黒髪ショートカット王子様系幼馴染のオレへの執着が怖い! 作:クリームパイ太郎
王子様の家がいくら広いと言っても階下のキッチンに降りるだけだ。
時間はかからない。王子様が来る前にサクッと食材を並べておこう。
シュラスコの食材はよくわからんが、BBQだし、何を焼いても美味かろう。
勝手知ったる王子様の家だ。キッチンへ入り、オレは遠慮なく巨大な冷蔵庫のドアを開けて、中身を物色した。
肉はすぐに見つかったし、野菜は適当に選んでおく。トウモロコシもあった。焼きそばもあったので、これも出しておく。
肉の塊がでかい!
これだけでもテンション上がっちゃうぞ。
「こんなもんか?
あとは鉄串か……」
頻繁に使う物じゃないし、王子様でないと場所がわからんな。
適当な
「やあ、お待たせ。
早速、始めようか!」
「……何をするつもりだ?」
バッグを床に置いて取り出した物は、三脚とかなり高価そうなビデオカメラ。
「もちろん撮影だよ!」
「……え?」
撮影? 何のために?
「それはもちろん、BBQの様子を配信するためさっ!」
「……は?」
「こんなこともあろうかと、配信アカウントの作成は済ませてあったんだ」
「ちょ……!?」
王子様はテキパキと準備を進めている。
三脚を開き、ジャキンっと脚を伸ばした。
メカニカルでカッコイイんだけど……
「お、オマエ、配信に興味ないって言ってたじゃないか!?」
「今でもまったく興味はないよ?」
「じゃあ、どうして……」
「カップルでの配信なら話は別さ!
キミとボクっていう最高のカップルをカップル配信して、他のカップル配信者を軒並み嫉妬させてやろうって寸法だ!」
「いや、彼らは収益を稼ぐためにやってるんであって、他のカップルに嫉妬するとかは……」
「そんなことはどうでもいいんだ!
ボクはキミとのらぶらぶっぷりを全世界に向けて配信して見せつけたいんだよっ!!」
「えーっ!?」
王子様は大仰な身振り手振りで力説した。
「まずは仲睦まじくBBQの準備をしているところの撮影かな?
自然な感じの映像も良いけど、多少は演出も必要だね。
距離感を大切にしよう。
初々しい学生カップルって感じにしつつも、所々で接触を増やすんだ!
肩をぶつけ合ったり、話しかけるときの近さとか、たまに視線を合わせるときの仕草なんかも重要だね?
さり気なくボクの髪に触れるとかしてくれ!
食材の準備が終わったら、場面切り替えでBBQコンロでお肉を焼いている
ここはお互いにちょっと大げさにはしゃごうか?
炭火が弾けたときにボクが可愛らしく悲鳴を上げるから、キミは男らしく構えてくれ!
ぎゅって抱きつくから、キミは動じたらダメだよ?
胸とか全力で押し付けるからね?
照れちゃうかもしれないけど、キミはなんでもないことのようにボクを受け止めてくれ。
こんな感じで、瑞々しい若人の触れ合いなのに、どこか近すぎる距離感とただらぬ雰囲気に!
視聴者は思うんだ!
『この二人もう……』
ってね!」
「ってね! じゃねーよっ!」
「ってへ!」
「可愛くしてもダメだよ!」
「むぅ、じゃあどうしたらいいんだい?」
「いや、普通にしろよ!
変な雰囲気ださなくていいだろう?」
「そ、そんなっ!?
キミとボクがもうすでに
「全世界に向かってそんなアピールしたくないわっ!」
「ボクはしたい!
キミときゃっきゃうふふしながら、いちゃいちゃしたい!!」
「そ、そういうのは二人っきりのときに……な?」
「ふふ、この場にはキミとボクの二人しかいないよ?」
「二人だけど!」
カメラの向こう側にはフルオープンだろうが!
「ここにはキミとボクの二人しか居ないのにも関わらず、全世界から耳目を集めることができる!
どちらの要望も叶えることができるよ?
一挙両得、一石二鳥、両全其美の双方納得ずくでことに望める円満解決な方法だね?」
「まるで納得できないっ!?」
「いいじゃないか。
キミとボクの激甘どろどろはちみつ練乳シロップ的なところを見せつけてやろうよ、全世界に!」
「激甘なのは構わないんだけど、全世界ってオマエ……」
「あ、練乳っていっても
「わかってるわ!」
「
顔にかかったときとかなかなか垂れないし、飲み込むときには喉越しがすごいんだ!
まるでボクの喉までおか……」
「もうやめて!?」
「ふふ、照れなくたっていいじゃないか?」
「う、お……
ま、街中で、その……イチャつくのだってまだ慣れてないんだから、無理っていうか……」
「カメラを意識しすぎかな?
なんとも可愛らしいことだ」
まぁ、いきなり配信を始めたってそう簡単に再生数が増えるとは思わないけど。
「ボクの発信力を嘗めないことだね?
ファンの皆にそれとなく伝えてしまえば……」
そうだった!
内容はともかく、初心者の配信とは思えないブーストがかかってもおかしくないぞ!?
「じゃあ、さっきの続きからね?
食事の準備が終わっただろう?
庭で食材を焼いている
美味しそうに焼けたシュラスコなんていいんじゃないかな?
もちろん!
出来上がった料理は食べさせ合いっこするんだよ?」
「無視して進めるな!
さ、撮影無しならいくらでも付き合うから!
い、いちゃつくのも率先してやっちゃうぞ」
「その言質は受け取っておくよ!
でもこれは配信だから仕方ないよね?」
「仕方無くないわ!」
「あ、食材の準備の間とか、時折ちゅーするところも入れていこう!
らぶらぶな恋人であることが強調できて、とても良い」
「で、できるかーっ!」
「はっはっはっ!
いやいやいや、いつもやってることじゃないか。
ボクのことすぐとろとろにしちゃうくせに!
それにこんなのは序の口だよ?」
「と、トロトロって……
ん? 序の口?」
「うん!
やっぱり配信の
それはもちろんキミとボクの野外セック……」
「アホかー!
速攻でBANされるわっ!」
しかも外とか!?
「ボクの家の生け垣は高いからね。
そう簡単に周囲から見えないんだよね、残念なことに。
それにキミとのらぶらぶカップルっぷりを全世界に配信できるなら本望だっ!」
「ぜっっっっっっっっったいっ!
ダメだからなっ!!」
「うー、さすがにキミとの情事を配信するのは止めてもいいけど……
ちゅーくらいなら……ダメ?
ホントはえっちを見せたいところなんだけど、譲歩するから」
「ダメ!」
「じゃあ、ディープなのは我慢するよ?
ちゅっ……て感じの軽めので!」
「ダメっ!」
「後から挟んであげるから!」
「……っ!?
だ、ダメだ!」
「むむ、いつになく頑なだね?」
「ダメなモノはダメだっ!」
「ふむ、どれどれ……」
王子様が、真っ直ぐにオレを見つめてきた。
見慣れているはずなのに、何度見てもその美形な顔にはドキッとさせられる。
引き結んだ唇は艷やかで、通った鼻筋は凛として、切れ長の目は涼やかだ。
普段、オレを見るときの表情は笑顔が多いんだけど、たまに見る真剣な表情がホントに美人すぎる。
オレがどきまぎしていると、黒目の虹彩が不思議な色に輝いたような気がした。
「なるほど」
くっ、これはオレの裡を見透かそうとするときの目だ。
真剣だった顔が途端に和らいで、口元がにやりと形を変えて、いたずらっぽい笑顔に変わる。
王子様がオレの顔を嬉しそうに覗き込んできた。
「ボク、理由を言ってくれたら嬉しいなー」
「う……」
「ほら、言ってくれよ?
ご褒美もあげちゃうから!」
「えーっと……」
「言ってくれたら、ボク、性的興奮すら覚えるくらい悦んじゃうかも!」
「せ、性的っ!?」
「うん!
子犬だったら嬉ションしちゃうレベルだね!」
グイグイと迫ってくる王子様に犬耳とフリフリする尻尾を幻視してしまう。
オレは観念するしかなかった。
「ほら、早くー!」
「わ、わかったから……」
ご褒美の前渡しなのか、王子様が胸を押し付けてくる。
とても、柔らかい。
「オマエを……」
「うん!」
「あんまり……」
「うんうん!」
ぐぅっと喉が詰まり、言葉が止まる。
しかし、王子様はそれを見越していたのか、今度はオレのほっぺたに唇まで押し付けてきた。
「人目に晒したくないんだよっ!」
「独占欲だねっ!!」
ただでさ嬉しそうだった王子様の顔が、溢れんばかりの喜色に染まる。
オレを全力で抱きしめて、今にも踊りださんばかりだ。
「ほら、もっと言ってくれよ?
そうなんだろ?」
「うー、そうだよ!」
隠してもしょうがないし、紛れもない事実なのでオレに逃げ場なんてない。
この王子様はオレのモノだ。
余計な連中の目になんて触れさせたくない!
「もう!
そういうことは普段から前面に、全方位に、全力で丸出しにしてくれよ!!」
オレの胸板に人差し指をグリグリと刺しながら、嬉しげに言う王子様。
「……」
オレが何も言えるはずもなく、ただ王子様からの悪戯を無防備に受けるしかなかった。
浅ましい感情なのは自覚してる。それを王子様にぶつけることが後ろめたい。
「ふふ、ほら、約束のご褒美だよ」
何がそんなに嬉しいのか、頬と言わず額と言わず王子様からキスの雨が振ってくる。
「うひぃ!?」
首筋にまで吸い付かれた。
「はー、良い匂いだ。
最高だ!
あぁ、もう!
どきどきしてきた」
すんすんと鼻を鳴らして、いつものように、子犬のように
「ちょ、おま……!
くすぐったいって」
「いいじゃないか!
キミもボクに悪戯していいからね。
遠慮することはないよ?」
「こ、こら!
オレの手を胸に持ってくな!」
「ん、ふぁ……キミとボクの間に遠慮なんて無用だよ?」
「え、遠慮じゃなくて!」
断腸の思いで王子様を引き離す。
手のひらに残る柔らかさの名残と温もりに、嫌が応にも反応してしまう己が恨めしい。
「むぅ、なんだよー。
つれないなー。
あ、わかった!
焦らしプレイだね?」
「違うわ!」
ビデオカメラの方へと視線を向けると、それだけで王子様は察したようだ。
「ふふ、わかってるよ。
配信は諦めた。
っていうか、そもそもそれほど興味もないし。
キミが望まないことはボクの本意ではないからね」
「そ、そうか!」
心底ホッとして、思わず安堵のため息まででてしまった。
オレの様子をみた王子様がまた笑みを深くするんだが、安堵の方が大きくてそれを取り繕う余裕さえない。
「じゃあ、ここからは普通にホームビデオってことにしようか?」
「ホームビデオ……」
「予定通り、BBQの準備してそれを調理して食べて……って流れを記録しよう」
王子様と仲良く食材を準備して、それを庭先でBBQして、一緒に食べる。
天気もいいし、王子様と一緒なのだからもちろん楽しい。
日が暮れてからもチェアを並べてランタンを吊るして、キャンプっぽくしても良いかもしれない。
子供の頃は王子様宅の庭で、いろんなことをして遊んでいたし。
思い出話にも花が咲くことだろう。
「いいな、それ」
王子様との思い出を記録に残すってのは、問題ないどころか賛成だ。
スマホにはデート先での写真とか映像も増えてきているけど、ホームビデオってのは新鮮だな。
「家の中ではさっき設置したカメラを使うけど、外ではドローン型のカメラを使ってみよう。
最近のドローンはかなり小型化されているからね。
家の敷地内なら飛ばしても問題ないと思う。
さらに!
プロのカメラワークを参考にして撮影技術をスクリプト化してみたんだ。
AIも組み込まれているし、キミとボクの
キミの激しい
あ、もちろん参考先はキミのコレクションからさ!」
ん? なんでオレのコレクションの話がでてくるんだ?
「ふふふ、これはなかなか良い思い出になりそうだね?
後から一緒に観ようね?」
「あ、あぁ、それはもちろん構わんが……」
なぜか王子様は頬を赤らめて恥ずかしそうにしてるんだけど……なんで?
恥じらう仕草は可愛らしく、いつものように妖しげなねっとりした雰囲気までだしてるんだけど。
「そうと決まったらさっさと準備してBBQを始めよう!
その方が
見せ場?
まぁ、王子様的なこだわりのことだろう。
動画編集とかお手の物ってのは知っているし。ホームビデオにもこだわりたいのかもしれない。
撮影は王子様の機材に頼ってるから、そのあたりは任せてしまってもいい。
「あぁ、そうだな。
食材は出してあるし、予定通りオマエが食材を切ってくれ。
鉄串はどこだ?」
「おっと!
鉄串はめったに使わないからね。
確か、奥の棚にあるはずだよ」
「いいよ、オレが探す。
オマエは食材を切り始めてくれ」
「承知したよ」
棚の中を探すまでもなく、鉄串は棚を開けたらすぐに見つかった。
キチンと整理されていて実に王子様らしい。
鉄串が10本あったんで全て取り出す。軽く水洗いする頃には、手頃な大きさに切られた食材がずらりと並んでいた。
凄まじい速さで手を動かし、ギラリと光る大ぶりのナイフを握った王子様は次々と肉を切り分けて、なぜかすこぶる上機嫌だ。
肉を切るのがそんなに楽しいのか?
「ふふ、流石のボクもこれは結構恥ずかしいぞ。
カレ公認で映像記録が残せるだなんて!
しかも後から一緒に視聴するとか、すごいっ!
あぁ、きっとお外で言葉責めとかされちゃうんだ……
『外なのに感じてるのか?』
とか!
『外だからシーツが汚れなくていいな?』
とかっ!
『外だけどいつも通り中にするからな?』
とかっ!!
うはっ! 今から超楽しみじゃないかっ!」
王子様が何やらブツブツ言っているが、ここからだと聞き取れないな。
たぶん肉の塊が美味そうなんでテンションが上がってきたんだろう。
「鉄串あったぞー」
「ありがとう。
じゃあ、食材を鉄串に刺していってくれ。
順番は任せるよ」
「おう」
肉、野菜、肉、野菜かな?
おでんだったら三角、丸、四角なんだけど。
適当に食材を鉄串に刺していく。
無意識の内に肉が多めになっていたけど、王子様が予想していたのか食材は肉のほうが多い。
食材を切り終えた王子様が、今度は鉄串に刺さった食材へスパイスを振り掛けていく。
「ふふ、やっぱりキミはお肉に棒を刺すのが上手だね?」
「含みのある言い方だが、肉があまりにも美味そうなのでツッコまずにおいてやろう」
「突っ込むのも上手だよね?」
「……」
ツッコまないぞ!
「ふふ、外で
学園の屋上も外と言えば外なんだけど、あれは学園内って感じだし。
楽しみだね?」
BBQなら子供の頃にキャンプ場でやってるけど……
あ、自分の家の庭では初めてって意味かな?
「そうだな。
オマエの家の庭でなんかするのも子供のころ以来だし楽しみだ」
「なんだい、なんだい?
キミもずいぶん乗り気だね!
それもそうか。
なんてたって外だもんね!」
「あぁ、外ってだけでテンションあがるよな!」
BBQじゃなくても、焚き火とかでも上がっちゃうぞ。
「うん!
子供の頃に遊んだ思い出の場所で、お互い
そのギャップ、考えただけで身体が熱くなっちゃうね?
あぁ、もう!
ボク、興奮してきちゃったよっ!」
「おお、オレもだ。
よし、ちゃっちゃと準備して始めようぜ」
「っ!?
キミもやる気満々だね!
ボク……外でもキミのためにがんばるよっ!」
「お?
オレだってオマエのために全力でがんばるぞ!」
「そ、そんな!?
キミが最初から全力なんて出したら……
最近はボク、キミにやられっぱなしだっていうのに。
ど、どんな目にあってしまうのか、今から楽しみだよ?」
「ん?
別に勝ち負けなんてないだろ?」
BBQの勝敗とは?
「ふふ、そうだね。
勝負ではないし、そもそもキミとボクの仲なんだ。
キミのしたいことは全部ボクが受け止めてあげるよ?」
「おお、頼んだぞ!
よし、材料もあらかた鉄串に刺せたな」
炭火だし、色んなものを焼いてみるのも良いかもしれない。
定番のマシュマロとかおにぎりとかバナナとか。
うむ、良さそうだ。
「うん。
良い
この調子で野外での撮影もがんばろう!
撮影用ドローンは準備OKだ」
「おいおい、BBQコンロはどうしたんだ?」
「あ、しまったね。
ボクとしたことが撮影のことで頭がいっぱいですっかり忘れていたよ」
「はっはっはっ、オマエにしちゃ珍しいな。
じゃあ、早速コンロの準備をするか」
「うん。
コンロは倉庫にあるから、運び出すのを手伝ってくれ」
「あぁ、もちろんだ。
力仕事はオレがやるぞ」
「ふふ、頼もしいね。
あ、もしかしてそれはあれかい?
ボクぐらいだったら軽々と持ち上げられるってアピールかい?
こ、これはなかなか刺激的な体験になってしまうのではっ!?」
「ん?
オマエ、何言ってんだ?
まぁ、いいや、それよりもさっさとコンロ運び出して始めようぜ!
倉庫って庭にある倉庫だよな?
腹も減ってきたし、日が暮れる前に始めちまったほうがいいだろ?
先行くぞー」
「そ、それってやっぱり早い時分から始めてしまって、じっくりとボクを……
食欲を満たした後にたっぷり時間かけてボクのことも食べちゃおうってことだね!」
「なんだってー?」
「ど、どうしよう。
カレ好みのシチュエーションだとは思うけど。
そして、ボク好みのド真ん中なグッドシチュエーションだけど!
ボクの家の庭先で!
カレとの子供の頃の思い出の場所で!
大人になってカレシカノジョの関係になったカレとボクで新たな思い出を作っちゃうんだ。
親友みたいな関係から恋人同士になって、カレとボクは劇的に結ばれて、今度は汁まみれで大人な遊びをしちゃうんだ!
きっと、ボク、全部剥かれて、明るい太陽のもとカレからじっくりたっぷり細部まで観察されてしまうんだね。
ボクはカレから身体を隠すことも許されず、ボクの大事なところは余さずカレの前に晒されちゃうんだ。
やはり自然光は素晴らしい!
しかも、カレときたらわざと激し目に責めてくるに決まってるんだ!
外だと遮るものがないから大きな声が丸聞こえだよっ!
許して……って、弱々しく懇願するボクにカレはもう興奮度MAX、硬度MAX、我も忘れて襲いかかってくるよね!
前からかな?
後ろからかな?
カレのことだ。きっと理性なんて吹き飛んでいるのに、剥き身のボクが汚れたり怪我したりしないように気を遣いつつも、責め方だけは容赦ないんだ。
なんせ外だからね!
ってことは、立ったままとか?
あ、力仕事は任せろって言ってたから、ボクを抱っこするのは確定かな?
自分が汚れるのは構わないとか言って、ボクを上にして下からとか?
なんてことだ!
ここでも太陽の明るい光の元、合体部分がカレから目視で確認されてしまうなんて!?
ドローンカメラも照明いらずできれいに撮影できちゃうね!」
「おーい、早くこいよー」
「あぁ、カレも待ちきれないみたいだぞ!
もちろんボクも辛抱たまらないんだ!
今イクよーっ!!」
おしまい