森の入り口ぐらいなら平気かな。
どんどん戦闘を重ねて、大量のゴブリンを葬り去る。
スネークも頑張って避ける。
もうすぐお昼かなっていうころに出てきた。
ゴブリンマジシャン。
杖を持っていてファイヤー魔法で攻撃してきた。
言語は違うみたいで「ファイヤー」とは言っていないが、ハルカが火が包まれてやばそうだ。
「ぎゃああ、熱い熱いよ」
ハルカが逃げ出すけど、火はすぐに消えてなんとか服も無事だ。
どういう仕組みなのかはちょっと分からない。
「ミルル、ナーギャ、ゴブリンマジシャン優先で倒すぞ」
「ナーギャ了解です。ご主人様」
「ミルルも分かりました。――ファイヤー、ああんっ」
ゴブリンマジシャンにも火が襲って、あたふたしているうちに、俺とナーギャで攻撃を集中して、なんとか倒すことができた。
「なんとか勝ったな。ハルカ大丈夫か?」
「はい。死んじゃうかと思いましたが、大丈夫でした。でもHPが」
ハルカのHPは半減していた。
「ヒール、あふん」
ミルルがヒールを掛けて癒してくれる。
「ミルルちゃんありがとう」
「いいえ、仲間ですから」
危険といえば危険だけど、なるべく早く始末すれば、なんとかなるようだ。
あと、ファイヤーだけど、ミルルのほうが圧倒的に強い。
ミルルのは燃え上がって持続する。
敵さんとかのは、ボワッてなるけど、すぐ消えた。
視覚的な怖さはかなりあるけど、一応でも大丈夫と分かったことは大きい。
「それじゃあ、お昼休憩に戻るか」
3人を連れて、今日もサンドイッチを食べに行こう。
「いらっしゃいませっ。適当に座ってください」
いつもの、ナーギャの妹の店員さんだけど、笑顔に元気がないというか、ちょっと俺の好感度が前より下がってる気配がする。
昨日来たときは、ナーギャのおマンコパックリばかり気にしていたから、気がつかなかったのかもしれない。
言われた通り、適当に座る。
「今日はそうだな。ウサギ肉サンドイッチにコーヒー、奴隷食を3匹分ください」
普通に会計はしてくれるけど、やっぱり目つきがちょっと冷たい。
「なあ、なんか、妹ちゃんちょっと態度が冷たくなった気がする」
「当たり前でしょ。奴隷ばっかり3人も侍らせて、こんなエロい服にスライムを穿かせてる変態なんて、嫌気がさしてもしょうがないです」
ハルカが容赦なく言ってくる。
「そういうもんか」
「はい。ナーギャも、あの店員さんはうぶなので、あの子なら軽蔑すると思います」
こういうのに慣れていそうなナーギャにまで言われてしまった。
やっぱりスライムエロいよな。
この世界でも俺は変態扱いか。
あはは。
妹ウエイトレスが俺のサンドイッチとコーヒーを持ってきてくれる。
「いただきます」
俺だって挨拶ぐらいちゃんと言うぞ。
今日のウサギ肉サンドも、濃いめのタレに肉の旨味でとても美味しい。
奴隷食も持ってきてくれる。
うちの奴隷たちが順番に、四つん這いになり、おパンツとお尻を丸出しにして、俺の許可を待っていた。
今日はなんとお尻が3つも並んでいて、大変素晴らしい。
「ごっほん。では3匹とも、食べるのを許可する」
ミルル、ハルカ、ナーギャの順に、挨拶をして餌を食べる。
ハルカは牝奴隷と餌を食べるっていう台詞が相変わらず苦手のようだ。
ウエイトレスさんが、目つきを鋭くしてこっちを見ていた。
お姉ちゃんをこんな格好にさせているのを怒っているようだ。
目が合うと、こっちに向かってきた。
「お客様。いくらなんでもあのスライムパンツで四つん這いにさせて、その、あのっ、奥の奥まで見られてしまうなんて二級奴隷でも恥ずかしいに決まっています。可哀想だと思いませんか?」
「ああ、俺もあのパンツがあんなにエロいとは確認しないで買い与えたんだ。こんなになるなんて思ってなかった。それに本人は恥ずかしいみたいだけど、今日は指示も命令もしてないのに、自分で穿いてるんだ」
「えっ、命令で強制しているのではないんですか?」
「もちろんだよ。本人の意思で穿いてるんだ」
「そ、そうですか。それだと、私が何か言う権利なんて、ただの他人の貸与奴隷相手に何もないですね。すみませんでした」
「いや、いいよ。お姉ちゃんだったんだろ。聞いてるよ」
「いえ、もう他人ですから。終わったことです。失礼します」
目の涙を拭きとって、軽く笑顔を浮かべてから向こうのほうへ行った。
妹さんはやっぱりお姉ちゃんのこと気にかけてくれてたんだな。
少しだけ、気分がよくなって、美味しくサンドイッチの続きを食べることができた。