グレン×グレンのハイスクールD×Dエロ短編集♪ 作:グレン×グレン
イラストも四枚ぐらいあるお話なので、実用性はそこそこあるんじゃないかと思っていたりいなかったり。
日美子Side
誠にぃと乙女ねぇが死んでから、二年ほどたった。
私と七緒、そしてアイネスはチームを組んで日本で過ごしている。
いろいろありすぎて大変になるかと思ったけれど、道間のケツ持ちである死徒の祖である藤姫様が保護観察者になってくれた。おかげで、仕事はするけどそれなりの毎日はすごせてる。
彼女が管理する、関東の道間街。地下に広がる正真正銘のジオフロント。私たちは基本的に、三人で同居してそこに住んでいる。
主な仕事はエロをからませる各種業務全般。エロ系の何でも屋といったほうが近いかもしれない。
例えば、認識阻害を併用して露出狂になることで、魔術回路の素質持ちを発見する一種の釣りからのスカウト。これが割と大変だ。
そもそも魔術回路持ちが希少なので、めったに見つからない。見つかったとしても交渉が失敗する可能性も十分ある。
ついでに言うとこっちも大概発情するから、あたりを引いたうえで交渉で一発ずつぶち込んでもらいたいけどそこまでいかないことの方が多いったらありゃしない。
ま、楽しいだけの仕事なんてないからそれはいい。実入りもいいし、藤姫様の厚意で大検取ったうえで大学生としてもゆっくり活動しているし。
……本当にまぁ、退廃的ではあるけれどある程度は上がってこれた。
これも全部、アイネスと七緒が墜ちてきてくれたおかげだ。
私が少しぐらい上がれるように、二人は私のところにだいぶ堕ちてきてくれた。
私と魔術的に同調したうえで、自分たちの心身を魔術的に調律。自分たちが受け継ぐはずだった魔術刻印すら放棄して、私と共に生きることを選んでくれた。
本当に……感謝してる。涙が出るほどありがたいし、ちょっと申し訳なく思うときなんて何度もある。
私のために動かなければ、二人とももっと真っ当に女の幸せを得られただろうし、成功していただろう。
でも、私は本当に感謝してる。
二人が、私の手が届くところまで堕ちてくれなければ。それだけの覚悟を見せてくれなければ。
きっと、私は上がることなんてできなかった。
誠にぃ、乙女ねぇ。
多分二人が思っているような形じゃないけど、私は少しは幸せだよ。
これからもっと幸せになっていく。私のために堕ちてくれた二人のためにも、三人で一緒に幸せになっていく。
いつか、お墓に行くから。苦笑いぐらいで済ませられるぐらいの人生にしてから、ちゃんとお別れを言いに行くから。
……さて、そろそろいろいろ頑張りますか!
「いやぁ~。前回の釣りはいろいろよかったわよねー。結構価値のある魔術回路持ちだったし、向こうも溜まってたから久々にチンポですっきりできたし!」
一緒に朝ご飯を食べながら、七緒が前回の仕事を思い出してにっこり微笑んだ。
いや本当にそこはよかった。あの時は本当に思いっきりすっきりできるほど楽しめた。
「相手が女の子同士の絡みで興奮してくれるのがよかったよね。っていうか、私と七緒で竿挟んでのディープキスしてすっごいいきり立ってたし」
「確かにな。先端だけ入れていたが、あれは思わず腰が砕けかけたぞ」
そんな風に私とアイネスが思い返すけど、本当にいろいろな意味で当たりだった。
藤姫様が保護観察を明言してくれたとは言え、私たちって色々あるから。あんまり男漁りをしてなかったりしている。
そういう意味でも大当たり。久しぶりに三人とも何回もイったわけで、思いっきり愉しめたといえるだろう。
そこまで思いながらエッグトーストをかじり、そしてふと苦笑いを浮かべてしまう。
「どうした、日美子?」
アイネスが気づいて気遣ってくれるけど、私は肩をすくめてそれに返す。
「いや、二人っともすっかり染まってるなぁ~って……さ」
いや本当に、かなり染まってるというかなんというか。
三人だけの会話だからとはいえ、思いっきり貞操観念がぶっ壊れてる。
おかげで気安い会話ができているわけだけど、さすがに後ろめたいところも結構あるというかなんというか。
そう思ったとき、二人の顔が思いっきり近くにあった。
……ちょっとどぎまぎしてエッグトーストごと息を呑んだタイミングで、二人は私にキスをする。
少し沈黙が響き、そして二人の舌が私の舌をからめとる。
口の中を思いっきり愛されて、私は起きて早々にパンツをちょっと濡らす羽目になった。
「ちょ、ちょちょちょちょちょ!?」
めちゃくちゃ動揺したけど、そのとたんに二人とも笑いだすし!
え、なに? からかってる?
「……まったくもう。今更気にしすぎだって」
「同感だな。むしろイラっと来たからカマさせてもらったぞ」
うぉおお……!
確かに数年たってるし、気にしすぎといわれると否定できないけどぉ……っ
私がいろいろと悶えてると、七緒は小さく笑いながら肩をすくめる。
「ま、いろいろ爛れてるってのはわかってるけどさ? もう、この生活結構気に入ってるし?」
そう言ってくれる七緒は、にこりと笑いながら胸をはだける。
右の手で胸をもみ左の手で乳首をいじくる。
その快楽で頬を染めながら、七緒は幸せそうな表情になる。
「少なくとも、私たちがこうなったことで日美子もここまで登ってこれた。それで楽しいんだからもういいよ。これからどうするかはゆっくり考えていけばいいんだしさ?」
その言葉に、私は目頭が熱くなる。
罪悪感は少しある。だけどそれ以上に感謝を感じる。
本当に……本当に私はいい親友を持った。
おかげで堕ちる処まで堕ちないですんだ。二人がある程度堕ちてくれたからこそ、私はここまで登ってこれた。
なら、頑張ろう。
どこまで上がれるかはわからない。だけど、少しぐらい上がりながら、その上で三人で楽しく幸せな毎日を過ごせるように頑張ろう。
「うん……ゆっくり、ゆっくりやっていくよ……」
「ああ。ここまで来たのなら一蓮托生だ。三人でこれからも生きていこう」
そっとアイネスが私を抱き寄せて、今度は優しいキスをする。
これが本当に心地よくて、私はまだまだ甘えてしまう。
だから、今夜は私が二人を甘やかそう。
そう思った時、電話がなった。
「……もしもし?」
アイネスが電話に出るけど、一体誰だろ?
アイネスの妹さんが不老に魔術研究を集中していて、成果をこっちにも回してくれることが多いけどそれかな?
と思ってたら、七緒が暇を持て余したのかこっちに抱き着いてくる。
あ、コラ。まだアイネスが話してるんだから……愛撫しないで感じちゃうからぁ……ん!?
いや、ちょっと真面目に上達しすぎてない?
「ちょ、まだアイネスが話してるでしょうが!」
私はちょっと振り払うことも考えたけど、アイネスはむしろにこりと微笑んできた。
「ああ気にするな。むしろ眼福だからもっと愉しんでいてくれ」
アイネス~~~!?
え、ちょっと待って? 下手するとかつての私より堕ちてない!?
やばい、愛撫の快楽が気にならないぐらいちょっとダメージが……ぁぅっ!?
「ほらまた自己嫌悪してるぅ~。今更だし楽しいし、別に悪逆卑劣なことしてないんだから、気にする……な♪」
「ふゃうぅ~♥ ちょ、ホントストップ……ぅひぃっ♪」
やっば♥ 本当に、上手……♥
私が七緒に弄ばれていると、電話を切ったアイネスまで抱き着いてきた。
あ、耳をあまがみしながらクリちゃんいじらないで……♥。
「ふふ♪ 藤姫様から面白い催しものの誘いをかけられたぞ。なんでも―」
私をいじりながらのアイネスが教えてくれた催し物は、ただでさえ感じている私を高ぶらせるのに十分すぎた。
いや、それは断れ……ないぃ~♥
「「「おぉ~」」」
私たち三人は、いろいろ考えた結果、仕事用の衣装を着てその会場に来た。
いわゆる性交を利用した魔術の研究をしている道間の物が主催する、ちょっとしたアンダーグラウンドなパーティーだ。
きちんとした立場と一線を引ける者たちだけが招待されるこのパーティ。内容は簡単に言うと、エロ魔術の披露会らしい。
真っ当な格好をしている人もいるけれど、エロ魔術を受けることを前提としてエロ衣装で来ている人もそこかしこにいる。
とうぜん。釣り用の格好で来ている私たちは後者だ。むしろ藤姫様が気を効かせて、エロ魔術を掛けてくれる人を紹介した形になる。
やっば……♥ 子宮がうずく……♪
見ればアイネスも七緒もワクワクしているし、これは本当に楽しめるかも。
そう思ってると、使用人の格好をした人が私たちに近づいてきた。
「アイネス・ドーマ様、ひいては道間七緒さまに日美子様ですね? 主よりお話は伺っております」
「それはよかった。さて、私たちは見ての通りの側なのだが……どんな魔術を掛けてくれるのかな?」
そう返すアイネスに、使用人の方はにこりと微笑んだ。
「主が趣味の一環で作り上げた大作です。藤姫様より信頼のおける方を送ってくださると伺っておりますので、ぜひご堪能くださいと言付かっております」
……おぉ~。
割と本気で興奮するというか、めっちゃ楽しみ。
私たちはお互いに顔を見合わせてから、にっこり微笑んでうなづいた。
「「「とても……楽しみです……♪」」」
やば、真面目にこれ以上上っていられる自信がなくなりそうなぐらい疼いちゃう……♪
Other Side
今回披露される魔術の中でも、道間藤姫に直接被験者のお伺いを立てた主催者の魔術はなかなかに趣向が凝らされていた。
魔術攻防の技術まで流用し、薬湯の湯気を利用したかつての快楽の疑似体験魔術。それを映像越しで流しつつ、また性欲の強い者たちを視覚的に楽しませることを考えた催し。
技術のお披露目と視覚的な満足感を併用したそれに対し、三人の被験者はそれぞれが用意してもらった衣装に着替えて映像に映し出される。
薬湯の湯気を利用することから、開き直ってサウナのそれを再現した部屋の中で、映し出された三人の女性は発情しながらフラッシュバックする快楽に陶酔する。
事前に伝えられている三人の衣装は、なかなかに独創的な物だった。
バニーガールを参考にしつつも、あえて衣服を隠していない、もしくは局部だけにパッチを張っているような状態。
のちに逆バニーと称されるそれを、彼女たちは平成の世で纏っている。
無駄に先進的なそれだが、その場の観客たちはこの趣向にも評価を示し歓声を上げるほどだった。
そして、それをスピーカー越しに聞きながら、三人は思い思いにフラッシュバックする快楽を堪能する。
資格的な興奮をあおるためになるべく立ってすることを要望した主催者たちは、部屋の中にポールを置いて支えにできるようにしていた。
それにもたれ掛かったりつかまったりしながら、三人は快楽を堪能する。
「……ん……ふぅ……♥」
アイネス・ドーマが堪能するのは、七緒とともに日美子の元に堕ちると決めたその夜の初夜。
強引に処女を奪われた日美子に並ぶために、あえてさほどの前戯を入れずに日美子が適当に用意した玩具で処女膜を突き破ったものだ。
激痛が走り一瞬悶絶したが、日美子がそれを良しとせず、手練手管と魔術を併用してすぐにあえがせてくれたのをよく覚えている。
いい思い出とはいいがたいだろうが、それでも鮮烈且つ歓喜した経験だった。
人生において色ごとに慣れてないものが、長けたものに翻弄されて人生を持ち崩すという話は少なからずあるだろう。そういう意味では、アイネスがここまで淫蕩に耽れるのはそのおかげともいえる。
それにより、今この状態を心から堪能できる。
「いい……いいぞ日美、子♪ もっと、もっと私をお前と同じに染めてく、れぇ~♥」
そしてフラッシュバックである以上、ここからが本番。
さらによがらされた思い出をより鮮明に体験できることに興奮しながら、アイネスは舌なめずりでそれを待ちわびている。
「……ぁ˝~……や、ばぁ~♥」
七緒が堪能するのは、だいぶ前のスカウトの時だ。
あの時は驚くレベルで男たちをスカウトすることができた。そのため乱交パーティ以外の何物でもなく、それなりに経験豊富なものもいたため、三人とも思う存分精を浴びて受け止めたものだ。
何度も何度も輪姦をさせられた日美子に対し、両親が下手人である七緒としてはアイネス以上に同じようになってしまってやりたいという願望がある。
だからこそ、不特定多数の男たちと性交を繰り広げるのに強い興奮を覚えている。
「ほら……ぁ、もっと……もっとこっちぃ……きてぇ~♥」
若干我を忘れている七緒は、股を大きく広げて記憶の男たちをあおっている。
そして、最後の一人である日美子は、三人の中ではかなり落ち着いていた。
「……ぁ♪ 今度はこ、れか……ぁ♪」
経験値という点において、日美子は二人を圧倒的に引きはがしている。
その殆どは獣欲に襲われる日々だったが、自棄になってからはむしろ楽しんでいる節もあった。
それもあって思い出される快楽は多いのだが、特に日美子が味わっているのは―
「アイネス……も七緒、も♪ だいぶ……上手になった時だぁ♥」
―七緒とアイネス、その二人とともに快楽を分かち合っている時だ。
二人にとって日美子の存在はとても重い。だが、同じぐらい日美子にとっても二人は重い。
絶望すら感じる日々の心の支えの一つだった。そして何より、決定的な絶望と諦観に対し、自ら何段も堕ちてまで、自分をましなところに上げることを選んでくれた。
あえて断言してもいいほどに、今の日美子にとって二人は命より大事な最愛の存在だ。
純粋な快楽以上に、二人と分かち合う時間に対する多幸感。それが日美子を高ぶらせている。
そんな三者三葉の快楽は、そして同時に頂点に達する。
魔術的なつながりをいくつもこなしながら淫蕩に耽る三人にとって、快楽の絶頂は同調しやすい。それぞれが同じところで高ぶっているのならなおさらだ。
ゆえに、気づいた時には三人そろって、すでに快楽のひもは切れる限界であり―
「「「は……ぁああああああ~~~~~っ♥♥♥」」」
ー文字通り同時に達し、愛液と唾液を垂れ流しながら絶頂する。
それぞれがポールを支えにしながらも崩れ落ち、絶頂の余韻に浸りながら軽く痙攣する。
その様子を見た者たちは、魔術の質にも三人の痴態にも満足げな表情を浮かべ―
「そ、の……いいです、かぁ……♥」
とろけた日美子の声が、やけに響いた。
「オーナーがいいならですけどぉ……その、私ってば火が突いちゃっ……てぇ!?」
「あ、ずるいって日美子ぉ……♪ 私たちも、だしぃ♥」
快楽にとろけた目で七緒が日美子に抱き着き、そのまま軽くその胸をもむ。
さらにアイネスもまた日美子に抱き着き、その秘所を絶妙な指加減でいじりだした。
「ひゃ……ぁ~♥」
「そういうことだ。私たちは三人とも……まだ満足してないのだ♥」
そして三人は顔を見合わせたうえで、蠱惑的な微笑みを浮かべて映像を見ている者に告げる。
「「「男性女性問わないので、第二ラウンド……皆でしてください♥」」」
細かい描写はあえて書かない。
ただ、この催しは大成功したものの、三人に食われたところが無いでもないと運営側が苦笑していたと語り草になっている。
このシリーズかなりたくさん書けそうな気がする。
ただ同時に、このIFシリーズを基に元L×Lで番外編も書けそうなところがあります。
絶チルであった展開からの派生的な物なので、換装であった懸念点部分をそこで解決するというのもありだったりするか……も?