※この作品はR-18です。

きちょちんー男が希少になった世界の異性交遊事情ー   作:kaisenyou

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きちょちんー男が希少になった世界の異性交遊事情ー1

今日は学校で席決めがある。

引いたくじに書かれた番号の席に着く。

隣にはまだ誰も座っていない

ぼく「(どんな人がくるんだろう...仲良くできればいいけど)」

 

少なくとも隣には女子が来るのが確定している、このクラスに男は自分しかいないからだ

入学式で周りを見た限り他は女子しかいないクラスばかりだった

昔から男が少ない中で過ごしているけど慣れない、環境が変わると余計寂しさを感じてしまう

 

女子1「(ヒソヒソ)〇〇くんの隣って何番?」

女子2「え?隣狙ってるの?w 同じクラスになれただけでもラッキーじゃん」

女子3「となり勝ち取れたら嬉しいけど 嫉妬で何されるかわからないよね」

 

・・・隣に気配が近づく

梨佳「〇〇くん...初めまして 梨佳っていいます」

ぼく「あ 梨佳さん初めまして よろしく」

梨佳「よろしくね...」

 

梨佳さんは立ったままこちらを見つめる

ぼく「...? 何かおかしかった?」

梨佳「ううん お父さん以外の男の人にここまで近づくの初めてで... だから見入っちゃった」

ニコッと口角の上がった明るい笑顔に緊張がほぐれる

 

ぼく「そうだったんだ 通りで物珍しそうに見てくると思ったw」

梨佳「ジロジロ見るの良くないよね ごめんw」

ぼく「気にしてないしいいよ 仲良く過ごしたいし、これから沢山話そうよ」

梨佳「...! うん!〇〇くんと仲良くなりたい」

 

席に来てからずっと僕を見つめていた梨佳さんの視線が外れる

つられて周りに目を向けると他の女子生徒全員が僕たちの様子を眺めていた

 

ぼく「(えっ?なになになに)」

怖くなって身体が固まる そこに用事で外していた女教師が戻る

女教師「お前らまだ席すら決めてないのか!早く済ませなさい!」

 

彼女の一喝で皆がバタバタと席に着く。

 

女教師「よーし じゃあ授業始めるぞ 今日はーーー」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

帰りのHRが終わりカバンに荷物を入れ帰り支度をする

梨佳「あっ」

 

僕の席の床に梨佳さんの鉛筆が転がり落ちる 拾い上げて手渡す

ばく「はい 梨佳さん」

梨佳「ありがとう 〇〇くん」

 

梨佳さんはなぜか鉛筆ごと僕の手を両手でふんわりと包む

女の子との想定外の接触とやわらかい感触にドキッとする

 

鉛筆を受け取ると同時に手のひらに小さい紙を握らされる そして何も言わず教室を出て行った

 

 

小さい紙・・・小さく折り畳まれた紙 広げると可愛いウサギのイラストが描かれたピンクのメモ帳

連絡先の番号とちょっとだけ震えた文字で

梨佳「(もしよかったら少し話さない? 校門を出て向かいにある公園のベンチで待ってる)」

 

まだ友達が作れていない状態でこのお誘いは救われたような感覚になる

なにより自分に興味を持ってくれていることがとても嬉しい

 

 

廊下ですれ違う女子生徒たちが僕の顔や身体へ湿った視線を浴びせてくる

なるべく目を合わせないようにしながらいそいそとシューズロッカーへ向かう

 

ロッカーの扉を開けるとバサバサと押し込まれていた大量の封筒が溢れ出る

埋まってしまった足元を見つめ呆然とする・・・

 

先輩女子1「あーあーw すごいことになってんねぇ!片付けるの手伝おうか?」

先輩女子2「これ最後の人どうやって入れたのぉ? フフッ」

振り向くと二人の女子生徒がニヤニヤしながら近づいてくる 

 

 

スカーフの色が梨佳さんと違う、上級生だ どっどうしよう緊張してきた

 

先輩女子1「おいー?〇〇ー?聞いてるかー? 通信不良かー?w」

至近距離で僕の髪の毛束をつまみ上げてアンテナの角度を変える仕草をする

髪の毛に触れられて頭がしゅわしゅわしだす

先輩の身体からふわっと漂ってくる甘い香りに ますます心臓の鼓動が早まる

 

 

先輩女子2「やめなよぉw 知らない人に声掛けられてびっくりしてるんだよ」

ぼく「ボーッとしててすいません...自分のロッカーにこんなに手紙が入ってるのがわけわかんなくて...」

 

先輩と一緒にしゃがんで散らばった手紙を集める

 

先輩女子1「これくらいでフリーズしてたら学校生活やってけないぞ? しゃんとしろ!」

先輩女子2「〇〇君にこっそり伝えたいことが書いてあったりしてw 内緒にするから私にも読ませて?」

 

ぼく「無差別のいたずらじゃないですか?入学したばかりでぼくの事を知ってる人なんてほとんどいないし...しかも番号しか付いてないロッカーの場所なんて本人が教えない限りわかるはずないですよ」

 

 

先輩女子1「たしかに!幼稚ないたずらだな!じゃあこれはウチらが処分してやるよ そんなことより、今ヒマ?部活の見学来いよ」

先輩女子2「部活を掛け持ちしてくれるマルチなマネージャーを探してるんだ、私たち一人一人に合ったサポートとケアをしてくれる男の人...」

 

話を聞きながら手紙を拾う先輩に顔を向ける ちょうど目線の高さに彼女たちの胸が重なる

成熟が進んだ豊かなソレは制服につっかえて大きさがはっきり分かる

 

視線を下げると浮きあがった裾の下から無防備なお腹が・・・

 

きめ細かい肌に釘付けになっていると 先輩が四つん這いになり僕と顔を向かい合わせる

先輩女子1「なぁ〇〇がまたボーッとしてるぞ おい!拾い終わったぞ!どうせ予定ないんだからウチらに付き合え」

先輩女子2「あんまり迫ると怖がっちゃうよ 考える時間あげよ?」

 

ぼく「...ハッ! 先輩方、いたずらに対応していただいてありがとうございます 申し訳ないのですが今日は予定があるので帰ります」

 

自分が拾った手紙を先輩に渡し、深くお辞儀をしてダッシュで玄関口を飛び出す

 

先輩女子1「あ!おい!入部するか返事しろ! さっきまでフリーズしたりぼんやりしてたのに俊敏な奴だ」

先輩女子2「気が早いよw でも久しぶりに男と話せて楽しかったあ みんなにも会わせてあげたい」

先輩女子1「そうだな その前に気持ちを剥き出しにしないようあいつらに言い聞かせておかないと、もうあんな飢えた思いをするのはごめんだ」

先輩女子2「〇〇君には卒業までこの学校に居てほしいもんね...フフッ」

 

 

焼却炉に移動した二人は下心が込められた手紙たちを炎の中に放り投げ、燃え尽き灰塵になるまで見張っていた

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