「保護者面談? もう秋だよ」
場所はリビング。対面に柚子と真由美が座り、話があると言われた時は……あの時の、真由美の涙が脳裏をよぎったが、どうも用件は全く違うもののようだ。
「……わたし個人は面談したけど。保護者とっていうのは、なくて。だから先生が、三者面談しなさいって」
あのインポ野郎、面談に参加しなかったのか……こんなに可愛い娘さんなのに。
「担任の先生、すごく良い人で、いつも気にかけてくれるの。家のこと、理解してくれて……困ったことがあったら、いつでも力になるって。優しくて、大好きな先生なの。だから、面談には参加してほしい」
「……ふうん」
「えへへ♡ 女性の先生だよ。怒ったの?♡ ごめんね♡」
「っ!? お前、からかうなよ……」
……でも正直、安心した。今の話で男だったら、イライラが止まらない。
「あゆあゆに来てほしくて。お願い」
「まあ、話はわかった……って、あゆあゆって誰」
「歩さんのあだ名」
うぐぅ。とか言いそうなあだ名だね。まあ、いいけど。
柚子が笑い声を上げた。
「那奈に対抗しようとしているんだよ。近い年のライバルが現役モデルで、嫉妬して、焦ってんだ」
「むむ。ママ、余計なこと言わないで……」
「おっ。わりぃ、わりぃ」
真由美だってすごく可愛いけどね。おっぱいデカいし。
「……じゃあ、僕は真由美をなんて呼べばいいの」
「まーちゃん」
「じゃあ、まーちゃん」
「あゆあゆ♡ えへへ」
「なんで僕に面談を頼むの? 保護者……って立ち位置でもないと思うけど」
普通に柚子がいいんじゃないのか。
「ダメ?」
真由美が小首を傾げる。僕は困ったので、柚子に視線を向けた。
「柚子」
「あたし具合悪くて」(クソ棒読み)
そのデカいケツ蹴り飛ばすぞ。
「つーか、まーちゃんは進路どうするの? 履歴書のあれで知ったんだけどさ、まあ、普通って感じの高校だと思うんだけど」
「お嫁さん♡」
そのデカいおっぱいビンタするぞ。
「真面目に答えて」
「え……真面目、だよ」
「あのね。社会は厳しいところなの、十八歳。高卒は基本、進学か就職の二択だから。そして現代は男女平等社会進出。OK? で、どっち?」
「むううっ」
「むうう、じゃない」
たく、しっかりしていると思いきや、こういうところはまだ若いのか……。完全に油断していた。
「てか、いくらなんでも学校側に「お嫁さん♡」って舐めた進路表提出しているわけじゃないでしょ。進路表はなんて書いたの?」
「就職……でも、職種とかは正直、なにも決めてなくて……」
「やりたいこととか、ないの? 今やっていることでもいいけど」
「お嫁さん……」
「しつこい。あと、それはもうなったでしょ」
「あゆあゆ……♡」
「でも、それと進路は全く別の話だから」
「がううっ」
「がうう、じゃない」
「……やりたいことは、ない。でも、早く社会には出たい。進学はしたくない」
「そうなの?」
「うん。那奈や、みんなみたいに自立したい。同じ社会人になりたいの」
ちゃんとしっかりとした考えがあるじゃないか。なんだったんだ、あの「お嫁さん♡」のくだりは。心配したぞ、普通に。
「……ん。それで後悔がないのなら、いいんじゃない? ねえ、柚子」
柚子はこくりと頷く。特にこだわりはないようだ。三者面談はスムーズにいきそうである。
……この時は、そんな風に高をくくっていた。
★
夕方。学校の駐車場に車を停め、校舎を歩いた。終盤だろうが、部活動をしている生徒の姿が目に映る。しかし不思議なもので、何人かの生徒がちらちらと僕の方を見ていた。時期外れだから、怪しまれているのかもしれないが……それにしたって、視線が多い。しかも、なんというか……長く、ジロジロと見られている。男子生徒、女子生徒問わない。そしてなにやら、ひそひそと話をしている。「あれが……例の……」「赤ちゃん……悪い男……」「なんであんな奴に……」話している内容は、よく聞こえない。なんだろう?
「――あゆあゆ! こっち!」
まーちゃんが昇降口から、手を振っている。教室を案内してくれるらしい。
「よう」
「えへへ♡ いこうっ♡」
「いやいや、腕組むなよ……」
心なしか、浴びる視線が増えた。勘弁して……。
★
担任は随分と若い、女性の教員であった。小柄で細身。童顔であったが、僕と年が近いように見える。でもたしかに優しく真面目そうな話し方で、好感が持てた。まーちゃんが心開くのも納得だ。
面談は淡々と進み、学校でのまーちゃんのことを聞けたりした。ここ最近、積極さを増して外交的になり、明るくなったような印象なのだという。「父の元を離れたと聞きましたが……母と暮らすようになって、どうですか?」そんなようなことを逆に聞かれたりもして、まあ無難に答えていった。やっぱ柚子が来た方が良かったんじゃないだろうか。
「実は今回、あなたをここへ来るようお願いしたのは、私です」
突然、そんなことを言い出した。
「え? えっと……はい」
「どうしても確かめたかったんです。真由美ちゃんは純粋で、良い子なので」
……話が見えないぞ。てか、そもそも僕をどんな存在だと思っているんだ?
「一つお伝えしたいことがあります」
「なんですか?」
そして担任は、こほん、と咳払いした後……何故か、少し頬を赤らめて、重い口を開いた。
「その……在学中の妊娠は、控えていただけますか?」
★
面談が終わり、廊下へ出るなり、まーちゃんをつねった。
「んあっ♡ おっぱい、つねらないで♡ しかも乳首♡」
何回も見たし、何回も触ったからすぐに場所がわかる。そして言いたいことがある。
「まーちゃん。先生とかこの学校の生徒に、僕をなんて言って紹介しているんだ?」
「携帯で写真見せて「わたし、この人の赤ちゃんを産みたい♡」って言った」
「お前、ストレートすぎるだろ!? よく問題にならないな……」
「大丈夫、十八歳。結婚も出来る」
「まあ、法律はね……」
……頭痛くなってきた。
点と点が繋がる。生徒達が僕をじーっと見ていたのは、こんな紹介をされていたからだ。そりゃ、変な目で見られるよ……。
これは一回、お説教だね。
「けどね。ちょっと複雑な家庭の女子生徒が、いきなりそんな発言したら、周りの人は「あの子、悪い人に騙されてない? え? 洗脳?」ってなっちゃうよ。少なくとも「わぁ♡ おめでとう♡」とはならないから」
「むう。だって、しょうがなかったの……」
「なにがしょうがないんだよ!?」
「あゆあゆも悪い!」
「いやいや、なんで!?」
「勢いで言っちゃったの……」
「勢い!? 付き合っているとか、一緒に住んでいる、とかならわかるけど」
「おあずけ、されていた時だったから……ムラムラ、しちゃって……あゆあゆ、いじわるだから……」
おあずけマンコの時期か。僕のせいだっていうのか。……わかったよ。
「わかった、わかった。僕が悪かったよ、ごめんね。ちょっとびっくりしちゃったんだ。まさかそんなこと言っているとは、思わなかったから」
正直に言うと、恥ずかしいだけで、嫌じゃないからね。むしろ……。うん。興奮する。
あとまーちゃんが学校で孤立しているとか、そういうわけでもないみたいだから。あんまり言わないでおくか。
「えへへ♡ そんなことより、あゆあゆ。お願いが、二つあるの」
「二つ? どうしたの」
「一つは……」
まーちゃんは、僕の腕に抱きついて来た。
「エッチな、お願い♡」
★
まーちゃんに連れて来られたのは、体育館の倉庫であった。
「えへへ。この時間ならもう、誰もいないから……♡」
「……その鍵はどこから持ってきた?」
「ちょっと借りてきた」
まーちゃんは扉を閉め、鍵を閉めた。
その服装は制服……ではない。しっかりと着替えている。体操服姿だ。爆乳でこれでもかと押し上げられている、白い半袖のシャツ。股のラインと大きなお尻を包みこむブルマ。そこからすらりと伸びる健康的な足。まーちゃんは小首を傾げて、片目を隠す前髪を微かに揺らした。
「どう?」
「エロいね」
「むう。可愛いって言ってほしかった」
「……いや、エロいよ。こんなの思春期に見たら、勃起しちゃうよ」
爆乳娘にブルマの体操服姿は反則である。それは動きやすい恰好じゃなくて、ただのエロい恰好である。
「気持ち良いこと、したくなる?」
「そりゃ、もちろん。しかも好きな女の子なんだから」
「ん♡ 甘えていい?♡」
「もちろん」
「いただきます♡」
まーちゃんは僕の胸に飛び込んできた。マットの上に押し倒される形になる。
「んっ、くちゅ♡ ちゅうっ♡」
ディープキスを交わしながら、僕はまーちゃんのお尻を撫でた。ブルマがはち切れるんじゃないかと思うくらい、ぴっちぴちに包まれたそこは、魅惑的なまん丸を描いている。しかもブルマ特有の、スベスベとした手触り。お尻をぎゅっと掴み、揉む。ハリがあって弾力的で、とても揉み応えがあった。
「んんっ♡ ブルマ、興奮する?♡」
「そうだね。いやらしいよ」
「脱がないまま、エッチがいい?」
「うん」
「ちょっと、待って。今、ずらすから……」
僕のズボンを降ろして、ペニスを出したあと。まーちゃんはブルマの股の部分をパンツと一緒にずらし、濡れたおマンコを出した。そして僕の硬いペニスを掴み、中へと導く。ゆっくりと腰を降ろし、ズプッ♡ といやらしく繋がり合った。
「ふぁ♡ あぁぁぁ♡ 最近、いっぱいエッチしているから、あゆあゆの、もっと大きくなっている……♡」
「っ! まーちゃんの中も、気持ち良くなっているよ」
「んぅん♡ 嬉しい♡」
まーちゃんが腰を動き出す。ピッチピチに締まる中が、上下してペニスを絞った。
「はぁ、あぁ♡ んんっ、これ、すごいっ♡ 奥っ、あつぅい♡」
体操服の下で爆乳がゆっさゆっさと、大きく揺れた。ずらしたブルマの中へ、ペニスが吸いこまれていくかのような、エッチな絵面だ。
「ああっ♡ ああん♡ あゆあゆ、わたし、溶けちゃい、そう♡」
僕はもっとデカケツを見たくなって、まーちゃんをバックの体勢にした。跳び箱に両手をついて、大きなケツを包み込むブルマをこちらへ突き出す。両手でそれを強く揉みながら、後ろからペニスを突き上げた。
グチュ♡ ヅチュ♡ ズボッ♡
「はぁ♡ はっ♡ ア゛ア゛ア゛♡ 奥、おチンポ、ちょうだい♡ んっ、あああっ♡」
まーちゃんが快楽に震えて、さらに足を開く。ブルマに包まれたむっちりのお尻が、ぶつかり合うたびに波打つ。
パンパン♡ ヌチャ♡ クポォ♡
「あゆあゆ♡ ちゅーしたい♡ ラブラブしたい♡」
跳び箱に使われる、ジャンプ台の上にまーちゃんを乗せる。正常位で股を開かせて、中をペニスでこじ開ける。ゾクゾク♡ とまーちゃんの体が震えた。
グチュグチャ♡ グッ♡ ズンズン♡
「あっ♡ んあっ♡ きてっ♡」
まーちゃんが両腕を伸ばす。僕は体を倒し、ぎゅっと抱きしめられた。チュ♡ クチャ♡ とディープキスを交わしながら、腰を大きく振った。
ジャンプ台だから、ベッドよりも大きく音が鳴る。がこんっ♡ ごっ♡ ごとっ♡ と激しい物音であった。
しかもバネがあるから、まーちゃんを突き上げるたびに、互いの体が少し浮き上がる。がこんっ♡ パンっ♡ 僕達はそうやって体を跳ねあがらせながら、無我夢中で腰振りをした。
「ん、ぱっ♡ ん゛っ゛♡ あ゛あ゛あ゛っ♡ あゆあゆ、はげしいっ、ン゛ン゛ッ~~♡」
体操服を乱暴に掴み、おっぱいが見えるところまでたくし上げた。ノーブラで、プルンプルンな肌色とピンク色の乳首が姿を現した。下が大きく跳ねるから、その衝撃でいつもより爆乳が、跳ねるように大きく揺れる。
「お゛お゛っ♡ お゛お゛お゛お゛ッ゛♡ お゛お゛~~ッ゛♡」
「まーちゃん、まーちゃん!」
「あ゛っ、あゆあゆ、一緒に、イ゛ケ゛そう♡ 中、ください♡ ラブラブ精液、生マンコの中にぃ、ください♡」
「あ゛っ゛、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
パンパンパンパンパンパァン♡♡♡
「イ゛グぅ゛~~~~~♡」
最後に大きな一突きをして、互いの体が跳ね踊りながら、中出しをする。僕はまーちゃんのとろけるように柔らかいおっぱいへ顔を埋めた。まーちゃんはぎゅっと両腕で僕の頭を抱きしめてくれ、その体勢のまま長い射精を受け止める。違う場所で、違う恰好をするだけで、普段とは違うセックスになる……ブルマ姿のまーちゃんはとてつもなくエロかった。
「はぁ、あぁ♡ 出たね、あゆあゆ♡ 現役のブルマ姿に、おっぱいに顔埋めながら、生中出し♡ いけないんだ♡」
ニコニコするまーちゃんの髪を優しく撫でた。嬉しそうに目を細めてくれる。
「じゃあ最後にパイズリで、その現役ブルマと体操服、グショグショに汚させて」
「えっち♡」
僕はまーちゃんの上に跨り、そのまま爆乳の谷間に勃起チンポを入れた。
「っ、ぁああ、柔らかい……!」
「んんっ♡ このまま、動く……?♡」
「うん。腕、支えていて」
「んっ♡」
まーちゃんが両腕でおっぱいをぎゅっとして、僕が腰振りをした。むにゅ、ぱちゅん♡ と爆乳が揺れ動き、谷間をペニスがいやらしく出入りする。
「はぁ、あああ、まーちゃん」
がたんっ、がたんっ♡ と、ここでもジャンプ台は大きく音を鳴らす。
「んっ、あっ♡ あゆあゆ♡」
腰振りのスピードを上げる。谷間の奥へ、ペニスを擦りつける。
ガタガタガタガタ♡
「出すよ、出すよ、まーちゃん!」
「出して、汚して、わたしのこと、汚して♡ 赤ちゃんの元、服にも、体にも、全部かけて♡」
ドピュウウウウウ♡
まーちゃんの体へ、体操服へ、そしてブルマへと精液をぶっかける。綺麗な現役体操服はあっという間に白濁とした僕の体液に濡れ、汚されていった。そして射精の勢いは凄まじく、まーちゃんの顔にまで飛び散っている。
「ふぁぁ♡ えへへ、相変わらずすごい勢い♡ ごちそうさま♡」
まーちゃんはウインクをして、僕にそんなお礼を言った。
★
二つ目のお願いとは、ゲームセンターに寄ることであった。まあつまり、デートである。
「あゆあゆ、こっちこっち」
腕をぎゅっと組んでくる。
……そもそも制服姿だということと、可愛いルックスととびきりの爆乳のせいで、目立ってしょうがない。人足が多いから、かなりの視線に晒された。
「これ、とって」
「……あんまり得意じゃないぞ、こういうの」
猫のぬいぐるみが景品のUFOキャッチャーであった。まーちゃんが「いいから、いいから」と言ってきて、仕方なくチャレンジする。ちなみにがっちり腕に抱きつかれたまま。動きづらい。そして目立つ。通りすがりの男が、ちらりと胸の方を見ていた。腕に押しつけられているから、ムニュっとしていていやらしい。まあでも、見るよね。この大きさは。
十回目くらいのチャレンジで、ようやくぬいぐるみがとれる。
「えへへ♡ ありがとう」
「んー」
猫のぬいぐるみを、嬉しそうに抱きかかえて。
……まーちゃんは、唐突に涙を流した。
あの時と同じ。悲し気な、涙だ。
「あうっ……ごめん」
「前も泣いていたよね。なにかあった?」
あえてこの話題には触れなかったのだが……。
首を横に振る。涙がはらり、と床へ落ちた。
「……壊れちゃうのかな。家族って、一緒にいられないものだから。前みたいに、バラバラになっちゃうのかなって。あの時だって、昔は優しかった。でも、きっと、わたしのせいで、全部、全部……」
まーちゃんの涙が、止まらない。
……あのインポ野郎との日々は、確実にまーちゃんの心を深く傷つけていたのだ。壊れていく家庭でも、なんとかして取り戻そうとして。だけど、それを拒絶されて。インポ野郎からは毎日八つ当たりされ、大声を出され、最後には暴力を振るった。
トラウマになっているのだ。また、家族に拒絶されるんじゃないか。また、家族は離れ離れになるんじゃないか。優しさは、いつか壊れるんじゃないかって。
「いつも、いつも、怒らせてばかりだったから。あゆあゆとも、ママとも、そうなるんじゃないかって。那奈や、雪菜さんみたいに、立派で、綺麗で、愛される人になれないんじゃないかって。本当は不安で、怖いの……でも、誰にも言えない……どうしたらいいか、わからない……」
雪菜も、柚子も、なっちゃんも、共通しているのは一度家庭崩壊を経験していることだ。ただ……まーちゃんだけは、一つ違うところがある。
自立していないのだ。そのせいで、まーちゃんは誰かに助けてもらわないといけない。まだ十八歳の学生なんだ。当たり前である。そしてその境遇だと、家庭崩壊に対しての印象が大きく異なる。
自立していれば、最悪自分の足で立てる。なんとかなる。だけど、そうじゃなかったら、自分の足で立つことは出来ないのだ。どこまでいっても、なにかに縋らないといけない。家庭崩壊のダメージが、直接やってくる。逃げることも、立ち向かうことも出来ない。そしてその状態は、人の精神を大きく蝕み、脆くさせる。まーちゃんはそういう状況に追い込まれていたのだ。
「まーちゃん。今の家族は、これから君と作る家族は壊れたりしない。幸せにする」
「あゆあゆ……」
「その涙が、嬉し涙に変えられるように頑張るさ」
「ずっと、ずっと一緒? 嫌になったりしない?」
「もちろん。乳首の位置も一瞬でわかる間柄なんだから、離れたりしないよ」
「あゆあゆのエッチ♡」
騒がしいゲームセンターの中。
たくさんの人目に晒されているけど、関係ない。僕達はキスをした。
それは結婚式で行われるような、永遠の愛を誓うような……優しい、口づけだった。