※この作品はR-18です。

友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁   作:馬門戒明/輪島ライ

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第5話 輪姦演習(りんかんえんしゅう)

 あれから半年近くが経って、季節は既に冬に入っていた。

 

 ケイ先生は俺たち5人に高校1年の間にそれぞれの分野の武道のエキスパートになることを命じ、年度内に地元の大会で準決勝まで勝ち進むことを目標とするよう告げた。

 

 日下は柔道、高木はボクシング、城戸は弓道、山形は剣道、そして俺は総合格闘技。

 

 俺たち5人が目標を果たせば特別なご褒美があると言ってくれたケイ先生のために俺たちはたった半年間の間に猛練習を重ね、俺以外の4人は既に地元の大会で準優勝あるいは優勝の座を勝ち取っていた。

 

 そして12月下旬のこの日……

 

 

「はあっ、はあっ、一体何なんだよこいつは……何度倒れても一向にダウンしねえじゃねえか……」

 

 口内から血を流しながらマットの上に立ち上がった俺に、身長2メートル近くもある大阪府内の高校生アマ選手は余裕を見せながらも恐ろしさを感じていた。

 

「そうだよ、お前がどれだけ強くても俺は決してくたばらない。だって俺はなぁ……!」

 

 一瞬の隙を突いて俺は相手の顎に頭突きを食らわせ、仰け反った相手の目前で身を屈めるとマットを蹴って宙に浮いた。

 

「がはあっ!?」

 

 空中で右足を水平に回転させ、俺は裸足の右の爪先を相手の左側頭部に叩き込んだ。

 

 試合が始まってからその巨体と俊敏な動きで俺を圧倒し続けていた相手はスタミナが切れた所に全力を込めた蹴りを叩き込まれ、頭からマットに倒れ伏した。

 

「3・2・1・ゼロ! やりました、高校生総合格闘技選手権大阪府大会は古田翔選手の勝利です!! 会場の皆様、惜しみない拍手をお送りください!!」

 

 全身に受けてきた打撃が今になって内臓に響き、勝利宣言の直後に俺はマットの上にくずおれた。

 

 しかし、そんな俺に女神が優しく手を差し伸べる。

 

 

「あ、はあぁ……ケイ先生……」

「古田くん、今日はよく頑張りましたね。帰ったらケイ先生からの素敵なご褒美が待っていますよ☆」

「起きろ、起きろ古田! お前が帰ってこなきゃ何も始まらねえんだよ!!」

 

 激励の言葉を叫んだ高木に笑顔を向けながら、俺は城戸と山形に両側から肩を持ち上げられて立ち上がった。

 

 今日俺はここにケイ先生との約束を果たして、友森学苑に凱旋するのだ。

 

 

 そして凱旋した俺を待っていたのは、この日をずっと待っていたケイ先生による極楽の宴だった。

 

「それでは皆さん、今日はこの大浴場をすっごく官能的な試みに使っちゃいます! お母様に知られると怒られるので内緒にしててくださいね☆」

「待ってましたあっ!! 全員身体は洗いましたけどこれから一体何が……?」

「え、皆さんのたくましい身体で私を輪姦して貰うだけですけど」

「同意があったら乱交でしょう!? いやまあ大体予想はついてましたけど」

 

 校舎内の大浴場で俺たち5人は裸で巨乳をぷるんぷるん揺らすケイ先生を見て股間を大膨張させながらそれぞれ身体を洗い、先に湯船に浸かっていたケイ先生は俺たち5人が大方予想していたご褒美について発表した。

 

 自分から輪姦してほしいと申し出たケイ先生に恒例のツッコミを入れる山形にも構わず、湯船から立ち上がったケイ先生は豊乳をえっへんと張って続ける。

 

 

「本当は強姦術訓練ということでお風呂場以外でしたかったですし、立派な丈夫(ますらお)には他の雄を押しのけてでも目の前の女体を受精させる気迫が大切なので本当であれば皆さん同士で真っ向勝負をして勝った順に私に挿入してほしいです。でも皆さんは強くなりすぎたので勝負を条件にすると校舎が壊れてしまいます。という訳でじゃーんけーんぽーん! 運も実力のうちですよ☆」

「ああ、そういうことですか……じゃあやるぞ、最初はグー! ええっ!?」

 

 こういう時は自分が音頭を取ってすぐにパーを出せば勝てると信じた俺だが、他の全員がチョキを出したせいで俺の挿入順は最後になってしまった。

 

 

「古田お前こういう時いっつもパー出して勝つだろ! そんなの俺ら全員分かってんだよ!!」

「くそう、こんな時に逆襲されるなんて……」

「残り者には福があるとも言いますよ☆ では最初は日下くんですね。一番でっかいおちんちんを最初に挿れられるなんて緊張しちゃいます。他の4人もお手やお口でどうぞ☆」

「先に射精しちゃわないように注意しなきゃな。では俺はお口貰いっ!!」

「じゃ、じゃあ僕は手で……」

「城戸ちゃんに同じ」

「えーと、残り者はどうすれば?」

「後ろからおっぱいでも揉んでてください☆」

「よっしゃあっ!!」

 

 大浴場の床に仰向けに寝転んだ日下の腰の上にケイ先生はまたがり、日下の巨大な一物を興奮で愛液が溢れ出していた秘所に差し込んだ。

 

 ケイ先生は右手で城戸の、左手で山形の勃起した陰茎を握ると真正面に立っている高木の陰茎を美しい口で咥え、俺だけが陰茎を垂れ下がらせたままケイ先生の背後に回るとFカップの乳房を持ち上げながら揉み始めた。

 

 ケイ先生とはこの半年以上の間に何度もセックスをしてきたが5人まとめて相手をして貰うのはこれが初めてで、俺は日下の巨大な一物で突き上げられて喘ぎ声を上げ始めたケイ先生を複雑な気持ちで眺めていた。

 

 

 日下の腰の上で豊かな双球をぷるんぷるんと揺らしながら、ケイ先生は日下にねぎらいの言葉を投げかける。

 

「日下くん、武道の経験はなかったのに柔道選手権で準優勝できて素晴らしいです。柔よく剛を制すという言葉の通り決勝では細身の相手に負けてしまいましたけど、その反省を活かしてこれからも頑張りましょう☆」

「はいっ! あ、ああ出るっ……」

 

 騎乗位でケイ先生の膣内に大量射精を果たした日下は全身を脱力させ、立ち上がったケイ先生の腟内からは白濁液がとろとろと流れていた。

 

 

 2番目の高木は後背位で、3番目の城戸は対面座位で、4番目の山形は正常位でそれぞれケイ先生に精液を中出しし、4人分の精液で腟内を一杯にしたケイ先生は俺に優しく右腕を差し出した。

 

「古田くんはどのような体位をお望みですか? 私は何でもお相手します☆」

「4回も中出しされてケイ先生もお疲れでしょう。力を抜いて床板の上に寝転んでください」

「古田くんは優しい男の子ですね。ではお好きにどうぞ☆」

 

 俺はケイ先生が艶めかしく床板に仰向けに寝転んだのを確認すると、両手でケイ先生の両大腿をつかんで両脚をM字になるよう広げた。

 

 ここまでは正常位と何ら変わりないが、俺はケイ先生に真上から覆いかぶさると勃起しすぎて痛みさえ感じる陰茎をケイ先生の秘所に勢いよく差し込んだ。

 

 

「あっ! ああっ……」

「今日のケイ先生は俺のかわいいお嫁さんです。だから俺はこうやって先生に種付けをします。……孕め、孕めケイっ!!」

「うふふふふ、古田くんはいつも元気一杯ですね。私も古田くんの赤ちゃんを身ごもってみたいです☆」

「あーっずるいよケイ先生。俺たちだって先生を妊娠させてみたいのに……」

 

 いわゆる種付けプレスの体勢で俺はケイ先生の秘所に陰茎を打ち付け続け、その勢いで横に揺れる先生のFカップの乳房を乱暴ながら優しい手つきで揉みしだいた。

 

 ケイ先生は普段から経口避妊薬を飲んでいるというので今ここで俺の精子で受精することはないだろうが、それでも少しでも自分の分身を先生の膣内に残そうと俺は必死で腰を動かし続けた。

 

「ケイ先生、俺の精液で孕んでくださいっ!! ああああああああああああっ!!」

「んっ……!」

 

 俺が陰茎の先端から大量の精液を放った瞬間にケイ先生も少しだけ身体を震わせ、俺はケイ先生を少しでも絶頂させられた満足感に身を委ねた。

 

 数秒間の余韻を楽しんでからしぼんだ陰茎を引き抜くとケイ先生の腟内からは5人分の白濁液がとろとろと流れ出してきて、ケイ先生はその光景を見てふふっと笑った。

 

 

「実は私、ここしばらく忙しくて経口避妊薬を飲み忘れがちだったんですよ。これは大変なことかもですね」

「えええっ!? それって……」

「まあこれぐらいの量なら全然吸収できます。後で水分補給しないと体調を崩してしまいますけど☆」

「なっ!? 先生本当に人間ですか!?」

 

 どういう仕組みかは分からないがケイ先生は秘所に溜まっていた5人分の精液を吸い込むかのように腟壁から体内に吸収していき、今更ながらこの人は本当にただの人間なのだろうかと思って俺たちは絶句した。

 

 

 

 俺たち5人がケイ先生の与えた試練に打ち勝ったことで今日からは年明けまで冬休み期間ということになり、俺たち5人はケイ先生とこの学苑の理事長でありケイ先生のお母さんである藍(あい)先生も交えて校内でささやかなクリスマスパーティーを開催した。

 

 若い男が5人もいるということで巨大なものを注文したクリスマスケーキを囲んで飲めや歌えやと楽しんでいると夜はあっという間に過ぎていき、未成年飲酒をしている訳でもないのに俺たち5人は座敷で寝入ってしまった。

 

 

 

 ケイ先生と2人きりでクリスマスデートをする幸せな夢を見ていると、誰かが俺の頬をつついて目を覚ました。

 

 俺が眠い目を開けて起き上がるとそこには真剣な表情をしたケイ先生と藍先生が立っていて、俺は一体何があったのだろうと思って座敷から立ち上がった。

 

「古田くん、今から言うことをよく聞いてください。城戸くんがとある勢力に誘拐されました」

「ええっ!?」

「他の3人がまだ寝ているのでお静かに。まだ遠くには行っていないはずですから、私はどうにかして城戸くんを連れ戻します。それまでお母様と学苑をよろしくお願いします」

 

 ケイ先生はそこまで話すといつもの忍者のような素早さで校舎内から走り去って行き、訳が分からない俺は小声で藍先生に事情を聞いた。

 

 

「城戸くんはノンアルコールカクテルに酔って校舎の外に出た所を誘拐されたようです。彼らは今日この日にクリスマスパーティーがあることを予想していたようですね」

「いやあの、誘拐って言っても誰が? 城戸はいくら小柄な美少年でももう高校生ですよ?」

「狙いは城戸くんではなく、渓(けい)をおびき出すことでしょう。おや、他の3人も目を覚ましたようですね」

「ちょっと話が聞こえてたんですけど、城戸がさらわれたってどういうことですか!? 理事長先生、本当のことを教えてください!!」

 

 懇願した高木と日下と山形に、藍先生は覚悟を決めてこの学苑の真実を話し始めた。

 

 

 全寮制私塾である友森学苑葦原記念校を代々運営してきた加護一族は日本の君主である天皇を擁する皇室の「最も」遠い親戚で、加護一族の後継者であるケイ先生は天皇の影として帝王教育を受けて育ってきた。

 

 友森学苑葦原記念校の存在意義はケイ先生の夫となるに相応しい最強の丈夫(ますらお)を探し出すことで、ケイ先生は俺たち5人の誰かを将来の夫とするために俺たちを鍛え上げてきた。

 

「藍先生、天皇の影って言っても日本の天皇は男系男子しかなれないはずでしょう? 藍先生の娘である時点でケイ先生は女系でしょうし、仮にケイ先生のお父さんが皇室の血を引いていてもケイ先生は男系女子にしかならないような……」

 

 ここにいる4人では最も一般常識に詳しい山形がそう言うと、藍先生はその質問を待っていたかのように口を開いた。

 

 

「ええ、だからこそ私たち加護一族は皇室の『最も』遠い親戚なのです。皆さんはY染色体とミトコンドリアDNAという言葉をご存知ですか?」

「いやあんまり……」

「手短に話しますが今の日本の皇室は神武天皇から連綿と受け継がれたY染色体を男系継承で受け継いでいて、途中で不貞行為を働いた皇后がいなければ今上(きんじょう)天皇陛下も神武天皇と同じY染色体を有しているはずです。これが男系男子たる天皇の正当性の一つの根拠となっている訳ですが、私と渓はあの天照大御神(あまてらすおおみかみ)の女系の子孫であり、私も渓も天照大御神と同じミトコンドリアDNAを女系継承で受け継いでいます。私たちは天照大御神のミトコンドリアDNAを、皇室の方々は天照大御神の子孫である神武天皇のY染色体を受け継いでおり、より神に近い存在は私たちの方ですが天照大御神は皇祖神であっても天皇ではないため神武天皇の子孫である皇室がこれまでの歴史で日本を統べてきました。身体能力の面では神の遺伝子を直接受け継ぐ加護一族の方が圧倒的に優秀ですが、日ノ本(ひのもと)を統べる権力者はあくまで天皇の遺伝子を受け継ぐ皇室であるべきという考えには私も渓も賛同しています」

「話が難しすぎてよく分かりませんけど、もしかして城戸をさらった犯人は皇室の手先ですか? 考えたくないですけど、ケイ先生を亡き者にすれば皇室を脅かす存在はいなくなるとか……」

「いえ、今上天皇や上皇さまをはじめとする皇族の方々は私たち加護一族の存在を認めており、もし皇室の男系継承が途絶えた際には私たちを表舞台に立たせて次なる天皇の座に据えることに賛同されています。しかし一部の右翼団体から成る過激派は加護一族を目の敵にしていて、これまでもこの学苑は何度も破壊行為の被害に遭ってきました。城戸くんを誘拐したのもきっと彼らでしょう」

「そ、そんなことが……」

 

 俺は元々皇室に詳しい訳ではないし隣にいる日下に至っては話が難しくなりすぎて完全に沈黙していたが、要するに「神武天皇の息子の息子の息子の(以下繰り返し)息子」が今の日本の天皇陛下で、「(神武天皇の先祖である)天照大御神の娘の娘の娘の(以下繰り返し)娘」であるケイ先生は前者の血筋しか天皇として認めない右翼の過激派に狙われていたのだろう。

 

 これまでも学苑に爆弾が仕掛けられたり校庭に落とし穴が仕掛けられていたりしたことは何度もあって、ケイ先生はそれらのトラップは俺たちを鍛えるために仕掛けたものだと話していたが実際には過激派によるテロ行為の一環だったのだろう。

 

 

「これまで皆さんにはお見せしてきませんでしたが、私も年老いたとはいっても天照大御神のミトコンドリアDNAを継承していますから超越的な身体能力を有しています。もし過激派が学苑に一斉攻撃をかけてきても私が生徒の皆さんをお守りします」

「いえ、藍先生。俺たちはあくまでケイ先生を倒すため、ひいてはケイ先生に勝利してケイ先生を妻にするためにこの学苑で鍛錬を重ねてきたんです。日下、高木、山形。俺たちが今何をすべきかは分かるな?」

「当たり前だ!!」

「皆さん……」

「ケイ先生は城戸を助けるために自分が身代わりになるだろう。あの人はそういう人だ。いずれ城戸はこの学苑に帰ってくるだろうから、それから事を起こす。俺たち5人でケイ先生を助けるんだ!!」

 

 4人で円陣を組んで決意を固め、俺たちは藍先生にこの学苑を守って貰うよう頼んだ。

 

 

 そして夜が明けた頃には案の定城戸はケイ先生との人質交換で学苑に戻ってきて、俺たちに過激派のアジトが大阪府大阪市西成区の某所にあることを話した。

 

 過激派たちと刺し違えてもケイ先生を助ける覚悟で、解放されたばかりの城戸を含めた俺たち5人は西成区へと向かった。

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