薬屋に到着した。
「毒消しいくらですか? 森で4人だけど一日でどれぐらい必要かも教えてほしい。あと第一ポーションを6つください」
「毒消しは8個ぐらいはあったほうがいいね。1つ5百シルバーで全員に2つずつ渡すんだよ。毒消し8個に第一ポーション6個で6千4百シルバーだよ」
「はいお金。おばちゃんありがとう」
俺は支払いを済ます。
毒消しはタブレットというか丸薬で、服用しやすかった。
「はい。ポーション2つに毒消し2つね。各自やばいときに使うか、誰かに使ってあげて」
奴隷たちに順番に配った。
「それじゃあ、森のギリギリまで行って、ゴブリン狩りにしよう」
町の門のところで暇人の衛兵に捕まるというか、雑談だ。
「兄ちゃん、今日はみんな連れてるな。可愛い格好させて、あんたは偉いな。貸与奴隷なんて、ほとんど裸で戦わせるやつだっているのに」
「俺はエロ可愛い格好させるのが大好きなんでね。一般奴隷には恥ずかしいらしいけど、他にはいい服がないから、これで我慢してもらうよ」
「奴隷の気持ちなんて考えるやつなんていないさ。拒否しなければ、奴隷商の使ってる服のままのやつのほうが多いんだよ。投資しても貸与奴隷なんて、いつ誰か他のやつと専属契約するか分からないからな。本当に珍しいよ」
「そうなんだ。ハルカは俺にゾッコンだし、ナーギャも俺のことよく思ってくれてるから、問題ないよ。売られるにも本人に契約の意思がないと無理なんだろ?」
「ああ。その通りだ。なるほど奴隷に気に入られて、他に売られないようにしてるのか。そういう考えは思いつかなかったな。だって物だから普通はそんな風に考えない。あんた変わってるよ」
「そりゃどうも。行ってきます」
「それにしても3人も着飾ってパンツとおマンコと服のバランスが最高だ。また見せてくれよ。いってらっしゃい。ご武運を」
奴隷の三人は褒められたけど、内容があれだったので、全員恥ずかしがっていた。
ミルルとハルカのリードを外してハルカにメイスを渡す。
草原はハルカとナーギャが雑魚狩りをしてくれて、森の入り口に到着する。
「よし、この辺でいいと思う。各自ゴブリンを警戒、見つけたら大きい声で教えてくれ。敵に見つかったほうが楽だから」
全員うなずいて臨戦態勢になる。
ハルカとナーギャは別に、競い合ったりもしないし、相手を威嚇したりしなくて、いい関係のようだ。
ミルルは俺の専属だから、2人よりも上の立場になっている。
ハルカはあんまり上下関係とか気にしていないみたいだけど、ナーギャは、ミルル、ハルカ、ナーギャの序列だと認識しているようで、他の奴隷を優先するような振る舞いをしていた。
「ゴブリン発見です。ご主人様」
最初に見つけたのはハルカのようだ。
ハルカの声に反応してすぐゴブリンがやってきて、ハルカとナーギャにギタギタにされて、吠えて仲間を呼んだ。
すぐにハルカにタコ殴りにあい消えていった。
「ハルカさんは、強いですね。レベルはそう変わりませんが、動きが素晴らしいです」
「まあね。これでも運動神経はいいんだから。いまは部活はやってないけど、前はテニスとかで鍛えてたんだもの」
「テニスですか。なるほど。それなら納得です。お嬢様なのですね」
「ん? うん、そう、なのかな」
世界が違うので、常識も少し違うんだと思う。
会話がかみ合っていないけど、両者とも気がついていないようだ。
ゴブリンの数は確かに増えていた。
でも数はちょうどいいみたいで、俺たち近接組が一対一で各個撃破していく。
いや、ちょうどいいのは、ミルルが調整してくれているからだった。
増えすぎたらすぐにゴブリンを火祭りにしていた。
「ファイヤー、ああん、あふん」
結構慣れてきたのかと思ってたけど、相変わらず魔法を使うと、エロい喘ぎ声が聞こえる。
今日もすでにニーソックスまで愛液が染み込んでいた。
ポイズンスネークがたまに、ゴブリンに混ざって出てくる。
その名前の通り、たまに毒攻撃をしてくるけど、ナーギャはリーチがあるし、ハルカは避けるだけのプレイヤースキルがある。
俺は盾があるけど一度食らってしまう。
めまいがしてきて、フラフラした。
すかさず毒消しを実体化して、飲み込むとすぐに収まった。
ピンチなのにすぐにハルカが気がついて、蛇の相手を代わりにしてくれて、すぐに倒してくれた。