社会不適合者な幼馴染は体で家賃を払ってくれる【電子書籍化】 作:猫屋敷てん
竜二郎と夕菜の生活。それは互いに好き合うことになったとしても、変わらないものだ。
相変わらず夕菜は何も出来ず、だから竜二郎に返すために体でご奉仕をする。
竜二郎も夕菜の社会復帰を一旦凍結としたために、そのご奉仕を受け入れていた。
その頻度は毎日であり、一日二回三回は当たり前。
あまりにも蠱惑的で退廃的。そんな日常を、二人は送っていた――
「ん♡ ちゅぅ♡ ちゅぱ、ちゅぱ♡ べろべろ~♡♡ ん、ぶちゅ♡」
ピチャピチャと、狭いアパートの一室に淫らな水音が響いていた。
それは二人の男女が奏でる音だ。
座椅子に座った竜二郎と、それにまたがって抱きつく夕菜。
唇を合わせ、舌を絡め合い、あまりに淫靡な大人の口づけを二人は交わす。
抱きついてくる夕菜は大きめのTシャツに短めのショートパンツといつものラフな恰好で、体の柔らかさが余すことなく伝わってくる。
大きな胸は潰れるほどに押しつけてきて、柔らかな太ももで腰を挟んでくる。お尻はグリグリとちんぽにこすりつけられて、全身で密着しながらの淫らなキスだ。
竜二郎も柔らかい夕菜の体を抱きしめて、甘い香りに包まれながら、舌を絡めあっていた。
これが二人の日常だ。キスを解禁した愛し合う男女というのは質の悪いもので、暇があればキスをして愛を確かめ合う。
一日平均二時間もキスをする二人は、朝っぱらから唇を重ねていた。
「ふぅ、ふぅ♡♡ 竜くん、えっち♡」
「それは夕菜だろ。唾液すごいぞ」
「ん。きもちいんだもん。ん、ちゅぷ♡」
「むぐっ」
夕菜は唾液の量が多い。キスをする度にあふれてきて、その甘い唾液を潤滑油にしてキスはより捗っていく。
夕菜の唾液を飲んで、舌を絡め合って、体を弄り合う。
その光景はあまりに淫らでだらしないものと言えた。
「はぁ、はぁ♡ 頭、ふわふわ、する」
「だな」
「ん、べ。ほら、おいで♡」
息を整えた夕菜は、舌を出しながら竜二郎を挑発してくる。
唾液の絡まった舌がチロチロと動きながら誘ってきたら、男として襲わぬわけにはいかない。
「この」
「きゃっ、んべ♡ ちゅぅ♡ くちゅくちぃ♡」
夕菜の頭を掴んで逃げられないようにして、その舌に吸い付く。
可愛い悲鳴を上げた夕菜も、キスをすれば蕩けた顔で夢中になった。
そうして数十分。あるいは一時間、時間を忘れてキスだけをする。唾液がたっぷりの夕菜とのキスは、水分補給を必要としなかった。
しかし上は満たされても、下半身は一向に満たされない。
イチャイチャする舌に嫉妬するように、ちんぽはいきり立っていった。
「ん……おちんぽ、さん。すっごい、おっきい」
「ずっと我慢してたからな。そろそろ挿れるぞ」
「うん……♡ 待っててね♡」
ニタぁと笑った夕菜は、名残惜しそうに立ち上がるとショートパンツとショーツを脱ぎ捨てる。
Tシャツの裾をめくって見せつけてきたおまんこは、ポタポタと愛液を垂れ流して準備万端だった。
「私も、ずっと我慢してたから、たくさん、しよ。多分、すっごい気持ちい、おまんこに、なってる♡」
夕菜は丁寧に竜二郎のズボンを脱がせると、勃起したちんぽに顔を近づける。
「ん、バキバキ。こんなおっきいの、見たことない」
「ずっとキスしてお預けだったからな、フル勃起だ」
「そう♡ 放置して、ごめんね。私のおまんこで、気持ちよく、してあげる♡」
ちんぽに愛おしそうにキスをして、夕菜はゆっくりと竜二郎にまたがった。
天を突くほど勃起したちんぽと、己のおまんこを密着させる。
「ふふふ♡♡ ほら、すっごい、気持ちよさそうでしょ」
「あ、ああ。は、早く」
「ん♡ どうしよ、っかな♡」
愛液は絶え間なく溢れてきて、真下のちんぽに降り注ぐ。
とろっとろで恐ろしく締まるおまんこになっているだろう。
しかし夕菜は挿れてくれない。入り口と亀頭がキスするだけで、入るか入らないかのところでへこへこと腰を動かし始めた。
「夕菜っ!」
「ん。ほら、へこ♡へこ♡♡」
「挿れてくれ!」
「ふふふ♡ 入ってるでしょ。亀頭さんが、出たり、入ったり♡♡」
浅い腰振りで、亀頭だけを刺激する夕菜。
なるほど、雄を挑発する調子に乗った雌の腰振りダンスということだ。
亀頭だけが暖かなおまんこに包まれて、すぐに外気にさらされる。そしてすぐにおまんこに飲み込まれる。
とても気持ちいが、なんともどかしいことか。
夕菜は竜二郎の興奮を煽るために、わざとへこへこダンスをしているのだ。
こんな生意気な雌は、キチンと躾ねばならない。
「ふんっ」
故に竜二郎がしたのは、ただ腰を突き上げるというそれだけだ。
「ふへっ? ――おごっ♡♡♡」
不意打ちのようにちんぽが侵入してきて、一番奥を突かれれば、あっという間に腰砕け。
夕菜は脳を痺れ刺すような快楽に、力が抜けて竜二郎に抱きついたままビクビクと体を震わせた。
「ほら。へこへこ動け」
「は、はひ♡ ま、待って♡ でっかくて、気持ちい♡ 動けない♡」
フル勃起したちんぽが夕菜の膣全てを圧迫し、その快楽に軽イキし続ける。
生セックスはやはり夕菜の快楽を最大まで高める行為なのだろう。
しかし興奮を最大級まで高められた竜二郎には、夕菜を気遣う優しさがない。
イキ続ける夕菜に、容赦なく突き上げるよう腰を動かし始めた。
「ほら、こうやって動かすんだ」
「あっ♡♡ まっ♡♡ イきゅ♡ イって、る!! 竜くん、らんぼー、すぎぃぃ♡♡」
竜二郎に抱きつき、あまりの快楽にトリップする夕菜。
先ほどまで挑発をしていたはずだが、あっという間に雑魚雌に早変わりだ。
ただでさえ弱いおまんこは、我慢を重ねた勃起ちんぽに降参宣言。
しかし夕菜が気持ちよくしようとしなくても、極上の膣は勝手に動いて子種を搾り取ろうとする。
本当にズルいほど気持ちいおまんこだ。
「ふぅ♡ ふぅ♡ 竜、くん♡ 奥に、出して♡ あっついの、感じたい♡♡」
「言われなくても一番奥だ! 今日も種付けしてやる」
「うん。来て、びゅって、しよ♡」
竜二郎の動きに合わせて、興奮が最高潮に達した夕菜は容赦なく責め立てる。
我慢など、できるはずがなかった。
「びゅっ♡ びゅっ♡ 出せ♡ 出せ出せ♡♡ 竜くん専用の子宮だよ♡ いっぱい出そうね♡」
「くっ、出る」
限界まで我慢をして、竜二郎は呆気なく射精する。
――ドビュルルルルルルルルルル!!!
「んぅ♡ あつ……♡」
おまんこの一番奥に亀頭を押しつけ、子宮に直接注ぎ込むかのごとく中出しだ。
もしゴムを付けていたら巨大水風船ができているのは確定で、それを全て子宮に注ぎ込むなど妊娠は確定だろう。
「ああ、……今日も最高だ」
「ん♡ きもち、よかった。ん、ちゅ♡」
射精の余韻に浸りながら、取りあえず目の前に夕菜の顔が合ったから頭を抱き寄せてキスをした。
「ちゅぅ♡ ちゅぷ、ちゅぷ♡♡ ん、ちゅ♡ 竜くん、せっきょくてき♡♡」
「まあ、もう夕菜とずっと一緒にいるのは確定だからな……」
「ふへへ。私も、ずっと一緒。私、頑張るね。お母さんに、なってみせる」
夕菜は中出しされたことにご満悦で、これで竜二郎との繋がりはより強固になったと思っているのだろう。
しかし中出ししたとしても、
「じゃあ抜くぞ」
「ん♡ ……凄い、出したね」
夕菜のおまんこからちんぽを引き抜けば、ボタボタと白い液体が垂れてくる。
愛液と混ざって恐ろしい量になっていて、これは掃除が大変だろう。
「まだするよね。どうやって、使う?」
まだまだ勃起しているちんぽを見て、夕菜は目を細めて己のおまんこをそっと開く。
精液が垂れ流れていてヒクヒクと動くその穴は、もっと子種を注げと訴えているようだ。
「そうだな。よし、四つん這いになれ。俺を煽ったお仕置きをしてやる」
「はい♡ ほら、いけないおまんこだよ♡ 竜くんの命令に逆らった、罰をください♡」
すぐに床に手を突いて、従順におまんこを差し出してくる。
ふりふりとお尻を振って、雄を誘っているのだろう。
「どれだけ鳴いてもやめないからな」
「うん♡ 竜くんが、気持ちよくなるための穴だから、好きに使って良いよ♡」
大切な女の子の体ではなく、あくまで竜二郎の性処理オナホ。それが夕菜の認識だ。
ならばそれを叶えるべく、竜二郎を逃がさないように腰を掴んだ。
その日は三回中出しし、夕菜がイった回数は百を超えたことは二人だけの秘密である。
バッグで犯され、正常位で犯され、風呂場にて立ちバックで犯される。性処理のために使われて、夕菜はとても幸せそうだった。
◇
「……何か、堕落している気がする」
賢者タイムを迎えた二人は、布団でイチャイチャする。
その最中、ふと竜二郎はそんなことを呟いた。
「そう、かな? 私は、幸せ。ずっと竜くんとえっちしてたい。そのためにも、お薬、飲まないとね」
「まあ、そうだな」
夕菜の頭を撫でながらも、竜二郎は考える。
妊娠しても良いのだが、もう少し生活が安定してからとお薬を飲むようになった夕菜。
そんな夕菜と毎日のように生セックスをして、キスをして、イチャイチャする日々。
別に仕事に支障をきたしているわけではなく、逆に夕菜の存在によって頑張れるのだが、それはそれとして堕落している。
「ん~♡ へへへ」
夕菜はグリグリと竜二郎の胸板に頭をこすりつけてきた。
最近より夕菜の愛は重くなり、片時も離れてくれない。仕事に出かける前も、たっぷり愛を伝えて一時間はキスをしないと放してくれないほどだ。
それを苦にしてはいないが、だとしてもどうにかするべきだと思う。
夕菜は完全に依存していた。
夕菜の中には竜二郎しかいなくて、竜二郎が離れたらもう生きてはいけない。
だから竜二郎のために何だってやるし、要望を断ったことは一度も無くどんなプレイもしてくれる。
それが夕菜の精神状態だ。
「……うーん」
「ん、どうしたの?」
「いや、何でもない」
このドロドロで退廃的な愛ある日々は楽しくもあるが、少しは改善するべきだ。
夕菜がもっと幸せになるにはどうすれば良いか。それを深く竜二郎は考えて――
「そうだ!」
竜二郎はポンっと手を打った。
夕菜は可愛らしく小首を傾げた。
「なあ夕菜、頼みがあるんだが――」