※この作品はR-18です。

【クズモブ転生】健全ゲームで『エロ同人』能力獲得したからクズ主人公から全ヒロイン奪うことにした   作:かくろう

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第7章 白峰小雪 完全攻略
◇小さな天使とラブラブデート◇


小雪(こゆき)、通学以外で電車に乗るの初めて」

「ずっと体が弱かったんだっけ」

「うん……」

「そうか。いっぱい頑張ったんだな。偉いぞ小雪(こゆき)

 

 髪型を崩さないように柔らかく頭を撫で撫でしてやる。撫で撫では好きな人からされることで最高のご褒美となるが、小雪(こゆき)にとってもそれは同じようだ。

 

「♡ お兄ちゃん、小雪(こゆき)のこと、いっぱい褒めてくれる。嬉しい」

「頑張ってるからな」

「亮二お兄ちゃん」

「うん?」

小雪(こゆき)、甘えん坊なの。今日は、いっぱい甘えて、いい?」

「いいとも」

 

 家から出かけてからずっと握り絞めている手をにぎにぎと揉んでやると、両手で包んで頬ずりしはじめた。

 

 こんな可愛い表情と仕草はゲーム内でも見たことがない。

 内容的には秋頃に起こるデートイベントの流れに似ているが、これはそれ以上に笑顔が満面だ。

 

 さて、まずは公園の散策から始めて2人の時間を楽しむ。

 

 ゲーム内イベントでも小雪(こゆき)の好きなデート先は静かな公園という事を知っている俺は、イチゴパフェが絶品のオープンカフェがある大きな公園をデートスポットに選んだのである。

 

小雪(こゆき)、イチゴパフェ食べにいこう」

「ふぁ♡ パフェ♡ いちごぱふぇ♡」

 

 小雪(こゆき)は体が弱かった影響で友達と出かけたことがほとんどない。

 

 そして彼女の大好物であるイチゴパフェはデートイベントの重要項目の一つだ。

 

 主人公が偶発的に小雪(こゆき)の好物であるパフェを奢ることで好感度が爆上がりするイベントがある。

 

 公園から少し外れた所にあるオープンカフェで食べるイチゴパフェが絶品であるというのは全てのヒロインで共通のデートイベントなのだ。

 

 特に小雪(こゆき)は好感度アップにおいて重要なイベントとなる。

 

 ゲームでは視覚的に好感度の上下を確認することはできないが、世の中には分析が大好きな人っていうのが一定数おり、どのイベントでどのくらい好感度が上がっているのか細かく検証している動画投稿者がいる。

 

 それによると小雪(こゆき)の場合がこのイチゴパフェが相当に重要なイベントであることが分かる。もっというならこの公園デート全体がそうだ。

 

「お兄ちゃん、小雪(こゆき)がイチゴパフェ好きなの知っててくれたの?」

「ああ。リサーチはデートの基本だからな」

「嬉しい♪ 小雪(こゆき)、デート、イチゴパフェ食べるの、夢だった……」

「よし、それじゃ頼むか」

 

 店員に注文をしようとカウンターに立つと、その視線が特大パフェに注がれている。

 

「大っきいのが食べたいのか?」

「う、ううん。小雪(こゆき)、そんなに……」

「そうか。まあ食べきれなかったら俺が食べるから、特大パフェ頼んでみるか?」

「いいの⁉」

 

 アニメだったら目の中にハートマークが浮かんでいるだろうな、この喜び様は。

 嬉しそうにぴょんぴょん跳ねる小雪(こゆき)は本当に純粋無垢に大きなパフェが食べられることを喜んでいた。

 

 着席して待つこと十数分。やってきたのは抱えるほどの分厚くてデカいグラスに盛られたイチゴパフェだ。

 

「すごーーい♪ 大っきいパフェ~♡ すごいすご~い♪」

 

 この喜び方を見るだけでデートに来た甲斐があった。

 

「ほれ、あーんして」

「あーん♪」

 

 小雪(こゆき)を膝に乗せて食べさせてやると言ったら小躍りしながら席を移動してきた。

 

 周りからは微笑ましい者をみるような視線が注がれているな。

 

 ちょっと恥ずかしくなってしまうが小雪(こゆき)の為ならえんやこらって奴だ。

 

 生クリームをたっぷりまぶした特大のイチゴをスプーンで掬い、小さく切って小雪(こゆき)の口に運んでやる。

 

 可愛らしく「あーん♪」と口を開ける小雪(こゆき)の口はとても小さく、半分くらいに切ったイチゴでもギリギリ入るかどうかというところだった。

 

「美味しい~♪」

「ほら、今度はサクサクのコーンだ」

「うん♪」

 

 紅茶をたしなみながら甘いイチゴパフェを2人で堪能し、ご満悦の小雪(こゆき)

 

 流石に全部食べきるのは無理だったので半分以上は俺が食べたのだが、この体はあまり甘いものが得意ではなかったらしく、若干胸焼けに苦しんでいた。

 

「けぷ……」

「大丈夫か小雪(こゆき)

「えへへ。食べ過ぎた…。でも、好きなだけ食べたの、初めて。ありがとうお兄ちゃん」

 

 小雪(こゆき)の喋り方が段々とハキハキしてきている。

 彼女本来の明るさを引き出している証拠だ。好感度が爆上がり中だな。

 

「のんびりボートでも乗るか」

「うんっ」

 

 デートのやり方としては非常に古典的。しかしそれこそが彼女の好きな時間なのである。

 

 小雪(こゆき)はゲーム開始初期から主人公に対して好意を隠していなかった。もちろん難聴系ド鈍感主人公には届いていなかったが、俺はその感情の行き先を全て知っている。

 

「落っこちないように気を付けて」

「んっしょ、わわっ」

「おっと」

 

 ボートに乗り移るところでバランスを崩した小雪(こゆき)を受け止め、フワリとスカートが舞い上がる。

 

「大丈夫か?」

「うん…えへへ、お兄ちゃん大っきい」

 

 どうも小雪(こゆき)はくっ付くのがお好きなようだ。

 

「よーし、とりあえず池の真ん中あたりまでいくか」

「うん♪」

 

「よいっしょっと」

 

 オールを漕ぐというのはやったことがないが、デートの前にボートに乗ることを想定して動画でコツを勉強してある。

 

「お兄ちゃん、ボート漕ぐの上手なんだね」

「そうか? 実は初めてだ」

「そうなんだ。格好いい♡」

 

 ボート一つで喜んでもらえるなら安いもんだ。

 

「(おっ……)」

 

 オールを漕ごうと前のめりになって力を込めようとした時、前に座る小雪(こゆき)の姿が目に入る。

 

 座る椅子の部分の出っ張りはそれほど高い位置に存在していないため、自然と膝を立てて座ることになる小雪(こゆき)のスカートの奥が見えてしまっている。

 

「♡」

 

 小雪(こゆき)はわざと見えやすいように膝を立て、パンティを隠そうとしなかった。

 

 見せつけている感じではなく、あくまで自然に見えてしまうように。

 

 しかし完全にわざとだ。彼女は俺の視線に気が付いている。

 

 小雪(こゆき)は意外と小悪魔なのかもしれないな。

 

 今日のパンティはリボンとフリルの入ったキュートなデザインだが、その食い込みの細さは随分と角度が鋭い。

 

 つまり布面積が小さなエッチ度の高い下着ということになる。

 

 しかしせっかくならパンツばかり見ていてもつまらない。

 小雪(こゆき)とのデートを目一杯楽しむには、もっと密着してしまいたい所だ。

 

小雪(こゆき)、こっちにおいで。抱っこしてあげる」

「うん♪」

「落っこちないように気を付けてな」

「んっしょ、っとと、えへへ、お兄ちゃん♡」

 

「丁度良く二人きりだな小雪(こゆき)

「うん♡ 小雪(こゆき)、幸せ……」

 

 気が付くと池の周りから人の気配が消えていた。 

 今日は土曜日だ。先ほどまで人で賑わっていた筈の周辺から一切いなくなっている。

 

 これは間違いなく妖精さんの仕業に違いない。

 つまりアレか? ここで小雪(こゆき)を頂いてしまって構わないということだな。

 

小雪(こゆき)……」

「お兄ちゃん……ん♡」

 

 背中をくっ付けて甘える小雪(こゆき)がこちらを見上げ、何かをねだるように目を閉じる。

 

 ついっと上向いた唇は、吸い付きたくなるようなぷるぷるのピンク色だった。

 

 俺はその誘惑に逆らう事なく重ね合わせ、小雪(こゆき)にベーゼを被せる。

 

「はみゅ♡ んちゅぅ……ん、ちゅぱぁ♡ えへへ、小雪(こゆき)のファーストキス、あげちゃった♡」

 

 以前のエチエチ配信プレイの記憶は彼女の中から消えている。

 故に彼女にとってはこれが俺とのファーストキスになったわけだ。

 

「ん……ひゃわ、お、お兄ちゃん」

 

 誰もいない空間。邪魔するものが誰もいない二人きりのボートの上で誰にも憚ることなく好きなことができる。

 

 そうなったらやるべきことは一つ。

 小雪(こゆき)の体を抱きしめ、腰の辺りからお腹にかけてを撫で回した。

 

「ひゃん♡ お兄ちゃん、くすぐったい……んっ……ふぅ♡」

 

 さて、それじゃあ催淫を始めとしたエロスキルを解放して……。

 

「お兄ちゃん」

「どうした?」

小雪(こゆき)、ここで大人になりたい」

「んぉ⁉」

 

 ハッキリとそう言った小雪(こゆき)の瞳には、桃色のハートマークがくっきりと浮かび上がっていた。

 スキル発動させる前でこれとは…。小雪(こゆき)は凄まじい逸材かもしれないな。




※後書き※
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お話はまだまだ続きます。
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※次回、小雪、大人になるか!?
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