小説の内容は、オリジナルです。DARKSAVER、SEAGUARDの戦闘員改造手術の内容は、DARKSAVER Secter18さんものを使用しています。ですので完全なオリジナルとはいえません。
それでは第2章をどうぞ!
「X」「mixi」にも掲載しています。
DARKSAVERとSEAGUARDの戦闘シーンあり、SEAGUAED「響」と部下の「H」なシーンがあります。
「テレビを見たか。本当だと思うか。」」「響派の、ハッタリではないか。」
「探索にあたった小隊からの連絡です。廃抗は無酸素爆弾で、既に、崩れていたとのことです。」
「残念ですが。マイクロフィルムは、響派の手に落ちたものと思われます。」
「ダークセイバーも、奪回には、失敗しております。」
「響派は、今、どこにいるんだ。」
「わかりません。中立地域の森林が主な活動場所と聞いております。」
「探すのだ。なんとしても、マイクロフィルムを手に入れるのだ。」
「拓哉、大体の話は、わかった。マイクロフィルムは、響派の手の中だな。」
「奪回に全力を尽くすつもりです。」
「しかし、どうやって取り戻す。響派の拠点は、わかっているのか。」
「それは、把握しています。」
祐二が口をはさんだ。
「国境線を中心とした森林地帯です。」
「それだけでは、広すぎるな。」
「提督どうしましょう。」
「餌をまくのだ。やつらがほしい情報を流し、おびきだすのだ。それしかない。作戦の立案は、祐二に任せよう。」
「僕ですか。」
「そう、情報局長だしな。一番若い。いい案が浮ぶよ。」
「局長、シーガードが、森林地帯の掃討作戦を実施するとの情報が。」統治の執務室に慌てて情報局員が入ってきた。
「まずいな。今の掃討作戦は、ただ単に、やつらを刺激するだけだ。」
「いや、そうとも言えない。響派を弱体するには、良いきっかけだ。シーカードの出方を待とう。なに、こんな作戦で、フィルムを手にいれることは出来んよ。」
東西南北からシーガードの全戦力を投じ、森林の中の洞窟、小屋など響派の拠点となりそうな物を虱潰しに探す作戦だ。
「第3小隊と第4小隊は、東側からだ。ここは、中立地帯だ。誰が建てたかわからん小屋なんかは、焼き払え。」中立地帯の森林の中には、不明の建物が無数にあった。
「こちら第3小隊。東側16キロ地点に到着。未だ、発見できません。」
いきなりであった。第3小隊に数本の矢が飛んできた。ドカッ、ドカッ。数人の第3小隊の隊員に当たった。『伏せろ。響だ。』矢が刺さった隊員達。矢は、確実に競パンの膨らみに命中し、反対側に貫通していた。矢を通じて、白濁液が垂れ始めていた。そのまま、倒れ込んだ。
『マイクロフィルムは、どこだ。』
『シーガード諸君。無駄なことを。所詮、お前達に、我々のアジトは、発見出来ない。それに、お前達の中に、我々の同士が、密かに潜り込んでいる。』
『貴様、何を考えているんだ。昔は、同士ではないか。』
『教えてやる。お前達がしたことを。正規軍になるためにしたことを。勢力争いの末、お前達が、殺したのは、私の弟だ。』
森林の木立。枝の上に、腕組をして立っている響の姿が見える。第3小隊を取り巻くように、木立の枝に、響の同士が立っていた。第3小隊は、完全に囲まれていた。
『隊長、第4小隊が、援護に回っています。』そう言った瞬間だった。第3小隊の頭の上を越すように、矢が飛んでいった。木立の上の響派の同士に命中した。『ぎゃー。』木立の上から、落ちる響派。第3小隊の頭の上に、白いネバネバした液体が降ってきた。第4小隊の放った矢は、響派のマラに命中しているのがわかる。響が腕組して立っていた木立を全員が見た。しかし、響の姿は無かった。
『逃げたか。』
『現地作戦本部。応答願います。響と遭遇。まだ、付近にいると思われます。応援願います。』
『東側第3第4小隊から連絡がありました。響と遭遇。』
『よし、第6小隊を援護に回せ。アジトは、近いぞ。響も焦っている。』
『なんとしても、響派の拠点を見つけ出すのだ。』
『第6小隊は、第3、4小隊と合流しました。』
『合流地点、わずかな所に音水(おとみず)洞窟があります。』
『あやしい洞窟だ。すぐに、調べるように伝えろ。』
音水洞窟。ここは、洞窟の奥に水脈が走り、洞窟内部では、常に、水脈の流れる音が聞こえる奇妙な洞窟だ。第6小隊の15名が中に入る。『小隊長。水脈の音がうるさい洞窟ですね。』
『えっ。何か言ったか。聞こえない。水の流れる音がうるさくて。』
しばらく進と、ピタッと、水音がしなくなった。
『変な入り口があります。裏木戸のようなものですが。』
『中に入って見よう。』
中に入ると、人工的なトンネルが続いていた。
『なんでしょうか。』
『暗いが、照明もあるようだ。伝令4名を選抜。お前たちは、洞窟内部に、構造物を発見したと、現地指揮本部に伝えろ。2名ずつ別のルートを辿るんだ。』
これは、確実に、現地指揮本部に伝令が伝わるようにするための戦略の1つだ。1組が、やられても、もう1組は残る。戦場では、2つの組を追うのは、非常に難しい。
『我々は、先行しよう。』
残り11名はトンネルの中に入って行った。
『どうした。』
『第6小隊の伝令です。音水洞窟内部で、人工的な構造物を発見しました。』
『すぐに、第4小隊を回そう。お前たちは、案内しろ。』
『伝令は、2組走りましたが。まだ。』
『残念だか、まだだ。多分、この本部に顔を見せることはあるまい。』
『おい、待てよ。そっちは、本部じゃないぜ。』
『わかっている。悪いが、俺と死んでくれ。』
『何いってんだよ。』
『俺は、響派のスパイなんだ。さっき見たトンネルは、響派のアジトにつながっている。響派も、もう終わりだ。響は、最後には、最終兵器を使うだろう。』
『その最終兵器って、何だ。』
『簡単に言うと細菌兵器だ。エナジー液にしか感染しない。戦闘員だけが、地球上から、壊滅する。感染力は強いらしい。響派のやり方には着いていけないし、シーガードにも戻れない。』
「シーガードの連中が、投降してきました。」
拓哉統治の執務室に、祐二が入ってきた。
「なんだと。」
「シーガード第6小隊だと言っています。」
「賢也を呼ぶんだ。彼に取り調べをやらせるんだ。」
「シーガードが投降してくるとは、めずらしい。まだ、お前達の意識の中には、自分達が正義の味方で、俺達ダークセイバーが悪の組織だと思っている奴が多いと聞くが。」
「その通りなんだ。訓練学校の時に、そう教わるのだ。お前達のダークサイドは、暗黒の世界だと、教わる。しかし、実歳は違う。単に目指すものが違うだけだ。」
「まず、聴こう。シーガードの投降とは、どういうことだ。」
「われわれ第6小隊は、響派の拠点を発見した。響は、追い詰められている。」
シーガードの一人が話し始めた。
隣の部屋では、拓哉、祐二がいた。隣の部屋は、マジックミラー越しに取調室の様子がわかる仕組みになっていた。ガタッ。ドアが開いた。
「これは、提督。」
「シーガードが投降してきたと。」「そうです。」
「めずらしい。」
「響。奴は、追い詰められ、マイクロフィルムの最終兵器を使うかも知れない。実は、俺は響派なんだ。しかし、奴のやり方には、うんざりしている。」
「そういうことか。」
「しかし提督、響に最終兵器を造る時間や施設があるとは思えないのですか。」
「拓哉、実際にマイクロフィルムを見たことがあるか。」
「いいえ、まだ。」「これだよ。」
「提督、これをどこで。」
「コピーだ。研究所から送ってもらった。原菌のH6型ウイルスあれば簡単に作れる。」
「話は、わかった。君達は、捕虜収容所に行ってもらう。」
取調は、終わった。
「提督どうしましょう。」
「彼らのことかね。捕虜収容所で、ダークセイバーに再改造されることになる。いずれにせよ。彼らの言うダークセイバーになりたいという希望はかなうさ。今すぐには、使えないぞ。彼らの情報が本当かどうか確かめる必要があるし、単に偽情報を流しにきたスパイかも知れん。私の言う通りになったろう。掃討作戦では、マイクロフィルムは、手にいれることは出来ん。」
「提督、僕にいい考えがあります。」
「やっと、出たな。」
「統治も賢也兄さんも聞いて。あのマイクロフィルムは、実は、研究途中で、確実ではないものだったという情報を流します。響は、躍起になって新しいマイクロフィルムを手に入れようとするでしょう。これからが味噌です。盗みに来たところを捕まえるのではありません。一旦、盗ませます。泳がせるのです。連中は、絶対に響のところに持って行くはずです。やつらの拠点もわかるし、響の居所もわかります。」
「刑事ドラマのようなわけにはいかないだろう。」
「尾行しようなんて野暮なことを考えていません。旧松上電機の電子情報網を駆使するのです。発信機を付けます。」
「マイクロフィルムに、発信機は、付かんぞ。そんな小さい発信機はないし。」
「アタッシュケースごと盗ませるのです。ある程度の器具や工具がないと開かない程の強固なアタッシュケースを使います。奴らは、拠点に帰ってから、ゆっくり開けようとするでしょう。」
「んー。さすがは、情報局長だな。」
「私から、ひとつ提案がある。マイクロフィルムの、数枚に分けよう。最低でも30枚だ。その30枚をフィルムケースの中に入れ、フィルムケースの底にも、発信機を付けておくのだ。万が一、アタッシュケースが開けられても、発信機のついたフィルムケースが響のところまで案内してくれる。30枚のフィルムをバラバラに手に持って運ばんだろう。」
『それは、いいですね。』
『詳細な、作戦を立てよう。小道具も作らんといかん。』
車両隊列5台。先頭が、2台のバイク、その後ろにジープ。輸送用のワゴン車両。殿(しんがり)にまたジープの隊列だ。真ん中のワゴン車は、後部には、窓の無い現金輸送用タイプだ。中には、重要書類をはじめとする機密文書が満載だった。もちろん、例のアタッシュケースも含まれていた。輸送に従事しているダークセイバー戦闘員達は、アタッシュケースの作戦は知らない。警戒が厳重な機密文書輸送だと言うことはわかっていた。彼らも、戦闘員である。これだけ厳重な輸送作戦だ。今の情勢なら、当然、襲撃の一つもあると思って当然である。襲撃を排除し、無事に機密文書を届けることができる自信のある戦闘員ばかりが志願していた。
「まもなく、隊列は出発します。」
「我々も、後をつけるぞ。」
拓哉、賢也、祐二そして提督の4人は、哨戒、情報収集機能のついたトラックに乗り込んでいた。このトラックは、荷台の部分が、まるで、作戦指令室だ。
「アタッシュケースより2波の電波を受信しました。衛星より、ビーコンも受信、GPS機能も良好です。」
「隊列が動きはじめました。」
「我々は、姿を見られてはまずい。かなりの距離をおこう。」
「提督。うまくいくでしょうか。」
「あっ。やだなー。僕の作戦を信じていないんだ。」
「そうではない裕二。護送している戦闘員達は、戦闘の経験もある。志願した者達ばかりだ。響派が襲ってきても、排除してしまうかも知れない。響派に、アタッシュケースが渡るとは限らんのだ。」
「かと言って、偽物の輸送隊を使っては、嘘だとバレてしまいます。」
「あっ。車列が止まりました。」
「ここからは、山岳地帯だ。気合いを入れろ。特に、先頭のバイク隊は、いち早く、異変をキャッチしろ。」
バイカー隊は、やはり車と違う。周囲の異変を見抜くのが早い。右に大きくカーブしている林道にさしかかった。全車、減速した。右側のバイクのダークセイバー戦闘員が、急に宙に浮いたかと思うと、後ろに飛んだ。投げ縄だ。首にロープが巻かれ、そのロープは、後ろの木立の枝へと伸びている。枝の上には、響派の1人と思われる人影が。その人影は、木立から、地面に飛び降りた。それと同時に、首にロープの巻かれたダークセイバー戦闘員も、後ろの木立の方に、引っ張られていった。宙づりになる戦闘員。「グエエエ。」手を首にやり、あえいでいる。バイクは、そのまま、少し走ったが、車列の進行を妨げるように、横転した。「襲撃だ。」もう一人のバイクの戦闘員が言った。バイクを止めた時だった。藪の中から、もう一人出てきた。「響派だな。」バイクに近づく響派の戦士。バイクは、砂煙を上げ、90°反転し、響派の戦士に、猛スピードで激突した。戦士の、ちょうど、股間のところにタイヤが食い込んだ。ドカン。木立とタイヤにはさまれた股間は、身動きできなかった。バイクのダークセイバー戦闘員は、容赦なく、アクセルを開けた。「あ~。潰れる。」そう言うと、勃起したマラは、競パンの中に収まらず、マラの先が、競パンの上の部分から頭を覗かせていた。まるで、水鉄砲のよいに、マラの先から白濁液を噴出した。黒いタイヤまで飛んだ。タイヤと木立に挟まれたまま、力が無くなった。先のジープの脇の薮から、響派の戦士が現れた。運転台のダークセイバー戦闘員と助手席の戦闘員を脇から手を出し、口を塞いだ。運転台の戦闘員は、その手を振りほどこうとした。しかし、もう一人戦士が現れ、マラを鷲掴みにした。「ウ、ウ、ウ。離せ。」戦士は、鷲掴みにした競パンを、そのまま圧縮した。グシャグシャ。睾丸タンク(エナジータンク)が、潰れた音が、森の中に、こだました。ダークセイバー戦闘員のマラからは、白濁液が出始めていた。響の戦士は、もう一度、圧縮した。白濁液は、ハンドルまで、噴出した。「ウウウ死ぬ。」と言うと、座席にもたれかかったまま、息が無くなった。助手席で口を塞がれた戦闘員は、いきなり、座席を倒して、響派の戦士の羽交い締めを振り解いてしまった。ジープを降りたかと思うと、今度は、戦士の後ろを取り、後ろから羽交い締めにした。
「やってくれたな。」
と言うと、スルッと戦士のマラを競パンの脇から出した。戦士のマラを鷲掴みにし、一気に、捻り潰した。戦士は、顔を左右に振りながら、戦闘員の腕の中で、力無くなった。ジープのボディーには、噴出した白濁液が飛び散った。運転台の戦闘員を殺した戦士2人が、助手席の戦闘員に近づく。ワゴン車の2人の戦闘員に阻止された。後ろから羽交い締めにされたのである。「早くやれ。」そう言うと、助手席の戦闘員が、両手で、2人の戦士のマラを圧縮した。「畜生、離せ。ウ、ウ」戦士たちは、お互いに白濁液をかけ合いながら、その場で絶命した。
「しまった。ワゴン車が手薄だ。」
殿のジープの戦闘員が言った。
「しまった。ワゴン車の警護に誰もいない。2人戻れ。」
ワゴン車ダークセイバー戦闘員2人は、響派を投げ捨てるようにし、車に戻ろうとした。薮の中から次から次にと湧いて出て来る響派の戦士達。響派の戦士2人は、ワゴン車に乗り込んでしまった。バタン。カチッとドアロックをした。駆け寄ったダークセイバー戦闘員2人。
「ドアを開けろ。」
ガラスを叩く。エンジンがかかった。急発進で前進した。ガシャガシャ。横転したバイクに乗り上げた。ウイーン。音を立ててバックを始めた。ガシャン。今度は、後ろのジープに当たった。タイヤが音を立てて、回転したかと思うと、急加速で前進した。ガシャガシャガシャ。今度は、バイクを乗り越してしまった。「畜生、追え。」バイク1台とジープが、ワゴン車を追った。
「提督、発信機が動き出しました。信号が移動しています。速度から言って、徒歩ではありません。」
「車ごと、乗っ取られたのだ。」
バイクは、ワゴン車の前に出て制止しようとしている。ワゴン車は、蛇行しながら前に出られないようにしている。ジープは、ワゴン車に対して、追突し、走行を阻止しようとしている。山岳部の林道を、幾度となく繰り返した。ジープが脇に出た瞬間だった。大きな轍にハンドルを取られるワゴン車。ジープの方に寄った。ジープは、危険を回避するため減速した。ワゴン車は、ジープの前方に当たり、反動で、反対側へと空を舞った。そのまま、木立へと衝突した。ガシャーン。木立をなぎ倒し、大破して止まった。その反動で、後部の荷台から、機密書類が散乱しはじめた。ワゴン車は、完全にめちゃめちゃだ。乗っていた響派の戦士一人が、フラフラと出て来た。しばらく、歩いていたかと思うと、バタンと、うつ伏せに倒れた。ジープのダークセイバー戦闘員が近寄り、反転して、抱き抱えた。返した瞬間だった。競パンのVカットの部分から、ドロリと白濁液が出てきた。既に、息は無かった。
「もう一人はどうした。」
ワゴン車の中を覗き込むダークセイバー戦闘員達。シートには、白濁液が。しかし、もう一人の響派の戦士の姿は、無かった。「奴も、衝突の衝撃で、股間の部分を、圧迫されている。シートのエナジー液が、何よりもの証拠だ。まだ、近くにいる。探せ。」
「提督、電波の一つが止まりました。もう一つが、ゆっくりと、動き出しました。」
「フィルムケースだけを持って、アジトに向かい始めたのだ。我々も、出動だ。この電波を絶対に、見失ってはいかんぞ。」
「提督、さすがですね。発信機を2つ付けたのは。」
運転は、賢也がしていた。
「賢也兄さん、北です。北に向かっています。このまま、ルート2を、北に向かって。」
途中、ワゴン車の事故現場の脇を通りかけた時だった。機密書類を、一生懸命、拾っているダークセイバー戦闘員達がいた。散乱は、激しく、彼らには、状況を把握することは、難しいだろう。「拓哉、後で、戦闘員達を労ってやれ。」
「承知しました提督。」
「いったい何処まで行くんでしょう。電波は、林道を、40キロぐらいで移動し始めました。」
「バイクだ。オフロードのバイクだな。最初から用意してあったんだろう。このトラックで追えるか。」
「追えますよ。僕に任せて。」
「提督、いよいよ、響の居所がわかりますね。」
「いや、裕二の手柄だ。良くやった裕二。」
「発信機が完全に止まりました。」
「位置は。」
「それが。」
「どこなんだ。」
「旧松上電機気象研究所の観測ラボの発進基地です。今は、もう無人です。ダークセイバー側の基地です。我々の方なんです。」
「とにかく急ごう。」
気象研究所が見える位置で、トラックは止まった。「拓哉と賢也。今回は、偵察だけでいい。どんな状況だかわからん。」
拓哉と賢也は、研究所に近寄った。無人だと思っていた研究所は、完全に響派の手に落ちていた。
「拓哉見ろ。もっと上だ。電線の引き込みケーブルだよ。電力を引いている。」「こんなところに、研究施設を持っていたとはな。」
研究所に近寄った拓哉と賢也。見て唖然とした。無人と思われた研究所は、完全に響派の手に落ちていた。研究所の機能として果たしているようだ。ここなら、短時間で、最終兵器を造ることも可能だ。建物周辺には、数人のシーガードの姿をした響派の戦士が数人、見張りでいる。表玄関の入り口は閉ざされている。裏の通用門を主な出入り口として使っているようだ。出入りするには、合言葉があるようだ。その言葉を外で言うと、中にいる者が鍵を開け中に入れる仕掛けのようだ。
「合言葉まで、わかるといいんだが。」
「これ以上は、近づけないぞ。」
「おい、祐二聞こえるか。」
携帯のテレビ電話を出す賢也。
「画像から、口の動きを読んで、何と言っているかわかるか。」
「どういうことだ。」
「これは、提督でしたか。アジトの中に入るのに、どうやら、合言葉が必要なんです。これがわかると、後で楽なんじゃないかと思いまして。この携帯で口の動きを撮ります。なんと言っているのか解析できるでしょうか。」
「撮れそうなのか。」
「インターホンが横に付いているんです。ちょうど、こちらを向いてしゃべっています。」
「提督、貸して下さい。賢也兄さん聞いて、口だけをアップで撮らないで。顔の動き、全体がほしいです。ほっぺたの筋肉の動きがほしいです。録画しますので、送る前に言ってください。」
「賢也来たぞ。」
「祐二、これから送る。録画の準備を。」
「了解。」
トラックの中では、送られてきた画像を、祐二と提督がモニターで見ていた。
「どうだ、祐二。」
「詳しくは、帰ってゆっくり解析が必要ですが、なんとなく、蜂は、刺す刺す、痛いぞ。そう読めます。」
「おい、ふざけているのか。」
「だから、詳しくはって言っているでしょ。」
「おい、拓哉、賢也帰ってこい。とりあえず、作戦は、成功だ。」
「ところで、裕二。響派の手に渡ったマイクロフィルムだか。なんだんだ。」
「さすがは提督ですね。気になりますか。今回の作戦が、嘘だとバレルのが、一番の失敗です。マイクロフィルムの解析には、時間がかかるように作ってあります。細菌が出来たとしても、極めて毒性の低い大腸菌が出来るだけです。しかも、忍ばせてある発信機は、わからないと思います。」
「でかした。これが、例のマイクロフィルムか。結構な枚数だな。すぐ、分析するのだ。帰ってきたのが1人とは。しかも、深手を負っている。相当、警戒が厳重だったとみえる。彼は、助けることはできるのか。」
「多分、我々にも医療スタッフがおります。しかも、旧気象研究所の中です。もう一つの睾丸が潰れていたらだめでした。」
響は、研究所の所長室を自分の執務室にあてていた。マイクロフィルムを持って分析室に向かう戦士達が言った。「響は、本当には、仲間の安否なんか気にしていないのさ。あれだけ送り込んだ戦士のことは、何も言ってないだろう。野心か弟の復習か。奴の本心が、段々分かってきたな。」
「しかし、奴について行けば、俺たち、しがない戦士も、この世界を牛耳ることができるかもしれないぜ。」
数日後のことであった。深手を負った戦士が、響に挨拶に来た。
「完治したのか。」「はい、睾丸の片方は、人工睾丸になってしまいましたが。」
「さすがは、戦場の中を生きて返ってきた戦士だ。身体から、勇士を感じる。もっと、こっちに来い。」
そう言うと、自分の執務用のテーブルに腰掛けた。そして、自分のバトル競パンの膨らみを誇示するように突き出した。そして、競パンの上から、自分のマラを手の平でしごき始めた。戦士は、生唾を飲み込んだ。
「欲しいんだろう。」
戦士のマラは、見る見るうちに大きくなった。
「響様。」
そう言うと、響と自分のマラを合わせた。その瞬間、響は戦士の首を抱くようにし、戦士と唇を合わせた。戦士の方だった舌を使い始めたのは。2人は、お互いに唇を合わせ、舌と舌を絡ませた。響は、旧シーガード長官だったころから、なかなかのイケメンであった。当時は、詰め襟の長官服であった。しかも長官だ。自分の本性を表すことはなかった。しかし、ここでは、違った。響は、戦士のマラを白いバトル競パンから、引き吊り出した。
「もう、こんなに濡れているのか。」
「響様。響様のマラを。」
響は、自ら、自分のマラを出した。響も人のことは言えなかった。出した瞬間だ、透明な液体が、マラの先から、床に向かって、糸を引いた。戦士は、響のマラを口にくわえながら、自分のマラをしごき始めた。響も戦士も、マラが天井を向いている。感じあっているのがわかる。響は、戦士のマラを自分の執務用のテーブルの上に持っていった。しごき始めた。戦士は、時折、後ろを振り返り、響とディープキスを繰り返していた。執務室には、夕日が差し込み始めた。「響様。もうだめです。あ~。いく。」戦士は、テーブルの上に白い液体をぶちまけた。すぐに、後ろの響のマラをくわえた。響は、自分のマラを突き出すような格好になった。ドクンドクンと戦士の口の中に、自分の白い液体を出した。2人のマラは暫く勃起したままだった。その夜は、戦士は、響の執務室から出て来なかった。
「提督。テレビを見て下さい。」慌てて入ってくる裕二であった。
「ダークサイド、そしてクリスタルサイドの皆の者に警告する。我々は、最終兵器の製作に着手した。我々、響派に投降せよ。今こそ、国を捨て、我々の元に集まるのだ。」
「またです。チャンネルジャックです。」
拓哉と賢也も提督の部屋にやってきた。」
「提督見ましたか。」
「シーガードの連中は、本気にするだろうな。」
「これ以上、好き勝手にさせない。」
「後は、合い言葉の解読だな。どうなのだ。」
「あっ。みんなして。1時間後に、局に来て下さい。」
賢也、拓哉そして、提督の3人は、情報局に到着した。すでに表玄関には、裕二がいた。
「それでは案内します。情報分析室です。案内された部屋には、銀幕が張られ、何か投影できる仕組みらしい。
「皆さん。座って。それでは、始めます。」
辺りが暗くなった。
「これが、統治と賢也兄さんが撮ってきた映像です。口の動きを見て下さい。僕が、喋った言葉と照らしあわせて下さい。蜂は刺す刺す痛いぞ。提督どう思います。」
「裕二の言う通りかも知れん。」
「今度は、ホッペタの筋肉のところだけを、グラフィック化します。今度はどうでしょうか。」
「ん~。今度はだいぶん違うな。」
「ホッペタの筋肉だけを50音全部グラフィック化してみました。よく見て下さい。」
「そうか。」
「統治は、わかったようですね。そうです。言葉ではなく。数字コードだったんです。83434EZWEB。」