光が止むと大聖堂の様な所に僕達はいた。
「香織さん大丈夫?」
「うん何とかハジメくんは?」
辺りを見渡すと宗教の信者の様な格好した人達囲まれている事に気づいた。
「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ」
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今僕達は中世の人達が晩餐をする様な大広間に集められ席に付いている天之川4人組と僕取り巻きといった順だ何人か僕を睨んだがどこ吹く風で香織の隣に僕ついた。
暫くするとメイド達が入ってきたそう生メイドだ当然男子達は鼻の下を伸ばし女子は氷河期の様なジト目を男子達に浴びせた、僕も思わず見入ってしまったが背後から悪寒を感じた。
「うふふ♪」
「ごめんなさい。」
香織は笑顔だが物凄いプレッシャーを感じた。
「別に怒って無いよ、ただそんなにメイドさんが見たかったら言ってくれれば私着たのに」
「…えっとじゃ次のデートにでも///」
「うんいいよ///」
こんな時でも桃色の空間を作るバカップル、子悪党組リーダー檜山やクラスの人気者天之川から物凄く睨まれていた、暫くするさっきの老人イシュタルが入って来た。
「さて、あなた方においてはさぞ混乱していることでしょう。一から説明させて頂きますのでな、まずは私の話を最後までお聞き下され」
要約すると魔人族と呼ばれる物が人間族の国に攻め込んで来たから助けて欲しいらしい、どうやら戦争の為に呼ばれた様だ。
「あなた方を召喚したのは〝エヒト様〟です。我々人間族が崇める守護神、聖教教会の唯一神にして、この世界を創られた至上の神。おそらく、エヒト様は悟られたのでしょう。このままでは人間族は滅ぶと。それを回避するためにあなた方を喚ばれた。あなた方の世界はこの世界より上位にあり、例外なく強力な力を持っています。召喚が実行される少し前に、エヒト様から神託があったのですよ。あなた方という〝救い〟を送ると。あなた方には是非その力を発揮し、〝エヒト様〟の御意志の下、魔人族を打倒し我ら人間族を救って頂きたい」
饒舌にそんなことを言ってるが誤魔化されないよ戦争何てろくでもない事は蛍○墓で知ってるし何ならガ○ダムでも語られてからね、暫くする担任の畑山愛子が話割って入って来た。
「ふざけないで下さい! 結局、この子達に戦争させようってことでしょ! そんなの許しません! ええ、先生は絶対に許しませんよ! 私達を早く帰して下さい!」
生徒思いの必死に講義している側から見る子供叫んでいる様にしか見えない事言わないのマナーだ。
「きっと、ご家族も心配しているはずです! あなた達のしていることはただの誘拐ですよ!」
「あなた方を返す方法はありません」
「何ですって?」
「あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えませんのでな、あなた方が帰還できるかどうかもエヒト様の御意思次第ということですな」
「そ、そんな……」
イシュタルの話を聞いてみんな不満爆発させようとしているとみんなを落ち着かせようとする者が現れた。
「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもないんだ。……俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。」
実際に見た訳じゃないのに相手の話を鵜呑みにする彼をおめでたいと思ったのは悪い事だろうか?
「それを知って、放っておくなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。……イシュタルさん? どうですか?」
「そうですな。エヒト様も救世主の願いを無下にはしますまい」
「俺達には大きな力があるんですよね? ここに来てから妙に力が漲っている感じがします」
「ええ、そうです。ざっと、この世界の者と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな」
「うん、なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救ってみせる!!」
彼のカリスマがここで発揮された。
「へっ、お前ならそう言うと思ったぜ。お前一人じゃ心配だかな。……俺もやるぜ?」
「龍太郎……」
「今のところ、それしかないわよね。……気に食わないけど……私もやるわ」
「雫……」
「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」
「香織……」
話は完全に戦争に参加する流れになった、イシュタルの顔を見ると悪どい顔をしていた完全僕達を戦争の人柱と認識しているのだろう。
「(香織を守らないと)」
そんな中僕は頭のメモ帳のブラックリストイシュタル達の名前が載った、悪く思わないで欲しいいくら僕がお人好しでも限度がある僕自身は死にたくないしクラスメートも死なせたくない。