※この作品はR-18です。

遊戯王 ナンバーワンを目指す者   作:ボルメテウスさん

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次元の終わり

赤馬零王とのデュエル。

それは、かなり簡単に終わりを迎えた。

奴は、こちらの情報を探り、徹底的なメタを張ろうとしていた。

だが。

 

「大精霊機巧軍-ペンデュラム・ルーラーは、確かにそのモンスターのレベル以下のモンスターは攻撃出来ない。

だがな」

「っ」

 

俺は既に構えていた。

俺は、既に俺自身であるゴジュウウルフへと変わっており、構えていた。

 

「ゴジュウウルフは、リンクモンスター!よってレベルは存在しない!そして、ゴジュウウルフの効果により、このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターのレベルまたはランクの数×100アップする。お前の場にいる大精霊機巧軍-ペンデュラム・ルーラーのレベル12で攻撃力は1200。そして、DM・オメガモンのレベル10とDM・シャウトモンX7のレベル12が合わさった事により、攻撃力は2200となっている!よって」

「攻撃力は、3400、上がっている」

 

それと共に、俺も構えていた。

 

「さぁ、行くぜ!」

 

同時に駆け出す。

真っ直ぐと、奴の場にいるペンデュラム・ルーラーに向かって。

手には既にゴジュウウルフの武器であるウルフカリバー50を構えていた。

 

「ウルフデカリバーフィニッシュ!」

 

それと共に、放った一撃。

それにより、ペンデュラム・ルーラーは、そのまま切り裂かれ。

 

「ぐっ!」

 

奴のライフは完全な0となる。

 

「さて、てめぇの事情に関してはよく分かったよ」

「・・・」

 

デュエルの最中、俺の挑発に乗った奴はそのまま語った。

発生した次元戦争の原因は、零王の「亡くした娘を取り戻す」という個人的極まる願いによるものだったのである。

世界の再生に必要な原料として生命エネルギーに目を付け、エクシーズ次元の人々を全員カード化する事を決行、回収したカードは新たな次元「第五次元アークファイブ」を構築する為の装置に投入している。

 

「そんな事の為に」

「私にとって、娘が全てだった。

それ以外は、どうでも良い事だ」

「・・・そうかよ」

 

それだけ聞いて、俺はそのままその装置へと向かう。

 

「つまりは、この機械をぶっ壊せば、全ては解決という訳か」

「何を馬鹿な事を言っているんだ!そんな事、出来る訳がない!何よりも、既にズァークの生まれ変わりが集まり始めているんだぞ」

「さぁな、けれど」

 

俺は、その手に持つテガソードを構える。

 

「何も諦めるよりはマシだからな!!」

「吠さん!」

 

リンがこちらを呼ぶ声がした。

だが、それも構わず、俺は真っ直ぐとテガソードを構える。

 

「お前も、最期には何か残せよ!テガソード!」

 

叫びながら、テガソードは、そのまま巨大化した。

 

「これは、ソリットビジョンではないっ、一体!」

『我が名はテガソード。次元を護りし者!故に!次元は再び別れる!』

 

それと共に、テガソードは、真っ直ぐと振り下ろした一撃。

それが、アークファイブを消し去った。

光に包まれながら、後の世に言う『次元戦争』はあっさりと終わりを告げる。

 

「それで、これからどうするの」

 

全てが終わった後、アキが訪ねてきた。

 

「・・・まぁ、世界は別れたままなのは、変わらないからな」

「・・・つまり、何にも解決していない事」

 

俺は、その言葉に対して否定は出来なかった。

結局、俺が行ったのは、あくまでも赤馬零王の計画を終わらせただけ。

 

「まぁ、どちらにしても、デュエルが行えるのは変わらない」

 

だからこそ、俺は、これからも続ける。

次元も、世界も、まだ終わっていないのだから。




打ち切りのような終わり方ですが、今回の話で、無事に最終回を迎えます。
デュエルの描写も途中から曖昧になってきましたが、ここまで辿り着けて、良かったと思います。
次回作の方も、ぜひお楽しみに。
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