※この作品はR-18です。

ムニュ♡ 二人の爆乳人妻と母乳セックス♡   作:音有五角

10 / 17
第十章「誓いのキス」

「保護者面談? もう秋だよ」

 

 場所はリビング。対面に柚子と真由美が座り、話があると言われた時は……あの時の、真由美の涙が脳裏をよぎったが、どうも用件は全く違うもののようだ。

 

「……わたし個人は面談したけど。保護者とっていうのは、なくて。だから先生が、三者面談しなさいって」

 

 あのインポ野郎、面談に参加しなかったのか……こんなに可愛い娘さんなのに。

 

「担任の先生、すごく良い人で、いつも気にかけてくれるの。家のこと、理解してくれて……困ったことがあったら、いつでも力になるって。優しくて、大好きな先生なの。だから、面談には参加してほしい」

「……ふうん」

「えへへ♡ 女性の先生だよ。怒ったの?♡ ごめんね♡」

「っ!? お前、からかうなよ……」

 

 ……でも正直、安心した。今の話で男だったら、イライラが止まらない。

 

「あゆあゆに来てほしくて。お願い」

「まあ、話はわかった……って、あゆあゆって誰」

「歩さんのあだ名」

 

 うぐぅ。とか言いそうなあだ名だね。まあ、いいけど。

 

 柚子が笑い声を上げた。

 

「那奈に対抗しようとしているんだよ。近い年のライバルが現役モデルで、嫉妬して、焦ってんだ」

「むむ。ママ、余計なこと言わないで……」

「おっ。わりぃ、わりぃ」

 

 真由美だってすごく可愛いけどね。おっぱいデカいし。

 

「……じゃあ、僕は真由美をなんて呼べばいいの」

「まーちゃん」

「じゃあ、まーちゃん」

「あゆあゆ♡ えへへ」

「なんで僕に面談を頼むの? 保護者……って立ち位置でもないと思うけど」

 

 普通に柚子がいいんじゃないのか。

 

「ダメ?」

 

 真由美が小首を傾げる。僕は困ったので、柚子に視線を向けた。

 

「柚子」

「あたし具合悪くて」(クソ棒読み)

 

 そのデカいケツ蹴り飛ばすぞ。

 

「つーか、まーちゃんは進路どうするの? 履歴書のあれで知ったんだけどさ、まあ、普通って感じの高校だと思うんだけど」

「お嫁さん♡」

 

 そのデカいおっぱいビンタするぞ。

 

「真面目に答えて」

「え……真面目、だよ」

「あのね。社会は厳しいところなの、十八歳。高卒は基本、進学か就職の二択だから。そして現代は男女平等社会進出。OK? で、どっち?」

「むううっ」

「むうう、じゃない」

 

 たく、しっかりしていると思いきや、こういうところはまだ若いのか……。完全に油断していた。

 

「てか、いくらなんでも学校側に「お嫁さん♡」って舐めた進路表提出しているわけじゃないでしょ。進路表はなんて書いたの?」

「就職……でも、職種とかは正直、なにも決めてなくて……」

「やりたいこととか、ないの? 今やっていることでもいいけど」

「お嫁さん……」

「しつこい。あと、それはもうなったでしょ」

「あゆあゆ……♡」

「でも、それと進路は全く別の話だから」

「がううっ」

「がうう、じゃない」

「……やりたいことは、ない。でも、早く社会には出たい。進学はしたくない」

「そうなの?」

「うん。那奈や、みんなみたいに自立したい。同じ社会人になりたいの」

 

 ちゃんとしっかりとした考えがあるじゃないか。なんだったんだ、あの「お嫁さん♡」のくだりは。心配したぞ、普通に。

 

「……ん。それで後悔がないのなら、いいんじゃない? ねえ、柚子」

 

 柚子はこくりと頷く。特にこだわりはないようだ。三者面談はスムーズにいきそうである。

 

 ……この時は、そんな風に高をくくっていた。

 

 

★

 

 

 夕方。学校の駐車場に車を停め、校舎を歩いた。終盤だろうが、部活動をしている生徒の姿が目に映る。しかし不思議なもので、何人かの生徒がちらちらと僕の方を見ていた。時期外れだから、怪しまれているのかもしれないが……それにしたって、視線が多い。しかも、なんというか……長く、ジロジロと見られている。男子生徒、女子生徒問わない。そしてなにやら、ひそひそと話をしている。「あれが……例の……」「赤ちゃん……悪い男……」「なんであんな奴に……」話している内容は、よく聞こえない。なんだろう?

 

「――あゆあゆ! こっち!」

 

 まーちゃんが昇降口から、手を振っている。教室を案内してくれるらしい。

 

「よう」

「えへへ♡ いこうっ♡」

「いやいや、腕組むなよ……」

 

 心なしか、浴びる視線が増えた。勘弁して……。

 

 

★

 

 

 担任は随分と若い、女性の教員であった。小柄で細身。童顔であったが、僕と年が近いように見える。でもたしかに優しく真面目そうな話し方で、好感が持てた。まーちゃんが心開くのも納得だ。

 

 面談は淡々と進み、学校でのまーちゃんのことを聞けたりした。ここ最近、積極さを増して外交的になり、明るくなったような印象なのだという。「父の元を離れたと聞きましたが……母と暮らすようになって、どうですか?」そんなようなことを逆に聞かれたりもして、まあ無難に答えていった。やっぱ柚子が来た方が良かったんじゃないだろうか。

 

「実は今回、あなたをここへ来るようお願いしたのは、私です」

 

 突然、そんなことを言い出した。

 

「え? えっと……はい」

「どうしても確かめたかったんです。真由美ちゃんは純粋で、良い子なので」

 

 ……話が見えないぞ。てか、そもそも僕をどんな存在だと思っているんだ?

 

「一つお伝えしたいことがあります」

「なんですか?」

 

 そして担任は、こほん、と咳払いした後……何故か、少し頬を赤らめて、重い口を開いた。

 

「その……在学中の妊娠は、控えていただけますか?」

 

 

★

 

 

 面談が終わり、廊下へ出るなり、まーちゃんをつねった。

 

「んあっ♡ おっぱい、つねらないで♡ しかも乳首♡」

 

 何回も見たし、何回も触ったからすぐに場所がわかる。そして言いたいことがある。

 

「まーちゃん。先生とかこの学校の生徒に、僕をなんて言って紹介しているんだ?」

「携帯で写真見せて「わたし、この人の赤ちゃんを産みたい♡」って言った」

「お前、ストレートすぎるだろ!? よく問題にならないな……」

「大丈夫、十八歳。結婚も出来る」

「まあ、法律はね……」

 

 ……頭痛くなってきた。

 

 点と点が繋がる。生徒達が僕をじーっと見ていたのは、こんな紹介をされていたからだ。そりゃ、変な目で見られるよ……。

 

 これは一回、お説教だね。

 

「けどね。ちょっと複雑な家庭の女子生徒が、いきなりそんな発言したら、周りの人は「あの子、悪い人に騙されてない? え? 洗脳?」ってなっちゃうよ。少なくとも「わぁ♡ おめでとう♡」とはならないから」

「むう。だって、しょうがなかったの……」

「なにがしょうがないんだよ!?」

「あゆあゆも悪い!」

「いやいや、なんで!?」

「勢いで言っちゃったの……」

「勢い!? 付き合っているとか、一緒に住んでいる、とかならわかるけど」

「おあずけ、されていた時だったから……ムラムラ、しちゃって……あゆあゆ、いじわるだから……」

 

 おあずけマンコの時期か。僕のせいだっていうのか。……わかったよ。

 

「わかった、わかった。僕が悪かったよ、ごめんね。ちょっとびっくりしちゃったんだ。まさかそんなこと言っているとは、思わなかったから」

 

 正直に言うと、恥ずかしいだけで、嫌じゃないからね。むしろ……。うん。興奮する。

 

 あとまーちゃんが学校で孤立しているとか、そういうわけでもないみたいだから。あんまり言わないでおくか。

 

「えへへ♡ そんなことより、あゆあゆ。お願いが、二つあるの」

「二つ? どうしたの」

「一つは……」

 

 まーちゃんは、僕の腕に抱きついて来た。

 

「エッチな、お願い♡」

 

 

★

 

 

 まーちゃんに連れて来られたのは、体育館の倉庫であった。

 

「えへへ。この時間ならもう、誰もいないから……♡」

「……その鍵はどこから持ってきた?」

「ちょっと借りてきた」

 

 まーちゃんは扉を閉め、鍵を閉めた。

 

 その服装は制服……ではない。しっかりと着替えている。体操服姿だ。爆乳でこれでもかと押し上げられている、白い半袖のシャツ。股のラインと大きなお尻を包みこむブルマ。そこからすらりと伸びる健康的な足。まーちゃんは小首を傾げて、片目を隠す前髪を微かに揺らした。

 

「どう?」

「エロいね」

「むう。可愛いって言ってほしかった」

「……いや、エロいよ。こんなの思春期に見たら、勃起しちゃうよ」

 

 爆乳娘にブルマの体操服姿は反則である。それは動きやすい恰好じゃなくて、ただのエロい恰好である。

 

「気持ち良いこと、したくなる?」

「そりゃ、もちろん。しかも好きな女の子なんだから」

「ん♡ 甘えていい?♡」

「もちろん」

「いただきます♡」

 

 まーちゃんは僕の胸に飛び込んできた。マットの上に押し倒される形になる。

 

「んっ、くちゅ♡ ちゅうっ♡」

 

 ディープキスを交わしながら、僕はまーちゃんのお尻を撫でた。ブルマがはち切れるんじゃないかと思うくらい、ぴっちぴちに包まれたそこは、魅惑的なまん丸を描いている。しかもブルマ特有の、スベスベとした手触り。お尻をぎゅっと掴み、揉む。ハリがあって弾力的で、とても揉み応えがあった。

 

「んんっ♡ ブルマ、興奮する?♡」

「そうだね。いやらしいよ」

「脱がないまま、エッチがいい?」

「うん」

「ちょっと、待って。今、ずらすから……」

 

 僕のズボンを降ろして、ペニスを出したあと。まーちゃんはブルマの股の部分をパンツと一緒にずらし、濡れたおマンコを出した。そして僕の硬いペニスを掴み、中へと導く。ゆっくりと腰を降ろし、ズプッ♡ といやらしく繋がり合った。

 

「ふぁ♡ あぁぁぁ♡ 最近、いっぱいエッチしているから、あゆあゆの、もっと大きくなっている……♡」

「っ! まーちゃんの中も、気持ち良くなっているよ」

「んぅん♡ 嬉しい♡」

 

 まーちゃんが腰を動き出す。ピッチピチに締まる中が、上下してペニスを絞った。

 

「はぁ、あぁ♡ んんっ、これ、すごいっ♡ 奥っ、あつぅい♡」

 

 体操服の下で爆乳がゆっさゆっさと、大きく揺れた。ずらしたブルマの中へ、ペニスが吸いこまれていくかのような、エッチな絵面だ。

 

「ああっ♡ ああん♡ あゆあゆ、わたし、溶けちゃい、そう♡」

 

 僕はもっとデカケツを見たくなって、まーちゃんをバックの体勢にした。跳び箱に両手をついて、大きなケツを包み込むブルマをこちらへ突き出す。両手でそれを強く揉みながら、後ろからペニスを突き上げた。

 

 グチュ♡ ヅチュ♡ ズボッ♡

 

「はぁ♡ はっ♡ ア゛ア゛ア゛♡ 奥、おチンポ、ちょうだい♡ んっ、あああっ♡」

 

 まーちゃんが快楽に震えて、さらに足を開く。ブルマに包まれたむっちりのお尻が、ぶつかり合うたびに波打つ。

 

 パンパン♡ ヌチャ♡ クポォ♡

 

「あゆあゆ♡ ちゅーしたい♡ ラブラブしたい♡」

 

 跳び箱に使われる、ジャンプ台の上にまーちゃんを乗せる。正常位で股を開かせて、中をペニスでこじ開ける。ゾクゾク♡ とまーちゃんの体が震えた。

 

 グチュグチャ♡ グッ♡ ズンズン♡

 

「あっ♡ んあっ♡ きてっ♡」

 

 まーちゃんが両腕を伸ばす。僕は体を倒し、ぎゅっと抱きしめられた。チュ♡ クチャ♡ とディープキスを交わしながら、腰を大きく振った。

 

 ジャンプ台だから、ベッドよりも大きく音が鳴る。がこんっ♡ ごっ♡ ごとっ♡ と激しい物音であった。

 

 しかもバネがあるから、まーちゃんを突き上げるたびに、互いの体が少し浮き上がる。がこんっ♡ パンっ♡ 僕達はそうやって体を跳ねあがらせながら、無我夢中で腰振りをした。

 

「ん、ぱっ♡ ん゛っ゛♡ あ゛あ゛あ゛っ♡ あゆあゆ、はげしいっ、ン゛ン゛ッ~~♡」

 

 体操服を乱暴に掴み、おっぱいが見えるところまでたくし上げた。ノーブラで、プルンプルンな肌色とピンク色の乳首が姿を現した。下が大きく跳ねるから、その衝撃でいつもより爆乳が、跳ねるように大きく揺れる。

 

「お゛お゛っ♡ お゛お゛お゛お゛ッ゛♡ お゛お゛~~ッ゛♡」

「まーちゃん、まーちゃん!」

「あ゛っ、あゆあゆ、一緒に、イ゛ケ゛そう♡ 中、ください♡ ラブラブ精液、生マンコの中にぃ、ください♡」

「あ゛っ゛、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

 

 パンパンパンパンパンパァン♡♡♡

 

「イ゛グぅ゛~~~~~♡」

 

 最後に大きな一突きをして、互いの体が跳ね踊りながら、中出しをする。僕はまーちゃんのとろけるように柔らかいおっぱいへ顔を埋めた。まーちゃんはぎゅっと両腕で僕の頭を抱きしめてくれ、その体勢のまま長い射精を受け止める。違う場所で、違う恰好をするだけで、普段とは違うセックスになる……ブルマ姿のまーちゃんはとてつもなくエロかった。

 

「はぁ、あぁ♡ 出たね、あゆあゆ♡ 現役のブルマ姿に、おっぱいに顔埋めながら、生中出し♡ いけないんだ♡」

 

 ニコニコするまーちゃんの髪を優しく撫でた。嬉しそうに目を細めてくれる。

 

「じゃあ最後にパイズリで、その現役ブルマと体操服、グショグショに汚させて」

「えっち♡」

 

 僕はまーちゃんの上に跨り、そのまま爆乳の谷間に勃起チンポを入れた。

 

「っ、ぁああ、柔らかい……!」

「んんっ♡ このまま、動く……?♡」

「うん。腕、支えていて」

「んっ♡」

 

 まーちゃんが両腕でおっぱいをぎゅっとして、僕が腰振りをした。むにゅ、ぱちゅん♡ と爆乳が揺れ動き、谷間をペニスがいやらしく出入りする。

 

「はぁ、あああ、まーちゃん」

 

 がたんっ、がたんっ♡ と、ここでもジャンプ台は大きく音を鳴らす。

 

「んっ、あっ♡ あゆあゆ♡」

 

 腰振りのスピードを上げる。谷間の奥へ、ペニスを擦りつける。

 

 ガタガタガタガタ♡

 

「出すよ、出すよ、まーちゃん!」

「出して、汚して、わたしのこと、汚して♡ 赤ちゃんの元、服にも、体にも、全部かけて♡」

 

 ドピュウウウウウ♡

 

 まーちゃんの体へ、体操服へ、そしてブルマへと精液をぶっかける。綺麗な現役体操服はあっという間に白濁とした僕の体液に濡れ、汚されていった。そして射精の勢いは凄まじく、まーちゃんの顔にまで飛び散っている。

 

「ふぁぁ♡ えへへ、相変わらずすごい勢い♡ ごちそうさま♡」

 

 まーちゃんはウインクをして、僕にそんなお礼を言った。

 

 

★

 

 

 二つ目のお願いとは、ゲームセンターに寄ることであった。まあつまり、デートである。

 

「あゆあゆ、こっちこっち」

 

 腕をぎゅっと組んでくる。

 

 ……そもそも制服姿だということと、可愛いルックスととびきりの爆乳のせいで、目立ってしょうがない。人足が多いから、かなりの視線に晒された。

 

「これ、とって」

「……あんまり得意じゃないぞ、こういうの」

 

 猫のぬいぐるみが景品のUFOキャッチャーであった。まーちゃんが「いいから、いいから」と言ってきて、仕方なくチャレンジする。ちなみにがっちり腕に抱きつかれたまま。動きづらい。そして目立つ。通りすがりの男が、ちらりと胸の方を見ていた。腕に押しつけられているから、ムニュっとしていていやらしい。まあでも、見るよね。この大きさは。

 

 十回目くらいのチャレンジで、ようやくぬいぐるみがとれる。

 

「えへへ♡ ありがとう」

「んー」

 

 猫のぬいぐるみを、嬉しそうに抱きかかえて。

 

 ……まーちゃんは、唐突に涙を流した。

 

 あの時と同じ。悲し気な、涙だ。

 

「あうっ……ごめん」

「前も泣いていたよね。なにかあった?」

 

 あえてこの話題には触れなかったのだが……。

 

 首を横に振る。涙がはらり、と床へ落ちた。

 

「……壊れちゃうのかな。家族って、一緒にいられないものだから。前みたいに、バラバラになっちゃうのかなって。あの時だって、昔は優しかった。でも、きっと、わたしのせいで、全部、全部……」

 

 まーちゃんの涙が、止まらない。

 

 ……あのインポ野郎との日々は、確実にまーちゃんの心を深く傷つけていたのだ。壊れていく家庭でも、なんとかして取り戻そうとして。だけど、それを拒絶されて。インポ野郎からは毎日八つ当たりされ、大声を出され、最後には暴力を振るった。

 

 トラウマになっているのだ。また、家族に拒絶されるんじゃないか。また、家族は離れ離れになるんじゃないか。優しさは、いつか壊れるんじゃないかって。

 

「いつも、いつも、怒らせてばかりだったから。あゆあゆとも、ママとも、そうなるんじゃないかって。那奈や、雪菜さんみたいに、立派で、綺麗で、愛される人になれないんじゃないかって。本当は不安で、怖いの……でも、誰にも言えない……どうしたらいいか、わからない……」

 

 雪菜も、柚子も、なっちゃんも、共通しているのは一度家庭崩壊を経験していることだ。ただ……まーちゃんだけは、一つ違うところがある。

 

 自立していないのだ。そのせいで、まーちゃんは誰かに助けてもらわないといけない。まだ十八歳の学生なんだ。当たり前である。そしてその境遇だと、家庭崩壊に対しての印象が大きく異なる。

 

 自立していれば、最悪自分の足で立てる。なんとかなる。だけど、そうじゃなかったら、自分の足で立つことは出来ないのだ。どこまでいっても、なにかに縋らないといけない。家庭崩壊のダメージが、直接やってくる。逃げることも、立ち向かうことも出来ない。そしてその状態は、人の精神を大きく蝕み、脆くさせる。まーちゃんはそういう状況に追い込まれていたのだ。

 

「まーちゃん。今の家族は、これから君と作る家族は壊れたりしない。幸せにする」

「あゆあゆ……」

「その涙が、嬉し涙に変えられるように頑張るさ」

「ずっと、ずっと一緒? 嫌になったりしない?」

「もちろん。乳首の位置も一瞬でわかる間柄なんだから、離れたりしないよ」

「あゆあゆのエッチ♡」

 

 騒がしいゲームセンターの中。

 

 たくさんの人目に晒されているけど、関係ない。僕達はキスをした。

 

 それは結婚式で行われるような、永遠の愛を誓うような……優しい、口づけだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。