【クズモブ転生】健全ゲームで『エロ同人』能力獲得したからクズ主人公から全ヒロイン奪うことにした 作:かくろう
エロ同人というスキルには幾つかデフォルトの機能が備わっているらしい。
それは昨日俺が意識を取り戻した瞬間から自覚しており、転生を直ぐに受け入れることができた理由でもある。
「らっ君が
「ん~、二年前くらいじゃね?」
「いまお茶煎れてきますね。適当にくつろいでてください。あ、下着とか漁っちゃダメですよー」
「いやぁ、
「むきーっ、
なんてやりとりをしながら部屋の扉を出ていく姿を見送り、改めて部屋の中を見回す。
ここは舞佳の自室の中だ。ゲームでは背景として描写されているが、実際に見るとそこかしこに見覚えのあるものが沢山ある。
可愛いものが好きでぬいぐるみが飾ってあったり、机の上には写真立てが伏せられている。
あれは主人公と幼馴染み達で行った小旅行の写真を、主人公の部分だけ引き伸ばしたものが填め込まれているのだ。
この部屋に入った瞬間に慌てて写真立てを倒して見えないように隠したのを見逃さなかった。
「お待たせしました。らっ君グレープのジュース好きでしたよね?」
「お、サンキュー」
ここからは主人公として動かなければならない。
だが大丈夫だ。
まずは一つ目。【認識改変】
今の
「隣、座っていいか?」
「う、うん……」
二つ目。【警戒心解除】
長い事疎遠だった俺が
幼馴染みとはいえ、同い年の男を部屋に入れて、あまつさえいきなり隣に座るなんて言いだしても受け入れてしまうのも、このスキルの影響だ。
「らっ君…」
「
三つ目。【催淫】
俺を中心とした半径数メートルにエロい気分になるフィールドを貼ることができるっぽい。
「なあ
「ふぇっ♡ う、うそっ、でも
「なんて、じゃないよ。
モジモジと太ももをすり合わせ始める。どうやらかなりエッチな気分が盛り上がっているようだな。
だがまだ慌ててはいけない。
「う、うそっ、うそですよっ。だって優奈ちゃんや小雪ちゃん、初音お姉ちゃんを差し置いて
「
俺は
本当なら女の子がやるようなシチュエーションだが、ロマンチストな
実際俺の心臓ははち切れんばかりに鼓動を早めており、興奮で襲い掛からないように鼻息を律しているくらいだ。
「は、はうぅ、らっ君…」
まだだ。まだ慌ててエッチな行為をするべきじゃない。
じっくり見つめて、じっくりと距離を詰めるんだ。
好きと伝えたその場で覆い被さろうもんなら、速攻で正気に戻って蹴りが飛んでくるだろう。
格闘少女である
「はぁ、はぁ、らっ、くん……ぁあ、らっくん♡」
そろそろ攻め始めるか。俺は慎重に頬に手を添え、真っ直ぐに
(うおっ……これは)
俺が
なんと
(なるほど、分かりやすいな)
「
「ほふぇぇ?」
「
「はう、はうぅ……変じゃ、ないれす……らっ君……」
頬に添えた手をゆっくりと後頭部に回していく。
牛歩の如く少しずつ距離を詰め、なおかつ逃げられないように体を前に倒していく。
「
「嫌いじゃ、ないれす……」
「じゃあ、好き?」
「好き……♡ 好き、好き好き、♡ 好き好き好きィ、♡ らっ、くんっ、らっ君好きれすぅ♡」
「じゃあ、キスしていい?」
「はう……ん」
そうしてゆっくりと
俺はゆっくりと、そっと触れるようなキスをした。
「ん……♡ ふわぁ……らっ君と、キスしてる……らっ君、好きです……ずっとずっと好きでしたぁ」
「俺もだよ
俺は主人公ではない。しかし
まあ、普通の好きとは種類が違うかもしれんがな。
(よし、そろそろいいだろう)
「なあ
「ほぇ?」
トロンとした
「んはぁ……ら、らっ君……したい、の?」
「
「嫌じゃ、ないでしゅ……らっ君……と、したい」
「何を?」
「あぅ……意地悪」
「言わせたい。言って、
「らっ君……と、エッチ、したいです。
俺は密かにほくそ笑む。愛してやまないヒロインの一人である
152㎝という小さな体。胸の膨らみは控え目だが、格闘少女だけあってしっかりとした引き締まった体をしている。
190㎝近くあるこの体の視点で見ると、一層顕著に感じる。
キュッと締まったくびれは制服の上からでもちゃんと分かるくらい線が細く、スカートの下に伸びるニーソックスから覗く太ももはちゃんと柔らかい。
興奮が最高潮に盛り上がり、俺の股間は早くも高熱を含んだ隆起をし始めていた。
「んんちゅ、ふぅむぅ、ちゅ、ちゅぱ」
至近距離で向かい合う
キメの細かい肌。意外に長い睫毛。整った眉目。
興奮と悦びで目尻から零れてくる涙の滴すらも美しい。
「はぁ……」
「舌、出して」
「んぁ……らっくぅん……ちゅぷぅ、んむりゅっ、ちゅぱちゅぱ」
桜色の唇にむしゃぶり付き、舌を突き入れて口内をじっくり舐る。
(催淫効果が大分効いているな)
色っぽい息遣いを肌に感じて陰茎がイラつき始めた。
いや、もう既にバキバキに勃起した肉棒がズボンをパンパンに押し上げている。
だがまだ慌ててはいけない。この夢のような時間を少しでも長く続けたい。
(すげぇ……俺、宮坂
画面の向こう側にしかいなかった憧れのヒロインの一人。
健康的で、はつらつとしてて、がさつで乱暴で、だけど意外にデリケートで乙女チック。
背景の一枚絵としてしか見たことのない
その少し硬めの感触のスプリングがギシリと音を立て、二人分の体重を受け止めた。
「
「は、はい……。でも、ゆっくり、お願いします」
いよいよだ。いよいよ俺は憧れのゲームヒロインとセックスするぞっ。
◇作者より◇
次回、舞佳ちゃんと初エッチ♡!
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