※この作品はR-18です。

遊戯王 ナンバーワンを目指す者   作:ボルメテウスさん

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炎に群がる虫

「俺のターン!」

 

その叫びと共に、シンジは手札を見る。

 

ライディング・デュエルが開始と共に、俺は、自分の手札を見る。

 

「俺はB・F-毒針のニードルを通常召喚する。このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「B・F-毒針のニードル」以外の「B・F」モンスター1体を手札に加える。俺はB・F-連撃のツインボウを手札に加える。そして、B・F-連撃のツインボウの効果で、このカードを手札から特殊召喚する」

 

そう、群れる蜂のように、次々とシンジは、B・Fを召喚していく。

 

「俺は、レベル3のB・F-連撃のツインボウにレベル2のB・F-毒針のニードルをチューニング!シンクロ召喚!蜂出する憤激の針よ、閃光と共に天をも射貫く弓となれ。シンクロ召喚!現れろ!B・F-霊弓のアズサ!」

 

呟きと共に、弓矢を構える一体の蜂のモンスターがその姿を現す。

 

手に持つ弓を、ゆっくりと構えながら。

 

「さらに、魔法カード、蘇生の蜂玉を発動。自分の墓地の「B・F」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。俺は墓地からB・F-連撃のツインボウを特殊召喚し、そのままB・F-連撃のツインボウにB・F-霊弓のアズサをチューニング!B・F-降魔弓のハマ!」

 

それと共に、場に現れたのは、先程のモンスターと同じように弓を構える蜂。

 

だが、その姿は、先程よりも強く感じる。

 

「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド。同時にB・F-降魔弓のハマの効果!相手が戦闘ダメージを受けなかった自分バトルフェイズの終了時に発動できる。自分の墓地の「B・F」モンスターの数×300ダメージを相手に与える。今、俺の墓地にいるB・Fは3体。よって、900のダメージを与える!」

 

同時に、俺に痺れるようなダメージが、確かに襲い掛かる。

 

「…その程度か」

 

「何?」

 

「終わったのかと聞いている」

 

「っ」

 

俺は、睨みながら尋ねる。

 

だが、シンジは、それで黙った。

 

「なら、終わらせる。俺のターン、ドロー」

 

そうして、俺はカードを見つめると共に。

 

「俺は手札から魔法カード、コア・クリスタルを発動。コア・クリスタルの効果により俺の場にコアクリスタルトークンを二体、特殊召喚する。さらに永続魔法、トリニティプロセッサーを発動」

 

「それで一体」

 

「…アロー・ヘッド確認!召喚条件はモンスター1体以上。リンク召喚!豊饒のブレイド・ニア!」

 

その一言、告げると共に、一瞬だけ猫の耳を思わせる少女が現れる。

 

それが、ニアであり、同時に俺の手にはニアの分身である剣がそのまま手に収まる。

 

「ニアの効果、LPを2000払う事でフィールド上のモンスターを1体墓地に送る」

 

「まさか」

 

「俺のライフぐらいくれてやるよ、最も勝利は俺が頂くがな」LP3100→1100

 

その言葉と共に、奴の場にいるB・F-降魔弓のハマは、ニアから放たれた光と共に消える。

 

だが、まだ終わっていない。

 

「再度、アロー・ヘッド確認!条件はモンスター1体以上。俺は豊饒のブレイド・ニアを素材にリンク召喚!烈火のブレイド・ホムラ」

 

同時に、ニアの変わりに現れたのは、ホムラ。

 

笑みを浮かべる彼女は、その手に持つ炎と共に、ゆっくりと構える。

 

「魔法カード、魔導加速、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送り、フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。

 

そのカードに魔力カウンターを2つまで置く。俺はホムラに魔力カウンターを2個置き、さらにホムラ自身の効果で魔力カウンターを1個、置く。

 

そして、トリニティプロセッサーの効果」

 

「最初に発動させたカード、一体っ」

 

「このカードが存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に。このカードに魔力カウンターを2つ置く。

 

そして、ブレイドと名のつくリンクモンスターを対象として発動できる。

 

このカードの魔力カウンターを1つ取り除きそのカードに魔力カウンターを1つ置く。

よって、2個の魔力カウンターを、ホムラに」

 

それと共に、輝きは、ずっと増す。

 

「ホムラの効果、1ターンに一度、魔力カウンターを任意の数取り除き、取り除いた魔力カウンター1つにつき攻撃力が400アップする。今のホムラの攻撃力は2000上がり、攻撃力は4000。つまり」

 

「っ!」

 

「さぁ、燃え尽きな」

 

同時に、ホムラから放たれた炎。

 

それは、真っ直ぐとシンジを燃やす。

 

「ぐっ」LP4000→0

 

瞬く間に終わりを告げると共に、俺はシンジの横を通り過ぎる。

 

「光に群がるだけじゃ、虫は燃やされるだけだぞ」

 

「お前に何がっ」

 

シンジの言葉を無視し、そのまま走り抜ける。

 

俺自身、奴と変わりないと分かりながらも。

 

「俺はデュエルをするしかないからな」

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