「宜しくお願いしまーす!!」
「う、うん。宜しくエメラちゃん」
(まるで部活前の挨拶みたいだなあ……。
まあ、部活なんだけど)
舞台は異世界の魔法学園。
いわゆる異世界転移なるものに巻き込まれた僕、伊瀬 模武雄は彼女達魔法娼女なる存在のコーチ役を任される事になった。
因みに部活はワンゲル部だそうだ。
(ダンジョンって自然に入るのかな?)
そんな疑問はさておいてエメラちゃんの格好はというと……。
「え、エメラちゃん……その格好は?」
「はい! 天使のビキニアーマーです!」
ハキハキとした元気のいい返事が返ってくるのはいいのだけれど、目のやり場に困るなあ……。 なにせビキニアーマーだけあって露出度は極めて高く鼠径部まで丸見えで後ろはTバックの様になっている。
上半身は上半身で上乳の部分はほぼ丸出しという有り様だ。頭には所謂天使の輪っか、背中には天使の羽の様なエナジーウィングが展開されていて、それを以て辛うじて天使と弁明できる装備であった。
アレクサンドラ様やコイズさんとエッチをしていなかったらどうなっていたか……。◯等部の女の子であるエメラちゃんを襲っていたかも……。いや、未遂はしたから言い逃れはできないんだけど。
「おほん。それで……天使のビキニアーマーっていうのは何なのかな?」
娘だからかアレクサンドラ様の面影がありながら小柄な身体なのに、体つきはグラビアアイドルも逃げ出す様なスタイルの良さだ。
なんとか冷静を保ちながら僕はエメラちゃんと親交を深めるため会話を始めるのだった。
「はい!天使のビキニアーマーはママが召喚した天使さんの加護を受けた装備なんです!」
(ま、まあそうだろうね……)
僕は頷くしかなかった。
というかこんなとんでもない衣装に加護を与えるだなんてこの異世界の神様も天使も一体何を考えているのか……?
貞操逆転世界の神様だからかなあ。
それにしても天使を召喚できるだなんて、アレクサンドラ様はやっぱり凄い人なんだなあ。と、感心してばかりもいられない。
「じゃあ、今日はこの階層の探索をしてみよう」
「はい! おまかせ下さい!!」
ぐっ、と両手でガッツポーズをするエメラちゃん。たゆんと彼女の大きな胸が揺れる。僕は思わずドキリとしてしまった。
ー
「てりゃー! 愛のカイザーナックル!」
「ぐえー!」
エメラちゃんのカイザーナックル付きのパンチを食らってゴブリンはのびてしまう。学園内の鍛錬用ダンジョンだからだろうか、殺伐としたものにはなっていない。 あと人間の男はいないみたいだが、モンスターのオスは普通にいる様だ。
異世界って不思議だなあ(思考放棄)
「なんだか今日は凄く体調がいいです!
コーチのおかげですね!」
(そ、そうかなあ……)
立ちはだかるゴブリン達を100人組手ばりに叩きのめしているエメラちゃんはにこやかに僕の方を振り向いて言う。
「でも、無理はダメだよ」
「はいっ!!」
本当に元気で明るい子だよなあ……。
天使という言葉はエメラちゃんのためにある、と言ってもいい位だよ。
なんて物思いに耽っていた矢先……。
一際巨大なゴブリン……いや、オーガが僕らの前に立ちはだかった!!
で、デカい……! 10メートルはあろうかという巨大な肉体に丸太の様に太い腕は見るものを震え上がらせるに十分なものだ。
かくいう僕も膝の震えが止まらない。
「貴方がこのダンジョンのボスですね!」
「いかにもその通り! どうやら俺の部下共を散々痛めつけてくれた様だな……!
その代償は身体で払ってもらおうか!」
ギロリ、と凶悪な目線をエメラちゃんに向けながらオーガは彼女に凄んでみせた。
か、身体って!? まさかあの子を無理やり手篭めにする気じゃあ!?
「具体的には傷ついたゴブリンの手当と晩飯のカレーを作ってもらう! 100人分だぞ! 炒める手間を惜しんでマジックレンジを使ったら承知しないからな! あと米も炊いてもらう!」
あ……健全なんですね。そこは……。
「エメラちゃん!気をつけて!奴は君を狙ってる!」
僕は思わず駆け寄りエメラちゃんの華奢な肩に手を置いてしまう。このダンジョンに入る前にアレクサンドラ様に釘を刺されたばかりだと言うのに……。いや、それ以前に僕は妹の様な女の子である彼女に劣情を催してどうする!? しかし一人前の魔法娼女へ成長してもらうためならば……!
「ふははは!! ならば俺から仕掛けさせてもらうぞ!」
オーガはその辺りの岩を掴むとこちらに投げつけてきた。その見た目に相応しい腕力から繰り出された投石の威力は凄まじく、僕とエメラちゃんの近くの壁が崩れてしまう程だ。 こ、怖い……! 今すぐにでも逃げ出したい位だ! けど、エメラちゃんを見捨てて逃げるだなんてマネはできない!
しかもエメラちゃんは易易と投石を打ち砕くのみならずエナジーウィングから光の矢をオーガに放つ。
「ぐおおおっ!? だがこの程度で俺が倒せると思うな! 俺の必殺のフルスイングをくらえいいっ!!」
劣勢になったオーガはなんとグルグルと両手を振り回しながらエメラちゃんに突撃してきたではないか!
あれは俗に言う『泣くと強いぞパンチ』ではないだろうか!?
窮鼠猫を噛む、という諺が頭を過ぎる。
「きゃあああああっ!!」
そしてオーガの振り回した腕の直撃を受けたエメラちゃんはふっ飛ばされてしまう。
大天使のビキニアーマーの上部が吹き飛び、彼女のおっぱいがまろび出て……!?
いや、そんなところはどうでもいい!!
エナジーウィングや天使の輪も同時に消え去り彼女は失神してしまった。
「ふはははは! 俺の力を嘗めた報いだ!
魔法娼女とは言え未熟な小娘相手にこのオーガ様が出るまでも無かったな!」
「エメラちゃん! しっかりするんだ! エメラちゃん!!」
僕は倒れたエメラちゃんに駆け寄り、その華奢な身体を抱き抱えた。
自分が情けない……! 何がコーチだよ!
こんなか弱いエメラちゃんを守れないで!
僕は自責の念に駆られながらも脱出用の転移リングでダンジョンから脱出した。
ー
「なに? エメラのコーチを辞退したいだと?」
僕は学園の保健室に一旦エメラちゃんを保護してもらうと理事長室に向かい、アレクサンドラ様に事態を報告し、コーチを辞退したいと申し入れた。
するとアレクサンドラ様は殺気の籠もった眼差しで僕を睨みつけた。
当然だよな……。理事長の愛娘の力を引き出すどころか傷つけてしまったのだから……。 僕は俯き、彼女の次の言葉を待つ。
「この痴れ者が! 歯を食いしばれ!」
「っ……!?」
鉄拳制裁は覚悟の上だった。
僕は言われた通りに歯を食いしばり、ギュッと目を閉じた。
そしてブォン! と風を切る轟音の後にばっちーん!! という凄まじい音が鳴り響き、僕は思わず尻餅をついてしまった。
か、顔のみでなく首も痛い……!?
まるで鈍器で殴られたかの様なビンタだった……。それも、理事長が放ったのは乳ビンタである。
「痛いかモブオ!?」
「は、はい……」
でもある意味ご褒美な気も……ってそうじゃないだろ!! 今はアレクサンドラ様に叱責されているんだぞ!!
「だがお前を喪ったエメラの心の痛みはこの比ではない!! わかるか!!」
「は、はいっ!!」
僕は再びビンタが飛んでくると思い歯を食いしばった。
「だから、この程度で済ませてやる! 私はお前をエメラのコーチから外すつもりは毛頭無い!!」
「でも……僕には彼女に何もしてあげられなくて……」
「まだわからんのか! この痴れ者が!!」
ばっちーん!! と再び乳ビンタならぬ乳フルスイングが見舞われた!? あのふかふかでむちむちなアレクサンドラ様のおっぱいが時にはこんな強大な武器に変わるだなんて……!? 魔法娼女の力はこんなにもすごいものなのか……!?
「コーチというものはな! 存在自体が魔法娼女の力と支えになるのだ! 思えばあの人もそうだった……(唐突な昔語り) 私がエメラ位の年の頃には事ある度にアレクサンドラは宇宙一かわいいよ、マジ天使。
そのエロカッコ可愛さは何れガンにも効く様になると言いながら私を抱きしめては毎夜毎頭や身体、そしてチンポで子宮を撫でてくれたものだ……。
オラッ! 妊め! 何が最強魔法娼女だ!
チンポ耐性くらい身につけろ! ひいひい泣かせちゃってゴメンねアレキたん。
と私を諌めながらな……!
あの人のお陰で私は今、こうして理事長としてこの学園の生徒達を導く事ができているのだ!モブオよ、エメラの力になってやってくれ!」
「は、はい……!」
僕はアレクサンドラ様に深く頭を下げ、そして理事長室を後にした。
しかしエメラさんのお父さんも大概な人だな!? 人のことは言えないけど!
ー
「おやあ? エメラちゃんに一番の薬がやってきたみたいだあねえ。ならお邪魔虫は退散するんだあよい」
保険医にしてワーフェニックスであるコイズさんは保健室にやってきた僕を見るとにんまりと八重歯を剥き出しにした笑みを浮かべて退室した。相変わらずスゴい格好だよ……。
「うう……ごめんなさいコーチ……。
私、お役に立てなくて……」
「何を言っているんだエメラちゃん!
悪いのは僕だよ! コーチでありながらキミの本来の力を引き出す事ができなかったんだ!本当にごめん!」
僕はエメラちゃんに深く頭を下げた。
「そ、そんな……頭を上げてくださいコーチ!私が未熟だからいけないんです……!」
「いや、僕が悪いんだよ。アレクサンドラ様からも言われたよ。コーチは存在自体が魔法娼女の力になるんだって」
「ママ……いえ、理事長が……?」
ああ、と僕は頷き、そしてアレクサンドラ様から聞かされた話を彼女にも伝える。
「そう、だったんですか……。まさかあのパパがママにそんな乱暴な言葉を使っていただなんて……」
エメラちゃんは衝撃を受けていた様だ。
確かに気持ちは解る。家族の裏の顔を知ってしまった様なものだからね。
「オラッ! 妊め! だなんて……!
もしコーチにそんな事を言われちゃったら……興奮しちゃいます♥」
「えぇ〜っ!? そっち!!」
しまった! ついツッコミをしてしまった!
ムードも何もあったものじゃないよ……!
と、反省したその時。ふにょん♥とエメラちゃんのおっぱいに僕の手が誘導されていく。相変わらず大きいだけではなく柔らかい。ブラや制服の上からでも抜群なもみ心地で指が止まろうとはしない。
「はっ……♥うぅん♥♥♥ コーチ♥
コーチ♥♥♥」
僕の愛撫にエメラちゃんは◯等部の生徒だとは思えない淫らで蕩けた表情へと変わっていく。そして僕はエメラちゃんをベッドに押し倒し、唇を奪う。
「ちゅぷっ♥エメラちゃん、好きだ……!君のことが好きなんだ!もう我慢できない……!」
制服のボタンをぶちぶちと引千切り、まるでハイエナが獲物に食らいつくかの様にブラに手を掛けて剥ぎ取った。
我ながら乱暴な態度なのは解っていたのだがとめどなく押し寄せてくる渇望に僕は抗えなかった。
「コーチ♥コーチ♥コーチ♥私のこと、好きにしてくれていいんですよ♥私もコーチの事が大好きですからぁ♥」
潤んだ瞳と上気した頬。そして舌足らずな甘い声。エメラちゃんの全てが僕を魅了してくる。
「エメラちゃん……! なら……!」
僕はエメラちゃんにあるお願いをする。
すると彼女は赤面しながらもこくりと首を縦に振ってくれた。
そして彼女はあの天使のビキニアーマーの姿になる。防御力はともかく肌着としての機能を果たしているかと問われれば首を傾げざるをえない。なぜなら……。
「こんなにオマンコを濡らしちゃって……。それに乳首もビンビンに勃起しているのも丸わかりじゃないか」
背後に回り込み、エメラちゃんのあそこと乳首に僕は同時に責めていく。しとどに濡れた膣穴はちゅうちゅう、と甘える様に僕の指に吸い付き、コリコリに硬くなった乳首は指で摘まむだけでエメラちゃんの腰は跳ね上がる。
「ひゃあんっ! だってえ! コーチに触られてると思うとオマンコがキュンキュンしちゃってたまらないんですぅ!!」
「こんなにいやらしい格好をして……。
魔力を素肌から取り込むだなんてのは名目で本当はエッチな事がしたかったんじゃないのかい?」
エメラちゃんが可愛すぎ、素直な事もあってか僕はついつい意地悪な事を言ってしまう。 彼女はそんな僕に対して羞恥心で顔を赤らめながらも身をくねらせながら反応する。
「そ、そんなことっ♥ ないですっ♥」
「へえ〜、じゃあエッチな事はしたくないって事で良いんだね?」
すうっ、と僕は手を離してエメラちゃんから離れようとする。
だが……。
「ダメェッ!!行かないで下さいぃ!!エッチな事したいです!!もっとコーチの手でイジメられたいです!!オチンチンでオマンコをパンパンして欲しいです!!だから……だから……エメラのこと嫌いにならないでください……!エメラをひとりぼっちにしないでください……!」
エメラちゃんは泣きながら懇願してきた。
ちょっと意地悪をしすぎてしまった様だ。
これは反省しないとね。
「ごめんごめん。冗談だよエメラちゃん。
ほら、続きをしよう。今度は優しくね」
「は、はいっ!ありがとうございます……!ちゅっ♥」
エメラちゃんは僕をベッドに押し倒してキスをしてくれた。そして互いの唾液を交換しあう濃密なディープキッスをしながらエメラちゃんは自らの秘所に僕の息子をあてがい、ゆっくりと挿入していく。
初めてなのに自分からしようというその健気ながらもいやらしく火照るエメラちゃんの身体に僕は興奮を抑えられない。
「んんんんんんっ!! ♥♥♥」
エメラちゃんは絶叫しながら僕のペニスを根元まで飲み込んだ。
「エメラちゃん……! 大丈夫!?痛くなかった!?」
「は、はい……。少しだけ……ですけど。
それより、嬉しいです♥エメラのはじめてをコーチに捧げることができて……♥」
「エメラちゃん……! 僕もだよ!キミの処女を貰えてとても幸せだよ……!だから……動くよ!」
「は、はい!来てくださ……ひゃんっ! ♥♥♥」
僕はエメラちゃんの太腿を掴んで抽送を開始する。彼女の中は熱くて柔らかくてトロトロで……初めてな筈なのに僕を包み込んでくれている。
「エメラちゃん! エメラちゃん!」
「コーチ! コーチ! コーチ!しゅき! だいしゅき!エメラをコーチのお嫁さんにしてぇ!コーチの子供産みたいよぉ!」
「ああ! エメラちゃん! 僕もキミを愛してる!キミが学園を卒業次第結婚しよう!一緒に子供を育てよう!エメラちゃん! 出すよ!中にいっぱい出してあげるからね!」
「はいいっ♥♥♥エメラにコーチの赤ちゃん孕ませてください!コーチの熱いせーえき注いでぇぇぇぇぇっ♥♥♥♥♥」
「ううっ……!」
ドビュルルル! ビュー! ビュッ! ブピュ!エメラちゃんの一番奥で僕の欲望が爆発する。エメラちゃんも絶頂を迎えたのかビクビクと痙攣していた。
「はぁ……♥はぁ……♥コーチの、あったかいよぉ……♥」
僕は覆いかぶさってきたエメラちゃんを抱きしめてそのまま眠りにつくのであった。
ー
「とりゃー!! 愛のタイガースープレックス!!」
「ぐおぉーっ!?」
どうやら魔法娼女とした成長できたエメラちゃんはオーガを投げ飛ばすという無法っぷりを見せるまでにパワーアップしていた。 でも魔法じゃなくてそこはプロレス技なんだ……。 僕の好みのせいなのかな?
いや……。
「ありがとうございますオーガさん!
貴方のお陰で私、コーチと一緒に成長できました!!」
ペコリ、とエメラちゃんはオーガに感謝の礼をした。リングの外ではノーサイド。
エメラちゃんの健やかさと優しさがきっとストロングスタイルな力を与えたのだろう。
え? カイザーナックルはどうなのって?
ああ、そのことね。 忘れよう。