グレン×グレンのハイスクールD×Dエロ短編集♪ 作:グレン×グレン
基本的にバカエロ系統となっておりますのでご了承ください
《Other》
そこは、異形や異能を知る者達が関わる店だった。
表向きには人間社会のアダルトグッズショップであり、同時に異空間に繋がる会員制クラブの入り口でもある。
同様の異空間に繋がる入口の店はあるが、それぞれクラブに入る為の条件が異なっているのが最大の特徴。
そんな店に、三人の美しい女性達が入店する。
誰もがコートを着込んでいる、成人女性一人に美少女が二人。約一名、店内に入れていいのか迷うようなタイプがいるが、一般客はあまり意識を向けていない。
その時点で異能に基づく者達だと、分かっている者達が分かっているからこその対応だ。
そして彼女達はそれぞれ、異能を知る店員の前に立ち―
「「「ギャラリーください♪」」」
―三人揃って、店員の前でコートの下の全裸を見せつける。
「「「畏まりました、こちらでーす」」」
《兵藤一誠》
こ、ここが……ここが……っ!
「異能を知る者達ご用達の、エロイベントクラブ……っ!!」
「落ち着けイッセー。あまり騒がしくすると怖いお兄さんが説教しに来るぞ」
樹下が釘をさしてくるけど、でも……テンション上がるぜ!!
こういうところに一度は行ってみたかったスケベな男の子なんだ! いや、本当にロマンが……ロマンが……っ!!
しかも入るのに二時間ぐらいかかった。その分待ちに待った感じで、テンションが!!
「なんで「高級ミネラルウォーター一杯で一時間潰して店員に声を掛けられる」が第一条件なんだよ。しかもミネラルウォーター高くね?」
一杯1000円は流石に水にしては高くね? ここ日本だぞ?
そう思ってぼやくと、樹下は軽く肩をすくめていた。
「入店チケットみたいなもんだ。ここ以外ならただで入れるところもあるが、ハードルが高いからな」
「どんなのだよ?」
興味本位で聞いてみたけど、樹下がめっちゃ遠い目をしていた。
あ、これ本当にハードルが高い奴だ。
「例えば秀華達が行ったところは、「異能持ちの店員の前に裸コートで全裸見せびらかす」が第一条件だ。基本的にイベント参加志望者限定の入口なんでタダだがな」
本当にハードルが高い。
っていうか、秀華さん達何やってんの……平常運転だな。
「えっと、他には?」
なんかもう、怖いもの見たさで他のも聞いてみたくなったんだけどと思った時、俺達が座っている席に二人ほど来た。
「ネットカフェでカップルコース一時間700円を注文したうえで、特定のエロビデオ見ながら特定の体位でやりながら特定のメニューを注文するって奴ね。確かカップル限定だったっけ?」
「あとはカラオケボックスで「エロゲの歌を歌いながら監視カメラに性器を見せつける」とかもあるね。こっちはグループ向けらしいよ」
あ、雨宮さんと空本さんだ。
「お待たせ、誠二。で、まだ始まってない感じかな?」
「ああ、麗夜さん。……つまり胃薬を飲む余裕はある」
なんか、樹下と空本さんが苦笑い浮かべてるんだけど。
「……雨宮さん。そういえばなんで俺がこんなところに連れてこられたんです?」
「いずれは紹介する気だったみたいだけど、やりすぎない監視とはいえ一人で来るのは頭痛案件だって話ね。私もそんな感じで連れてこられたわ」
雨宮さんが俺に応えながら、なんか高い酒を注文しているんだけど。度数も高そうなの。
あ、あっさり来た。
そして一気飲みした。
「アンタも開き直って飲むのもありかもしれないわよ? 日本政府との取り決めで、この転移ゲート内部はある程度治外法権が働くから。……やりすぎると店ごと摘発するって釘刺されてるけど」
「俺は一体どんなあほな展開に巻き込まれるんですか!?」
ぶっちゃけすっごい怖いんだけど!?
と、空本さんも高い酒を飲み始めている。え、そんなレベル!?
俺がちょっと怖くなっていると、樹下はため息をつきながら注文してたポップコーンをヤケクソ気味に食べ始めていた。
「この店はあれだ。日本で言うハプニングバーって奴だ」
えっと、ハプニングバーってお客さん同士がエロいことをするのを前提にやっている系統のお店だっけ?
「ま、似たようなものでしかないがな。異能や異形に配慮した治外法権なんで、いわゆるまな板ショー*1前提で飛び入り参加可能ななんちゃってストリップ大会とか、そういうイベントを起こしてたりしている会員制のクラブ」
なるほどなるほど。
……え? それってつまり……。
あ、三人揃って俯いた。
「「
樹下と雨宮さんは額に手を当てちゃったよ。
空本さんもかなり苦笑い気味だしなぁ、これ。
「ちなみに美子ちゃんも来るんだよねぇ。……阿保みたいなエロイベント、めっちゃ大好きみたいで……」
なるほど。監視がメインなのか……。
「その、おっぱいドラゴンの興行収入から後で出すんで、高いもの頼んじゃってください」
この三人だと、メンタル結構削れるような展開なんだろうなぁ……っ!!!
《アザゼル》
「マジか。あの三人あのクラブのあのイベントに参加すんのか……シェムハザとかサーゼクスに怒られねえかな、俺」
「何をやらかしたのアザセル」
「何しているんですか総督」
「素直に吐いた方が身の為ですよアザゼル総督」
ジト目でリアスと雨宮司教とアルトリーネに言われたが、俺が直接悪いってわけでもねえ。
秀華たちが言っているクラブには、俺たち神の子を見張る者がまぁ小銭稼ぎ程度レベルの技術提供をすることもあるってだけだ。
そして今回のイベントに提供したのは、正直首を傾げる奴だったんだが。
「戦場の絆とかそういう系列の、ロボット操縦体感型のユニットだよ。属性系神器の要領でGとかもある程度体感できるって感じだな」
まぁ大した精度じゃねえからこそ、小銭稼ぎ程度なんだがな。
「ただそれとエロをどう結び付けるってんだろうな。なんか知ってるか、専務さんよ」
俺が話を振ったのは、今回秀華の代わりに出席している、桃山警護事務所専務の青蘭だ。ちなみにアルトリーネは護衛も兼ねている。
そして同じくリアスや雨宮司教の護衛として、朱乃やイリナも来ているわけだ。
青蘭も若干苦笑いをしているが、一体どういうイベントなんだ?
「そうですね。私もご主人様から膝枕でふて寝をさせるよう命じられたので、気になったので聞いてみました」
ふむふむ。
もう怖いもの見たさで俺達全員がちょっと聞く態勢に入る。
なんかそれに対して、凄い微妙な顔になった青蘭なんだが一体なんだってんだ?
「異形が契約しているエロゲーのロボットゲームと絡めたイベントだそうなんですが、「絶頂を封じる悪の組織に立ち向かう」というストーリー構成に絡めて、勝つと五分ほど常時絶頂状態になる対戦だそうです」
「……普通逆じゃね?」
俺は、それを絞り出すことしかできなかった。
あほな奴に技術渡してもあほなことしかしないってことなんだろうかねぇ? 金払いはよかったんだが、採算獲れるのかそれ?
《兵藤一誠》
「前々からほぼほぼ確信していたが、秀華はいわゆる阿保みたいな企画のエロ展開が大好物だ。うちの特務社員はノリがいいから結構やってくれるのもデカい。……今回は流石に大半自粛したけど」
「麗華もそうね。二人そろって王族だからブレーキかけてくれることも多いけれど、たまにはっちゃけるわね。……参加させられることもあるのが頭痛いけれど……っ」
樹下と雨宮さんがグチりあってる。マジで愚痴りあってる。
で、俺の隣の空本さんは苦笑いがなんというか虚ろだ。
「美子ちゃんも参加したくてたまらなかったみたいなのか、相乗効果でエスカレートなんだよね……たまに発散させないと俺まで巻き込まれそうで……」
「お疲れ様っす! ビール注ぎます!!」
マジでお疲れ様です!
樹下もやけ食いしているけど、空本さんと雨宮さんは酒をがぶがぶ飲んでるし! 瓶ビール三本目だよ!
で、そんな原因だけど―
『決着ぅううううううううう!! バトルロイヤル形式の3人チーム編成、勝者決定ぃいいいいいいい!!』
『ではこれより、優勝賞品でもある「五分間絶頂状態での勝利者インタビュー」を……通信をつなげる前に開始!!』
『『『……ぁひぃいいいいいいっ♥』』』
―これだからなぁ!?
俺も大概エロビデオ見てるけど、このレベルの阿保企画はそうそうないって!? なんで参加者多いの!?
30人ぐらい参加してるよ!? 負けてる人、めっちゃ悔しがってるよ!!
変態って、探すと結構いるんだね!? 俺レベルも探すといるのかな!?
『はい。では常時絶頂状態が五分ほど続きますが、どうですか~?』
『これいいですぅ♥ 期待以上ぅ……う˝ひぃっ!!』
「なんで美子ちゃん、カラコンつけてるんですか?」
「美子ちゃんが選んだ機体、パイロットがオッドアイなんだよ。多分それかな?」
そうなんだー。大変ですね麗夜さん。
『しかし三人連携も結構上手でしたね。もしかして練習とかなさいましたか?』
『職場……がぁ~~~っ♪ こう˝っいうのっほぉ♬ 得意っで……へぇ~♥』
「これ反則扱いになりません?」
「試合開始数日前から、練習とかできるように手を回してたみたいよ? 多分別件の奴が、技術ツリー的に流用できたとかそんな感じね」
説明助かりますけど、目がやばくなってませんか雨宮さん。
『ちなみに映像がしっかり映し出されてますけど大丈夫ですか? 一応きちんと事前に説明はしておりますが』
『むし……ぃ~ろぉ、それがっはぁ♬ いいんですよぉ……お˝っほぉ!?!! いっぱい見ぃ~てぇ~みんなでシコシコ最高じゃぁ~っん♥』
すっげえノリノリだな秀華さん。
っていうか大丈夫? 魔王の末裔でそこそこ知られてる人達がこれで大丈夫!?
大王派とかの兼ね合いもあるけど大丈夫? やばいことにならない!?
俺、めちゃくちゃ不安になってるんだけど。樹下は止めないんだろうかとすら思う。
ちらりと見ると、樹下はため息を盛大についていたけど荒事にする気はなさそうだった。
「もう開き直って、将来的に大規模性風俗産業の長となるために意識改革すら狙っているみたいだ。でなけりゃさすがに止める」
あ、ですよねー。
正直俺は困惑しているけど、周りの人達は本当にシコってるし、女の人もめっちゃぐちゅぐちゅやってるし。
変態って色々あるんだなぁ。これ、慣れた方がいいんだろうか……?
「「「やめとくように」」」
心読まないで三人とも!?
『それでは、そろそろ最後の数分間は堪能させたいところですが……ご要望は?』
『いっぱっはぁい……見てシコってね~? 後で感想聞きまくるから……ぁっはぁああああっ♥』
テンション上がってるなぁ、秀華さん。
めっちゃ気持ち良さそうだけど、この流れでよくぞそこまで堪能できるよ、マジで。
俺は結局シコれなかったけど、そんな俺の肩に三人揃って手を置いてきたんだけど。
「「「多分これから誘われるから覚悟しとくように」」」
「どんな覚悟っすかぁ!?」
流石にこの方向は勘弁してほしいんですけど!?
いや、本当にこの流れは勘弁してほしいです!!
アホの極みみたいな話でした!
ちなみに最初の方のエロイラストもPixAIで作ってもらっていますが、ハーメルンの挿絵は仕込める限界量があるので自粛しました。試作品はリンク張っとくのでよければご覧ください。
つ
波柴秀華
https://www.pixiv.net/artworks/132730320
小笠原美子
https://www.pixiv.net/artworks/132730406
雲川麗華
https://www.pixiv.net/artworks/132730361