※この作品はR-18です。

真剣で肉欲に溺れなさい!S IFルート 完結   作:寝坊助

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最上旭 中編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ日も沈んで間もない時間帯。外では、夜の訪れを感じさせる街灯やネオンの光が街を彩り始めたばかりだろう。

 子供の時間は終わり、大人の世界が展開していく。学生が出歩くなどもっての他な夜の始まりにて……

 

「んっ……ふっ、ちゅっ、れろっ」

 

「ちゅっ、くちゅっ、ぬちゅっ、ぁっ、んんっ、ちゅぷ」

 

 カーテンを締め切った、薄暗い部屋。シングルサイズのベッドに腰掛ける二つの影が、互いの体温を交換していた。

 川神学園の制服を着て抱き合う男女学生。その口唇は隙間無く結合し、舌と舌が絡み合う淫らな水音がこだまする。

 ベッドに腰を下ろしたユウの膝上に乗る旭。膝立ちの状態で、首に腕を回して抱きつく密着度はこの夏の季節に勝るとも劣らない熱を生み出していた。

 唾液を交換しながら口唇に吸い付く。

 最初は軽いキスだったのが、徐々に激しさを増していく。ユウは彼女の腰に手を添えて支え、相対する異性の味を啜り味わう。

 まるで恋人同士が愛を確かめ合うような、情熱的なキス。側から見ればそういう関係なのだろうが、両者の間に渦巻く感情は、そんな甘ったるいものではなかった。

 言うなればこれは喰らい合い。舌戦はどちらも譲らぬ攻防を繰り広げ、相手のより深い場所を求めて侵犯する。

 

「っ……随分と上手いな。経験っ、あんのか……」

 

「そうでもないわよ。キスはこれが初めて……んぁむ、ちゅ……ふふ、なんて刺激的なのかしら」

 

 先手必勝、旭の舌が歯茎をなぞり上げる。

 初めて、という割には手慣れた舌使いにさしものユウも面食ってしまう。ホテルのチェックインを済ませた時もそう。清い体を晒し、肌を重ねることにまるで躊躇がない。

 巧みな舌使いといい、まさか経験があるのかと思えば……そうでは無いという。

 ファーストキスも処女も失ってでも、計画とやらがそれ程まで優先されるものだとでもいうのか。

 旭はそんなユウの心根の揺れを見透かしたのか、両手で頰を挟み込むと、自分から舌をねじ込んできた。

 積極的な攻勢に転ずる。そのまま体重をかけて押し倒し、マウントポジションを確立した。

 女が上から覆い被さる体勢となり、キスはより深みを増していく。彼の全てを貪る、身も心も屈服させべく……性的な淫音を立てて蛇舌は口内で忙しくのたくり歯茎や頰の裏を舐り回す。

 唾液が絡まる音がいやらしく、それで来て気持ちいい。呼応して湧き上がる興奮に比例して、二人の呼吸も荒くなっていく。

 押し倒されたユウは抵抗しない。その身を委ねて彼女の好きにさせる、受け身の姿勢に徹していた。

 されるがままに口腔を犯され、口いっぱいに広がる最上旭の味を流し込まれるだけの置き物と化す。

 

「ちゅ、ん……あら、反撃しないのかしら?」

 

「ああ。俺を説得させたいなら、満足させる事だな」

 

 力で敵わないのなら、それ以外で屈服させてみろ。主導権は旭にあるが、そう易々と思い通りにはさせないという意思が、見つめ合う双眸から伝わってきた。

 ユウはマウントを取る彼女の舌先を唇で軽く挟み、吸い付く。

 ピクッ……小さく肩が跳ねた。ささやかな反撃に反応を見せた後、してやられたと目が挟まったのを見逃さない。

 名残惜しそうに旭は起き上がり、密着した顔が離れていく。

 

「ぷは……❤️上手いのね。流石だわ」

 

「お前こそ、本当に初めてかよ」

 

 唾液の糸を引いて離れる二人の口元。男女のブレンド汁を舐め取りながら、旭は艶然とした笑みを見せた。

 ユウも負けじと、挑発的な眼差しを返した。

 淫気を帯びた眼光が交わる。貫くような視線……。あのイメージバトルと同じように、スレンダーな肢体がゾクゾクと局部を中心に震い立つ。

 早まる鼓動が、体温を芯から上昇させていく。滲み出る汗がシャツにシミを作り、肌に吸い付く気色悪さを感じさせるも、意識は依然として眼前の彼だけしか見ていない。

 

「ふふ、こっちはもう元気ね。窮屈そうだわ」

 

 と、ユウの足元へ移動する。広げた足の間に割って入り、何を言われるでもなくベルトのバックルへ手を伸ばした。

 カチャカチャと金属音が鳴り響く。音を立てながら金具が外され、前を寛げられた。

 ズボン越しでも分かる隆起を前にし、ゴクリと喉が鳴った。既に男の象徴は興奮で膨張しているのだろう、内側から押し上げられた布地が悲鳴を上げている。

 躊躇なく下着の中に手を掛けると、ゆっくりと下ろしていく。抑圧から解放し、隆起の正体を取り出した。

 ヴォロンッ———重力に逆らい、天を仰ぐ猛々しい威容が降臨した。勢いよく飛び出た肉棒は、そのあまりの大きさ故に旭の頰を叩く。

 息を呑む音……。想像通り、想像以上の益荒雄に、一瞬だけ決意の心が揺らいだ。この時、初めて最上旭の表情に動揺を垣間見た。ほんの微細ながらも、確かな精神の変色だ。

 気付として喉を鳴らし、徐に細い指を這わせていく。先端部分を掌で包み、指を一本一本折り曲げて肉茎を優しく握り込んだ。

 熱い……。手に伝わる質感は生々しいのに、まるで熱された鉄の棒。旭の体温と溶け合うように混ざり合い、言いようのない昂りを湧き上がらせる。思わず頰が上気し、生唾を飲み込むほどに喉が乾上がった。

 刀の柄よりも太い……。大きさ故に、片手で握り込むには無理がある。両の手を使って上下しなければ、満足にシゴくことすらままならない。

 しっとりとした滑らかな指の感触に、ユウも小さく息を吐く。手淫による刺激が早速効果を見せ始めていた。

 初めてとは思えない、絶妙な力加減。根元から先端部までを搾り取るようにシゴかれ、甘い衝動が蓄積されていく。

 感じている……興奮している……あの水城ユウが……。手応えが掌からしっかりと伝わり、旭は徐々に握る力を強めていった。

 肌が擦れ合う音から、次第に粘着質な音へと変わっていく。手淫の速度が上がるにつれ、先走り汁が溢れ出し肉棒は湿り気を帯び始める。

 滑りが良くなる。敏感な竿部分に細い指が絡みつき、与えられる快感にユウの表情に強張りが見えてきた。

 滾る欲求に体を戦慄かせながらも耐えようとした、その時だ。先端へ伸ばした人差し指が、鈴口の割れ目を軽く弾いた。

 最も敏感で感覚が鋭い箇所への強襲。思わず声が漏れそうになるが、グッと歯を食いしばって軽イキに耐える。

 

「ッ……ぁ……」

 

「あら、可愛い反応するのね」

 

 悪戯に成功した子供のような無邪気な笑み。上目遣いは、サディスティックな眼光を帯びていた。

 弱点を見つけた……と、蛇のような舌舐めずり。

 壁を超えた剣士同士。だが両者の実力差は乖離している。そんな桁外れの強さを持つ男が弱みを見せた、意外な一面を見せるギャップにときめいてしまう。

 快楽に悶える水城ユウ……。なんだか新鮮でもっと見たいわ。かつての仕返し半分、興味半分、手淫を更に加速させていく。

 竿をシゴくだけでなく、追い討ちとばかりに空いた手で玉袋も揉みしだく。

 激しく、それでいて包装するように優しく。緩急をつけながら、両手で股に生えた猛々しい一刀を責め続けた。

 ギュッ、ユウのシーツを握る指先に力が入った。しかし、その忍耐も長くは続かない。弱点であるカリ首の部分を指先で擦られた途端、切羽詰まった喘ぎと共に肉棒が大きく跳ねた。

 

「ぁッ……ヅッ……あぁ‼︎」

 

 魔羅が震え出す。陰嚢が迫り上がり、堰き止めていた精液が限界を迎える予感。決壊の前兆を、旭は掌から感じ取った。

 尿道を駆け上がり、吹き出す奔流……。噴水のようなザーメンの放物線が、最上旭の顔面に降りかかる。

 下品な雑音を鳴らし、白濁液が議長の端正な顔貌を淫らに汚していく。頰から顎へ伝い、重力に従ってボタボタと雫が滴り落ちた。

 美しいものを穢す……。背徳的な行為に時として人は興奮を覚えるものだが、中でもこれは良くないモノを感じさせる。

 射精は尚も続く。まるで壊れた蛇口のように、鈴口からはザーメンが飛び出て止まらない。

 川神学園評議員議長、最上旭。その美貌はあっという間に男色に染まりきってしまった。

 

「……ふぅ」

 

 漸く射精が収まった。思いの外手練れた手コキに、驚く程性を吐き出してしまった。一息入れるユウは、まず一発目を終えて強張った顔面を弛緩させた。

 目にするのは、顔射したクラスメイトの姿……。お高くとまっていた女が汚辱に塗れている。

 酷い姿だ。しかし、熱湯のような温度と粘り気が全身に纏わりつくも上気した顔に嫌悪の色は微塵もない。

 旭が最初に口にしたのは、賞賛だった。

 

「す、凄いわ……百代から聞いていたけど……こんなに沢山射精すなんて!」

 

 感嘆の声を漏らす。頰に付着したザーメンを指先で掬い、自ら口に含んだ。

 熱く粘っこい、強烈な苦味に舌鼓を打つ。人によっては嫌悪を感じさせるものだが、最上旭の反応はその逆だった。

 今までに感じた事のない刺激的な味わいに、身体の芯が熱を帯びて昂るのを感じる。愛液が溢れ出して股を濡らす、それは男根を受け入れる準備が整った証しである。

 体は暖まった。色欲に染まった目、それは普段の最上旭に近しい者達ですら知る事のない蠱惑に満ちた雌の顔。

 シミになるのも構わず、着崩れた制服を脱いで行く。上着のボタンに手を掛け、一つ一つ丁寧に外す動作は倒錯的な誘惑を孕む。

 シャツのボタンを外せば、蒸れた女の臭いが立ち込めた。スカートが捲り上がり、真っ白なショーツが見える。その中央には、女である事を主張するかのような大きなシミ。

 生まれたままの姿となり、旭はユウにありのままの自分を見せつけた。扇状的な美しい裸体。スレンダーながら肉付きが良く、鍛えられ引き締まった全身には無駄な脂肪など一切無い。

 胸や臀部といった女性特有の部位は、その形を損なうことなく美しい曲線を描いている。

 肌を伝う白い雫がより女体の魅力を際立たせ、まるで芸術品のように人の心と股間に劣情という名の火を灯した。

 

「それじゃあ、そろそろ本番といきましょうか?」

 

 長々と焦らしたせいで、挿入を待ちきれないのだろう。期待に胸を弾ませながら、自らの秘部に指を這わせた。

 くちゅり……粘い音。股間から溢れた蜜が滴り落ち、真下の亀頭へと垂れ落ちる。熱を発しながら脈打つ先端を自らの秘裂に当てがうと、ゆっくりと腰を下ろしていく。

 

「んっ、おっきい……。というか、まだ大きくなっ……!」

 

 肉棒を食い千切らんばかりに締め上げる内壁と膣襞は、裂帛の音を奏でながら極太のペニスを咥え込む。

 熱く滾った男根が、未使用の胎内を押し広げる。ガニ股の女体が激しく震え上がった。半分までズッポリと飲み込んだ淫唇からは破瓜の血が流れ出て、今この瞬間乙女が純潔を捧げた事を物語っていた。

 

「はいっ……た……!けど……はぁんっすご……❤️」

 

 婀娜声を溢す。処女喪失の痛みに苦しげな息を吐くも、上気した顔貌に動揺はない。ちんぽを膣襞で包み込みながら、緩慢に上下に腰を振り始めた。

 肉と肉のぶつかる音が鳴り始める。繊細な腰使い、肌を重ね合う打擲音は、艶かしい喘ぎ声と混ざり合う。

 

「あ、ん……はぁ、んっ、あぁっ」

 

 溢れ、四散する愛液。往復すればする程量は増えていき、抽送はスムーズになっていく。

 打ち付ける腰の動きは止まらない。異物とまんことの結合が深まることで、襞は竿に絡みつき締め付けを強めていく。

 強い雄の存在感に旭の肢体は跳ね上がり、小さなバストもプルプルと弾んで見せる。交差する快感は瞬く間に二人を絶頂へと導き、その口から甘い嬌声と吐息が漏れ出した。

 

「あっ、んぁっ!いいっ……これ、好きっ❤️」

 

 女体も男根も、お互いが最高潮へと昇り詰めていく。

 迫り上がる射精欲。目の前に見えるは女の痴態、極上の美女が艶やかに喘ぎながら性の悦びに耽っている。

 フィニッシュへ向け、ユウは下から突き上げた。予想外の一突きに目を見開き、子宮口を小突かれる衝撃に悶え狂う最上旭……彼女の口唇から零れ出た甲高い囀りは、鼓膜に愉悦の旋律を齎した。

 脈動するペニスに蠢動するマン肉が纏わりつく感覚は筆舌に尽くし難く、その一撃が最後の引き金となる。

 鈴口が決壊する。吹き出し、膣内へ熱々のザーメンが注がれる。二発目とは思えぬ威力、濁流が直接子宮に叩きつけられた。

 濃厚な雄汁を注入され、性感を一気に高みへ押しやり、同時に絶頂へと至らせたのだった。

 腰を震わせながら我慢汁混じりの精液を吐き出すユウも、強烈な快感に呑まれていく。

 天を仰ぎ見詰めたまま、荒い息で呼吸を繰り返す。男根は尚も膣内で脈打ちながら、ポンプのように精を吐き出し続けた。

 

「はぁ、はぁ……❤️ぁ……ん❤️」

 

 絶頂が収まり、跨っていた女体は脱力し真下の肉体美へと覆い被さった。のしかかる体重を支えつつ、彼は彼女の頰に手を添える。

 朱に染まった肌はその見た目通り温かい。汗と愛液が混ざり合った淫臭が鼻腔を擽り、脳を色情一色に染め上げているのが分かる。

 虚ろながらも若干の理性を残した瞳が、その視界に雄を収めた。妖笑を浮かべ、最上旭は自ら唇を押し当てた。

 

「チュ……どうかしら?満足してくれた?」

 

「……正直驚いた。お前、セックス上手すぎるだろ……」

 

 一戦を終えた感想を素直に口にする。

 手コキのテクニックは言わずもがな、挿入してからの腰使いや締め付け具合などは今までに経験してきた女の中でもトップクラスに位置していた。

 半開きとなった双眸から向けられる熱に浮かされた眼光に、心を奪われそうになる。心臓が強く高鳴り、言い様のない高揚感を覚えた。

 それは彼女も同様だ。水城ユウという絶対的な強者の精を子宮で受け止めた事による充足感が、彼女の胸中を満たしている。

 初めてながら、すっかりこの交わり魅了されていた。

 

(本当、面白い人……❤️)

 

 最上旭から見たユウは、武道の極地を目指している、というイメージではない。修行を続けた結果として手にした実力と雰囲気こそが、彼の魅力だと今ならわかる。

 “夢中になれる何か”に巡り会い、一喜一憂し、楽しんだり落ち込んだりする。

 力強いのに、どこか可愛げのある。まるで……そう、大型犬のような人。

 そんな人だから、あの川神百代も惹かれたのだろう。百代だけじゃない、多くの武士娘が。

 ……でも、私はこの気持ちに蓋をするわ。だって……私はお父様の娘なのだから。

 お父様の夢は私の夢……。その為には、彼女を打倒する必要がある。

 試練となり、この身は世界に捧げることとなる。

 それが、私の存在意———

 

「じゃあ、ここからは俺が動くぞ」

 

「……ぇ?」

 

「本気出すわ」

 

「……………………え?」

 

 

 

 

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