休憩を終わらせて、またゴブリンと戦闘を続ける。
途中、イノシシが1匹乱入してきた。
走って突っ込んでくる。
「ハルカ、イノシシだ。頑張って避けろ」
「大丈夫よ、私、ハルカは運動神経いいもの」
「あっそう」
ハルカは余裕で避けて、俺はぎりぎりでイノシシをかわす。
「どうだ、ミルル、やれるか?」
「はい。お任せください。ファイヤー、あああん、うふん、あん」
ミルルの出力はもだえ具合からすると高めだな。
イノシシは燃えながらも、走って戻ってくる。
ハルカがイノシシを避けながらも、メイスをバットみたいに振りかぶってフルスイングした。
『ブウブウ』
イノシシが痛がって鳴き声を上げて、よほど痛いのか立ち止まった。
ハルカは容赦をせず、追撃を叩きこんで何回も殴りつける。
「おりゃあ、うりゃ、えい、この」
まるでリンチしてるみたい。
ハルカ女王様怖い。
イノシシはそのまま倒れて動かなくなって、粒子になって消えた。
ドロップは「ボタン肉」「イノシシのバラ肉」「イノシシの牙」のセットだった。
その後は特に何もなく、今日も危なくなく、なんとか終わることができた。
本日の午後の戦果は、2万5千シルバー。ゴブリンソード8本。こん棒が6本。それから魔力結晶小が1つ。
「ミルル、魔力結晶小ってなにさ」
「はい。魔力結晶は稀にモンスターの体の中で固まった魔力の塊です。錬金術や魔道具の触媒などに使われるため、高値で取引されます」
「おし、高値か。そりゃあいい。いくらなの?」
「そこまでは分かりません。すみません」
このゲーム、思ったより高いアイテムとか入手できて、楽ちんプレイだな。
まあエロゲーであって、RPGがメインではないと思うので、この調整具合で正しい。
ギルドで換金する。
お肉と牙、それからゴブリン関連を全部出す。
「合計で、3万千シルバーです」
魔力結晶小は1万シルバーだった。
「ハルカ帰るか?」
「もう少し、一緒にいます。夕ご飯も食べていきたいです。牢屋でご飯は寂しいから」
「それもそうだな。宿屋へ一緒に行こう」
いつもの安い宿屋に戻ってきた。
俺はアイスビールと、適当なスープとパンのセットを頼んで食べる。
奴隷ちゃんは奴隷食だけど、毎日同じものですぐ飽きそうだ。
「ハルカ、毎食の奴隷食、どうだ?」
「美味しくないし、少し塩味なだけだから、もっといいものが食べたいです。もう5食連続でこれなんですよ。想像してください。朝昼晩同じ不味いご飯を」
「ミルル、どう思う?」
「ミルルは奴隷は奴隷食なのは常識なので、別になんとも思いません。美味しいご飯は嬉しいけれど、それでは奴隷の調教になりません。惨めな餌で、下の階級であることを毎食実感させるとても大切なものだと思います」
「だってさ。ハルカも諦めてくれ。それに惨めだと気持ちいいんだろ?」
「はい。不味いご飯を食べながら、自分を惨めに感じて、ゾクゾクしてとってもいいです」
宿屋の個室に戻ってきた。
というか、なぜかハルカがついてきた。
「二人とも、浄化掛けるぞ、クリーン」
「はわわぁー」
「わああぁー」
とても気持ちよさそうだ。
ミルルの湿っていたニーソも元に戻った。
「ところで、ハルカどういうつもりだ」
「はい。ハルカは、ご主人様とセックスはできませんが、それは処女喪失ができないという意味です。だから、あの、あのね? ほら、分かるでしょ?」
「いや、はっきり言ってくれないと分かんないんだけど」
「だから、その、あの、あっもう、この鈍感。ハルカの口とかお尻で気持ちよくさせてあげても、いいって言ってるんです」
「お尻って、おまえ本気か? 経験ないんだろ? 背伸びしても辛いかもしれないんだぞ」
「ええ。痛くても、頑張りますから、お尻がいいなら、やってあげてもいいです」
「そういえば、ハルカはマゾだけど痛いのは好きなのか?」
「いえ、痛いのは苦手です。惨めなのはいいけど、痛いのは嫌です」
「じゃあ鞭打ちで絶頂とかはしないんだな。まあ、俺も趣味じゃないから助かるよ」
「はぁ。よかった。鞭が大好きなのかと思ってたから、どうしようかと思っていました」
「俺は鬼畜は鬼畜でも、恥ずかしいのと、気持ちよくさせるのが専門なんだよ」