社会不適合者な幼馴染は体で家賃を払ってくれる【電子書籍化】 作:猫屋敷てん
突然の更新となりましたが、本日「社会不適合者な幼馴染は体で家賃を払ってくれる」がオシリス文庫様より電子書籍化で発売されました!
タイトルを「社会不適合者な幼馴染は淫らなお礼をしてくれる」に変更し、本文を加筆。
竜二郎たちの“その後”を描いた書き下ろし後日談も収録しています。
さらに素晴らしいえちちなイラストもついていますよ。
各種電子書籍サイトで発売中です。
・Amazon
「https://www.amazon.co.jp/dp/B0FG24Z6LV?」
・book☆warker
「https://bookwalker.jp/de732d6d47-10dc-4f05-aa5c-a58628c745b6/?」
そして発売を記念し、二人がただ淫らな日常を過ごすだけのおまけを公開したので合わせてお楽しみください!
おまけ 爛れた二人の休日
休日の朝はいつも遅い。
平日であれば仕事があるためしっかり朝早くから起きるのだが、休日になれば堕落するのが人間の性だ。
カーテンの隙間から射す光は、とっくに人間の起床時間を超えていると知らせてくれる。
熟睡していた俺はゆっくりと上半身を起こし、ボーっと周囲を見渡した。
「……片付けないとな」
俺は全裸である。そしてベッドの周りには脱ぎ散らかした服や体液でビチョビチョになったシーツが散乱していた。
すんと息を吸えば部屋には性臭が充満していて、俺達が如何に堕落したかを示すようだ。
「ん、竜、くん?」
「おはよう夕菜」
「んー……」
俺が起きたことで、隣で眠っていた夕菜も眠い目を擦りながら起き上がる。
いつも必ず俺と同じ時間に起きる夕菜だが、それは休日であろうと変わりなかった。
「おは、よ」
まだ眠たそうな夕菜は、そのまま俺にしだれかかってくる。
夕菜もまた全裸なため、大きな胸がダイレクトに俺に触れた。
それにムクムクとしてくるが、さすがに朝っぱらからするのは堕落を通り越しているため我慢する。
「飯、食うか」
「ごはん、食べる」
むにゃむにゃとしている夕菜を撫でながら、俺は立ち上がった。
◇
夕菜にはシーツなど汚れたものを洗濯機に突っ込む仕事を任せながら、俺は朝ご飯を作る。
もう昼ご飯と言った方が良いかもしれないが、朝ご飯ということにしよう。
ご飯と味噌汁。付け合わせ。日本の伝統的な朝ご飯を作った俺は、いつも通りちゃぶ台に並べて夕菜と共に食事の時間となった。
「昨日、激しかったね」
「そうだな……最近仕事で忙しかったからその分な。大丈夫か?」
「ちょっと腰痛い、ぐらい。だいじょぶ」
ご飯を食べながら、俺達はそんな会話をした。
昨夜はなんと二日ぶりのセックスということで、非常にハッスルしてしまった。
何回戦までやったかなんて覚えてないし、夕菜も気絶するぐらい俺達は体を重ね合った。
その結果の昼起きであり、腰がガクガクしている夕菜である。
「とても激しかった。絶対、赤ちゃん、できちゃう。それぐらい、出した」
「うっ。……責任は取る。それは間違いない」
「ふへっ、知ってる。何人でも、産む」
そう言って夕菜はお腹を撫でた。
あの細いお腹の中に、いずれ俺の子供を宿すことになる。
それを考えれば、仕事を頑張る気持ちが湧いてくるというものだ。
「竜くん、今日は、どうする?」
「んー……ゴロゴロ。ちょっと疲れてるからな」
「お疲れさま。いつもありがとね」
「こちらこそ。夕菜が俺の頑張る理由だ」
近頃仕事が忙しかったが、それを乗り越えられたのは夕菜のおかげだ。
夕菜の存在が俺の頑張る理由だし、毎晩そのおっぱいで疲れを取っている。
あの柔らか巨乳に顔を埋めながら眠ると、不思議と疲れが取れるのだ。夕菜に頭を撫でられながら、胸の中で安眠する日々を送っていたから、俺はどんな過酷な労働も乗り越えられたのだろう。
「そっか。今日も、癒やされる?」
「……癒やされる」
「へへ。ご飯食べたら、抱っこしてあげる」
こうして俺は堕落していくのだ。夕菜はなんたる小悪魔であるか。
◇
休日は、堕落する。人間の尊厳なんて捨て去って、夕菜と共に愛を囁き合うのだ。
「ゆう、な……」
「ん、よしよし」
そろそろ肌寒くなる季節だが、夕菜の体温はとても高い。
まだ昼が過ぎたばかりだというのに、食事を終えた俺達は布団の上にいた。
ゴトゴトと洗濯機の回る音がして、それが眠気を誘うよう。
夕菜の優しい手が、眠気をより促進していた。
「竜くん、頑張ってる」
「……夕菜もだろ」
「そう、かな。へへ」
最近は絵を多くの人に認められている夕菜。
やはり夕菜は天才で、世間がほっておかない子なのだ。
「竜くんが、ずっと支えてくれたから、だよ。ありがとね」
そう言って夕菜は、俺を強く抱きしめてきた。
そうすると夕菜の豊満な胸に顔を埋めることになり、少し息がしづらくなる。
でも夕菜の香りが脳にまで届き、とても心地よかった。
「ずっと、一緒に居ような」
「うん。もちろん、だよ。ずっと、一緒」
夕菜は俺には勿体ないぐらいの女だ。その才は世界に羽ばたけるものであり、凡人である俺の横にはいちゃいけない。
だけどそんな夕菜を、俺は俺の横に置く。絶対に離さないし、逃がさない。そういう約束を、すでに交わしているのだ。
「好きだよ、竜くん」
夕菜の体温と、柔らかな胸の感触。その香りに包まれながら、愛を囁かれる。
それが俺達の休日だ。
互いに愛し合い、それをただ伝えるだけの一日。
生産性なんて何もないが、それがとっても幸せだった。
「りゅう、くん……」
「ゆう、な……」
多幸感に包まれながら、俺達は眠りに誘われる。
昨日の疲れを取るように、こうして堕落した幸せな日々を送った。
これからもそれが、続くだろう――
電子書籍もよろしくお願いいたします