※この作品はR-18です。

社会不適合者な幼馴染は体で家賃を払ってくれる【電子書籍化】   作:猫屋敷てん

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時が少し巻き戻ります。


家賃を払うたった一つの方法

 ──数ヶ月前。

 

 二人の関係に性が絡んだのは、同居開始から一週間が経過した頃のことだった。

 

 戸惑っていた生活も落ち着いてきて、色々考える余裕が出てきた頃。

 夕菜は中学の頃。否、小学生の頃から変わらない後ろ姿で、キャンバスの前にいた。

 

「…………」

 

 夕菜はずっと絵を描いていた。その姿と、その絵が竜二郎は大好きで、その景色を壊したくなかった。だから夕菜に何もさせなかったのだろう。

 竜二郎の家にいても、変わることはない。結局夕菜はこれしかできないのだから。

 

「ん……竜くん。どうしたの?」

「へっ? いや、何でもない」

 

 ボーっと夕菜の姿を見ていた竜二郎は、問いかけてくる言葉に慌てて否定する。

 その絵に見とれていたというべきだが、それはあくまで二の次。竜二郎には、もっと見とれているものがあった。

 

「……っ。だめだ。だめだ」

 

 竜二郎の目線の先にあるのは、夕菜の柔らかな谷間。あるいは染み一つない真っ白なお尻だったり、長い髪の隙間から見るうなじだったり。

 夕菜の蠱惑的な体を、ボーっと見つめていた。

 

 夕菜の肉体は非常に魅力的だ。それこそ学生時代は体目当ての告白が多々あったほどに。無論のことその肉体は竜二郎も狂わせる。

 しかし竜二郎は中学の頃から世話をするほど近くにいるのに、性的な関係になったことは一度もない。

 

 同意なき性交は悪だし、性知識もロクにない夕菜の無知に付け込むなど言語道断。まじめな竜二郎は自制し続けた。

 夕菜の世話をする時は、自宅で自慰行為をすることで性欲を抑えるなどの対策を取っていたほどに。

 

「……我慢しろ。俺……」

 

 しかし今はどうだろう。高卒社会人の竜二郎が住むアパートは相応に狭く、同居する夕菜と常に二人。

 一人になるタイミングがない竜二郎は、抜くことができず限界まで溜まっていた。

 

 そんな中、近くに無防備な美少女が一人。胸の谷間が出ていても気にしないし、ちょっと裾がめくれると形の良い尻が視界に飛び込んでくる。

 性欲と理性の狭間で、竜二郎は格闘していた。

 

「竜くん、変だよ。いつもと違う」

「おおっと夕菜、ちょっと待て」

 

 様子のおかしい竜二郎を案じて近づいてくる夕菜。それを慌てて制した。

 

「えっ。私、悪いことした? ご、ごめんね。私馬鹿だから。なにも、知らなくて」

「いや、夕菜は悪くないんだ。これは俺の問題だから」

 

 今夕菜に近づかれては押し倒してレイプすることになりかねない。

 何年。否、十年ほど溜めに溜めた情欲が渦巻いているのだ。

 竜二郎の本能の部分が、今すぐ目の前の雌を押し倒して孕ませろと叫んでいる。これは早急にどうにかせねばならない案件だろう。

 

「あー。夕菜、ちょっと出かける予定とかあったりするか?」

 

 どうにかして一人になって、この性欲を自慰で発散する。そのために夕菜に問いかけてみるが、一気に夕菜の顔は絶望で染まった。

 

「あ、え……そ、そう、だよね。ごめん、ね。私邪魔だよね。ずっと竜くんに甘えて、めいわくかけて。なにも返せない、のに」

「いやいやいや。やっぱなし。大丈夫だから、落ち着いてくれ」

 

 竜二郎の言葉を遠回しの出ていけと受け取った夕菜は、涙を零しながら外に出ようとする。竜二郎はそれを慌てて制して、夕菜の体に触れてしまった。

 

「んっ……痛、い」

 

 夕菜の腕を掴み、その蠱惑的な肉体に思わず襲い掛かりそうになる。

 それをギリギリで踏みとどまり、結果として夕菜の腕を強く掴んでしまった。

 

「あ、ごめん。大丈夫か?」

「うん……竜くん。私、邪魔?」

「そんな事あるわけないだろ? 邪魔だったら中学の頃にとっくに見捨ててる」

 

 中学の頃からこの関係だ。今更邪魔だとか思うはずがない。

 

「でも、様子変だよ。竜くん、優しいから。出てけって、言えないよね」

「そんなことない! 嘘なんてつくわけないだろ!」

 

 夕菜の目を見つめて説得する。だがまじめな話だというのに、竜二郎の体は性欲に正直だった。

 溜まりに溜まったものはそう簡単に制御できるものではなく、夕菜の香りや肉体に下腹部が隆起する。

 そしてちんぽがズボンを突き上げるのに、時間はいらなかった。

 

「…………?」

「あっ……」

 

 股間にできあがったテントに、夕菜の視線が行く。夏ということで薄着であり、隠すこともできなかった。

 しかし夕菜は性知識に疎い。子供はコオノトリが運んでくると思っている節がある。だからどうにか誤魔化せるかと思っていた。

 

「これ、おっきくなってる」

「うおっ!? 夕菜っ」

 

 夕菜の手がズボン越しに亀頭を撫でた。それに対し竜二郎の体はビクっとし、今すぐ押し倒したくなる。

 

「私と、えっちなことしたいの?」

「えっ? いや、その」

 

 性に疎く、純粋な夕菜が言うはずがないセリフ。だが夕菜の瞳に映るのは、安堵だ。

 

「竜くんが望むなら、なんでもするよ? 私の体、気持ち悪いかもしれないけど」

「っそんな事あるわけないだろ!」

「ほんと? じゃあ、しよ」

 

 本当に、夕菜がこんなことを言うとは思わなかった。セっクスのセの字も知らないような子だったのに。竜二郎が困惑していれば、さらに夕菜は口を開く。

 

「私、なにもできない。役立たず。だから、こんなことしかできない」

「……夕菜?」

 

 豊満な肉体へと育っていく夕菜に惑わされたことは何度もあった。しかし夕菜は大切な幼馴染だから我慢してきたのだ。

 

 学生時代、朝の世話をしに行く時も事前に発散することで無防備な夕菜に耐え続けた。

 セックスは愛する男女がするものだ。だが夕菜は竜二郎を愛してはいないだろう。だって夕菜は恋を知らないのだから。さまざまな感情が欠落した夕菜は、恋を知らない。

 竜二郎に向けるものは親愛であり、親や兄弟を好きというのと何ら変わりない。

 

 だから、これは弱みと無知に付け込んだいけない性行為だ。断らないといけない。しかし禁欲を重ねた竜二郎の口はそう易々と開かなかった

 

「がんばる、から。初めてで、よく分からない、けど。がんばる。だから、捨てないでっ……!」

「夕菜……?」

 

  夕菜の顔は、安堵と恐怖に染まっていた。

 

 その顔を見て、竜次郎は初めて気がついた。夕菜が追い詰められていることに。

 夕菜は竜二郎に捨てられたら本当に死ぬしかない。そんな崖っぷちの状況だ。

 しかし夕菜は家事をすることすらできない。故に何も対価を渡せない。

 

 そんな中で竜二郎が見せた反応。夕菜の体に欲情していたのだ。

 夕菜の中に生まれた提示できる唯一の対価。それを自覚すれば、夕菜は安堵した。貰うばかりでなく、(ようや)く返すことができると。

 

 そしてこれを拒否されれば。もう夕菜に差し出せるものは何もない。竜二郎にそのつもりがなくても、いずれ追い出されるという危機感を抱えた上で、何もできない己に自己否定を重ねることになる。

 

「お母さん、言ってた。私、みたいな、役立たず。体しか、取り柄ない」

「夕菜……」

「男の人が、好きな体してる売女だって、言われた」

「そんなことない!」

 

 夕菜ほど純粋で、清い少女はいないだろう。それを売女と罵るなんて、母の吐く言葉ではない。

 だが夕菜の母親がそういう人だというのを、竜二郎は知っている。

 

「そうかな。でもね、竜くんがよろこぶなら嬉しい。私の体、竜くんは好き?」

 

 竜二郎は夕菜の誘いを断れなかった。

 

「んっ。胸、触るの?」

 

 一度タガが外れれば、限界まで溜まった竜二郎にもうブレーキはない。

 思いっきり夕菜に抱き着き、服の上から胸を揉みしだく。夕菜はブラジャーが嫌いでつけたりつけなかったりだが、その日はつけていない日だった。

 柔らかく、張りのある巨乳を思いっきり揉めば天国にいるかのように錯覚する。

 

「私の胸、好き、なの?」

「大好きだ。高校時代から、俺の前で無防備に揺れるたびに何度揉もうと思ったか」

 

 高校時代も竜二郎とずっと一緒にいた夕菜は、今と変わらず無防備だった。

 大きな胸がはずんだり、谷間が見たり。密着してくるたびに何度揉みし抱いてやろうと思ったか。そのたびに鋼の意思で押さえつけてきたのだ。

 

「ふーん。そう、なんだ。言ってくれたら、揉ませて上げたのに」

「なっ」

 

 高校時代の鋼の意思は何だったというのだ。

 何となしに言う夕菜に、過去の行動は無駄だったのかと愕然とした。

 

「他の男はやだけど……竜くんなら、良いよ」

「っなら、いっぱい堪能してやる!」

 

 高校時代の損を取り戻すべく、服の下に手を突っ込んで生乳を直接揉む。

 数多の男を狂わせた魔性の乳。夢にまで見た夕菜の胸に涙すら出てくる。

 

 たぷたぷと揺らしたり、もちもちと柔らかい巨乳を思いっきり堪能する。

 まったくこの巨乳には何度狂わされてきたか、純情な男子高校生を弄びおって。

 そんな怒りを込めながら、きゅっと乳首をつまんだ。

 

「んきゅっ♡♡」

「お? 可愛い声が聞こえたぞ」

「うぅ。なんか、変♡」

 

 軽くつまんだだけで、甘い声が夕菜から漏れる。

 大きな胸の中心に、ちょこんと佇む乳首こそが夕菜の性感帯らしい。そうと分かれば話は早い。

 

「あうっ♡やめっ♡はっ、はぁ♡んん、あっ♡やめて、知らないやつ♡」

「やめて欲しいと言いながら、なんで甘い声だしてんだ?」

「あっ、んん♡知らないっ♡にゃに、これ」

「気持ちよくなってんじゃないのか? 夕菜」

「気持ちい? ひゃんっ……んんぅ♡」

 

 誘惑してきて焦ったが、やはり夕菜は自慰の経験すらないようだ。母から言われた偏った知識しかない。

 夕菜は初めての乳首の快感に、惑わされるように首を振る。だが頬は上気し、声は快楽を享受するように甘くとろけていた。

 

「怖い物じゃないから、ゆだねてみろ」

「ふぅっ、ふぅっ♡ほんと?」

「ああ。本当だ。夕菜は可愛いな」

 

 そう言って、耳を舐める。

 

「ひゃうっ♡」

 

 甘い声と共に、ビクっと夕菜は体を震わせた。

 余りの可愛さに、耳を舐めながら乳首を責め続ける。

 そうすれば、未知の快感に夕菜は嬌声を上げながら体を捩らせた。

 

「んんっ♡はぁ、ふぅ♡なんか、来るっ♡へんなの♡いやだ♡」

「それにゆだねろ。まったく怖くないぞ」

「はぁ、あぅ♡ん、あんっ♡くる。いやっ♡はー、はーっ♡」

「イっちまえ」

 

 夕菜の絶頂を導くように、竜二郎は乳首をピンっとはじいた。

 

「お¨♡♡――いぎゅうぅぅぅ♡♡♡――♡♡っぅ♡はーっ、はーっ♡」

 

 思いっきり体を痙攣させ、快楽に己をゆだねながら竜二郎に全体重をかけてくる。

 大きな波が収まっても、まだ体をビクつかせながら甘い吐息を吐き続けた。

 

「はぁ、はぁ♡ なに、これ」

「どんな気分だ?」

「んっ♡ なんか、ふわふわして、気もちい」

「それが多分、イくってことだ」

「イく?」

「最高に気持ちよくなることだ」

「ふー、ん……」

 

 未知の快楽にまだピンと来ていないようだが、余韻に浸っているところを見るに嫌ではないのだろう。

 夕菜を起こして背後から抱きしめること数分。漸く夕菜の波は引いた様だった。

 

「今度は、竜くんが気持ちよくなる番」

 

 本格的に性行為をするため布団へ移動する。

 そして夕菜は、そう言って竜二郎と向き合った。夕菜の絶頂を見て、竜二郎もチンポはギンギンに勃起している。

 すぐに目の前の雌を犯したいと本能が唸っていた。

 

「セックス、ってやつするんでしょ?」

「そうだな」

「竜くんの、おちんちん。私の中にいれたら、気持ちよくなる?」

「まったく持ってその通り。すまんが、我慢はできないぞ」

 

 今すぐにでも押し倒したい。だが夕菜を思ってギリギリで理性が働いていた。

 

「いいよ。竜くん、気持ちよくなって」

 

 そして、GOのサインが出れば、もう止まることはない。

 

「夕菜っ」

「んっ……」

 

 布団に夕菜を押し倒し、服も下着も全てはぎ取る。

 美しく真っ白な肌と、豊かな乳房。きゅっとくびれたお腹と、その下には無毛の花園があった。

 

「おおっ……」

 

 美しい体と、いやらしくテラテラと濡れたおまんこ。

 一度イったことで、触らずとも分かるほどに濡れていた。そっと触れば、グチョグチョになった膣が物欲しそうにヒクヒクと動いているのが分かる。

 

「んっ。そこに、挿れるの?」

「ああ」

「ほんとに、入るの?」

「赤ちゃんが出てくるんだ。問題ない」

 

 不安そうにする夕菜は、己の秘所を慰めた経験なんてない。

 指すら挿れたことがないならば、不安になるのも無理はない。

 だがたっぷりと濡れているし、問題ないだろう。

 そもそもセックス中の男が、大丈夫以外の言葉を吐くはずがなかった。

 

「ん、指。入ってくる」

「どうだ?」

「分からない。でもっ、ん♡ 心地いいかも」

 

 少しほぐせば、指一本ぐらいなら夕菜の膣はくわえこめた。

 ゆっくりと指を動かせば、もどかしそうに体を捩る。だが痛がる様子もなく、未知の感覚に戸惑っている様だった。

 

「ほぐれている、かな」

「ん。竜くんの、好きにして良いよ」

 

 まだ挿入は怖い。処女の夕菜に、いくらグチョグチョだからと言って挿れるのは早いかもしれない。

 だがもう竜二郎は止まれる気がしない。ここまでやって男が止まれたら、この世から性犯罪は消滅しているだろう。

 残っているのは、ギリギリコンドームをつける理性だけだ

 

「夕菜……」

「うぅ……大丈夫、だよ」

 

 不安に揺れる夕菜の瞳を見つめながら、竜二郎はゆっくりとおまんこに挿入した。

 処女の夕菜の膣はとても狭く、少し挿れただけで追い出そうと抵抗する。だが夕菜の顔には痛がるようすはなく、不思議な感覚に戸惑う様子だ。

 そんな夕菜の反応を見ながら竜二郎はゆっくりと進む。

 

「はぁ、はぁ。んっ」

「大丈夫か夕菜?」

「……変な、感じ。あんま、痛く、ない」

 

 ゆっくりと、だが確実に前に進んでいるが、夕菜に痛がる様子はなかった。

 先ほど乳首だけで絶頂したのを見るに、夕菜は性行為の才能があるのかもしれない。そう思っていると、コツンと大きな抵抗があった。

 

「夕菜、この後ちょっと痛い思いするかも知ん」

「ん。大丈夫、だよ」

 

 竜二郎の亀頭は、夕菜の処女膜と密着していた。

 これより先に行けば、夕菜は破瓜の痛みを感じるだろう。

 夕菜を見つめれば、不安げでありながら覚悟を決めた瞳をしていた。

 

「夕菜っ」

「ん……」

 

 夕菜を抱きしめ、ゆっくりと挿入する。

 そして一気に、処女を食い破った。

 

「うぅっ――っ……!!」

「夕菜、大丈夫か?」

「はぁ、はぁ。っだい、じょぶ」

 

 痛みを感じながらも、夕菜は懸命に笑った。

 息を荒げて、顔を歪ませる。それでも決して弱音を吐かず、竜二郎の腕を握り続けた。

 竜二郎は夕菜を抱きしめながら、痛みが引くのを待つ。痛いほど腕を握っていた夕菜も、時が経てば次第にリラックスしてきた。

 

「ん。竜くん、動いて、いいよ」

「大丈夫か?」

「うん。だい、じょうぶ」

 

 痛みは大分引いたようで、だがまだぎこちなさが残る。しかし竜二郎も、もう止まれなかった。

 

「夕菜、先に謝っとくけど、あんま余裕ないかも」

「ん……?」

「夕菜の中、ヤバイ」

 

 己の手で慰めていたのは何だったのだというほどの快楽がそこにはあった。

 ヒダヒダが懸命に絡みつき、膣はキュウキュウと締め上げる。それでいてたっぷりと濡れていて、痛みはなく気持ちい締め付けがあるのみ。

 

 ただ挿れているだけで気持ちよかった。処女喪失した直後でこれとは、もし慣れてくればどれほどの名器となるだろう。

 天は夕菜に二物を与えたのだろう。絵の才と、エッチの才だ。

 

「夕菜っ──」

「ん、竜くん、きもちい?」

「ああ。最高だ!」

 

 何度も腰を打ち付ける。キツキツの名器おまんこは竜二郎から精液を搾り取るための形だ。

 雄に種をねだるように、夕菜のおまんこは貪欲だった。この容姿にこの体。そしてこの名器。どこの風俗を探してもいるはずがない極上の女。

 そんな夕菜を独り占めにできる快感は、竜二郎の余裕を奪っていく。

 これが家賃というならば、間違いなく貰いすぎだ。

 

「はぁ、はぁ。んっ……♡」

 

 徐々に、夕菜の吐息の中に甘い声が混じってくる。苦しそうな顔から、快楽を感じるように頬を染めた。

 

「なんか、ふわふわする」

「痛くないか?」

「うん。きも、ちい♡」

 

 夕菜はぎゅっと竜二郎の体に手を回し、離すまいとする。それに竜二郎も同じ熱量で返した。

 全身で夕菜に密着しながら、互いの吐息を感じながら、二人は快楽に身を委ねた。

 

「あっ♡んぅ♡おっ、ぐぅ♡」

「夕菜……」

 

 夕菜が愛おしくてしかたがない。やはり竜二郎は、今も昔も夕菜の虜だ。

 そうでなければ何年も世話をしているはずがなかった。

 

「出すぞ、夕菜!」

「はぁはぁ♡良いよ♡きもちいの、いっぱいだそ♡」

「夕菜っ──」

「ああっ♡♡」

 

 ──ドビュっ、ビュルルルルルルル♡♡♡

 

 卵子を求めた精子達が、大量に放たれる音が聞こえた気がした。

 過去一気持ちよく、大量の精液がゴムの中にあふれ出る。避妊していなかったら一発で孕んでいただろう。

 

「はぁ、はぁ♡ お腹、熱い。ぽかぽかする……♡」

 

 夕菜は快楽で体をビクビクと震わせながら、己の腹を撫でそこに入っているちんぽを我が子のように慈しむ。

 気持ちよく射精してくれたことに、感謝の念を送っているようだ。

 

「あ、抜いちゃう」

「ああ。凄い、気持ちよかった」

「へへ。よかった」

 

 ゆっくりと引き抜かれていくちんぽを、悲しげな顔をしながら見送る夕菜。

 ずるっと音を立ててちんぽを引き抜けば、ヒクヒクと気持ちよさそうに夕菜のおまんこは痙攣していた。

 ゴムの中には大量の精液が入っており、破れなかったことが奇跡だとすら思う。そのゴムを縛り、布団の中で抱き合いながら二人は視線を交わした。

 

「きもち、良かった?」

「ああ。最高だ。夕菜は、大丈夫だったか?」

「うん。なんか、きもちくて。ふわふわして。心が、ぽかぽかする。感じ」

 

 頬を赤く染めながら、とろけたような表情で夕菜はそう言う。だが自慰すらしたことのない夕菜の初めてのセックスだ。その体には大きな負担がかかっているだろう。

 竜二郎としてはまだまだできるが、夕菜を案じてここで切り上げる。

 

「そうか。……夕菜」

 

 夕菜の巨乳が胸板でつぶされ、全身が隙間なく密着するほど抱き合った。それは愛し合う男女のようだ。

 このままキスをして、愛を伝えたい。

 竜二郎はそう思う。

 

 しかし性知識のない夕菜にとって、キスはとても大切なものだ。

 高校時代には、キスをすれば子供ができると思っていたほど純情な夕菜。そんな夕菜にキスをねだるのは、告白をしてるも同然だ。

 

「……っ」

 

 だから竜二郎は、己の願いを心に押し込めて、よしよしと夕菜の頭を撫でた。

 

「んぅ……えへへ。竜くん……」

 

 モゾモゾと移動し、竜二郎の胸にスッポリはまって猫のように甘えてくる夕菜。その愛おしさに、彼女への愛が止まらない。

 

「ねえ竜くん。次は、どうやって使う? 竜くんの言うとおりに、するよ」

「……そうだな」

 

 夕菜はとても嬉しそうにそう言うが、本来家賃のために大切な幼馴染の体を貪るなど竜二郎にとってなしだ。

 彼女の無知と弱味に漬け込んだこの行為は、間違ったことだと竜二郎は断言する。

 

 しかし、この蠱惑的な肉体を一度味わえば、男という性が逃してくれない。

 竜二郎の脳裏には、夕菜と次はどんなセックスをしようという邪な思考しかなかった。

 

「私の体、好きにしていいよ。今まで、たくさん、お世話になった。だから、お礼しないと」

 

 柔らかな胸を押しつけて、甘い声音で囁いてくる夕菜の言葉をはね除けるなんてできるはずがなかった。

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