町へ戻ってきて、今日もいつもの喫茶店にサンドイッチを食べに行く。
「いらっしゃいませっ。今日は違う貸与奴隷ですねっ。今日の子は普通の奴隷服ですっ。服は買ってあげないのですか?」
「色々あって、鎧か服かまだ決めてないもんでね。武器を買うかもしれないから、お財布とも相談だ」
「なるほど。でも、何かは買ってもらえるんですね。いいご主人様ですねっ。では1名様と奴隷2匹ご来店ですっ。適当に座ってくださいねっ」
今日も適当に座る。
本日もウエイトレスの美少女は元気がいい。
少しナーギャに似ている。
黒髪の短髪だし、顔や体型も何となく似ている。
顔はロリ顔のナーギャよりは少しだけお姉さん顔だ。
ナーギャは粗末な麻の奴隷服がゴブリンの攻撃で所々汚れていた。
「今日はまた卵とジャムのサンドイッチとコーヒーを一つ、奴隷食を2匹分ください」
「合計で千5百シルバーになります」
俺はお金を払うと注文を通してくれる。
店員が向こうへ行った隙に質問してみる。
「ナーギャ、ウエイトレスの子、なんかおまえと似てないか?」
「ええ、当然です。あの店員さんは牝奴隷ナーギャの1歳違いの妹でした。奴隷に売りに出された子は家族の縁を切られるので、もう他人。知らない人として扱われて、そのように振る舞うんです。悲しいですけれど、それが常識です」
「そうなんだ。彼女は売られないのかな?」
「ナーギャが二級奴隷になったぶん、たくさんお金が手に入ったので、あの店員さんは、今のところ売られずに済んだはずです。将来は分かりませんけどね」
「なんだか、大変だね」
妹を「あの店員さん」と呼ばなければならないというのは酷だよな。
少し前までは、二人で仲のよかった姉妹だったのかもしれないのにさ。
サンドイッチとコーヒーが運ばれてくる。
最近気がついたのだが、奴隷食は必ず後で持ってくるような習慣があるようだ。
奴隷食も運ばれてきた。
立って待機していた二人が俺にお尻を向けて、四つん這いになった。
俺が許可を出して2人ともしっかりとした挨拶をして食べ始める。
ミルルの薄い緑のパンツに包まれた可愛いお尻が見える。
さっきまで戦闘をしていたので、まだ湿っている。
そして気にしないようにしていたけど、ノーパンのナーギャのおマンコ、ピンクの割れ目ちゃんがドドンと俺のほうを向いている。
少しラビアが開いていて、淫穴の入り口が見えていた。
下にはピンクのクリちゃんも顔を半分皮から覗かせている。
こりゃエロい、さすが二級奴隷。
俺がガン見していたら気配を察知したようで、ナーギャもさすがに恥ずかしいのか、微妙に体をゆすったりしている。
少し気まずいので視線をそらして、ごまかしてみた。
店内に視線を向けると、ウエイトレスの子はナーギャが食べているのをひっそり見つめていて、目にうっすらと涙を浮かべていた。
いまでもお姉ちゃんとして認識していて、その待遇を悲しんでいるのだろう。
俺が見ていたのに気づかれて、目を手でゴシゴシこすると、無理やり笑顔を浮かべて微笑んでいた。
ナーギャのアソコとミルルのお尻を見比べながら、俺はサンドイッチを堪能した。
今日のも、とても美味しかった。
コーヒーを飲んで一服する。
奴隷たちも食事を終えて立ち上がっていて、俺のコーヒーを見ていた。
本日もお皿には少しジャムがくっついている。
「ミルル、あーん」
俺はジャムを指にすくい上げる。
ミルルがうれしそうな顔で俺の指をしゃぶる。
「ありがとうございます。美味しいジャムですね。なんのジャムなんですか?」
「実は俺も何でできるか知らないんだ」
「ナーギャ、あーん」
ナーギャは無表情のまま口を開けてくれない。
「ほら、口開けて、あーんだ。命令してもいいんだけどな」
そういうとナーギャが命令になる前に口を開けた。
指をしゃぶらせる。
「どうだナーギャ?」
「久しぶりに、うすしお味と精液とおしっこ以外の味でした。とても美味しいです。ありがとうございます」
ナーギャはなかなか笑ってくれない。
ジャムを食べても、表情はほとんど変わらなかった。
なんというか「物の心」っていうのを実践しているのだろう。
もしかしたら、奴隷商の表情を抑える命令が生きていて、うれしい顔すら首輪が苦しくなるのかもしれない。
「ナーギャ、表情は変えないように命令を受けているのかい?」
「いいえ。それは常識ですので、特には命令にはなっていません。それが何か?」
「うれしかったり、幸せな気持ちの時は、笑顔をしてほしい。命令ではなくお願いだよ」
「はい。そうしろと言われれば、そうしても構いません。ですがもう無表情に慣れてしまったので、うまく笑えないのです」
そういうと、ひきつった微笑を見せてくれた。
「ナーギャは八重歯が可愛いから、俺の前ではなるべく笑ってもらえるように、俺も努力するよ」
「優しくしていただいて、ありがとうございます。ご主人様」
ナーギャが俺の左手を取ってキスをしてくる。
悲しいこともたくさんあるだろうが、少しでも生きていてよかったと思ってもらいたい。
俺のわがままかもしれないけど、奴隷が物でも生き続ける希望がないと、辛いのは変わらないんだから。