※この作品はR-18です。

遊戯王 ナンバーワンを目指す者   作:ボルメテウスさん

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迷い込み

ロジェとのデュエルが終えた後、俺は謎の穴に吸い込まれてしまった。

 

「・・・これは別の次元にいると言う事は理解出来た。

というよりも、この状況を見れば、嫌でも別の次元だと分かるわ」

 

そうしながら、俺は身に纏っている衣服を脱ぎながら、着替えている。

今の俺の格好はかなり目立っている為に、この状況で着替えなければ危険だと判断した。

穴で向かった先が、丁度、制服が置かれている場所だった為に、そこから拝借する事にした。

 

「にしても、まさか偶然とはいえ、こんな所に入れるとはな」

「ぐっ、貴様ぁ!」

 

そうしながら、俺に向かって叫ぶ人物。

その人物は、高身長で細身。白髪のくせっ毛なロン毛であり、高齢だろう。

まぁ、ここで行われている実験を見る限りだと、ろくでもない奴だと分かる。

 

「それで、久し振りだけど、大丈夫だったか、リン」

「はっはい、その久し振りですね、吠さん」

 

そこにいたのはリン。

シンクロ次元での知り合いであり、融合次元で攫われたはずの人物だ。

 

「それにしても、まさか融合次元にたまたま来て、洗脳されそうになっている場面に出くわすとは思わなかったぞ」

「あはははぁ」

 

俺が、この場所に来た当時。

リンがなぜか拘束をされていた。

そして、その近くには怪しげなカードがあった。

俺はすぐにそれを消し飛ばす。

こちらの存在に気づいた変態科学者はすぐにデッキを取り出し、デュエルを仕掛けてきたのだが、一分で終わらせる事が出来た。

同時に、ここが、どこかも理解出来た。

 

「まさか、融合次元に直接来るとは思わなかったぜ」

 

本来ならば、ランサーズと共に向かうはずだった融合次元の根城であるアカデミア。

その真ん中に来てしまうのは、運が悪すぎた。

 

「どうします。ここから脱出する方法は」

「・・・ないだろうな。監視カメラを見る限りだと、それがよく分かる」

 

この状況で、どんな手段で脱出しようとしても、阻止される。

 

「どうすれば」

「・・・はぁ、仕方ない」

 

それと共に、俺は立ち上がる。

 

「どうせ、殺されるかもしれないんだったら、派手に暴れるか」

「派手にって」

「危機的状況だろうと、逆転する方法がある。逃げる事が出来ないんだったら、この際、討ち取ってやろうじゃないか」

「もっもしかして」

 

俺がこれからやろうとしている察したリンは笑みを浮かべる。

 

「赤馬零王をぶっ倒す」

 

それを察したように肩を落とす。

 

「はぁ、分かりました。でしたら、私も連れて行ってください」

 

その言葉にリンの一言に笑みを浮かべる。

 

「分かったよ、ただし」

「負けないようにですよね」

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