グレン×グレンのハイスクールD×Dエロ短編集♪ 作:グレン×グレン
エロい長編は書きたいけどエロ長編作品を書きたいわけじゃないことに気づきまして、こうして短編集という形で別途に出したほうがいいなってことに気づきました。
そしてハイスクールD×Dを原作としている以上、原作キャラクターを出したほうがいいことにも気づき、こうしてやってみた次第であります!
……ただし、今回はガチのエロはありません!!
カズヒSide
私、カズヒ・シチャースチエは激怒した。
この馬鹿どもは本当にいい加減、誰かが全力でシメねばならぬ。流石にあまりに可哀そうだと、彼の立場を想って確信した。
「……全員……本当にいい加減にしなさい」
本気の本気で怒りを込めて、私は張り倒して正座させた阿呆共を見下ろす。
我ながら本当にやばい目つきになっているだろう。流石にそうなってもおかしくないぐらいにこっちもキレている。
「むぅ~。貧乳ちゃんはちょっと起こりすぎにゃん。こんなことでいちいち」
「子宮を麻酔無しで引きちぎられたくなければ黙りなさい」
三割本気で、黒歌の馬鹿のボヤキを黙らせる。
そういうことをしているから、こういうことになっているんだろうが……っ!
ことの発端は三十分前。といっても、はっきり言えばかなりいつものことだ。
単刀直入に言うと、イッセーに対する夜這いから貞操争奪戦が勃発した。これに尽きる。
イッセーはモテる。それはもう、異形に持てる。
スケベが過ぎるのと一年と少し前まで覗きの常習犯だったのが徒になり、一般人に対してはガントリークレーンがでかい。これに関しては自業自得なのでしょうがない。
だが、そのガントリークレーンさえくぐればそこにあるのは良物件だ。名前の通りの誠実さを持ち、愛と友に対する献身さも持つ。仮にも駒王学園という偏差値の高い高校で赤点も落第も避けている点から見て、頭も決して悪くない。
さらに冥界の観点で言えば、文字通りいくつもの戦いを潜り抜けた英雄。さらに子供たちのヒーローであるおっぱいドラゴンでもある。結論として、金も大概ある。
ついでに言えば顔だって悪くない。ご両親がもはや聖人レベルでいい人なこともあり、一度深い関係を結べば相手の方がろくでもないことをしない限りは善き人たちでいてくれるだろう。
モテるだけの男であると断言できる。そこに断じて偽りはない。
だが欠点が無いわけでもない。
そのうちの一つを上げるとするならば、これだ。
つまるところ、惚れた女に弱い。
当人も困っているなら右の女の子も左の女の子も助けたいといっていた気がする。とにかく惚れた弱みもあるのか、女性陣にガツンと言ったりとかがろくに無い。
で、そこに自覚の有無にかかわらず、付け上がったり甘え倒したりしている結果がこれだ。ついにイッセーに強い流れ弾が当たって失神する事態になった。
「前にもいったと思うけれど、まず順番を決定してからそれを遵守しなさい。争うにしてもイッセーを巻き込むことを考えるな馬鹿ども……!」
本当に、本当に私が童貞をいただくことを視野に入れるべきではないかしらねぇ……っ!!
「しかしカズヒ! 恋愛とは戦いのはずだ! 私たちにもイッセーの童貞をいただく権利はあるだろう!」
「奪い合いの結果イッセーが倒れてるんでしょうが? ちょっとアンタたち、愛する男に対する遠慮が無さすぎるのよ。イッセーに甘えるのも大概にしなさい?」
ゼノヴィアにはっきりといったうえで、私はいい加減業を煮やした。
これはもうだめだ。外野が介入しないとろくに話が進まない。
そもそもイッセーがかわいそうすぎる。なんで童貞を卒業することも毎日夢見ているのに、こんな生殺しの環境にさいなまれないといけないのかしらねぇ……っ!
ああ思い出す。前世でおっさん共に侵されながら、誠にぃのチンポを入れてよがりたいと思っていたあの頃を。
そして思い出せば思い出すほど、イッセーの生殺しという別ベクトルでひどいこの状況下に対する同情心が燃え上がる。
「……決めた。ならさっさと決着をつければいいだけの話だったわ」
『『『『『『『『『『……え?』』』』』』』』』』
周囲のほぼ全員が顔を真っ青にしているけれど、そこまで鬼ではないわ。
「私が完全にジャッジ役をしたうえで、イッセーの童貞を掛けた勝負をすればいいのよ。もっとも、敗者にはちょっとした罰ゲームをしてもらうけど……ね?」
あ、まずいわね。
乙女ねぇを堕とせたと思った時にしたレベルで、邪悪な笑顔をしてるわ私。
イッセーSide
あれ、俺寝てた?
たしか夜、リアスがスケスケランジェリーで迫ってきたら結局皆着て、喧嘩になってたらなんか飛んできた……あれ?
「あ、起きましたー?」
「やぁ~ん。タイミングいいんだからー♥」
あれぇ~!?
なんか色っぽいお姉さんがエロ衣装で俺の周りにいるんだけどぉおおおおおお!?
逆バニーだ。これ逆バニーって奴だ!!
ちょっと待って? なんで俺、豪華なソファーに座ってるの!?
状況がさっぱりでちんぷんかんぷんだけど、そんな俺の隣のソファーにどっかりと座っている女子がいた。
……なんでカズヒが?
「イッセー、よく聞きなさい。……これから貴方の童貞を食べるオカ研女子を決定するわ」
……なんていった?
「これからあなたの周りにいる、貴方に懸想している子たちの映像がある程度ランダムに、しかし変な偏りが出ないよう順番に映し出されるは。そして今周囲にいるこの子たちが貴方に軽い前戯をして、貴方がイったタイミングで映っていた女とあなたは一夜を共にするの。……そういう勝負をすることに決定したわ」
……はい?
「ちなみにそこにいるのはプルガトリオ機関のハニートラップ専門部隊であるシエラ部隊から、貴方に好意的なものたちを中心に選抜したメンバーね。前戯そのものは軽いけれど、勝者が決まった場合全力でサポートして二人そろって最高のエロ体験をもたらすことになっているわ」
……ん~?
「あ、ちなみにイリナに配慮してあのドアノブを利用したそれぞれの部屋ですでに始めているところなんだけれど、魔術的に思いっきり発情させている上にそこの子たちで適度のいじってさらにたまらない状態にさせているの。ついでに言うと我慢できずに自慰をしたら即敗退となっているわ」
……へぇ~?
「一応、勝者とした後ならしてもいいけれど、まず勝者で道程を卒業してからということで。その間映像を見せつけてさらにたまらない状態で猿のようにオナらせるのが敗者の罰ゲーム」
……ほぉ~?
「イッセーからするとちょっとつらいかもだけれど、これは必要なことよ。……いい加減、誰かが厳しくしないとあいつら絶対つけあがるもの。ジャッジは私が担当するわ」
……あ、なるほど。
これ、夢だ。
よし、ならもうやっちゃうかー!
イッセー、現実と認識していないの巻。
本来元L×Lでイッセーの童貞卒業は第三部にしたいと思っており、あまりイッセーのエロ作品を作るのもどうかとは思いました。
思いましたけどイッセー生殺しなので、ちょっとそういったイベントもあったほうがいいかと思ってこんなことをしたわけであります。
今回のエロ挿絵はハイスクールD×D風のイラストの試作も兼ねた仕様のテストですね。没イラストはPIXIVに投稿しております
つ https://www.pixiv.net/artworks/127834980