俺が転生して今日で6年目、誕生日だ。
朝起きたら両親が魔法の杖をプレゼントしてくれたから早速これを試しに行く。今は冬だから農作業も無い、寒いけど良い季節だ。
俺は他の子よりだいぶ遅れて光を出したりライターサイズの火を出したり水を出せるようになった。そして攻撃魔法も1つだけ習った。〈水球ウォーターボール〉だ。最初は攻撃魔法って聞いてテンション上がったんだけど、村ではこの魔法を遠くの畑に水をあげるときにしか使ってない。
そんな使い方しかしないなら攻撃魔法って言うなよ、めっちゃ期待したのに。
でも杖を使ったら魔法の精度とか威力が上がる。冒険者になるんだったらこれが必要だからってお父さんが奮発して買ったらしい。杖を試すのは村の近くの草原、この時期は寒いからほとんど人も魔獣もいない。そして俺は〈丈夫〉の効果なのか、あんまり寒くない。
「ケン君、1人でどこ行ってるの?」
「ん? ああ、マリアか。草原だよ、誕生日プレゼントに杖を貰ったから〈水球〉を撃ってみるんだ」
「ふーん。誕生日なのか、私も何かあげるよ。何が良い?」
「なんでも良いの?」
「うん、高い物とかは無理だけど」
なんでも良いのか……え、本当になんでも良いの…………
「じゃあ、マリアの処女を」
「え、なんて?」
「いや、だから。マリアの処女が欲しいなって」
マリアの顔がみるみる真っ赤に染まっていく。照れてるのかな、可愛い。
ボコッ
突然マリアに鼻をグーで殴られた、グーで……。
痛い。〈丈夫〉のおかげで怪我はしないけど痛いものは痛い。
俺を殴った後マリアはどこかに行ってしまった。ちょっと反省だ。
さあ、気を取り直して魔法の練習をしに行こう!
〈水球〉には漫画ではよくある詠唱がない。手を前に構えて、魔力が丸まり水に変わるイメージをしながら放出する。習得する時は、この魔力が水に変わるイメージにかなり苦労した。
まずは普通に手でやってみよう。
「〈水球〉」
手のひらから飛んでいった〈水球〉は5メートルほど飛んだ後弾けた。いやあ、本当に水を撒くのに便利だ。
次は杖を持ち飛ばす方向に向けて撃つ。
「〈水球〉」
おお! 早いし、速い!
発動がいつもよりスムーズで、撃った後も倍くらいのスピードで飛んでいく。飛距離も伸びてる。
杖ってすげえ。このスピードなら当たったらかなり痛いだろうな。ちょっと攻撃魔法っぽくなってきた。
次は連射してみよう。素手だと1秒に一回くらいだけど杖だとどうなのか。
〈水球〉〈水球〉〈水球〉・・・〈水球〉〈水球〉
すごい、1秒に3発以上出てる。
〈水球〉〈水球〉〈水球〉・・・〈水球〉〈水球〉
うっ……頭が痛い。一気に魔力を使いすぎた、魔力切れってやつだな。
それにしても撃ちすぎたかもしれない、草原が水浸しだ。もうお腹が空いたし帰ろうかな。
「だいぶ撃ったね、変態ケン君」
「マリア、見てたんだ」
「最後の方だけね」
「ええっと、さっきはごめん」
「もっとちゃんと謝りなさいよ。土下座」
「え?」
「土下座しないと君のパパとママに言いつけるよ」
くそっ、そこまでさせるのかよ。
俺は深々と土下座した。
「申し訳ございませんでした。どうか両親には言わないでいただきたいです」
「今後、私の命令は全て聞く?」
「いや、それはちょっと」
「ふーん、そうなんだ。じゃあ言っちゃお、ケン君が私を襲おうとしたって村中のみんなに言っちゃお」
「襲おうとはしてないです」
「でも、みんなは私とケンのどっちの言うことを聞くかな? 命令、聞くよね?」
なんて卑怯なんだ。俺は処女が欲しいって言っただけなのに……。
「聞くよね?」
「……聞きます」
「よし……じゃあ誕生日プレゼントあげるね」
「え、もしかしてショ」
ゴスッ
蹴られた、鼻を蹴られた。鼻は痛いよ。
「……しょ、処女ではないけど……変態のケン君は喜ぶと思うよ」
「な、なにをもらえるんでしょうか」
「本当に言うこと聞くよね?」
「聞きます!」
マリアはポケットから白い布を取り出した。
「…………さっきまで履いてたやつだから」
まさかのパンツだ。紅潮したマリアの頬を見て俺の"相棒"は一気にギンギンになった。
「ありがとう、本当に貰って良いの?」
「その代わり、ちゃんと言うこと聞きなさいよ」
「もちろんです、お姫様」
「お姫様って何よ……もう、行くから。そのパンツのことはだれにも言っちゃダメだよ、見せてもダメ」
「分かった」
マリアは走って行ってしまった。その背を見送る俺の手元にはまだ暖かいパンツが……。
はっ! こうしちゃおれん、このパンツがまだ暖かいうちにどこかで……。
俺は走った。流石に外でするには寒すぎる、〈丈夫〉があっても耐えられない。やっぱりオナニーは自分の部屋が良い。
「ただいま!」
家に帰った俺は急いで自分の部屋に入ってドアにつっかえ棒をかました。
良かった、パンツはまだ暖かい。
母の「そろそろご飯よ」と言う声に適当に返事をしつつ、暖かくてしっとり湿ったパンツでちんこを包んだ。
ああ、これはすごい、なんて良いんだ。正直気持ちよさでは全てを包んでくれるうんちには負ける。しかし、うんちとは比べ物にならない興奮がここにはある。
〈水球〉の連写より早いペースで俺の右手は上下した。そろそろ出る。
「うっ」
俺はパンツに中出しした。
「もうご飯よ!」
「はい、今行く」
良かった間に合った。俺はパンツをベッドの隙間に挟んで部屋を出た。
今日の夕飯は鶏を丸ごと使ったローストチキン。今まで見たことないくらい豪華だ。
「ケン、杖はどうだった?」
「最高だったよ、お父さん。ありがとう!」
「明日、革で杖のホルスターを作ってやる」
「やったー!」
ご飯を食べ終わって俺は部屋に戻ってきた。
いやあ、美味しかった。もう満腹だ。さて、パンツをどこに隠そうか。部屋は基本的にお母さんがどこに隠しても見つけそうだ。ベッドの下なんてベタな所に隠したら明日には見つかってるだろう。
よし、あそこにしよう。しばらく部屋を見渡した後、俺はあるところに隠すことにした。
ズボンとパンツを脱ぎ半裸になってマリアのパンツを履く、そしてその上からもう一度俺のパンツとズボンを履いた。完璧だ。そう、俺はマリアのパンツを自分の股に隠すことにした。洗濯物の籠には出さない、自分で洗おう。
あー、干す場所だけ考えとかないとな。
まあいいや、とりあえず寝よう。今日はたくさん〈水球〉を撃って疲れた。
ベッドに入って、マリアのパンツが湿っていたことを思い出し、処女が欲しいと言われたマリアが股を濡らす妄想をしながら俺は眠りについた。