嫉妬深いメイドさんに毎日搾り取られるだけの生活 作:ねこ次郎
〈 Day 4 〉
「……このままでは不味いな」
僕、アレックスが夜中の自室でそう独りごちたのは、僕の家のメイド、フルージュからの搾精が始まって3日が過ぎた時の事だった。
この3日間、フルージュは、宣言通り毎日僕のベッドに忍び寄っては毎回のごとくねちっこい手淫で僕の精が空になるまで搾り続けてきた。
昨日の3回連続で抜かれた時は、魂まで抜けるかと思うほど気持ちよかった。
えっ? その事の何が不味いだって?
毎日、美人メイドさんの愛のご奉仕で朝を迎えられるなんて、羨まけしからん。そこ変われ!
………他人から見れば、そう思えるかもしれない。
もし昔の僕に、今の僕と同じような事をされている魔法学園の友人が居たら、羨ましい、とか、何それ最高じゃん、とか言って揶揄ってただろうと思う。男子学生の性欲なんてそんなものだ。
でも、今は違う。
こうして毎朝、メイドによって精魂尽き果てるまで搾り取られていると、僕の日常生活にも影響が出ていた。
それは、もう眠くて授業には集中できないわ、剣術の実技演習も身体の調子がズレてて上手く立ち回れないわ、先生からも同級生からも訝しげな目を向けられて、僕はとても悲しい気持ちになっていた。
果てには、僕のガールフレンドのセシリアからは呆れられたような目を向けられたり、お昼ご飯の時も、いつもより半歩くらい距離が置かれてたり、もう、踏んだり蹴ったりで、僕はさらに悲しくなった。
その代わりと言ってはなんだが、最近のフルージュはとてもご機嫌だった。
夕食はいつもより一品多かったり、家がいつもより綺麗に掃除されていたり、僕に掛ける言葉や表情も以前に比べて柔らかくなった気がする。肌艶も若干良くなっていた。
夜は僕よりも遅くに寝て、朝は僕より早く起き………最近は、僕を搾るために更に早起きをしている。そんな毎日なのに、彼女は疲れた顔の一つも見せたことがない。
『女は強し』という格言がこの国にはあるが、フルージュは僕が思っている以上に強いメイドなんだろう。実際、数年前に何度か模擬戦を挑んだことがあるけれども、一度も勝てたことがなかったもん。メイドは強い。
「それよりも、このままブルージュに搾り尽くされる毎日だけは不味い。学園生活どころか、セシリアとのお付き合いにまで影響が出てしまうのは嫌だ」
こうして状況に流されている僕でも、このままではダメになると自覚しているから、僕は、明日の朝にフルージュよりも早く起きて「もうこんな事は辞めよう」と真剣に断ると決意した。
「やるぞ……、僕はセシリアの彼氏なんだ。メイドの誘惑になんて負けないッ!」
僕は決意を胸にベッドに横になって明日を待った。
一瞬だけ脳裏を過ぎった快楽の感触を、無理矢理押さえ込んで。
………。
◇
〈 Day 5 〉
「ッ!」
ピリリと走る手の甲の痛みで、僕は眠っていた意識を覚醒させた。そして、魔法が正常に作動したことに安堵した。
僕は寝る前にフルージュの侵入対策のため、部屋の扉が開くことで発動する微弱な感知魔法を予めに仕込んでいたのだ。
そして、朝日も登らない早朝の中、僕の手の甲へ向かったソレは、来訪者の存在を気づかせてくれた。
キィ……と微かにしか聞こえない扉の開閉音。
足音も服の衣擦れ音も聞こえないくらいに上手い隠密さで僕のベッドに近づいてきたフルージュは、寝たふりを続ける僕に気づいていないのか、「ふふっ♡」と溢れた愉悦を取り繕って、僕が寝るベッドの中へ潜り込んできた。
「ご主人様♡ 今日もいっぱいご奉仕して差し上げますね♡」
眠っているはずの僕へ、フルージュは甘く囁きながらいつものように僕の股間へ手を伸ばしてくる。
「ッ!」
その瞬間、僕はフルージュの手を弾き、被っていた布団を勢いよく剥ぎ取った!
ベッドで添い寝していた彼女は、僕が実は起きていた事に驚愕して、普段は落ち着きのある瞳が大きく見開いていた。
そんな彼女を僕はベッドから起き上がって睨みつける。
しかし、目の前にいるメイドの表情は驚愕から感心へと変わり、いつもの余裕たっぷりの雰囲気に戻っていた。
「おや? 起きていたのですか、ご主人様? 駄目じゃないですか、こんな朝方まで夜更かししてしまっては、本日の『お勤め』に差し支えますよ?」
「お勤めって何だよ……、今日は学園も休みだから、ゆっくり寝ててもいい日でしょ」
「そうですが。今日のご主人様はこれから私といっぱい『お勤め』に励んでもらって、一緒にお休みの日を堪能する予定です。……それにしては、ご主人様は全く眠れていない訳ではなさそうですね」
起き上がった僕は、フルージュに引き込まれないようにベッドから距離を取った。壁に立て掛けられた魔導ランプに魔力を流すと、部屋に明かりが差し、夜明け前の真っ暗だった部屋が鮮明になる。
部屋が明るくなったことで、いまだに僕のベッドで寝転んでいるフルージュの姿がはっきりと見えた。
彼女は、いつものメイド服よりも生地が薄い黒のネグリジェに身を包んでいて、普段のクラシックタイプのメイド服には無い肌色の露出が浮き彫りになっている。
………メイド服姿でも思っていたが、かなり胸の膨らみが大きい。って、いけない。今のフルージュをいやらしい目で見てしまったら断れなくなる。
「フルージュ。頼むから今後は、このような事はやめてくれ」
「? ご主人様、このような事って何ですか?」
「ッ!? ぼ、僕を揶揄うのもいい加減にしてくれ! 毎日毎日、その……エッチなことばかりやるのは駄目でしょ!? 僕は頼んでもいないのに……こんなこと……」
「ご主人様」
フルージュの嗜めるような声に、ハッとなって彼女の方へ目を向ける。彼女は、僕のベッドからのそりと起き上がってベッドから立ち上がると、薄手のネグリジェの乱れを整えながら言った。
「勘違いしないでください、ご主人様。これはご主人様のことを思って行っていることではありません。全て私の独断。私がやりたいからやっていることです。なので、ご主人様に拒否されても続けます。………ご主人様が快楽に堕ちて私を選んでくれるまで、です♡」
「ッ!?」
その動きは一瞬だった。
フルージュのネグリジェ姿に視線を右往左往させていた僕は、十歩ほど離れていた彼女が一息で距離を詰めて、僕の目前で抑えられていない大きな胸を揺らしていた。
「ご主人様、失礼します♡」
「あっ!?」
フルージュは、僕の目の前で屈みながら僕のズボンと下着を勢いよくずり下ろした。毛が生えかかっている僕のペニスが、魔導ランプで照らされた明るい部屋で露わになる。
途端に恥ずかしくなって両手でペニスを隠そうとするが、フルージュはそれを読んでいたかのように僕の腕を掴んで阻止する。
今の状況は、フルージュが屈んでいることから、僕のペニスがフルージュの無表情の前に差し出されている格好になっていた。
「ふ、フルージュ……一体、何をするつもりなんだ?」
「ふふっ♡ ご主人様もご存知なはずなのに、私に言わせたいのですか? その様な変態ご主人様のご要望にお応えするのもメイドの役目。よ〜く聞いてください♡」
フルージュは、上目遣いで僕を見上げながら薄く微笑むと、自身の口を大きく、それもいやらしく舌を出して肉肉しい赤ピンク色の口内を見せつけてきた。
「この、私のいやらしいご主人様専用おくちマンコで、ご主人様のおちんちんを気持ちよくして差し上げます♡
ご主人様は、そのまま私のフェラチオで、今日のお精子を全部吐き出してください♡ ……いえ、全部吐き出すまで、私がご主人様を快感で染めて差し上げます♡ ……あ〜、んむ♡」
そうして、フルージュは、僕が何か言う前に僕の股間に顔を埋めた。
フルージュの誘惑で硬くなり始めていた僕のペニスは、容赦なく彼女の口内に咥えられ、閉じられた柔らかい唇とねっとり舐め上げられる舌で、僕の欲望はムクムクと膨らんでいった。
「あぅ……♡」
「ジュプッ♡ ……レロ♡ ………ふふっ♡」
フルージュが、僕のペニスを口に含んだまま妖艶に微笑んでみせた。
ジュプッ♡ジュプッ♡とペニスを口内で弄ばれ、僕が快感から逃げるように腰を引いても、彼女はそれを追って近づき、僕を逃がさなかった。
「……んふっ♡」
その後頃合いを見て彼女は、舌と唇でペニスを刺激しながら、僕に見せつけるようにペニスから口を離した。
チュプン♡ と唾液に塗れたペニスがフルージュの口から飛び出す。
完全に勃起してフルージュの顔へ真っ直ぐに伸びているペニスが、まるで彼女から与えられる快楽をおねだりするように、ヒクヒクと震えていた。
「ふふっ♡ ご主人様、もうこんなに大きくして♡
そんなに私のフェラチオが気持ちよかったですか? んちゅ♡」
フルージュが赤くなった亀頭にキスしてきて、僕は快感で腰が震えた。
「あぅ……♡ だ、ダメだよ……こんなことしちゃ」
「もう素直になれば良いじゃないですか、ご主人様。
一つ断言しますが、普通はこんなエッチなこと、他の人はしてくれませんよ。ましてや、セシリア様なら絶対に」
「ッ!? あひぃ♡」
ちゅ♡ ちゅっ♡と何度も亀頭をキスされたり、伸ばされた舌で舐め回されたりして、僕のペニスはもどかしい快感を受けて硬く勃起し続けている。
「ふふっ♡ その点、私なら、ご主人様が望む限りの欲望を叶えることが出来ます。こんな風に『舐めろ』と言われれば、いくらでも私のおくちでご奉仕致します。
ご主人様のために育てた大きなおっぱいもお尻も、私、フルージュの身は全て、ご主人様のモノなんです♡ だから、ご主人様は何も考えず、私で気持ちよくなってくださいませ♡」
あ〜、んむっ♡ とわざとらしいくらいに声を作って、フルージュは再度、僕の硬く勃起したペニスを咥え込む。
ジュップッ♡ ジュップッ♡と下品で淫らな音を立てながら、女性らしい柔らかな唇が僕のペニスを扱き、彼女の舌が亀頭から裏筋やカリ首など僕が感じる弱点を嬲ってきて、僕の心を快感の坩堝に引き込んでいく。
「んふっ♡」
フルージュが、咥えたまま頬を吊り上げて微笑んだ。
僕の腰に回される腕の感触、ペニスの根元には彼女の左手が添えられて、僕の肉棒が、彼女の最も咥えやすい位置に調整される。
僕の両腕はフルージュから解放されていた。
だから今なら抵抗できるだろう、いや、するべきだ。
そうと、僕の理性が囁くのだが、そんな微風よりもか細い理性は、既にフルージュのフェラチオによる快楽の暴風雨に打ち流されていた。
「んちゅ♡ ジュプッ♡ ジュルルルッ♡ んぷっ♡」
「あっあっ、あぁ♡ やめっ♡ あぁぁぁ♡」
フルージュの動きが激しさを増した。何度も何度も咥え込み、いやらしい音を立てながら前後に扱き尽くしてきて、僕は膝をガクガク揺らして頭の中で弾ける快感に痺れるしかなかった。
キュ〜ッ♡と睾丸が収縮した気がした。ペニスの奥から精液が登っていく、もどかしくも甘い快感に襲われる。
「だ、だめぇ♡ もう、出ちゃう♡」
「……♡」
上目遣いだったフルージュからの返事は無く、彼女は口を窄めて、まるでストローでジュースを飲むように吸いついた。ペニスに添えられた左手も、僕の絶頂を導くように優しく扱き立てる。
我慢なんて出来なかった。
ビュクッ♡ ビュルルッ♡と、僕はフルージュの口内へ射精した。ペニスから吐き出される白濁液を、フルージュは器用に受け切り、奥の奥まで残っていた精液を全て吸い取ろうとする。
最後に、シコシコ♡とフルージュの左手に扱かれて、僕の長い射精は打ち止めとなった。
「っはぁ♡ あぅ……♡」
チュポン♡とペニスに吸い付いていたフルージュが口を離すと、既に腰砕けになっていた僕は、部屋の床に膝から崩れ落ちた。
僕が仰向けに倒れると、さっきまで見下ろしていたフルージュが今度は見上げる形になっている。
フルージュは、倒れる僕を見下ろしては口角を上げて微笑み、それから口元へ優雅に手を当てて、僕に見せつけるように嚥下した。
「……ゴクっ、……ふぅ♡ ご馳走様でした、ご主人様♡
ご主人様の濃厚でドロドロで粘っこい精液、たいへん美味しゅうございました♡ うふふっ♡」
クスクスと妖艶に笑う彼女を見上げながら、僕は強い敗北感に苛まれていた。……フルージュに勝てる気がしない。そんな弱気な思考が、脳髄の奥に刻み込まれるような気がした。
精液と同時に体力まで彼女に搾り取られた僕は、もう指一本も動かせる気力が湧かず、魔導ランプで淫らに照らされたフルージュの微笑みを、ただ見上げることしか出来ない。
「ご主人様はご存知でしょうか? いっぱいお射精して頑張ったご主人様への後始末として『お掃除フェラ』なるものがあるようですよ。ふふっ♡」
フルージュは、仰向けに倒れ込んだ僕の股間、ヒクヒクと快感に震えている僕のペニスの真上に、淫らな微笑みを浮かべるようになった彼女の顔があるように体勢を整えてきた。
「もちろん、ご主人様のおちんちんが望めば、またいっぱい、ご主人様専用おくちマンコで搾り尽くして差し上げますから♡ ふふふっ♡」
そうして、フルージュはまた、僕のペニスをいやらしく咥え込み『お掃除』とは名ばかりのフェラチオを開始した。
ジュップッ♡ジュップッ♡と淫靡な音が奏でる中、僕はフルージュに導かれるまま、2度3度と射精を繰り返すのであった。