※この作品はR-18です。

遊戯王 ナンバーワンを目指す者   作:ボルメテウスさん

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ナンバーワン対決

舞網チャンピオンシップでの一回戦の試合は、誰もが予想外な展開で起きていた。

 

互いのライフは2000。

 

ここまでの戦いで、そこまで減っていた。

 

前年度のジュニアユーズの優勝者である桜樹ユウ。

 

彼が操るデッキである魔導書はまさしく、変幻自在だった。

 

既に、彼の切札である魔導法皇 ハイロンが姿を現していた。

 

その姿は荘厳であり、まさに彼の勝利を約束するものと思われた。

 

そして、魔法・罠ゾーンにも、魔導書によるサポートを十全に行っていた。

 

魔法カード「魔導書廊エトワール」により、ハイロンの攻撃力は大幅に上昇していた。

 

その強大な力を前にして、周囲の観客たちは息を呑むばかりだった。

 

しかし、その場に一人だけ異彩を放つ存在がいた。

 

それが、俺だ。

 

俺は冷静な表情でユウを見据えながら、口を開いた。

 

「なっなんなんだ、そのデッキは」

 

ユウは目を見開き、驚きを隠せない様子だった。

 

当然だろう。

 

誰もがユウの勝利を疑わなかったからこそ、この展開は予想外だった。

 

そんなユウに向かって、俺は静かに言葉を続けた。

 

「言っただろ、お前は俺の獲物だと」

 

その言葉と共に、俺は既に動き始めていた。

 

DMデッキ。

 

それは、レベルモンスターと同じように進化する。

 

特定の条件を満たすことで、より強いモンスターへと進化していく。

 

そして、今、俺のフィールドには1体のモンスターが揃っている。

 

それは、まさに切り札と言える存在。

 

「行くぜ、ウォーグレイモン」

 

そう呟きながら、俺は構えを取った。

 

ウォーグレイモン。

 

それはDMデッキの切札であるDM・ウォーグレイモンも構えていた。

 

ウォーグレイモンは、その名の通りまさに竜の姿をしていた。

 

しかし、ただの竜ではなかった。

 

その体は、鋼のような硬質な装甲で覆われていた。

 

まるで機械と生物が融合したような存在だった。

 

その体色は鮮やかな黄色。

 

全身を包む装甲は、光を反射して輝いていた。

 

そして、その装甲はただの装飾品ではなく、ウォーグレイモンの力を引き出す重要な要素だった。

 

ウォーグレイモンの四肢は長く、そして力強かった。

 

その四肢の先端には鋭い爪が生えていた。

 

特に、両腕に装着された爪は特徴的だった。

 

ウォーグレイモンの顔もまた特徴的だった。

 

その顔は竜の形をしており、鋭い牙と鋭い目を持っていた。

 

しかし、その目には知性と意志が宿っていた。

 

それはただの野生動物ではなく、高度な知性を持つ存在であることを示していた。

 

そして、ウォーグレイモンは構えていた。

 

そして。

 

「まずは、永続魔法ブルーカードの効果。選択したウォーグレイモンの攻撃力は、そのモンスターのレベル×100アップする。ウォーグレイモンのレベルは10。元々の攻撃力は3200に加えて、攻撃力は4200になる」

 

俺の言葉に合わせるようにウォーグレイモンは雄叫びを上げた。

 

その雄叫びは会場中に響き渡り、観客たちは圧倒されるばかりだった。

 

そして。

 

「バトルフェイズだ。ウォーグレイモン、魔導法皇 ハイロンを攻撃だ」

 

ウォーグレイモンは再び雄叫びを上げると同時に動き出した。

 

ウォーグレイモンはそのまま走り出すと共に、その手を構える。

 

大気中に存在する、全てのエネルギーを1点に集中させ、巨大な炎の球を形成する。

 

そして、その巨大な炎の球を魔導法皇 ハイロンに向けて放つ。

 

「ぐっ、速攻魔法!ゲーテの魔導書の効果!自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードを3枚までゲームから除外して発動できる。このカードを発動するために除外した魔法カードの数によって以下の効果を適用する。三枚のカードを除外し、相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。その効果でウォーグレイモンを除外する!」

 

それによって、放たれた魔道書は、真っ直ぐとウォーグレイモンに向かって行く。

 

しかし。

 

「このモンスターが相手の効果で場を離れる時に発動する。

 

自分の手札のカードを墓地に置く事で、このモンスターは場から離れない」

 

その言葉と共に、俺が手札を捨てれば、ウォーグレイモンは魔導書の効果を受けなかった。

 

しかし、ウォーグレイモンの攻撃が止まることはなかった。

 

魔導書の攻撃は無意味だった。

 

「なっなに?!」

 

ユウは驚愕の声を上げた。

 

そして、ウォーグレイモンの巨大な炎の球は、魔導法皇 ハイロンを飲み込む。

 

魔導法皇 ハイロンはその炎の球によって、一瞬にして消滅した。

 

そして。

 

「これで俺の勝ちだ。このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地に送った場合に発動する。

 

そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える」

 

「っ」

 

それと共に、ハイロンの攻撃力は2800。

 

互いのライフが2000の状況では、そのダメージは致命的なものとなる。

 

ユウのライフは0になった。

 

俺は勝利を確信し、ユウに向き直った。

 

ユウは驚きと困惑の表情を浮かべていた。

 

「俺がナンバーワンだ!」

 

その宣言は、周囲に驚きを隠せなかっただろう。

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