ミルルの高級奴隷服の準備はなんとか終わった。
しかし満身創痍で、明らかに余裕がない。
しばらく店内で待つことにした。
「うぅう。うぐ」
「はぁはぁはぁ」
ミルルの軽い呻き声や荒い息づかいが聞こえてくる。
待ったおかげで、慣れてきたミルルは今度は赤い顔をして、目をさまよわせソワソワしだした。
理由は明白だけども。
「どうしたミルル」
「あの。は、恥ずかしいです」
「まあそうだろうな」
「せめて行きだけでもマントか何かを」
「なるほど」
俺も鬼ではない。店主にマントを用意させて、ミルルに着けさせる。
首から下、足の付け根までを覆うタイプで、奴隷紋とニーソだけが露出していた。
安心したように息を吐いた。
お金を払うと店を出る。
しかし前を歩くミルルは産まれたばかりの子鹿のように、足が震えてうまく歩けない。
たまに立ち止まり、お腹をさすってまた歩きだす。
ゆっくりとしかし確実に、一歩ずつ町の広場へ移動していく。
それほど距離はないが、思ったよりも時間がかかった。
途中、町の人が何事かと興味深げにフラフラしているミルルや俺たちを見てきた。
ミルルはマントの中はエッチな格好であるので、直接見られていなくても恥ずかしがっていた。
広場の領主別邸に到着した。
普段は閉じている門から中に入る。
時間はまだ早く、人はそこまで多くはなかった。
しかしすでに、あの露出服を着た高級奴隷が何人かいる。
ミルル同様に、マント系を着て待機している子も何人かいる。
次々と参加者が到着して、待機室に入ってくる。
巨乳の子が多い。
すでに準備済みの子は、2つある白い大きな丸い膨らみを「ぽよんぽよん」させながら歩いている。
そして乳首の先にはどの子も快感のピアスのようなものを付けている。
もちろんクリトリスにもピアスされ、マンコとアナルには太いディルドを挿入していて、エッチな顔でふらふらしていた。
この子たち全員が命令ではなく自分の意思だというから驚かされる。
美人ばかりだが、年齢は18歳から23歳ぐらいの間が多い。
いわゆるロリの範囲はほとんどいなくて、俺のミルルぐらいだった。
ぷるんぷるんのおっぱいは見ている分には大変いい。
なんというか面白い。
ロリコン趣味ではあるが、おっぱいも捨てがたいと思いなおした。
リードを持って連れているのは立派な紳士服のジェントルマンばかりで、壮年の人も多い。
あのエロおやじたちは、枯れたり飽きたりしないのだろうか。
男は何歳になっても男とはよく言ったもんだ。
「ほほう。これがミルルちゃんかね」
「はい。こっちがハルカ、こっちがナーギャです」
「なるほど。普通の奴隷にもそれなりの服を与えるのだな。感心感心」
「どうも」
ジェントルマンたちとの挨拶も交わす。
しばらくそうして過ごした。
「それでは、パレードを始めたいと思います。準備をお願いします」
拍手が会場を包んだ。
「ミルル、マントを脱ぐんだ」
「は、はい……。その、が、んばりますぅ」
非常に頼りない声で、なんとか声に出して言う。
自分にがんばると言い聞かせているみたいだ。
マントを脱いで、渡してくる。
その手はすでに震えていた。
俺は素早く受け取ると、アイテムボックスにしまう。
もうミルルのエロ衣装を隠すものはない。
視線がミルルに集まってくる。
「なるほど、女性を感じさせないというわけではなく、少女らしさは十分にある」
「わずかな膨らみだが、それが芽吹いたばかりの若葉のようで美しいな」
「そういう趣味も悪くないかもしれない」
NPCたちにもロリを愛する心があるようで、よかった。
そう、無性ではなく、わずかにある女性らしさが、とてもエッチで尊いんだ。
そして、とてもエッチなピアスやディルドが、その幼さとのギャップで引きたてられているんだぞ。
俺は品評家ではないので、このへんにしておく。
パレードが始まり、先頭が大部屋から出ていく。
ミルルは最後尾の直前だ。
ちなみに最後尾には、高級奴隷3人に二級奴隷5人を従えた領主様がいる。
エッチな格好のミルルを前に立たせて、リードを握る俺が続く。
俺の後ろには、左側にハルカ、右側にナーギャを配置した。
正面玄関から前の人が出ていき、次は俺たちの番になった。
「あぁ、ミルルのエッチな格好がみんなに見られてしまいます。許してください」
「許してあげないけど、ちゃんと頼むよ」
「はい。精一杯、務めさせていただきます」
ドアをくぐると一瞬まぶしい光の後、外の世界が広がっていた。
そこには、広場から領主館まで続く道に人、人、人。
町の見物人や、旅の人たちがたくさん沿道に並んでいた。
列は無情にも進んでいく。
ミルルはエルフ耳の先まで赤くして、少しうつむき気味に歩き出した。
やはりまだ少しフラフラしている。
後ろから見ると、股間部分に布がないので、お尻が丸見えで、太いディルドが前後に刺さっている。
知り合いも沿道にいるのが分かる。
「ミルルちゃん。エッチだね」
「キャー。ミルルちゃーん」
「うおおおお。ミルルちゃん」
何人ものギルド関係者や町の人に声をかけられる。
ミルルは健気にも笑顔で手を振って答えているが、その手の動きがぎこちないので、恥ずかしいやら、苦しいやら、気持ちがいいやら、内心は大変なことになっているだろうことがうかがえる。
やっとのことで、領主館の前まで移動することができた。