この世界での生活。
住めば都という言葉があるが、それもあまり意味はないだろう。
「あまり子供が住んで良い街という感じではないけど、仕方ないか」
そうしながらも、俺は歩いていた。
街の雰囲気もそうだが、最近は、怪しい連中が現れている。
それを聞いたからこそ、確かめるように歩く。
「まぁ、そんな奴は、早々」
出てくる訳ない。
そう、言葉が出ようとした時だった。
路地裏で、誰かが追い込まれているのを見かける。
彼女は確か。
「リン」
「ホエルさん!」
そこには知り合いの女の子がいた。
しかも、そこには。
「あぁ、邪魔しないでくれるかい?僕はこれから任務で忙しいからさ」
「任務ね、まぁ、そう言われたとしても」
そうして、俺は既に睨んでいた。
「関係ないがなぁ!」
既に跳び、蹴る。
それを見た奴は、すぐにその場から跳んだ。
「いきなり暴力かい?野蛮じゃないか?」
「怪しい奴はぶん殴る。ここでは常識だぞ。それとも、まるで常識が通じないから、別の世界から来たのか?」
「くくっ、さぁね、試してみるかい」
そうして、そいつは既にデュエルディスクを構えていた。
「そうだな、確かに試してみた方が早いかもな」
そうして、俺は少し前に手に入れた指輪を取り出す。
アキの1件以降、奇妙な事に、女性と行為を行う事があった。
それと共に、俺は、そのまま指輪を装填する。
『KMF』
鳴り響く音声。
それと共に、俺のデュエルディスクにデッキが現れる。
「へぇ、面白いデュエルディスクだね」
「さて、やるとするか」
それと共に、未だに目の前にいる奴の正体が分からないまま。
「「デュエル」」
デュエルの始まりの合図を互いに言う。
「まずは俺からだな。俺は手札にあるこのカードはレベルの合計が8以上になるように手札の機械族モンスターを捨てて、手札・墓地から特殊召喚できる。
俺は手札にあるKMF 無頼、KMF グラスゴー、KMF 月下を墓地に捨てる。
その効果で、マシンナーズ・フォートレスを特殊召喚する」
俺の言葉を合図に、場に現れたのは、マシンナーズ・フォートレス。
その巨大な戦車と一体化した機体が、俺の前に現れる。
「上級モンスターねぇ」
「まぁ、こいつを出したのは、おまけなんだけどな。メインはむしろ、捨てたカードなんだけどな」
「へぇ、それってつまり」
「KMF 無頼の効果。このカードが墓地に送られた時、このカードと同じレベルの『KMF』と名のつくモンスターをデッキから攻撃表示で特殊召喚できる。俺はKMF 無頼を特殊召喚する。そして、KMF グラスゴーの効果で、このカードが墓地に送られた時、デッキからこのカードと同じモンスターを手札に加える」
「あぁ、なるほど、墓地に捨てたカードの効果を使う為に使った訳か、確かにそういうのでは便利だねぇ、それで、それを使って、シンクロ召喚でもするの?」
まるで、これから何をするのか。期待するように見る。
「そう慌てるなよ、マシンナーズ・フォートレスと場にいるKMF 無頼をリリースして、浮遊航空艦 斑鳩を守備表示でアドバンス召喚する」
「えぇ、せっかく出したのに」
「まぁ、そう言うなよ、それにKMF 無頼の効果、1ターンに1度じゃないから」
「えぇ、マジかぁ」
そうしている間に、俺は再びKMF 無頼を召喚する。
それと共に、俺は手札を見る。
このまま、続けて召喚しても良いが、その場合の恐ろしさは、理解している。
だから。
「カードを2枚伏せて、ターンエンド」
そう、俺の宣言と共に、奴は笑みを浮かべる。
「こんなに見せてくれたからな、僕も見せないとね。僕のターン。へぇ」
そうして、奴は笑みを浮かべながら。
「僕は捕食植物オフリス・スコーピオを召喚する。オフリス・スコーピオの効果、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「捕食植物オフリス・スコーピオ」以外の「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。僕は、デッキから捕食植物ダーリング・コブラを特殊召喚する。
そして、ダーリング・コブラの効果、このカードが「捕食植物」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
僕は、融合を手札に加える」
そう、流れるように、奴の場にはその名の通り。
捕食植物を思わせるモンスターが現れる。
けれど、その手札に加えた融合。
それは。
「融合って」
「・・・」
「そうだね、君達には初めてだよね」
リンは、そのカードに違和感があった様子。
「そして、僕は手札から融合を発動する」
同時に、奴の場にいた二体のモンスターが、宙を舞う渦へと吸い込まれる。
「魅惑の香りで虫を誘う二輪の美しき花よ!今ひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!融合召喚!現れろ!飢えた牙持つ毒龍。レベル8!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!」
その言葉を合図に、現れた存在。
それは、不気味な龍。
全身を植物の龍が、その場に現れた。
「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果。このカードがフィールドのモンスターのみを素材として、融合召喚に成功したターンに発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの攻撃力の合計分アップする」
その一言。
呟くと同時に、俺の場にいたモンスターから、まるで力を吸い取っていく。
その攻撃力は、かなり大きい。
けれど。
「確かに厄介だな」
「それじゃ、行くよ。スタークヴェノム・フュージョン・ドラゴンで、KMF 無頼に攻撃」
そう、真っ直ぐと、KMF 無頼を飲み込もうとする巨大な口。
だが。
「罠カード、強化蘇生。自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動でき、そのモンスターを特殊召喚する。
その効果で墓地からKMF グラスゴーを召喚する」
「んっ?なぜ、このタイミングで」
「さらに、罠カード、緊急同調。その効果で自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
Sモンスター1体をシンクロ召喚する」
「おぉ」
その言葉と同時に。
「レベル3のKMF 無頼をレベル3KMF グラスゴーにチューニング!シンクロ召喚!」
それと同時に、眼前にいた無頼は、その姿が変わる。
内側から弾けるように現れたのは。
「レベル6、KMF 紅蓮弐式!」
そうして、迫るスタークヴェノム・フュージョン・ドラゴンに。
現れた紅蓮の機体が、その巨大な右腕を構えていた。
「紅蓮弐式の効果、このカードは特殊召喚に成功した時、相手モンスター1体を選択して破壊する!」
それと共に、右腕には赤い雷が走る。
それを見た奴は。
「いいねぇ、最高じゃないか!迎え撃て!スタークヴェノム!!」
「弾けろ!」
その言葉と共に、2体がぶつかり合う。
そして、その衝撃は。
「えっ、これは」「ちっ」
互いの衝撃。
それと共に、俺達は、その場で巨大な光に包まれる。
何が起きたのか、分からない。
それと共に、俺の目の前には。
「・・・なんだ、ここは」
見た事のない景色が広がっていた。
今回、活動報告の所にあったカードを少し変更し、投稿させて貰いました。
下記のように、変更させて貰いました。
NHF 無頼
レベル3 地属性 機械族
攻1400/守1300
チューナー・効果
①このカードが墓地に送られた時、このカードと同じレベルの『NH』と名のつくモンスターをデッキから攻撃表示で特殊召喚できる。
NHF グラスゴー
レベル3 地属性 機械族
攻1400/守1300
効果
①このカードはバトルフェイズの間、攻撃力が400ポイント上がる。
②このカードが墓地に送られた時、デッキからこのカードと同じモンスターを手札に加える。
NMF 紅蓮弐式
レベル6 炎属性 機械族
攻2600/守1600
効果
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①このカードは特殊召喚に成功した時、相手モンスター1体を選択して破壊する。
②このカードが攻撃する時、相手はモンスター効果を発動できない。
浮遊航空艦 斑鳩
レベル8 水属性 機械族
攻2900/守3300
効果
①1ターンに一度、『KMF』と名のつくモンスターを召喚した場合、自分の手札に『KMF』と名のつくモンスターがいればもう一度召喚できる。
②このカードは守備表示の場合、1度の戦闘では破壊されない。
③『KMF』と名のつくレベル4以下のモンスターを手札に戻し、発動する。相手モンスターの攻撃力を手札に戻したモンスターの半分下げる。