※この作品はR-18です。

奴隷制度オンライン   作:伊部法師

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29話 人間観察

 食事が終わると、もう薄暗い。

 俺はまだ時間が早いけど、ハルカを返しに奴隷商館に向かった。

 

「お客様。お帰りなさいませ。お早いお帰りで。その、ご満足いただけませんでしたか?」

「ただいま。いいや大丈夫」

「どうでしたか? 貸与奴隷は。人が多ければ冒険はその分安全です。お役に立てましたでしょうか?」

「ああ、思ったよりはよかった。恥ずかしがるところも見れたし、また借りたい。ああ、ハルカ、パンツ返して」

 

「あっ」

 

 ハルカが真っ赤になり涙目になった。

 しかし一度目をギュッとつぶってから開けて、決心したようだ。

 

 ゆっくりとスカートに手を入れてパンツの紐を外して、パンツを取る。

 それを両手で持って、俺に返してくる。

 

「パンツを貸していただき、ありがとうございます。ご主人様」

「ああ、挨拶は大事だよ。どこの世界でもね。おまえはレベルが3になって利益にもなった、俺も儲かった。ウィンウィンじゃないか」

「はい。ハルカを貸与奴隷として雇ってくださって、ありがとうございました」

 

 俺は元のパンツを返してやり手に持たせる。

 

「では、またのご利用をお待ちしています」

 

 奴隷商が引き取ってくれるようなのでリードを奴隷商に渡すと、ハルカが俺を振り返ったものの、すぐに奥に連れられていった。

 

 

 ハルカがいなくなったので、ミルルに感想を聞こう。

 

「ミルル、ハルカのことどう思う? 正直に答えていい」

「はい。ミルルはハルカさんのことは、あまり好ましく思えませんでした。まず態度が悪いです。言葉も乱暴で、奴隷の話しかたではありません。躾もなっていないです」

 

「ミルルは手厳しいな」

「ミルルはしっかりと奴隷の常識を教えられましたから」

 

「あいつは人間であるなら、あんな感じの話しかたで普通なんだ。まだ奴隷に成り切れてないってのはその通りだな」

「異世界人の奴隷の質が悪いのでしょうか」

 

「いや、あいつは奴隷というものを知らない世界から、ここにきて1時間もしないで俺の奴隷をやったんだ。ちゃんとおしっこも食事も戦闘もした。上出来だと俺は思う。普通なら無理だな」

「そうなのですか」

 

「ミルルだって今すぐ俺の世界にきて、会社に通って仕事しろっていっても無理だろ?」

「はい。会社というのが何か分かりませんが、知らない世界で仕事はすぐにはできないと思います」

 

「だろだろ。だからハルカはましなほうなんだよ」

「分かりました。異世界人は住む世界が違うので、奴隷がなじみがないということですね」

 

「そういうこと。2人でゴブリンはきついし、一人借りて黒字になった。十分だよ」

「なるほど、ハルカさんがいるとご主人様の利益になるんですね」

 

「うん」

 

 俺とミルルはレベルが7になった。

 奴隷の雇い賃よりも資金が増えて、問題は特にない。

 この分だと明日もハルカを借りたほうがいい。

 

 宿屋に戻って食堂で少し時間をつぶすことにする。

 プレイヤーが飯でも食ってて、その様子が見れないかと思ったのだ。

 

 俺はビールをチビチビ飲みながらポテトを食べる。

 数本、ひっそりとミルルに差し出すと、ミルルは嬉しそうに食べていた。

 奴隷としては嬉しそうなのもよくないんだろうが、そのほうが可愛いので、放っておく。

 

 今晩食事を見れたプレイヤーは4人。

 短時間だったので、人口自体はもっと多いはずだ。

 

 1組目は超イケメンの高そうなアバターの青年に巨乳の淫乱そうな顔のお姉さんのAIの一般奴隷。

 特に興味、特筆することはなし。

 

 2人目は普通のテンプレート顔のアバターの青年で剣士風。

 奴隷を連れていない。

 いっちゃあ悪いがお金を掛けてないのがよく分かる。

 それでも時間を掛ければ強くなれるし、6級冒険者になれば奴隷もレンタルできるから問題ないのだろう。

 そういうプレイスタイルも俺は否定できない。

 頑張ってくれ青年、とだけ言おう。

 

 3組目はTS女性アバター中身は男性と、15歳ぐらいの少女のAI奴隷だ。

 プレイヤーはクラリスのより高そうな装飾の多いドレスアーマーを着ている。

 このプレイヤーは少女と瓜二つの容姿になっていて、双子みたいに見えた。

 少女はなんと二級奴隷で、青い服のアリスメイド風で、おマンコがこちらからでも丸見えでご飯を食べていった。

 このプレイヤーは悪い奴で、ご飯を食べている奴隷のマンコを触って、刺激を与えて意地悪をしていた。

 奴隷のほうは、とても触られるのを嫌がっていた。

 プレイヤーの話しかたは女言葉よりな感じでロールプレイの一環なんだろう。

 2人目と比べて、非常にお金がかかっている感じだ。

 

 4組目は女性プレイヤーで22歳ぐらいだろうか。

 男のAIの一般奴隷を連れていて、なんとおじさん。

 

 なんとおじさん。

 

 驚いたから2回言った。

 普通にその辺にいるおじさん風なのに、半ズボンという可哀想な格好だ。

 やはり四つん這いで犬食いをしていた。

 おじさんは、半ズボンだけど全身に金属鎧を着ていて、前衛の剣士というか盾職みたいだった。

 女性プレイヤーはその年齢で、魔法少女ルックでいかにも魔術師ですっていう服装だったので、そのとおりなんだろう。

 

 色々な趣味が見れて、複雑な思いだけど、まあ、楽しかったということにしよう。

 

 ミルルを連れて個室に入る。

 今日も普通にセックスをして就寝した。

 

 

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