッツかなぁ❤コリコリしておいしぃ❤」
「それ❤わたしの❤❤クリトリスだからぁ❤❤」
「じゅぅるぅる❤」
「吸っちゃやぁぁぁ❤❤❤❤」
ビクビクと体を震わせて、絶頂する千鶴。
その光景に「いいなぁ❤」と羨望の眼差しを向ける女子たちもチョコを食べ終えた男子たちに食われ始めていた。
「ふぅー❤ねぇ、みんなぁ❤理博のチョコ、欲しい?」
「理博ちゃんのチョコ!」
「欲しい!」
「友チョコ、友チョコ頂戴!」
理博の胎内にもチョコがある。もちろんだが全員分はないから男子――だけでなく、女子も理博のチョコを強請った。
それに「女子なのにチョコ貰うなよ!」「あんたはもう私のチョコ食べたでしょ!」と争奪戦が始まりそうになる。
「ちょっと、喧嘩はルール違反よ」
器用に男子とキスをしながら股を開いていた灰原が呆れたように言うと「うっ…」「ご、ごめん…」とおとなしくなる。
既に理博のルールを無視して『
「ううん❤みんな理博のこと好きみたいで嬉しいなぁ~❤でも、チョコは一つだけだから…じゃあ❤全員でセックスして一番最後まで残ってる子にプレゼントね❤」
平和的解決として生き残った性豪が得られる理博のチョコ。
先ほどまでの甘ったるい空気から一気に相手をイカせて潰す獣のようなセックスに早変わりした。
「あは❤みんな必死ぃ~❤」
「り、りほろひゃぁ…❤そほぉ…らめぇ…❤」
その様子を
ちなみに最終的には灰原をイカせた歩美が男子を絞りつくした綾乃の一騎打ちを制して勝利の
「パパ~❤」
「おぉ、理博君。お帰り、お土産じゃよ」
一度自宅へ帰った後に阿笠邸へ
しかし、理博はそれに喜ぶどころか博士が明らか手作りのチョコを食べてるのを見て不機嫌になる。
「ぶぅ、それバレンタインチョコ?」
「そうじゃよ。向うで和葉君がのぉ」
「むぅ~❤パパがモテるのは嬉しいけど、一番は理博だもん❤」
子供らしく父親(代わり)が取られると思ってか駄々をこねる。すると、家から持ってきた可愛らしい手提げカバンから「はい!」とリボンで綺麗にラッピングされてる小箱を渡す。
それが何かわかっている阿笠はわざと「なんじゃろうかのぉ~」ととぼけて受け取ってリボンを解く。
「おぉ、チョコじゃの。しかし本命はコナン君にあげたんじゃないかの?」
「い~!パパの意地悪ぅ❤コナン君のと書いてある文字でどっちが本命かわかってるのにぃ❤」
チョコは女子たちが子宮にチョコを入れても大丈夫なように『アナルセックス用座薬』を貰った時に阿笠邸で高校生組が夏美にレクチャーをしてもらっていたからそれに乗っかる形で作っていた。
その時に「これはコナン君用!」と『I Love You』と書かれたチョコともう一つ作ってるのを見ていた。
一見、コナンのが本命チョコだと思うが阿笠が貰った方には別の文字が書かれていた。
「すまんすまん。それじゃあこのチョコの方が本命なんじゃな?」
「そうだよ❤だって好きな人に犯してもらうのってすごい幸せなんだから❤」
阿笠の手のチョコには『Please Fack Me』と書かれていた。
そして「だからぁ❤」と言いながらスカートを捲り上げてトロトロと愛液を垂らす秘所を晒す。
「パパぁ❤理博のこと犯して使ってぇ❤」
「ほっほっほ。しかしのぉ、今日は大阪から戻ってきてつかれとるから、ほれ」
そう言って座ったままズボンのチャックを開ければボロンッと音が鳴りそうなほどの大きさの巨塔が出てきた。
それに理博が瞳にハートを浮かべながら「あぁ❤」と思わず声を出す。
「使ってやるから自分で動くんじゃよ」
「うん❤理博が全部やるから、パパはそのままにしててぇ❤」
そう言うと理博はソファでゆったりする阿笠に跨るようにして腰を落とす。
「ん゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉ――❤❤❤」
俗に言う『疲れマラ』というやつは今までと違う形が理博の股を蹂躙していく。
先端に触れただけで感じる熱さと硬さに理博はこれから何百回とアヘらせられることを覚悟した。
「ん゛ぉ゛❤すきぃ❤ぱぁぱすきぃぃぃ❤❤」
「これこれ。自分だけ気持ちよくなってないでちゃんと動かんかい」
「はぁ❤いぃぃぃ❤❤」
阿笠に促されて震える足腰を動かしてスクワットを開始する。
引き抜けば子宮が引っ張られてイキ、押し込めば子宮が貫かれてイク。
「お゛❤お゛ぉ゛❤お゛❤お゛ぉ゛❤お゛❤お゛ぉ゛❤お゛❤」
1往復で十数回絶頂する。それでも理博は動く。
今の理博の頭の中は『自分は自動オナホール』という一つの
「やはり【本命】とは、いいものじゃな」
そう言って理博のチョコレートを頬張る阿笠。
もう理博の口からは嬌声ともいえない空気しか漏れないが、それでもガクガクと、勢いがないが動いている。
「人間、【義理】で満足してたら終わりじゃのぉ」
「和葉ぁ…❤」
服部家。大阪府警本部長の邸宅という立派な日本家屋。
自室にある古びたパソコンで服部平次は今日撮影した映像を編集していた。
時は遡り朝、どこかソワソワしている息子に婦人会へ出かける静華が「おやおや、青春やねぇ」と笑って行ってしまった。
「はい、平次」
確かにバレンタインで男子が落ち着きがないというのならチョコを貰えるかどうか、というのは間違いではない。
そして周囲に平次と和葉が
現に、なんだかんだで去年まで和葉からチョコを貰っていた。
「羨ましいのぉ、平次君」
「あ、あぁ…」
いつもと違うの和葉は阿笠と一緒に来ていたということ。
平次の部屋で、床に全裸で正座する平次とベッドに同じく全裸で座る阿笠、そしてチョコレートを取り出す和葉。
「
和葉の格好も、家で着替えたとはいえ乳首が丸出しに股間が見えそうなスリングショット水着でとても『異性にチョコを渡すために気合いを入れた』にも見えない。
それにチョコを渡すにしても選択肢があることもおかしいだろう。
「『
和葉は手にはチョコ、口にはコンドームを咥えていた。
言葉通りの意味なら「本命のチョコレートを受け取る」か「コンドームセックスをするか」という2択だった。
普通ならそんなものを選ばせるなんて異常だが、このシチュエーションは平次のポークピッツサイズの性器がビクビクとなるほどの興奮があった。
「分かっとると思うけど、選ばんかった方は博士に貰ってもらうから」
「ほっほっほ、余り物には福がある、というやつかのぉ」
笑う阿笠だが、平次の脳は推理をするとき以上に思考が回っていた。
【本命チョコ】ーー文字通りならこれまでと同じ、もしかしたら去年よりも一歩進んだ関係になれるかもしれない。
しかし、それはつまり阿笠と和葉がセックスをするということだ。
では、【義理パコ】は?
今までゴム有でも和葉とセックスをしたことは無い。そう言う意味では進んだ関係だが本命チョコは阿笠の手に渡る。
「じれったいなぁ。ほら、後10秒で決めや」
「ま、待てや!」
「じゅー、きゅー、はちー」
あまりにも決めれないのに和葉がカウントダウンを始める。
多分このまま選ばなければ両方お預けとなる。それならばと――
「ほな、この本命チョコは博士やね❤」
選んだのは【
とはいえ、やはり本命のチョコは欲しかったと物欲しげにチョコを見ていると「ほな❤」と阿笠と和葉が深いキスを始めた。
「ちょ、和葉!」
「んちゅ❤なん?あたし今忙しいんやけど」
「い、いや、その…俺との…」
コンドームだけ渡されて放置されていることに、一応の嚙みつくが冷たい視線にたじろいでしまう。
しかし、和葉は呆れたように言った。
「あんな、あたしは今から博士と本気セックスすんや。義理のパコパコなんて後回しにするのは当たり前やろ」
「なっ、それなら」
「言っとくけど、平次が本命チョコ選んだらセックスできた、なんてのもなかったで。これまでもチョコ貰ってもそんなことしいひんかったやろ」
確かに、和葉は明言しなかったが異性にたいして和葉がチョコレートを渡したのは平次だけのは事実。
実質本命チョコだったが、それから性行為に及ぶことなんてなかった。つまり【本命チョコ】=【今まで通り】ということだろう。
「そんなことより、ほら。せっかっく平次の部屋でヤるんやからソレで撮影したらええやん」
ずっと回していたカメラを指さして、後は「どうぞご勝手に」と言わんばかりに阿笠と深くキスをしながら手で自分の股を指で解す。
「ん゛ぉ゛ぉ゛❤❤」
「相変わらず激しいのぉ」
「和葉…和葉ぁ…」
自分のベッドの上で意中の相手が他の男性と交わる姿。
人として、男として、惨めな場面だが、平次は興奮を隠せずにカメラを回す。
おそらくこれも後で自分で編集することになるだろう、そう思いながら激しく交わる獣を撮影するしかなかった。
「ほひぃ…❤ほぉ…❤」
それから3回膣内出しをして、1回ぶっかけ、トドメと言わんばかりに口に1度でぐったりとした和葉。
阿笠の精液と和葉の体液でベッドはベショベショになってしまったが、怒りどころか興奮したようにその姿を撮影する。
「では平次君。ワシは帰るからの。あとは楽しんでくれ」
「あ、ああ…」
自ら汚した部屋も、和葉も放置して「おっと、忘れるところじゃった」と思い出したかのようにチョコレートを持って阿笠が帰る。
平次は、ずっと握っていたコンドームを袋から出して自分でつける。
「あっ…」
しかし、サイズが合わない。おそらく阿笠が着用するXLサイズだからかぶかぶかすぎる。
だが、同意もなしに生でやるのはできないから仕方なくそれを手で引っ張るようにして自分の勃起したものへと擦りつける。
「和葉ぁ…❤和葉ぁ…❤」
阿笠の精液がローション代わりにするッと入る。いや、入るというより擦りつく。
出入り口でいっぱいなうえにダボダボのコンドームが邪魔して全然入ってない。
「うっ❤」
思わずぴゅと出てしまった。
もちろんコンドームを膨らますどころか全部平次の性器と皮に流れ込んだ精子が和葉の膣内にスポイト分も入ることは無かった。
「終わったん?」
「あっ…」
いつの間にか回復したのか、呆れたように和葉が見下す様に見ていた。
知らぬ間に義理パコを済ませたのを確認して和葉はベッドから起き上がる――またからボトボトと精液が垂れる。
「ほな、シャワー借りて帰るわ」
「な、なあ和葉」
「あ、ちゃんと掃除せえよ。平次とこのおばちゃんにバレて博士に迷惑かけたら承知せんから」
和葉は自分たちが汚したのに、その後片付けを押し付けて出て行ってしまった。
言われた通り、掃除をしようと窓を開ければ生臭い匂いが抜けて寒い空気が入り込んできた。
「…あ、チョコ、貰っとらんわ」
いつもなんだかんだで和葉からチョコを貰っていたのに、今年は義理チョコすらなかったことをふと思い出した。
しかし、代わりに貰った義理パコの一瞬の気持ちよさを思い出して「まあ、ええか」と雑巾を取りに平次も部屋を出た。
はい、ちょっとネタが浮かんだので予定変更でバレンタインストーリー。
なんか原作だとポテチを学校に持ってきてたりしたけど普通はないだろうな…ということで。
現実的に家庭科とかの授業で季節のお菓子作りはあるだろうからその展開から。
ちなみに小林先生には「お菓子の持ち込み厳禁」とされているけど理博は普通に持ってきてコナンに渡しました。
そして女子チョコ。
本当は最初アナルに入れるという感じに疑似スカトロにしようかなと思ったけど流石にマニアックプレイすぎるので膣へ。性病対策に以前のアナルセックスプレイ用座薬で保護してるという設定です。
ただ、さすがにバレンタインで主人公が出てこないのもだったので阿笠の話も――
ちなみに「【I love you】と【Please Fack Me】」と「【本命チョコ】と【義理パコ】」はネットであった好きなバレンタインのR18作品のネタです。
作中でも触れてますが、服部が本命チョコを選んだ場合はそのまま阿笠と和葉がコンドームセックス、もしかしたらその後普通に生セックスをしてます。
それで服部が「俺も…」みたいになっても拒否されてできません。
思い付きから結構急いで書いたので後半の和葉の話が短くてふんわりとしてるかもしれないですが今回はここまで…
ところで前回のメアリーの話は時間を合わせるために順番を入れ替えました。
次回こそは予告していた蘭の話をやる予定です。