【黒狼@紅蓮団さんからのリクエストです】
今回特に筆が乗ってしまった
気づいた時には1万字超えてた
これがロリコ……ゲフンゲフン、日曜日パワーというやつか
前回の続きものです
空を駆ける。
風を切り裂き、雲を突き抜け。
蒼天に座する太陽を追い越して……。その速さはまさに人ならざる風の如く。天に向かって昇るその影は、常人の目では捉えることすら叶わない。
「ふははは!高い高い!我は今、世界で一番高い場所にいるぞー!」
そんな超高速の世界で、幼女は高笑いを上げるていた。駆け抜ける男の背中で、彼女は今、誰よりも高い場所にいる。
「あまりはしゃぐな。落ちちまう」
青年は幼女を嗜めると、速度を緩めてゆっくりと降下する。背中にいる彼女に負担がいかぬよう、極限まで衝撃を和らげながら地面に降り立った。
「むー!我はもっと高くまで飛びたかったぞ!」
「死ぬっつーの」
頬を膨らませながらの要求に、彼は苦笑いしながら頭を優しく撫でた。
絹のように滑らかな銀糸の長髪。宝石のように輝く紫水の双眸。幼いながらも、その威風堂々とした佇まいは神々しいまである。
彼女は九鬼の末子。その血に違わず天を統べる者、九鬼紋白。ふてくされながら、自分よりも遥かに背の高い青年の腕をよじ登り、肩車へと移動する。そこにいつもの定位置があるのだと言わんばかりに。
「ユウもっとだ!もっと高く跳ぶのだー!」
「無理無理、今のが限界」
「むぅ……そうなのか?お前なら、もっと高く跳べる思うが?」
「無理だっての。宇宙まで飛べる百代やヒュームさんじゃないんだ。ジャンプ力はこれが限界」
一跳で高層ビルを飛び越えられる男の言葉とは思えない謙虚だ。紋白は、彼のそんな過小評価が気に食わない。もっと上まで跳べる……そう信じて疑わないのだ。だから彼女は、いつも無茶を言ってしまう。
幼さ故の根拠のない自信であると共に、お気に入りには一番であって欲しいと言う願望故のわがまま。
真上でジタバタと駄々を捏ねる。鬱陶しくも愛くるしい仕草に、仕方ねぇな……と彼は嘆息を溢す。
なるようになれ。できるだけ高いビルの屋上で助走を付け———跳んだ。紋白が望んだ通り、天をも貫く勢いで大跳躍。雲を突き抜け、星々の煌めく宙へと到達した、目に収めるのは絶景。大気圏ギリギリの位置で紋白は、その雄大な光景に目を奪われるのだった。
「おぉ〜!凄い凄い!褒めて遣わすぞユウ!ふははははは!」
「どういたしまして」
大はしゃぎする紋白に、水城ユウははにかみながら地上へと降下した。そして、そのまま彼女を肩車したまま帰路に着くのであった。
———九鬼財閥。言わずもがな知れた、世界有数の大企業である。その総資産は一国家に収まるものではなく、日本経済を牛耳っているといっても過言ではない。
そんな九鬼が発表した、武士道プラン———過去の偉人のクローンを誕生させた大ニュースもあって、話題性の波は今も尽きることはない。
常に最前線を走っている企業のトップ、その子供。三姉兄妹の末子である九鬼紋白は、今日も今日とて一番のお気に入りに甘えていた。
彼女は優れた人材が好きだ。その中でも水城ユウは特に大好きだ。
今のような身体能力は勿論、頭も切れるし、何より———強い。そう、強いのだ。
あの川神百代をあと一歩まで追い詰めることができる程の傑物。九鬼紋白にとって、彼はまさに理想の男である。
是非とも九鬼家に欲しい!そんなユウに懐くのは、そう時間はかからなかった。
だから今日も今日とて、お気に入りの気を引くために無茶を言って困らせる。暇があれば彼の元へと訪れ、こうやって構ってもらっている。
小さくも才気あふれる女傑であるものの、まだまだ甘えたい盛りと言うわけだ。
理由は、それだけではないのだが……。
「楽しめたか?」
「うむ!大満足である!だが、お前はもっと高く跳べるぞ!我が保証してやる!」
「そうかい。ありがたいねぇ」
小さな笑みを溢し、紋白の頭を撫でる。マメだらけのゴツゴツとした不恰好な掌だが、中々どうして心地いい。
無礼ではあるが、特別に許してやろう。ふふん♪と鼻を鳴らし、寛大な彼女は目を細めて、至福の瞬間に身を委ねた。
やはり、どうにか九鬼に勧誘できないものか……。これ程の人材を放っておくのは勿体無いと言うもの。
そして同時に、ある悩みの種を発芽させる時間でもあった。
「ッ……ぅ……」
「む、なんだ?どこか体の調子が悪いのか?」
微かな呻き声。顔を引き攣らせながら、ユウは腰部あたりを抑えた。
気分でも悪くなったのかと勘繰った紋白が訊ねる。心配そうな表情で見上げてくる幼女の頭を再度撫でると、何でもない……と微笑の横顔が告げていた。
それが明らかに痩せ我慢であることは、その小さな瞳から見ても理解できる焦燥具合。
若くして壁を超え、人知を超えた力を備えた肉体が蝕まれている。信じがたい事ではあるが、それ程の肉体への負担に苛まれていた。
「まぁ、なんだ……ちょっと寝不足。あと……腰も」
頬を人差し指で掻きながら、下手な言い訳を並べる。下手くそなウソは、紋白を納得させるには至らなかったようだ。
鋭い眼光が真下から突き刺さる。それでも、ユウは黙秘を貫き続けた。
事実、別に負傷や大病を患っている訳ではない。これは所謂、ただの疲労だ。
普段から鍛え上げて来た肉体だ。オーバーワークした分のダメージが一気に押し寄せる時だってあるだろう。
そう、例えば……壁を超えた怪物美女二人をベッドの上で抱き潰した翌日……とか。細胞に刻まれた生々しい余韻と、鼻腔を擽る雌の芳香。激しいセックスに耽り続けた事による睡眠不足が祟ったというのが、事の顛末である。
(流石に、百代と揚羽さんの二人を同時に相手したのはキツかったな……)
心の中で、昨晩の狂乱に今になって苦笑を浮かべる。あの猛獣二人との夜をよく生き残ったよ、全く……。後半はヤケクソになり、ほぼ半狂乱で腰を振っていたのだから。
絞りに絞り尽くされ、翌朝になれば絶世の美女に左右から抱きつかれ、ミイラ寸前となっていた。この通り寝不足だわ、腰は筋肉痛だわ……流石の絶倫も鳴りを潜めている始末。
来る者は拒まず、と言っていたが……。この先もまた同じようなシチュがあるとするならば、遠慮したいものだ。
なにより、このような話は、まだ幼い九鬼紋白には早過ぎる。未だに訝しげな視線を送ってくる少女に、苦笑を浮かべる。どうにも納得いかない様子で不貞腐れていた。
腰をトントンと叩きながら、再び帰路につく。
「疲れておるのか?ならば暫く我の部屋で眠って良いぞ」
「そうか?じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうか」
言うが早いか、紋白の提案を快諾する。流石に睡魔が限界なのだ。これ以上は動けそうにない踏んでの判断だった。
九鬼財閥極東本部。そこにある彼女の自室に招かれ、そのままベッドに倒れ込む。深い眠りに誘われるまでに時間はかからないだろう。
まぁ良いか……。別に今日は何か予定かあるってわけでもないし、このまま世話になろう———そう、ユウは重たい瞼を閉じたのだった。
「……もう寝てしまった」
すーっ……すぅーっ……。寝息が聞こえる。
安らかな寝顔で夢の世界に旅立ったお気に入りを、九鬼紋白は間近でジッ……と見下ろしていた。
この広い部屋も、彼がいるだけで狭く感じてしまう。眠りについた剣士は、それほどの存在感を放つ。
剣の使い手としてなら剣聖を上回る強者の無防備な寝姿に、九鬼紋白は腰に手を当てて嘆息した。
「ユウの未熟者め。我が気づいていないとでも思ったか」
日頃の労をねぎらってやろうと、こうして部屋に招いてやっているが……実際は違う。水城ユウを苛む不調を、紋白は把握していた。
九鬼財閥のご令嬢。その類まれな洞察力と観察眼は伊達ではない。才能を見抜き、人の機微に聡い直観力は天性の才能であり、今でも大いに発揮されていた。
だからユウは隠し通せている……と高を括っていたようだが……甘い!甘すぎるぞ!
九鬼紋白は、その愛くるしい両の目でしかと見た。敬愛する姉と、武神・川神百代と水城ユウの三人による、淫靡な熱狂の夜を……。
あの時程、脳が沸騰したことはない。
純粋無垢な幼女が受け止めるには早過ぎる、男女の営み。最強同士の常軌を逸した色事を、小さな頭の中で思い起こしていた。
それはもう、凄かったの一言に尽きる……。
視界いっぱいに広がる肌色、汗だくになって絡み合う極上の女体。広げた秘所に突き刺さるのは、この世のものとは思えない肉の刀。
挿入すれば、壁を超えていようとも女である以上はひとたまりもなく……誰よりも強く美しい姉上を快楽に堕落させた。
敬愛する姉のあられもない痴態、品性の欠片もない狂乱の全てを記憶している。何なら一部始終を脳内で完璧に再生してしまえるくらいには、鮮明に……。それはもう鮮明にだ。
濃厚な情交の色香を放ちながら、行為に耽る三人に圧倒された。想起するだけで、未成熟な体の芯が熱くなってしまうのを感じる。
そう、初めて目にしたセックスに、九鬼紋白は魅せられてしまっていた。まだ性知識も然程ないと言うのに、股から溢れ出る淫液は、彼女の性の目覚めを意味していた。
目に焼きついた秘め事を忘れられるはずもなく……。その時からだ、胸の中で異性への興味……水城ユウという男の存在が大きくなっていったのは。
芽生えてしまった浅ましい劣情を制御する術を、九鬼紋白はまだ知らない。湧き出る衝動を抑えるには、余りにも幼すぎた。
「うむ、ぐっすり眠っておるな。まぁ、姉上とあれ程……あれ、ほど……あ、あんなことを……シテいたのだからな。無理もない……一晩中も……」
チョンチョン……寝顔を指で突く。ゴニョゴニョと独り言を呟く幼い顔は紅潮し、耳まで赤く染まっていた。
九鬼揚羽や武神さえもその雄力で手玉に取る剛の者も、疲労と睡魔には勝てなかったようだ。現にこうして触れても、まるで起きる気配がない。
源義経さえも容易に切り捨てた剣士の威圧感がウソのよう。あどけない子供らしい顔付きで寝息を立てている。
雰囲気は例えるならば、大型犬のそれだ。大きいながらも愛嬌があり、それが紋白の琴線に触れた。
自然と手が動き、頭を撫でる。癖のある髪を指で梳かしながら優しく撫でると、くすぐったそうな声を漏らした。
「おお、中々の触り心地であるな」
ゴクリ……生唾を飲む音。緊張が心音となって、小さな体躯を波紋が駆け巡った。
それは決して、不安や恐怖から来るものではない……。寧ろ反対だと言えるだろう。期待と興奮によって生じた、早すぎる好奇心だ。
ユウは今眠っている。それも爆睡中だ。そしてここは自分の部屋で、誰も邪魔する者はいない。この機会を好機と捉える。
小さな両手がズボンに手をかけた。パツンパツンに張ったテントの先、息苦しそうに蠢く物体の解放を企む。
腰元まで脱がし、パンツ一枚となった雄の武器。そこから漂う異様なプレッシャーは、まだ性の目覚めを迎えていない幼女の知るところではなかった。
汗と尿が交じり合い、熟成された異臭を放っている。あの情交から漂ってきたのと同じ臭いが、ほんの僅かに紋白を躊躇させた。
「ううむ……すごい臭いだな……」
しかし一度火が付いてしまった好奇心の火種は消えそうにない。寧ろ勢いを増していると言えるだろう。震える手にギュッと力を込めて、一思いに下着をズラした。
ヴォロン!———肉感的な跳音に、聳え立ったシルエット。余りの勢いに驚き、一歩その場から後退するも、視線は釘付けになっていた。
雄々しく反り勃った男性器。初めて間近で見てしまった男の生殖器、その大きさはまさに圧巻の一言に尽きた。
以前、父や兄と一緒に風呂に入ったことはあるが、二人のモノとは比べ物にならない、まさに天と地の差だ。
反り返り、突起した陰茎の影が紋白の視界を覆い尽くす。本当に人間の一部なのか?そう疑ってしまうグロテスクなイチモツは長さもさることながら、太さも尋常ではない。まるで丸太を股間に移植したような錯覚さえ覚える。
こんな物で、一晩中突かれていたのか?あの姉上が乱れ狂うぐらいなのだ、きっとそれは想像を絶するモノなのだろう……。
そう、紋白は知ってしまったのだ。この雄の剛刀で貫かれる、その意味を。
あのセックスを思い返すと、股から蜜が溢れ出す。下着が湿り気を帯び、再び喉が鳴る音。
「確か、姉上はこうやっていたな……」
熱に浮かされた姉はまるで別人のようだった。威風堂々が崩れ去り、蕩けた顔で突きつけられた陰茎をこのように……舌を伸ばして、こうしていたはず。
見よう見真似でやってみる。
「はむっ……ぢゅる……」
まだ舌の覚束ない口遣いで咥え込む。
当然、入り切るわけがない。小指サイズの舌でチロチロと小さく音を鳴らし、甘噛みをする程度。それでも、男の味は十分に伝わってきた。
苦い……。口内に広がる未知の苦味に一瞬眉を顰めるも、紋白は小さな口を懸命に動かして奉仕を続けていく。
歯を当てないように注意しながら、舌先を器用に絡めて唾液を陰茎に塗り込む。するとどうだろう、ただでさえ極太の肉塔が肥大化していくではないか。
どうしてか理由はわからないが、紋白はその事実に優越感を覚えた。
鈴口からカウパー汁が溢れ出す。塩辛さの混じったえぐみが口内を支配していも、不思議と嫌な気はしない。寧ろもっと味わいたい……そう思えてしまう。
(これが男の味……姉上もこれを夢中で……)
お子様舌には少々刺激が強いかと思いきや、この九鬼紋白という少女もまた武人。この程度のことで音を上げるほど柔ではない。
寧ろ、より強い興味と関心を寄せる結果となった。
唾液と漏れ汁が混ざり合い、淫らな水音が響くにつれて、陰茎はパンパンに膨れ上がっていく。遂には、ズボンに収まり切らない極悪に変貌をとげた。
———ッ……こ、頃合いであるな。頭の片隅でそう判断した紋白は口を離した。
頭ひとつ分、距離を取る。完成した巨根の全体像を視界に収めると、全身が戦慄に震え上がった。
姉や武神をも屈服させた超兵器。それが今、自分の眼前で起動準備に入っている。唾液を垂らした先端からは粘度の高い液がボタボタと流れ落ちて、床に作られた水溜りが今もなお拡大していく。
穢らわしいと感じる余裕もなく、威容に魅せられる幼女。すっかり沸騰した頭には、未だにおだやかな寝息が響いていた。
これだけやってもまだ起きないとは……。余程眠りが深いと見える。呆れと共に好機と捉え、九鬼紋白の未発達な理性を狂わせるには十分過ぎるものだった。
徐に、寝そべるユウの体に跨る。馬乗りの体勢となり、彼の寝顔を覗き込んだ。先程の出来事もまるで顧みることない無反応。この機を逃すまいと、悪巧みを思い付いたように口元が緩む。
上気の赤色もあってか、あどけない幼顔はその年齢に似合わぬ色気を纏っていた。浮かべた表情は姉の九鬼揚羽と瓜二つであると、今の紋白が知る由もない。
上下する胸に手を当てる。手に汗握る緊張感が、まるで音頭のように鼓動を高鳴らせる。好奇心と興味の二つを胸に秘めて、一つ深呼吸をした。
大丈夫……大丈夫だ、バレなければ問題はない!きっと皆やっていることだ……我にだってできる筈である!心の中で反復し、自分に言い聞かせる。
そして、ゆっくりと顔を近づけて行き……唇と唇が触れ合う寸前まで接近する。互いの吐息が重なる、間に僅かな空間しかない距離で止まると……その時だった。
「ッ……ん゛ぅ!?」
刹那、視界が反転した。
背中には柔らかなベッドの感覚。目の前には天井と———目を閉じた水城ユウの顔があった。
何が起きたッ……!?そう疑問に思った時にはもう遅い。彼の腕が後頭部に回されて、勢いになす術なく押し倒される形となる。
馬乗りから一転、今度は自分が下になっているではないか。衝撃が脳内を揺すった時……紋白はようやく自分の立場を理解したのだった。
「ゆ、ユウ⁉︎おまえ、起きッ……んちゅ……ぁ……ッッッ!?」
ねっとりと、ユウの舌が瑞々しい口唇にねじ込む。幼さ特有の柔らかい唇の感触を味わうように、念入りに舌を這わし始めた。
生暖かな物体が口内に侵入してくる異物感に、体躯が跳ね上がる。舌の感覚は無論のこと、呼吸すらもままならない状況に陥った。
ほんの数秒の出来事である。逞しい腕に抱きしめられては身動き一つ取ることはできない。
そもそもこの体格差だ。誰の目から見ても、力の差は歴然。馬乗りになられては、短い四肢は余りにも頼り甲斐がない。
押し倒されている体勢もあってか、宛らライオンに捕食される小動物。何とか抜け出そうと足掻くものの、無意味を突きつけられる結果に終わった。
「んむっ……ちゅく、れろっ……んぅぅっ❤️」
舌を絡め取られる。蛇のようにのたくる濡れ肉は、小さな洞窟を余すことなく味わい尽くすと、今度は歯茎にまで侵攻した。
柔らかな歯を一本一本丁寧に舐め回す。まるで品定めでもされているような優しい蹂躙は、紋白に言いようのない羞恥を体感させた。
これは、我が知るキスではない。一方的な蹂躙、貪る捕食行為だ。なす術なく弄ばれ、次第にこの身が女であることも自覚させられていく。
その一挙手一投足全てが、男を感じさせるもの。
幼女は、“女”にさせられていく。
「ぢゅんッ、ゃめ……あぁ……❤️」
可愛らしさを象った顔立ちとはアンバランスな嬌声。震える喉は性感を帯び、耳にした途端にユウは自分の腰程度の背丈の少女に、より強い抱擁を強いた。
180cmが148cmをすっぽりと包み込む。逃げ場などない。無防備でキスの雨霰を受けた紋白は、骨抜きにされていた。指先はピクピクと小刻みに震え、抵抗する意志を失っているのだろう……されるがままだ。
無抵抗な幼女に対して、ユウが取った行動はあまりにも度を超えている。幼体を押し潰すかのように全身で伸し掛かり、甘露を貪り喰らう。
それは九鬼紋白の思い描いていたものとは程遠いもの。何かがおかしい……その違和感は、まさに目の前にあった。
「ももょ……また、潜り込んだのか……しかたねぇ……なぁ……」
呂律の回らない口調。半開きの目に意識の光はなく、ただ一点を……紋白だけを見つめている。
まるで正気を感じられないぼんやりとした表情から導き出される真実は一つ———水城ユウは寝ぼけていた。
睡眠による無意識下、余りにも強過ぎる性欲が体を動かし、目の前の雌の存在を嗅ぎ取った、と言ったところか。
睡眠下でのこの所業、常人のそれではない。
そんなバカな話があるかと思うだろうが、紛れもない事実だ。これこそ正しく、本能のなせる技と言えよう。
半分寝ていた状態にあるユウは、理性というブレーキがない状態にある。制御不可となったリビドーが、解放を求めていた。
「ッぷ……はぁ……❤️」
そして、長い接吻はやっと終わりを迎えた。銀糸が引き千切れ、二人の口唇を繋ぐ橋が完成した。
肩で息をする幼女は脱力し、その身をベッドへ預けた。愛らしい二つの紫水の瞳が、淫靡な桃色を帯びている。
体が熱い……。特に下腹部を中心として火照り、甘い痺れと疼きが駆け抜ける。股の間から愛液の滴る感触を覚えながら、少女はこの現象に心当たりがあった。
盗み見たあの淫行の最中で何度も体験したモノだ。姉も武神も、等しく陥った快楽の波。
それが、たった一度のキスで幾度齎されたろうか。初めて体感した未知に痙攣し、尾を引く余韻に浸る。
見下ろす水城ユウの瞳に写り込む紋白は、そのあどけない顔立ちを紅潮させ、発情した女の顔貌をしていた。
紛れもない雌の顔。雄を求める浅ましさ……男を知った女の顔には、歳不相応な色気を孕んでいた。
その色香に当てられたケダモノが動く。
布の擦れる音……。ぼやけた視界の中で、蠢くシルエットが肌色に染まっていくのが分かる。
床へ投げ捨てられていく衣服。そこには、紋白が身につけていた和服も加わっていた。上着だけでなく、花園を守護する最後の砦まで……。パサリ、とパンツまでもが無残に床へ放り捨てられ、九鬼紋白の全てが露となる。
全て……そう、何一つ例外なくだ。
雄の眼前に晒される未成熟な裸体。年相応な小振りな胸、その中心で自己主張する桜色の突起。
まだ毛の一本も生えていないつるりとした割れ目は、愛液に濡れてテカテカと光沢を放っている。
まるで宝石のよう。まだ汚れを知らぬ無毛の恥丘、無垢なる女の神秘は、一切の陰りを許さない白き聖域。幼さと発情による色気の共存は、あまりにも背徳的な芸術だった。
「うぅ……あまりジロジロ見るでない、無礼者」
気恥ずかしさのあまり、顔を逸らす。羞恥を紛らわせるように内股を擦り合わせたり、足先を動かすといった行為を繰り返す。
それがより一層、猛獣の猛りを誘うとも知らずに。
「ふぅーっ……ふぅーっ……」
「ユウ……か、顔が怖いぞ……」
同じく裸体である水城ユウは、紋白を跨いで仁王立ちしていた。
鍛え上げられた肉体を見せつける。無駄な脂肪が削ぎ落とされた鋼のような筋肉は、まるで彫刻のように美しく仕上がった肉体美。隆起する大胸筋と腹筋の凹凸が、雄という概念を体現していた。
そして何よりも……股から反り立つ象徴。目に留めれば、二度と逸らすことができない男性フェロモンの発生源。
雄々しく天を突く剛剣は赤黒く染まり、血管が浮き上がり脈打っている。凶器と呼ぶに相応しい代物を前に、紋白は戦慄した。
犯される———子供なれど、女としての反応がそう捉えたようだ。これから起こる未来の予感に、腹の奥が熱を帯びて子宮が疼く。
生殖機能が、彼女の意識が覚醒させた。
視界いっぱいには雄の顔……。その間僅か数センチという鼻が触れ合う間近で、互いの呼吸音さえ聞き取れるこの距離で、九鬼紋白の裸体を舐め回すように見つめている。
生まれたままの姿となった二人の男女。そこに年齢差という概念は無く、互いに見つめ合うこと数秒……先に動いたのは捕食者だった。
それは一瞬の出来事———相手の体躯と質量、自分との差異を本能的に理解したが故の、最適な挿入。
「アッッッ—————————」
何が起こったのか、まるで理解できない。
しかし……下腹部から込み上げてくる“熱”に、紋白はその答えを知る事となる。
突然の衝撃に、喘ぎを孕んだ吐息が漏れる。
体内に捩じ込まれた異物の存在を認知するのに数秒の時間を要したが、そんな時間など与えないとばかりに剛直は突き立てられた。
九鬼紋白、この夏———純潔を捧げる。
淫らに濡れた幼女の膣は、陰茎の侵入を拒むことなく受け入れた。処女膜などまるで意味を持たないかのように、いとも容易く貫通を果たす。
痛みはある……筈なのに、同時に襲いかかる衝撃と快楽の波によって上書きされ、その感覚器官すらも支配した。乱れ狂う法悦の海原へと叩き落とされ、無我夢中で激流に晒される他ない。
挿入を終えるや否や、上体を倒して覆いかぶさるユウ。肌と肌が密着し、互いの体温が交換される。
汗ばむ素肌から伝播する熱。雄々しく猛った肉棒がまんこのみならず、内臓全体を叩く衝撃は紋白自身のキャパを超えていた。
全身が軋みを上げる。
「あ゛ぁぁッ……んぁ、んぅぅうッ❤️」
愛らしい喘ぎ声が部屋中に響き渡る。まだ幼い少女から発せられるには、余りにも艶めかしい囀りだ。
雄の獣欲が大いに刺激される。
無垢な生殖器が雄に征服され、雌としての悦びを直に叩き込まれる。未発達である紋白も、歴とした女であることには変わりなかった。この小さな膣では男根を受け入れるには足りないと思っていたが……実はそうでもなかったらしい。
至高の雄に抱かれる度に、彼女の肉体は急速に成長を遂げていることを自覚する。セックスに適応した女体として、異性の遺伝子を求め始めていた。
そこに本人の意思など関係ない。これは生物全体に備わった、基本的な生殖器機能に過ぎないのだから。
組み敷く優秀な男を番として認識して、その身を捧げる。自然と抱擁を交わし、絡み合う四肢。互いの生肌が吸い付き、僅かな隙間すら許さないと言わんばかりに全体を密着させた。
ドクンッ、ドクンッ……脈動する心臓の音が直に伝わってくる。それは即ち……互いが互いを異性として認識し、性的興奮を抱いていることに他ならない。
紋白は小さな手をユウの背中に回した。ギュゥウウッ❤️と、ありったけの力を込めて抱きしめる。自分の元から離れないようにと、いつも感じていた欲求に正直になった故の行為。そこに、雄に媚びた雌の仕草が加わっていた。
年端もいかない幼女が、一人の男へ独占欲を示す。水城ユウはその答えを、ちんぽを持ってして返した。
処女喪失したばかりのまだ狭く窮屈な膣の隙間を、赤黒い肉塊が押し開く。
野太い幹の表面に這うように浮き出る血管、張り出たカリ首など凹凸のある凶悪なフォルムは胎内を満たし、最奥で停止した。
そして———
「お゛ぉぉぉおおっ〜〜〜ッ❤️❤️」
凄まじい粘性を持った黄ばみがかった白濁の奔流。噴火の如くに叩き出された子種は紋白の小さな子宮を瞬く間に満たし、隙間から溢れて膣内へ逆流する。
繁殖欲に満ち満ちた種付け交尾。幼さ相応の小さな体は、絶頂のショックに耐えきれず四肢を強張らせる。全身を駆け巡る衝撃に耐えるかのように、手足を畳みながら身悶えた。
性感帯である膣内を中心に広がる甘い痺れ……これが“イく”という感覚であることを彼女は初めて体感する。理解した瞬間から、この快楽の虜となることを予感したようだ。
そんな紋白の柔肉を貪り尽くし、我先にと溢れ出す精子達。一射で彼女の薄い腹が膨らみ、一回り膨張を果たす。
子宮を満タンにし……それでも勢いは収まらない。入り切らない雄汁が結合部から漏れ出すもお構いなく、亀頭と陰茎は種付けを継続する。
ありとあらゆるものが未知。無垢なる存在が受け止めるには、過ぎた快楽だと言えるだろう。
許容を遥かに超えた愉悦に苛まれる中、漸く子種の大噴火はその勢いを弱めていく。
止終わりを迎えた頃には、未だ膣内に残る異物感に身震いしながら、瞼をゆっくりと開く。視界に映るのは一つ、目元を細めた愛しのお気に入りのみ。
全てを受け入れてくれるような優しい眼差し……その目を見て紋白は思う。ああ、やはり……欲しいな———。
この男を自分だけのものにしたいという独占欲が沸々と湧き上がる中、水城ユウは再びその身を沈めていく。
「れろぉ……ちゅぷ、ちゅるるぅ❤️あぁ……くちゅっ、ぢゅる、ん❤️」
卑猥な水音が室内にこだまする。淡い灯りに照らされる二人の唇同士が絡み合い、舌を踊らせる様はまるで夢幻。
唾液と吐息が入り交じり、淫靡な音を奏でる旋律に、再び情交の囀りが加わるのであった。
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