食事が終わると、もう薄暗い。
俺はまだ時間が早いけど、ハルカを返しに奴隷商館に向かった。
「お客様。お帰りなさいませ。お早いお帰りで。その、ご満足いただけませんでしたか?」
「ただいま。いいや大丈夫」
「どうでしたか? 貸与奴隷は。人が多ければ冒険はその分安全です。お役に立てましたでしょうか?」
「ああ、思ったよりはよかった。恥ずかしがるところも見れたし、また借りたい。ああ、ハルカ、パンツ返して」
「あっ」
ハルカが真っ赤になり涙目になった。
しかし一度目をギュッとつぶってから開けて、決心したようだ。
ゆっくりとスカートに手を入れてパンツの紐を外して、パンツを取る。
それを両手で持って、俺に返してくる。
「パンツを貸していただき、ありがとうございます。ご主人様」
「ああ、挨拶は大事だよ。どこの世界でもね。おまえはレベルが3になって利益にもなった、俺も儲かった。ウィンウィンじゃないか」
「はい。ハルカを貸与奴隷として雇ってくださって、ありがとうございました」
俺は元のパンツを返してやり手に持たせる。
「では、またのご利用をお待ちしています」
奴隷商が引き取ってくれるようなのでリードを奴隷商に渡すと、ハルカが俺を振り返ったものの、すぐに奥に連れられていった。
ハルカがいなくなったので、ミルルに感想を聞こう。
「ミルル、ハルカのことどう思う? 正直に答えていい」
「はい。ミルルはハルカさんのことは、あまり好ましく思えませんでした。まず態度が悪いです。言葉も乱暴で、奴隷の話しかたではありません。躾もなっていないです」
「ミルルは手厳しいな」
「ミルルはしっかりと奴隷の常識を教えられましたから」
「あいつは人間であるなら、あんな感じの話しかたで普通なんだ。まだ奴隷に成り切れてないってのはその通りだな」
「異世界人の奴隷の質が悪いのでしょうか」
「いや、あいつは奴隷というものを知らない世界から、ここにきて1時間もしないで俺の奴隷をやったんだ。ちゃんとおしっこも食事も戦闘もした。上出来だと俺は思う。普通なら無理だな」
「そうなのですか」
「ミルルだって今すぐ俺の世界にきて、会社に通って仕事しろっていっても無理だろ?」
「はい。会社というのが何か分かりませんが、知らない世界で仕事はすぐにはできないと思います」
「だろだろ。だからハルカはましなほうなんだよ」
「分かりました。異世界人は住む世界が違うので、奴隷がなじみがないということですね」
「そういうこと。2人でゴブリンはきついし、一人借りて黒字になった。十分だよ」
「なるほど、ハルカさんがいるとご主人様の利益になるんですね」
「うん」
俺とミルルはレベルが7になった。
奴隷の雇い賃よりも資金が増えて、問題は特にない。
この分だと明日もハルカを借りたほうがいい。
宿屋に戻って食堂で少し時間をつぶすことにする。
プレイヤーが飯でも食ってて、その様子が見れないかと思ったのだ。
俺はビールをチビチビ飲みながらポテトを食べる。
数本、ひっそりとミルルに差し出すと、ミルルは嬉しそうに食べていた。
奴隷としては嬉しそうなのもよくないんだろうが、そのほうが可愛いので、放っておく。
今晩食事を見れたプレイヤーは4人。
短時間だったので、人口自体はもっと多いはずだ。
1組目は超イケメンの高そうなアバターの青年に巨乳の淫乱そうな顔のお姉さんのAIの一般奴隷。
特に興味、特筆することはなし。
2人目は普通のテンプレート顔のアバターの青年で剣士風。
奴隷を連れていない。
いっちゃあ悪いがお金を掛けてないのがよく分かる。
それでも時間を掛ければ強くなれるし、6級冒険者になれば奴隷もレンタルできるから問題ないのだろう。
そういうプレイスタイルも俺は否定できない。
頑張ってくれ青年、とだけ言おう。
3組目はTS女性アバター中身は男性と、15歳ぐらいの少女のAI奴隷だ。
プレイヤーはクラリスのより高そうな装飾の多いドレスアーマーを着ている。
このプレイヤーは少女と瓜二つの容姿になっていて、双子みたいに見えた。
少女はなんと二級奴隷で、青い服のアリスメイド風で、おマンコがこちらからでも丸見えでご飯を食べていった。
このプレイヤーは悪い奴で、ご飯を食べている奴隷のマンコを触って、刺激を与えて意地悪をしていた。
奴隷のほうは、とても触られるのを嫌がっていた。
プレイヤーの話しかたは女言葉よりな感じでロールプレイの一環なんだろう。
2人目と比べて、非常にお金がかかっている感じだ。
4組目は女性プレイヤーで22歳ぐらいだろうか。
男のAIの一般奴隷を連れていて、なんとおじさん。
なんとおじさん。
驚いたから2回言った。
普通にその辺にいるおじさん風なのに、半ズボンという可哀想な格好だ。
やはり四つん這いで犬食いをしていた。
おじさんは、半ズボンだけど全身に金属鎧を着ていて、前衛の剣士というか盾職みたいだった。
女性プレイヤーはその年齢で、魔法少女ルックでいかにも魔術師ですっていう服装だったので、そのとおりなんだろう。
色々な趣味が見れて、複雑な思いだけど、まあ、楽しかったということにしよう。
ミルルを連れて個室に入る。
今日も普通にセックスをして就寝した。