※この作品はR-18です。

【クズモブ転生】健全ゲームで『エロ同人』能力獲得したからクズ主人公から全ヒロイン奪うことにした   作:かくろう

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閑話◇彩葉の染まりたい色◇

 今日は彩葉(いろは)とデートの日。二人の関係も大分深まってきた今日のこの頃。

 

 そろそろ新しいステップを踏み出しても良い頃だ。

 

 以前、彩葉(いろは)がギャルなのは元の亮二が好みかもしれないという思いからそうしていたという話があったと思う。

 

 当初の俺は「ゲームありのままの鬼沢彩葉(いろは)」を愛したいと思い、敢えてそれを変えてくれとは言わなかった。

 

 その時の俺の判断は一ミリも間違っているとは思わない。

 

 しかし、彼女との仲もかなり深まってきた今において、もう少し違う視点に立って物事を考えても良い頃だ。

 

 つまり、ゲームの彩葉(いろは)とは違う、まったく別の彩葉(いろは)に染め上げる。

 

 『花咲く季節と桜色の乙女』におけるサブヒロインとしての彼女ではなく、俺だけが知っている俺だけの彩葉(いろは)に染め上げるという意味でだ。

 

 【なんで最初からそうしなかったの?】という疑問を持つ奴もいるだろう。

 

 答えは単純だ。価値観と順番の違いってだけ。

 

 最初に言ったように、俺は「ゲームそのままの彩葉(いろは)」を欲したからだ。

 

 最初から全部破壊し尽くしてしまったら、前世で俺が愛してやまなかったヒロインとしての彼女を堪能できないじゃないか。

 

 言ってしまえば、違う彩葉(いろは)に染めることはいつでもできる。

 

 逆に、ゲームそのままの彩葉(いろは)は、転生して間もないあのタイミングでしか味わえなかった。

 

 ただ単に順番の問題というのはそういう意味だ。

 

 最初から完全に染めきってくれないと好みじゃないって価値観の人には、あの時の俺の判断は物足りなかったことだろう。許してほしい。

 

 その代わり今日はその時見たかったであろう彩葉(いろは)をたっぷりと堪能してくれ。

 

「なあ彩葉(いろは)

「なぁに亮君」

 

「今日は新しい服を買いに行こう。ちょっとリクエストがあってさ」

 

「え、どんな服?」

 

「少し今のギャルファッションから毛色を変えてみないか」

 

「うん、いいよ。どんな服にしようか。メイクも変えた方がいい?」

「そうだな。服を買って、その後美容院にも行こうか。ちょっと思うところがあってな。思い切りイメチェンしてくれ」

 

「分かった♪ 亮君が一番可愛いって思う私にして♡」

 

 こういう所は彩葉(いろは)の凄い所だと思う。

 

 言ってしまえば今の自分を根こそぎ変えろというのを一も二もなく了承してしまったわけだ。

 

 分かってない奴らはこういう言い方をするかもしれない。

 

 「自分がない」とか、「言いなり」とか。

 

 でもそれは違う。好きな人の為ならいくらでも自分を変えられる。

 

 言葉でいうほど簡単なことではない筈だ。誰だって自分のアイデンティティーというものがあるのだから。

 

 好きな人の為にそれだけのことを、息を吐くようにできる彩葉(いろは)は本当に凄いと思う。

 

 ◇◇◇

 

「どうかな亮君」

「おお、良いじゃないか」

 

 早速アパレルショップへと赴き、新しい服を購入した。

 そして美容院で髪型をセットしてもらい、全く違う髪型にしてもらった。

 

 これまでギャルのファッションをしてきた彩葉(いろは)だが、そもそも元の亮二の好みになりたくて始めた事だ。

 

「亮君はこっちの方が好き?」

 

「どっちが、というのは甲乙付けがたいな。だけど、新しい彩葉(いろは)に出会えるのは喜ばしいぞ」

 

「えへへ、そっかぁ。でもどうしたの急に?」

 

「ちょっと思うところがあってさ。歩きながら話そうか」

 

「うん」

 

 彩葉(いろは)はフェミニンなワンピースにシックなアウターを羽織り、少女らしさと大人っぽさを演出した清楚な出で立ちに着替えている。

 

 俺がチョイスした服装は、これまでの彩葉(いろは)からはかけ離れてギャルの影は微塵も残っていない。

 

 そして髪型。ストレートを緩く二つ結びにして甘みを残しつつ大人しげな印象のローツインテールに仕立ててもらっている。

 

「なんだか全然違う自分になったみたい」

 

「可愛いぞ彩葉(いろは)

 

「えへへ、ありがとう、亮君。それで、どうして急にイメチェンなのか聞いてもいい?」

 

「簡単だ。新しい彩葉(いろは)に染めてみたくなった。俺しか知らない新しい彩葉(いろは)にな」

 

「ふふ、なぁにそれ。今も昔も、全部亮君しか知らない私だよ」

 

「いいんだよ。気分の問題だ。可愛い彩葉(いろは)が見たいんだ。いや、もっというなら、俺の為に幾らでも変わってくれる彩葉(いろは)が見たい」

 

「うん、私、亮君のためならいくらでも変われるからね」

 

 ゲームありのままの彩葉(いろは)は十分に堪能した。これからは完全に新しいヒロインの姿を楽しむ時間だ。

 

 これから優奈たちにも順番にファッションや髪型を変えさせていくのも面白いかもしれない。

 

 今までの俺はあくまでゲーム内の彼女達をできるだけ尊重したい想いがあったので、本人が自主的に望まない限り変化は望まなかった。

 

 しかし彩葉(いろは)の場合、恐らく俺が何か言わなければ変えることはなかった。

 

 それは何かを変える事で俺の気持ちが冷めてしまうことを恐れるというのが一つ。

 

 もう一つは以前に俺がそのままで良いと言ったから、その自分を保つことが俺への想いだということだ。

 

 だから彼女の場合、積極的に変化を望むことを伝えてやればいい。

 

「ピアスはどうする? 清楚系のコーデだと無い方がいいかな?」

「そうだな。新しいのを買いに行こう。服の雰囲気に合わせた優しいデザインを選んでやる」

 

 そんな感じでピアスも新調。

 

◇◇◇

 

「んっ、ぁ、はぁ……亮君、ダメ、せっかく買った服が、シワだらけになっちゃう」

 

「悪いな。後でクリーニング出すから勘弁してくれ。イメチェンしたばかりの彩葉(いろは)をたっぷり堪能したいんだ」

 

 ひとしきりデートを楽しんだ後は、もちろんラブラブセックスの時間だ。

 

 路地裏に連れ込むってのも考えたが、彩葉(いろは)は基本的にスタンダードなものを好む傾向がある。

 

 それにせっかく買った服がホコリまみれになっても可哀想だしな。

 

 学園内でもヤリまくってるし、今更青姦を嫌がったりしないだろうけど、今日は新しい彩葉(いろは)を開発してやりたいから腰を据えてヤレるホテルを選んだ。

 

「ほら見てみろ彩葉(いろは)。いい顔してるぞお前」

 

 鏡に映り込む自分を見つめる瞳が潤み、その頬は恥じらいの赤に染まっている。

 

「やぁ、恥ずかしいよ、亮君だめぇ」

 

「でも恥ずかしがってる時の彩葉(いろは)が一番可愛いしなぁ」

 

「んやぁ」

 

 恥じらう彩葉(いろは)の可愛さは反則級だ。初めの頃こそキャパオーバーを起こしやすかったが、エッチにも慣れたし、俺が喜ぶことを実現してくれることが多くなった。

 

 こういう所は彩葉(いろは)の魅力だ。恥じらいを押してでもエロいことをやってくれる時の表情が堪らない。

 

彩葉(いろは)、今日はちょっとやって欲しい事があるんだ。グズグズになる前に」

 

「うん、いいよぉ……って、亮君、それは? え、え、待って亮君、まさかそれ……」

 

「ロ、お~、ぷ♡ 彩葉(いろは)の事縛ってみたい」

 

「ふぇえ、そ、それはまだちょっと勇気が……」

 

「新しい服を着て、清楚な髪型になった彩葉(いろは)を、ギチギチに縛ってグチュグチュになるまで感じさせてあげたいんだ」

 

「そ、そんな怖い事真剣な顔で言われてもぉ~、ぁ、ぁ、言い終わる前にジリジリ距離を詰めないでよぉ」

 

「無駄だよ彩葉(いろは)。俺はもう彩葉(いろは)を縛って犯すって決めたから」

 

「はうぅ♡ 亮君ワイルドになってるよぉ」

 

 拒否したそうに後ずさってるのに忌避的な感情を一切持っていないっていう不思議。

 

 冒険したいお年頃なのだ。これもまた新しい発見だな。

 

「あうぅ、亮君縛るの手慣れてるよぉ……すいすい縛られてくぅ」

 

 自分の状況を丁寧に解説するのは恥じらう自分を誤魔化すための自己防衛か何かだろうか。

 

「こういう日の為にいっぱい練習したからな」

 

「あうぅ……」

 

 ちなみにこの緊縛スキルは霧島亮二のものではなく、前世の俺が培ったものだ。

 

 本来の霧島亮二が持っていないもので彩葉(いろは)を快楽の虜にすれば、ある意味で【霧島亮二(本物)】に恋をしていた彩葉(いろは)を奪い取ることができる。

 

 それはゲーム内の彩葉(いろは)の辿ってきた恋の道筋の否定であり、彼女を完全に俺のものにするという支配行為でもある。

 

 

 

 霧島はこういう面倒くさいことは嫌いだったようで、挑戦しようとしたものの本格的なスキルは諦めたらしい。

 

 緊縛は芸術的な側面も強いので、非常に奥が深いプレイの一つだ。

 

 突き詰めても突き詰めても底が見えない沼なので、俺はある程度のところで見切りを付けた。

 

 ◇◇◇

 

「んんぁあ、あ、あ、あ、ああ、あぁああ、ダメぇ、ダメダメダメダメェえぇえええええ♡」

 

 彩葉(いろは)は思った以上に緊縛されることに適性が高かった。

 

 もともと明るくて社交的で、真面目な性格の彼女。

 

 清楚な格好は本来の彼女と言えるかもしれないな。

 

 その清楚に変貌した彩葉(いろは)が、ソフトロープに縛られて体の自由を奪われながら喘いでいる。

 

「ほらどうだ彩葉(いろは)。チンポは気持ち良いか? 縛られながら犯される気分はどうだよ」

 

「これぇ、好きぃ♡ 亮君に、支配されてるよぉ♡ 縛られて、自由奪われてぇ、買ったばかりの服グチャグチャにされて興奮しちゃってるのぉ」

 

 清楚と緊縛の相性の良さは異常だ。こうしてみるとセックスの経験なんて微塵も無さそうなほど初心(うぶ)な見た目をしているのに、その中身はまるで真逆だ。

 

 好きな人の為ならいくらでも自分を解放できる。壁は厚いが、突き崩してやれば絶対にデレる。

 

「さあまずは1発目だ。今日はとことん中出しするぞっ」

「出してぇええ、出して亮君ッ! 亮君の中出し好きぃ、縛られて中出しされてみたいのっ!」

 

 俺が【鬼沢彩葉(いろは)の恋した霧島亮二ではない】という事実を明かせない以上、奴が持っていないもので彼女を染めまくる事で完全に奪うことができる。

 

 霧島亮二なんぞ俺にとっては何の感慨も湧かない相手だし、別に悔しくもなんともないが、彼女が恋をしているのはあくまで霧島であって俺ではない。

 

 だが彩葉(いろは)が恋人として過ごしてきた俺は、元のままの野郎では絶対にしないであろうことを沢山してきた。

 

「なあ彩葉(いろは)ッ、俺のどういうところが好きなんだ?」

 

「そんなぁ、ことぉ、今聞くのずるいぃ♡ あひんっ、んぁあああっ」

 

「言えよ彩葉(いろは)。お前は俺の何がそんなに好きなんだ? 俺なんてクズだし性格悪いだろ。女は食いまくるし乱暴だし、モノ扱いするぞ」

 

「優しい、ところぉ♡ 気遣ってくれるところぉ♡ 乱暴なのに、紳士的でぇ、私が、本当に嫌がること、しないところ♡ 私のこと全部分かってくれるところっ……意地悪、なのに、本当は優しい、ところ♡ ぁ、あああ、ああああ、イク、イクゥウウ♡」

 

 抱きしめて、キスをして、子宮を押し潰しながら舌を絡める。

 

「んふゅぅ♡ はみゅ、んんちゅ、セックスの時、ちゃんと、愛してくれる、ところぉ」

 

 瞳に浮かび上がった洗脳の証、ピンク色のハートマークが煌々と点滅する。

 

 精液を注ぎまくって縛っている縄がミシミシと音を立てる。

 

 白い肌と真新しいブラウスに縄が食い込み、大きくシワを作っていく。

 

 めり込んでいく痕の一つ一つが彩葉(いろは)が染まっていく証のようにも思えてならなかった。

 

◇◇◇

 

 ちなみに後日談。

 

 髪型を変えた彩葉(いろは)はみんなから大絶賛の嵐だった。

 

彩葉(いろは)ちゃんそっちの方が似合うかも。ギャルの彩葉(いろは)ちゃんも可愛かったけど、なんとなく無理してる気がしてたから」

 

「え、そ、そんな風に見えてたの?」

 

 初音にそう言われてハッとなった彩葉(いろは)の顔は忘れられない。

 やはり本人も気付いていなかったようで、彩葉(いろは)の本来の性格からいうと派手な格好は後付けなのだ。

 

「昔の彩葉(いろは)ちゃんって感じがして、私はそっちの方が親しみもてるなぁ。あ、今までのが嫌いだったわけじゃないよっ」

「分かってるって。それに、やっぱり亮君に好きになってほしかったからってのもあったんだよね。まあ私の勘違いだったんだけど」

 

「今度は私が彩葉(いろは)ちゃんみたいな格好してみようかな。亮二さんが側にいるときは安心だし」

 

「あ、だったら今度服買いに行こうか」

「うん、行こう」

「逆に初音みたいな格好はあんまり持ってないから、オススメのお店教えて」

「わ、私そんなに服買わないし……普通の量販店だよ」

 

 なんて女子トークを後ろで聞きながら、今度二人にお揃いの服でも買ってやろうか、なんて考えていた。




※後書き※
いつもお読みくださり誠にありがとうございます!

彩葉ちゃんのifエピソードでした。本編はもとのギャルか、こっちの姿、お好きな方で想像してもらえればと思います。

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お話はまだまだ続きます。
是非お楽しみにっ!

※次回、いよいよ新章開始です
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